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2007.04.23

塗装変更始まる 相模鉄道

昨日は、新デザイン塗装車のお披露目があった相模鉄道ですが、今後は順次新塗装になっていきますので、今回は今の相模鉄道の車両を各種撮影してきました。

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塗装が変更される8000系(左)と7000系(右) 2007年4月21日 二俣川で筆者撮影

現在の相模鉄道の塗装は、10000系がステンレスに緑と黄色のライン、それ以外の車両は赤のラインが入った外装になっていますが、今後は新塗装に変更されます。まだ従来塗装車が多く走っている今のうちに撮影しておこうというわけですが、すでに昨年制定された新シンボルマークとロゴが入れられています。今回は、昨日とその前の日にも訪れていた相鉄車両を撮影してきました。

まずは、現在の相鉄の最新車10000系です。

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相鉄版E231系の10000系 2007年4月22日 いずみ野で筆者撮影

10000系は2002年に登場した最新型車で、JR東日本の通勤型車E231系をベースにした車両です。外見的には前面こそオリジナルにはなっていますが、見れば見るほどE231系そのもので、製造メーカーも東急車輛とともにJR東日本新津車両製作所製のものがあります。

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10000系第1編成は日立の広告車 2007年4月22日 二俣川で筆者撮影

相模鉄道は、かつて高性能車を導入したときから日立製作所で製造され、電装品も多く日立製のものが使われていました。この編成の車内は神奈川県内の日立の関連企業のPRにはなっていましたが、果たしてこの10000系、製造箇所は東急車輛とJR東日本新津製です、がVVVFなどの電装品に日立製品を使っているのか気になりました。

さて10000系はデビュー当初、この形式だけのオリジナルのロゴが付いていましたが、今では新シンボルマークに変えられました。が、しかし1編成だけ、側面のみですが10000系デビュー当初のロゴが残っている編成が存在していました!

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側面に10000系デビュー時のロゴが残る10000系第2編成「横濱はじめて物語号」 2007年4月22日 二俣川で筆者撮影

側面に10000系デビュー当初のロゴが残っていたこの編成は、横浜開港150周年を記念したラッピング電車「横濱はじめて物語号」です。側面に横浜開港時のイラストでラッピングされたこの車両は、10000系のロゴ部分を避けるように装飾されていますので、新シンボルマークへの変更は困難であるかと思われます。前面だけ新シンボルマークになりました。

(10000系「横濱はじめて物語号」について、弊ブログに過去記事があります。こちらからどうぞ。)

さて、このほかにも相鉄では個性的な車両が存在しています。こちらも各種撮影してきました。

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10000系と共に主力車両 8000系 2007年4月22日 二俣川で筆者撮影

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こちらも主力車両 9000系 2007年4月22日 瀬谷で筆者撮影

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新7000系 2007年4月22日 瀬谷で筆者撮影

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今後の動向はいかに 旧7000系 2007年4月21日 二俣川で筆者撮影

これら車両についても順次新塗装になりますが、7000系については後期の新7000系については新塗装になるようですが、旧7000系については相鉄のリリースでも新塗装のイメージが掲載されていませんので、このタイプについては今後は姿を消していくのかも知れません。

横浜開港150周年と創立90周年を迎える相模鉄道の、今の姿をこうして撮影してきましたが今後はいずれも外装を変更していきます。
この記事で、相鉄に興味を持たれました方、ぜひ今の塗装車がまだ見ることができるうちに相鉄を訪れてみてはいかがでしょうか?

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