丹波から但馬へ
さて、5月3日は福知山から目的地まで向かいます。この日も時間帯や目的地の都合で普通列車を乗り継ぎました。まず、福知山から豊岡行きの普通列車に乗車します。車両は先の記事で「奇車」と表現した113系になります。
豊岡まで乗車した113系 2007年5月3日 福知山で筆者撮影
こちらが豊岡行きで先頭になる車両ですが、よく見てみますとこの車両はおそらくは冬季の架線凍結対策からなのか、ダブルパンタになっていて運転台側のパンタグラフは折りたたまれています。
後ろになる車両はこのような前面 2007年5月3日 福知山で筆者撮影
どう見ても、これ以上ないほど奇妙なスタイルをしている車両です。
先の記事で登場した113系との並び 2007年5月3日 福知山で筆者撮影
この奇妙な113系で、終点の豊岡まで乗車します。113系の2両編成というのは他エリアではまず見ることは無いかと思いますが、車内の利用は2両で十分な乗車率でした。また非ユニット窓の古い113系とは思えない走行性能にも感じましたが、2両編成ですとオールM車になりますのでそのように感じたのでしょう。
こうして福知山から約1時間で豊岡に着きました。豊岡で約30分の待ち時間で浜坂行きの普通列車に連絡しています。
乗り換えた浜坂行き普通列車 キハ47 2007年5月3日 豊岡で筆者撮影
山陰本線は豊岡の先、城崎温泉からは非電化区間となります。このエリアではキハ47が主力で運転されています。
城崎温泉を出ると、海が近いものの山間部に入るローカルな風景となります。その昔は難所であったであることを感じさせます。途中で小さな町や海が見渡せる小さな無人駅にも停車しました。こうして豊岡から乗車して約1時間、目的地に到着しました。下車した駅は、日本海に面した小さな集落がある餘部です。
餘部に到着したキハ47 2007年5月3日 筆者撮影
棒線の小さな無人駅である餘部駅、この日は多くの人が下車し、臨時の窓口までできていました。小さな駅ではありますが、今注目されているスポットということなのでしょう。
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