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2007年3月の31件の記事

2007.03.31

Hello,Again ~昔からある場所~ 今日で運行を終える路線たちへ

今年度もいよいよ終わりとなる3月31日となりました。今日をもって運行を終えて廃線となった路線があります。
本日は、今日3月31日をもって惜しくも廃線を迎えてしまった路線について、ここに列記したいと思います。

まずは、東北・宮城県の北部、東北本線の石岡から細倉マインパーク前を結んだ「くりはら田園鉄道」、この路線は栗原電鉄として運行していた路線でしたが、利用客減の中、第3セクター鉄道として生まれ変わり電車から気動車に転換して、運行してきました。

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本日の運行をもって廃線となる「くりはら田園鉄道」 2007年3月15日 石越で筆者撮影

くりはら田園鉄道発足後は、サポータズクラブを発足させ沿線の活性化などの取り組みも行われてきましたが、利用客の減少に歯止めがかからず、ついに命運が尽きてしまいました。
自分は、今年3月になりようやく訪れることができましたが、これが最初で最後になりました。

さて、九州・福岡の大手私鉄、西日本鉄道でも本日の運行をもって廃線となった区間があります。貝塚から津屋崎を結んでいた宮地岳線の末端区間、西鉄新宮~津屋崎間です。
大都市近郊の路線であった宮地岳線も、この地域では利用客が減少し廃線を迎えてしまいました。

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今日の運行をもって廃止となる西鉄宮地岳線の終点津屋崎駅に停車中のモ311 この車両の運命やいかに 2007年1月8日 筆者撮影

西鉄宮地岳線ではこの画像のように旧型車が多数残存していて、中には吊り掛け駆動のものも存在していました。路線一部廃線とともに、これら旧型車がどうなるのか気になります。西鉄宮地岳線は、明日より貝塚~西鉄新宮間の運行となり線名も「貝塚線」と変更になります。

さて今日の運行をもって、レトロな気動車とローカルムードあふれた風景の中を走っていたこの路線も廃線となりました。茨城県の常磐線石岡から鉾田を結んでいた鹿島鉄道です。

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今日の運行をもって廃線となる鹿島鉄道 2007年3月24日 鉾田で筆者撮影

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レトロな気動車が活躍していた鹿島鉄道 先頭の車両はキハ602 2007年3月24日 玉造町で筆者撮影

筑波山を望み、霞ヶ浦湖畔の田園風景を走る鹿島鉄道、この路線は何度か乗車しており、その風光明媚な車窓とローカルムードにあふれた路線でした。また、ブログでであった皆様方と貸切車両のオフ会も行ったなど、大変思い出多き路線でした。まだまだ若いKR-500形と、製造されて70年以上の歴史を刻んできたキハ600形、北海道の夕張鉄道からやってきたキハ714、北陸の加越能鉄道からやってきたキハ430形と個性にあふれた魅力的な車両で運行されていた鹿島鉄道、もうこの路線自体が思い出になってしまいました。

これら路線が活躍していた地域はそれこそ「遠い昔からある場所」でありましたが、それぞれの地域の発展の目的のために開業した路線でした。「夜の間でさえ季節は変わって行く」利用客の減少などでその役目を今まさに終えたところではないかと思います。

「くりはら田園鉄道」「西鉄宮地岳線・西鉄新宮~津屋崎」「鹿島鉄道」、今日3月31日でこれら路線はその歴史に幕を下ろします。これら地域で人々の生活の足として活躍した日々を偲び、いずれも訪れたことのあるこれら路線、これからは「記憶の中で ずっと 走り続ける」、これら路線の思い出を詰めて、この記事を終わりたいと思います。


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2007.03.30

君がいたから ~さようなら 京成3298F~

3月もいよいよ終わりに近づいてきました。3月は別れの季節とでも申しましょうか、今年も多くの別れがありました。そして、この編成もお別れとなりました。

京成電鉄のオフィシャルサイトに「3200形(8両)廃止」(PDF)というリリースが掲載されました。その文によりますと、現在京成一般車で唯一残っていた片開き扉車で、かつて上野から成田を結んだ座席指定特急「開運号」用に製造され、最近再び登場時の外装になった3298F(3298~3295)が運用を離脱することになりました。

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ついに運用を離脱した京成3200形 3298F 2007年3月25日 千住大橋で筆者撮影

