2007年バージョン運転中 江ノ電ラッピング電車「S・K・I・P」号
6月に入り、夏の日を感じさせる日差しとなった今日は、久しぶりに江ノ電を訪れてみました。
昨年から、鎌倉や江ノ島を始めとした江ノ電の情報を発信するラッピング電車「S・K・I・P」号が運転されてきましたが、今年度バージョンが登場し運転を始めています。この電車を撮影してきました。
2007年バージョンのラッピング電車「S・K・I・P」号 1501F 2007年6月2日 江ノ島で筆者撮影
側面の様子 2007年6月2日 江ノ島で筆者撮影
今年の「S・K・I・P」号は、1501Fにラッピングが施されその外観は、鎌倉や江ノ島の風景写真をあしらった外観になっています。
今日は昼過ぎに江ノ電を訪れ、この1501Fは2003Fと組んだ鎌倉方に連結して運用に就いていました。このため江ノ電の名ポイントではほとんどの箇所で逆光となってしまうことから、こんな場所で再度撮影してみました。
2007年6月2日 石上~柳小路で筆者撮影
さて、この編成が「S・K・I・P」号となったことから、昨年の「S・K・I・P」号1001Fは今日は運用に就いておらず、車窓からも確認できませんでしたので、おそらくは極楽寺車庫に入場しているものと思われます。
さらに、今日の江ノ電は旧型車305Fは運用に就いていましたが、土・休日ダイヤの昼間で2両編成が走っているという異常事態で、この2両編成は10Fが充当されていました。そういえば2000形や20形、500形は運用に就いていましたものの、1000系については「S・K・I・P」号になった1501Fのほかは、明治製菓の広告塗装になっている1502Fと1000形オリジナル塗装を堅持している1201Fが運用に就いていたのみで、20形と同じ塗装の1002Fや1101Fは運用に就いていませんでした。このうち1101Fは極楽寺に留置中であることを確認していますが、1002Fもおそらくは極楽寺車庫の庫に入っていたと思われます。また、通常であれば留置車両がある江ノ島の洗浄線には車両がない状態でした。
今年正月に江ノ電を訪れた際の記事にも記載しましたが、どうも300形の303Fが長期にわたり運用を離脱している状況のようで、そのほか1001Fがラッピング解除のための車体整備を行なっていると思われる状況であることなどから、車両のやり繰りがつかない状況に陥っているのではないかと思われます。303Fはタンコロと呼ばれた100形からの改造車で、すでに78年も経過した車両です。連接化により300形となってからも幾重に改造が繰り返されてきてはいるのですが、老朽化も進んでいると思われます。この後の動向、さらには500形の増備が予定されているのか、気になります。
2007年バージョンが登場した江ノ電ラッピング電車「S・K・I・P」号、江ノ電がもっとも輝く季節が近づいてきました。
昨年の「S・K・I・P」号はこちらからどうぞ。
| 固定リンク
「シリーズ江ノ電」カテゴリの記事
- 江ノ電全線開通100周年記念リバイバルカラー列車運転(2010.11.07)
- 今年も運転!江ノ電「沿線10」ギャラリー電車(2010.11.07)
- デビュー50周年を迎えた江ノ電300形305F(2010.07.11)
- 全線開通100周年を迎える江ノ電(2010.07.10)
- デビュー30周年ヘッドマークを付けた江ノ電1000形(2009.12.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント