関東鉄道常総線で運転 映画撮影用車両
常磐線の取手から水戸線の下館を結ぶ関東鉄道常総線では、現在映画撮影に使用した車両が運行されています。今日は、この車両を見に行ってみました。
常磐線で取手で降りてみますと、すでに映画撮影用に使用された車両が水海道行きで停車中でした。
映画撮影用に水色になったキハ3519 2007年3月21日 取手で筆者撮影
映画撮影のために元は旧国鉄型気動車を払い下げたキハ350形に、かつての京浜東北線をイメージした水色の塗装になりました。
この映画は公開が予定されている井筒 和幸監督の「パッチギ part2」(仮題)の撮影のために、このような塗装になりました。時代設定が昭和50年代を想定しているとのことで、その当時の車両に近いイメージの関東鉄道350形が京浜東北線風の外装として撮影に使われたとのことです。
この列車に乗車してみました。常総線は取手から水海道までは複線になります。なお、この路線では近年導入されたキハ2100・2300形が主力になり、キハ350形が走る機会は特にデイタイム時は減っています。かつての八高線や相模線でも走っていたキハ35系気動車の生き残り、その当時の感触が残っていました。その後、終着駅の水海道で撮影しました。
水海道に到着したキハ3519 主力のキハ2100形と並ぶ 2007年3月21日 筆者撮影
水海道に到着したこの列車でしたが、折り返しは回送となりました。その出発前に撮影してみました。
キハ3519 2007年3月21日 水海道で筆者撮影
取手方はキハ3518 2007年3月21日 水海道で筆者撮影
国鉄時代、キハ35系にこのような塗装を施したことはありませんでしたが、どこかこの車両に似合っているような塗装であると思います。
映画撮影用に塗り替えられ登場した「京浜東北線風」キハ350形、この塗装はもう2両存在しているようで、2編成4両がこの塗装になりました。なお、この塗装は映画撮影終了後には元の塗装に戻すとのことですので、まだご覧になっていらっしゃらない方、常磐線でも運転が始まったE531系のグリーン車体験とあわせまして、関東鉄道常総線を訪れてみてはいかがでしょうか?
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