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2007.08.09

リゾート気動車で運転 特急「フラノラベンダーエクスプレス」

さて、8月5日はこの列車に乗り込みました。この時期に設定された臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」です。ラベンダー畑が広がる富良野まで乗車しました。

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リゾート気動車「ノースレインボーエクスプレス」車両で運転された「フラノラベンダーエクスプレス」3号 2007年8月5日 札幌で筆者撮影

この列車の行き先である富良野は、今の時期はラベンダーが咲き誇る観光地です。またドラマ「北の国から」の舞台ともなった場所で、毎年多くの人が訪れます。この時期に設定された臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」は、JR北海道が保有している「リゾート気動車」で運転されました。

北海道では、冬のスキーシーズンにリゾート地のホテルなどとタイアップしたリゾート列車を各種運転してきました。今では引退した列車もありますが、それでもJR北海道の列車にいろどりを添える列車として、各地へ運転されており、今回は富良野にむけて「フラノラベンダーエクスプレス」として3往復設定されました。

さて、今回乗車した「フラノラベンダーエクスプレス」3号は、「ノースレインボーエクスプレス」車両で運転されました。

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2007年8月5日 札幌で筆者撮影

「ノースレインボーエクスプレス」は、白の車体の5両編成で各車両にそれぞれピンクや黄色・青・緑・紫があしらわれた列車名が示すとおりカラフルな車両です。また1両がダブルデッカーで下階はラウンジに、上階は普通車それ以外の車両はハイデッキ構造の車両になります。

ではこの列車に乗って富良野を目指します。札幌からは函館本線を旭川方面に進みます。広大な平野を進み、途中の滝川から根室本線に入ります。トンネルを越えると富良野に着きます。この列車でも車内で乗車証明書が発行されたほか、車内で列車内限定のオレンジカードが発売されましたので、これも購入しました。

こうして、この列車の終点である富良野に着きました。

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富良野に到着した「フラノラベンダーエクスプレス」3号 2007年8月5日 筆者撮影

この列車、普段はなかなか乗れない列車のようで、多くの人が撮影していました。

富良野到着後、折り返しのため入換が行なわれました。そして留置されたところを撮影してみました。

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折り返しまで停車する「ノースレインボーエクスプレス」 2007年8月5日 富良野で筆者撮影

さて「フラノラベンダーエクスプレス」は、他の車両も運転されました。これら車両についても撮影できました。

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先に「フラノラベンダーエクスプレス」1号として到着した「クリスタルエクスプレス」車両

この車両は「クリスタルエクスプレス」という車両で、シルバーメタリックのボディーの4両編成です。両先頭車はパノラマ席が、中間1両はダブルデッカーで上階はボックス席、下階は4人用の個室が普通車で連結されていて、それ以外はハイデッキ車です。

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「フラノラベンダーエクスプレス」5号で到着後すぐに2号で札幌に折り返す「ニセコエクスプレス」車両 2007年8月5日 滝川で筆者撮影(フラノラベンダーエクスプレス2号) 

この車両は「ニセコエクスプレス」というリゾート気動車ですが、現在外装がご覧のように「北海道日本ハムファイターズ」のイメージトレインになっています。北海道の地に本拠地を構えたプロ野球チームを応援する列車でもあるようで、この車両のチョロQも販売していました。

こうして、富良野までリゾート気動車「ノースレインボーエクスプレス」に乗車しました。スーパー特急とはまた違うJR北海道の看板列車、乗ったときからリゾート感覚が味わえるこれら列車、いずれも普通車ですので、機会がありましたときはぜひ乗車して、北海道の旅をしてみてはいかがでしょうか?

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