秩父鉄道・東武鉄道 合同リレーイベント列車を見てきました

いよいよ、世間的には夏休みに突入しました。夏休み最初の週末となった今日は、秩父鉄道と東武鉄道合同で、リレーイベントとして臨時列車が運転されました。この列車を見てきました。

特製のヘッドマークをつけた秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」と東武東上線の8000系　2007年7月21日　寄居で筆者撮影

今回のイベントは、秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」が20周年を迎えるということで、東武鉄道と合同で企画されたイベントで、東上線の森林公園から寄居まで臨時列車「東武リレー号」が運転され、寄居では町役場においてイベントが実施されたあと、寄居から三峰口まで秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」へ向かうイベントです。このため、今日の「パレオエクスプレス」は、このイベント参加者専用の貸切扱いになりました。

まず、東武東上線の「東武リレー号」の出発駅となる森林公園に向かい、ここで入線してきた列車を撮影しました。

10000系で運転された「東武リレー号」　2枚とも2007年7月21日　森林公園で筆者撮影

「東武リレー号」ヘッドマーク

「パレオエクスプレス」乗車駅となる寄居まで、森林公園から運転された臨時列車として「東武リレー号」が10000系の4両編成で、ご覧のようなヘッドマークが付けられました。
この列車もこのイベント参加者限定の貸切列車になっていました。

森林公園出発時に、東武のキャラクターである「とぶっち」、秩父鉄道SL「パレオエクスプレス」キャラクター「パレオ君」そして、国営武蔵丘陵森林公園のキャラクターまで登場して、この臨時列車は出発して行きました。

このあとは、秩父鉄道の「パレオエクスプレス」を撮影するために寄居に向かいました。
現在の東武東上線のダイヤでは、寄居へは途中の小川町で乗り換えとなります。小川町で乗りかえた寄居行き列車には、このようなヘッドマークが付いていました。

小川町～寄居の区間運転を行なう8000系ワンマン列車　このようなヘッドマークが付けられた　2007年7月21日　小川町で筆者撮影

小川町～寄居を折り返す8000系に付けられたヘッドマーク

小川町～寄居は8000系4両編成のワンマン運転を行なっています。この列車にこのようなヘッドマークが付けられました。なお、このヘッドマークはこの夏休み期間中に取り付けられるとのことですが、運用の都合上この区間のほかに越生線の運用にも、このヘッドマークを付けた列車がありました。

寄居に着きましてからは、まず駅付近にある寄居町役場でイベントが開催されていました。そして、ここから秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」が到着しました。

特製のヘッドマークが付けられた「パレオエクスプレス」C58 363　2007年7月21日　寄居で筆者撮影

秩父鉄道・東武鉄道　合同リレーイベントのために用意されたヘッドマーク

東武10000系に付けられていた「東武リレー号」のヘッドマークも並べられた　2007年7月21日　寄居で筆者撮影

いつものことではあるかと思うのですが、SL列車到着時にはこのように多くの人が集まります。特に今日は、この日のための特製ヘッドマークが登場したことからなおさらでした。ここでも出発前に「とぶっち」と「パレオ君」が登場し、出発を見届けました。なお、この後三峰口でもイベントがあったようです。

今回は、秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」20周年を記念した東武鉄道との合同企画でした。かつては、池袋から東武東上線経由で三峰口・長瀞へ直通列車も走ったことがあったのですが、今回はSLとタイアップしたイベントとなりました。
秩父路へのルートとしては、もう過去のものになってしまいましたが、このようなイベントの企画で東武東上線からも秩父方面へ行くことができるということをアピールできたのではないかと思います。

夏休みは始まったばかりです。
秩父路を走るSL「パレオエクスプレス」に乗車されてみてはいかがでしょうか？

この記事から、今回のイベントでお会いしましたmelonpanさんのブログ「melonpanのつぶやき。」の当該記事にトラックバックを送信しました。また、普通藤岡行さんにもお会いすることができました。本日はお疲れ様でした。またお会いすることがありましたときは、よろしくお願いいたします。