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2007.03.26

京急で運転「上海EXPO号」

昨日は、北総7000形のさようならイベントで印西牧の原まで行ってきました。その帰り、印西牧の原でイベントの解散後に到着する列車が、北総線に入る唯一の京急車の運用の列車でした。この日、北総線に入る運用に就いていた編成は、2010年に中国の上海で開催される万国博覧会をPRした「上海EXPO号」でした。

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京急で運転中の「上海EXPO号」が到着 充当編成は606F 2007年3月25日 北総線 印西牧の原で筆者撮影

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2007.03.25

北総「さよなら7000形と撮影会」に行ってきました

今日は、朝から雨嵐が吹き荒れる天候でした。そんな中、北総鉄道でこの3月で引退する7000形のさよならイベントが開催されました。このイベントに行ってきました。

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今日のイベントでお別れ 北総7000形 2007年3月25日 印西牧の原で筆者撮影

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2007.03.24

君が思い出になる前に ~さようなら 鹿島鉄道~

今日は今月31日の運行を持って廃線となる、茨城県の常磐線石岡から鉾田を結ぶ鹿島鉄道を訪れました。

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今月末で廃線となる鹿島鉄道KR-502に取り付けられたヘッドマーク

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2007.03.21

関東鉄道常総線で運転 映画撮影用車両

常磐線の取手から水戸線の下館を結ぶ関東鉄道常総線では、現在映画撮影に使用した車両が運行されています。今日は、この車両を見に行ってみました。

常磐線で取手で降りてみますと、すでに映画撮影用に使用された車両が水海道行きで停車中でした。

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映画撮影用に水色になったキハ3519 2007年3月21日 取手で筆者撮影

映画撮影のために元は旧国鉄型気動車を払い下げたキハ350形に、かつての京浜東北線をイメージした水色の塗装になりました。
この映画は公開が予定されている井筒 和幸監督の「パッチギ part2」(仮題)の撮影のために、このような塗装になりました。時代設定が昭和50年代を想定しているとのことで、その当時の車両に近いイメージの関東鉄道350形が京浜東北線風の外装として撮影に使われたとのことです。

この列車に乗車してみました。常総線は取手から水海道までは複線になります。なお、この路線では近年導入されたキハ2100・2300形が主力になり、キハ350形が走る機会は特にデイタイム時は減っています。かつての八高線や相模線でも走っていたキハ35系気動車の生き残り、その当時の感触が残っていました。その後、終着駅の水海道で撮影しました。

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水海道に到着したキハ3519 主力のキハ2100形と並ぶ 2007年3月21日 筆者撮影

水海道に到着したこの列車でしたが、折り返しは回送となりました。その出発前に撮影してみました。

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キハ3519 2007年3月21日 水海道で筆者撮影

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取手方はキハ3518 2007年3月21日 水海道で筆者撮影

国鉄時代、キハ35系にこのような塗装を施したことはありませんでしたが、どこかこの車両に似合っているような塗装であると思います。

映画撮影用に塗り替えられ登場した「京浜東北線風」キハ350形、この塗装はもう2両存在しているようで、2編成4両がこの塗装になりました。なお、この塗装は映画撮影終了後には元の塗装に戻すとのことですので、まだご覧になっていらっしゃらない方、常磐線でも運転が始まったE531系のグリーン車体験とあわせまして、関東鉄道常総線を訪れてみてはいかがでしょうか?

参考:関東鉄道オフィシャルサイト

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2007.03.18

京葉線 E331系デビュー

今日はJRグループでダイヤ改正があり、首都圏では私鉄・地下鉄・バス共通のICカード乗車券「PASMO」が登場し、JR東日本で発行しているICカード「Suica」と相互利用が始まりました。本来ならば、「PASMO」デビュー関連の記念カードを買い求めるところなのですが、あいにく今日は夜勤明けであったものでそれらの記念カードの購入はできませんでした。

さて、仕事が昼過ぎり終わり、帰りは車内で寝ながら移動できるように京葉線の東京から武蔵野線に乗車して府中本町方面に行こうとしたのですが、このホームで武蔵野線の直前に出発する京葉線の快速蘇我行きの案内が、「14両」というあまりにも怪しい表示が出ていましたので、この列車を待ってみることにしました。そして、その列車は到着しました。

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本日より京葉線で営業運転を開始した新型車E331系 2007年3月18日 東京で筆者撮影

