東急池上線80周年 記念電車運転中
以前、東急東横線が今年で開業80周年を迎えるということで、その記念電車について記事にしましたが、東急線ではこのほかにも80周年を迎える路線があります。その一つは、五反田と蒲田を結ぶ池上線です。
池上線は1922年に池上~蒲田が開業しました。蒲田方から路線を延ばし1928年に五反田まで開通しました。来年、池上線は全線開通から80周年ということになります。
そこで、池上線でも80周年を記念した電車が運転中です。この電車を撮影してみました。
80周年記念ヘッドマークをつけた池上線1000系 2007年8月18日 池上で筆者撮影
ヘッドマークのアップ
このヘッドマークは、沿線の戸越銀座の商店街のマスコットキャラクターのようです。まだ他にもヘッドマークがあるようですが、今日確認できたのはこの編成だけになります。
池上線は、五反田から蒲田を結ぶ3両編成の電車で運転されています。沿線地域とともに歩んできた路線です。
なお、池上線80周年を記念して沿線各地で各種イベントが実施されるようですので、沿線散策も兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか?
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気ままな鉄道情報ブログさん
さて、池上線は今でもかつての東急を支えた7000系・7200系の残党とも言うべき7700系・7600系も存在しています。これら車両は、東急の1960年代を代表する車両でありその姿を今日に伝えています。しかし、この路線にも新型車が導入されることになっており、やがて姿を消していく運命にあります。
この7700系には1編成、変わり者がおります。7715Fです。過去に記事にしたことがありますが、本日運用に就いていましたので撮影しました。
7700系の異端車 7715F 2007年8月18日 洗足池で筆者撮影
7700系のうち、余剰になった中間車からの改造で出現した7715F、そのスタイルは1000系のような外観で蒲田方先頭7715はシングルアームパンタながらも前パンタになっています。
この編成も、おそらくは新型車導入により置き換えの対象になっているはずで、今のうちに記録されるのがよろしいかと思います。
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コメント
7700系ですが、中間車からの改造なのでお面が妙ですね。
なんか地方私鉄に運転台取り付けて譲渡された仲間を思い出しますね。
福島交通とか、みんなこんな顔だったような・・。他にもたくさんありますね。
投稿: クハ1193@球場 | 2007.08.20 01:05
クハ1193@球場さん、コメントありがとうございます。
この路線に存在している7700系は、かつての東急の一時代を築いた7000系からの改造で、その姿を今に伝えている車両ですが、その中でこの7715Fだけは中間車から改造という異端車です。7000系列の車体に1000系にような前面をつけた車両になります。
確かに、地方私鉄に譲渡された7000系は非貫通ですが、このような前面を持った車両があります。福島交通をはじめ、水間鉄道・弘南鉄道などに渡ったものが該当するかと思われます。ただ、これら路線には、オリジナルの先頭車も混じっているところもありますので、現地では2種類の前面が存在している所もあります。全国の地方私鉄に散らばった東急7000系を訪れてみるのも良いかと思います。
投稿: Kaz-T | 2007.08.20 23:29