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2007.05.04

今なお健在 系統板を使用した阪急電車

阪急電鉄を今回も訪れてみましたが、かつての阪急電車は方向幕が無かった時代は、系統板で種別・行き先を表示していました。今では新型車導入とともに従来車でも方向幕の取り付けが行なわれたことから、本線系統においては系統板を使用した編成はほぼ皆無になったと思われます。しかし、支線系統の折り返し列車には、未だに系統板を使用している編成が存在しています。弊ブログでは2年前の10月に、勇退した2300系の系統板使用編成について記事にしましたが、今回は神戸線から分岐している支線の車両になります。まずは、西宮北口から宝塚を結ぶ今津線です。

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今津線の系統板を使用した3000系 2007年5月2日 門戸厄神で筆者撮影

このあと戻りまして、今度は先の8200系を撮影した塚口から分岐する伊丹線です。

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カーブしている伊丹線ホームに到着した系統板を使用した3000系 2007年5月2日 塚口で筆者撮影

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反対側先頭はトップナンバー車 2007年5月2日 伊丹で筆者撮影

伊丹線の終点である伊丹駅は、1995年に発生した阪神淡路大震災で、電車が停車していた高架橋が崩れるという、この地震の被害の大きさをまざまざと見せ付けられた箇所です。その後復興がなって、近代的な駅舎に生まれまわりました。

近代的な高架駅を発着するのは、古きよき時代の系統板を使用した車両です。

なお、これは私事ですが伊丹線を乗車したことにより、阪急電鉄は一部の連絡線等を除きまして全線完乗となりました。

かつての阪急スタイルともいえる系統板を使用した車両、今ではこのような支線系統でしか見ることができなくなってしまいましたが、今でも残っている系統板を見に、これら路線を訪れてみてはいかがでしょうか?

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コメント

☆ 今回も大阪界隈を精力的に回られましたね。
  なお、十三にて宿泊されるなど、阪急通ですね。
  武田薬品の本社があるところですが、移転の噂もあり、
  武田のお社がなくなることでの地元の産業(飲み屋等)への
  影響も大きいと聞いています。変わっていくのでしょうね。

投稿: SDTM | 2007.05.05 21:22

SDTMさん、コメントありがとうございます。

今回は別の場所がメインなのですが、その前日で大阪界隈を回ったという状況で、十三宿泊も行程上から選定しました。

確かに十三は賑やかな街であると感じましたが、それだけの大企業の本社があるからなのですね。もしこのまま移転となれば地域への影響は避けられないところでしょう。果たしてどうなるのか、こちらも気になります。

投稿: Kaz-T | 2007.05.06 18:55

この記事へのコメントは終了しました。

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