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2007.03.17

さよなら常磐線415系鋼製車

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2007年3月17日 北千住で筆者撮影

明日のダイヤ改正で運用を離脱する、常磐線の415系鋼製車にヘッドマークが付きました。

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2007年3月17日 日暮里で筆者撮影

ヘッドマークは、この編成を使用した土浦~上野の往復で取り付けられ、そのデザインはかつてのローズピンク時代の415系のイラストが描かれています。

常磐線415系鋼製車は、この後団体貸切列車でさよなら運転が行われて引退します。

長きに渡り活躍した常磐線の415系鋼製車、その活躍を称えたいと思います。


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<お断り>
この記事は当初、モブログで投稿された記事でしたが、デジカメで撮影した画像に差し替えたとともに画像を追加、及び文章を追記しました。

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183系で運転 快速「青梅観梅号」

さて、先ほどの南武線80周年記念列車を撮影している際、西国立駅のポスターで大宮から「青梅観梅号」という臨時列車が運転されることを知りました。ちょうど向かってくる時間帯でしたので、青梅線の西立川で撮影してきました。

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183系運転された快速「青梅観梅号」 2007年3月17日 西立川で筆者撮影

青梅観梅号は大宮から武蔵野線経由で青梅線の日向和田まで運転されます。日向和田駅周辺には、梅の名所として知られる吉野梅郷があり、この時期梅が見ごろをむかえます。なお、西立川では側線に入り後続の中央線からの青梅行きを先に通してから出発しましたので、ホームからは撮影できる状況でした。

今日は寒い日でしたが、奥多摩地方でも春の訪れを告げる吉野梅郷です。

この列車は、明日と21日に運転されます。青梅線に入線した183系を撮影しに訪れてみてはいかがでしょうか?

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南武線開業80周年記念列車運転中

さて、川崎と立川を結ぶJR南武線は今年で開業80周年を迎えました。これを記念した列車が運転されています。この列車も撮影してきました。

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80周年のヘッドマークを付けた南武線205系 2007年3月17日 西国立で筆者撮影

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側面にもラッピング装飾がされている 2007年3月17日 西国立で筆者撮影

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側面の様子

80周年を記念して運転されているこの列車、前後にヘッドマーク・側面にはラッピングで装飾されています。この編成は数本あるようで、立川~西国立の間で205系で数本確認しています。
なお、現在JR東日本横浜支社では、南武線開業80周年を記念したスタンプラリーが川崎~登戸間で開催中だそうです。

この列車の運行は、今月いっぱいのようですので、ダイヤ改正前後の様子とあわせて撮影されてみてはいかがでしょうか?


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南武線の209系にも側窓開閉化改造を実施

さて、今日の午前中は立川近辺で撮影していたのですが、その間で川崎へむかう南武線で2編成しか存在していない209系に出会いました。

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南武線では2編成しか存在していない209系 ナハ1編成 2007年3月17日 西国立で筆者撮影

さて、京浜東北線の209系で実施された側窓の開閉化改造が、南武線の209系でも実施されていました。

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側窓開閉化改造が行われていた南武線の209系

京浜東北線での車両故障による缶詰事故対策として実施された側窓開閉化改造が、南武線の209系でもご覧のようになっていました。

さて、京浜東北線では今年より中央快速線系統に続いてE233系が導入され、209系は置き換えられることになっていますが、南武線の209系はどうなるのでしょうか?今後の動向など少数なだけに注目しておく必要がありそうです。

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201系での運転は本日まで?ホリデー快速「おくたま・あきがわ」号

いよいよダイヤ改正が明日行われることになりました。この列車にも変化があるようです。その列車は、土・休日ダイヤで3往復運転される新宿から奥多摩・武蔵五日市を結ぶ特別快速「ホリデー快速おくたま・あきがわ号」です。

今日は、まずこの列車を撮影してみました。

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201系の前6両は「ホリデー快速おくたま」号 奥多摩行き 2007年3月17日 立川で筆者撮影

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後ろの4両は「ホリデー快速あきがわ」号 武蔵五日市行き 2007年3月17日 立川で筆者撮影

ホリデー快速「おくたま・あきがわ号」ですが、明日のダイヤ改正から前4両が武蔵五日市行きの「あきがわ号」後ろの6両が奥多摩行きの「おくたま号」になります。これにあわせて、中央線に続々と導入されているE233系でも運転されるとのことです。

