489系で運転 特急「ふるさと雷鳥」号
さて5月6日は、新潟車両センターで「181系電車車両さよなら展示会」が開催されました。最寄り駅は新潟から信越本線で一つ目の越後石山駅が最寄で、ここまで行く間に車内から新潟車両センターを眺めることができるのですが、そこにボンネットスタイルの489系が「臨時」表示で留まっていました。せっかくこの場にいるのならば、今回のイベントで展示されても良かったのにと思いましたが、この列車はイベント開催時間中に出庫することになっていました。
ならば、イベントの帰りに新潟駅でこの車両を撮影することにしました。そしてこの列車が入線してきました。
入線するボンネットスタイルの489系 2007年5月6日 新潟で筆者撮影
2007年5月6日 新潟で筆者撮影
「臨時」表示のボンネットスタイルの489系で入線してきたこの列車は「ふるさと雷鳥」号という列車で、今回のゴールデンウィーク期間中は5月3日に大阪発新潟行きが、そして5月6日に新潟発大阪行きが運転されました。
今では大阪から金沢・富山を結ぶ特急になった「雷鳥」号でしたが、かつては大阪から新潟を結んでいた特急列車でした。その当時を彷彿とさせる「ふるさと雷鳥」号、ヘッドマークが「臨時」なのは残念ですがボンネットスタイルの車両が運転されるということで、新潟駅ではこの列車を撮るために多くの人が訪れていました。
この列車は、主に年末年始やゴールデンウィーク期間・旧盆時期に設定されます。次回は旧盆(8月)に設定されるものと思われます。
新潟車両センターのクハ181-45は鉄道博物館に収蔵されますが、このボンネットは今でも現役です。そのスタイルを今に伝えるこの489系、またの運転にぜひ期待してみようではないでしょうか?
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