函館から札幌を結ぶ特急「北斗」「スーパー北斗」
今回の北海道旅行は、「北海道フリーパス」で旅をしてきました。このキップは7日間有効でJR北海道線内の特急列車自由席に乗り放題で、6回までは指定席にも乗車できるという北海道を鉄道でめぐるには大変便利なキップです。
北海道内では、場所によりましては本線とはいえども普通列車の本数が極端に少なく、どうしても特急利用となることからも、利用しがいのあるキップになります。
さて、今回はその特急列車についてですが、函館駅でSL函館大沼号の出発を待つ間に、この列車が出発していきました。函館から札幌を結ぶ特急「北斗」です。
183系気動車で運転される特急「北斗」 2007年8月4日 函館で筆者撮影
北海道内の特急列車として親しまれてきている183系特急型気動車で運転される「北斗」号、中間にグリーン車はハイデッキ構造の車両も連結されています。
さて、今回の旅行ではSL函館大沼号を降りた森から特急に乗車しました。到着した列車は「スーパー北斗」でした。
283系特急型気動車で運転されている特急「スーパー北斗」 2007年8月4日 森で筆者撮影(スーパー北斗7号)
函館と札幌を結ぶ特急は「北斗」と名乗っていても、愛称に「スーパー」を冠した列車が存在しています。「北斗」号の場合、「スーパー」がつきますと281系あるいは283系気動車で運転される列車で、この両形式は曲線区間でも速度を落とさずに運転することができる振子式車両になっています。
森から乗車した「スーパー北斗7号」は改良型の283系でした。281系についても後日撮影しています。
こちらは281系の「スーパー北斗」 2007年8月5日 平和で筆者撮影
函館から札幌を結ぶ特急「北斗」「スーパー北斗」は、函館本線・室蘭本線・千歳線経由で運転されます。来年の「サミット」先進国首脳会議が開かれる洞爺湖付近も通過します。
都市を結ぶJR北海道の特急列車、振り子機構も備えた気動車が、大沼の景勝地を噴火湾沿いをそして北の大地を走り抜けます。函館から札幌まで約4時間かけて走る特急列車、道南から道央への風景が楽しめる列車ではないかと思います。
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