明日以降のホリデー快速「おくたま・あきがわ号」、E233系ではどんな姿で運転されるのか注目です。

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2007.03.16

廃線間近のくりはら田園鉄道を訪ねて

今回の仙台遠征は、主にこのエリアから姿を消す旧国鉄型車両を撮影してきましたが、その後仙台から一ノ関行きの普通列車に乗りました。仙台から701系のロングシートに揺られること約70分、景色は次第に田園風景になり残雪も目に付く宮城県北部の石越に着きました。ここから「くりはら田園鉄道」という路線が出ています。この線に乗車してきました。

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JR石越駅前にあるくりはら田園鉄道の石越駅 駅舎 2007年3月15日 筆者撮影

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石越駅に停車中のくりはら田園鉄道KD951 2007年3月15日 筆者撮影

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仙台駅にやってくる阿武隈急行8100系

朝の仙台駅で、消え行く旧国鉄型車両を撮影していましたが、その間でこんな車両が到着しました。

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仙台駅にやってきた阿武隈急行8100系 2007年3月15日 筆者撮影

この車両は、阿武隈急行8100系という車両で、朝と夕にそれぞれ1回ずつ、仙台に姿を見せます。

阿武隈急行は、もとは国鉄丸森線として開業し丸森~槻木の路線でしたが、東北本線のバイパスルートとして福島~槻木を結ぶルートでした。その後この路線は不採算路線として廃止されることになった際に第三セクター会社として阿武隈急行に引き継がれました。その後福島~丸森も開業し東北本線と同じ交流20000Vで電化されました。
外観は、417系や717系に似ている阿武隈急行8100系、ダイヤ改正後も仙台に姿をみせてくれることでしょう。

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仙台エリアのニューフェイス E721系

まもなく実施されるダイヤ改正で、旧国鉄型車両である455系・417系・717系の置き換え用に新型車、E721系が導入されすでに活躍を始めています。E721系についても撮影できました。

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仙台地域に新たに導入された新型車 E721系 3枚とも2007年3月15日 仙台で筆者撮影

E721系は2両編成で車内はセミクロスシートになっています。この車両の大きな特徴は、床の高さを低くしたという点で、この地域では未だ列車仕様に低いホーム多くこのため従来の車両ではステップが設けられていましたが、これをなくしてフラットな車内になり、バリアフリーなど乗り降りのしやすさという点では改善されました。

すでに運用に就いているE721系ですが、ダイヤ改正後は運用範囲を広げてこの地での主力車両となるでしょう。

今回確認したのはすべて0番台車になりますが、E721系にはダイヤ改正で開業する仙台空港アクセス鉄道直通用の500番台が登場するほか、仙台アクセス鉄道でも同系のSAT721系が導入され仙台~仙台空港を結ぶことになっています。

仙台地域に登場したE721系、これからの活躍に注目です。

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仙台エリアの普通列車で活躍する719系・701系

今回は、仙台でダイヤ改正により置き換えられる車両を撮影しましたが、このエリアで今後も活躍していく車両も撮影してきました。

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仙台エリアでも主力車両 JR東日本東北地方の標準型電車701系 2007年3月15日 仙台で筆者撮影

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2007.03.15

ダイヤ改正直前! 仙台エリアでも引退する旧国鉄型車両

今日は、お休みをいただきました。そこで、ダイヤ改正を目前に控え、ここでも置き換えが行われるJR東日本の仙台エリアに行ってみました。

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この地域でも主力車両になった701系と並ぶまもなく引退を迎える717系(右) 2007年3月15日 仙台で筆者撮影

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2007.03.14

ステンレス車登場 京急新1000形

京浜急行電鉄のオフィシャルサイトに、新1000形のステンレス車を導入するという記事がありました。現在増備中の新1000形の新バージョンになります。

リリースによると、車体をステンレス製とするが前面は普通鋼製を使用し、前面及び側面にはこれまでの京急電車の伝統的な塗装である「赤」があしらわれます。また、前面の形状も若干変更されるようです。また車内も変更され、これまでの新1000形では車端部はボックスシートになっていましたが、この車両はオールロングシートになるとのことです。
ステンレス車体の新1000形は、今年度8両編成が1編成導入され、3月31日より運転を開始するそうです。

近年、ステンレス・アルミといった素材を使用することにより、塗装を省略することがもはや一般化してきたなか、関東の私鉄でアルミという車体を選択しながらも、外装は伝統的な赤の塗装を堅持してきた京急の一大転換となりました。
赤い電車として親しまれてきた京急にも、ステンレス無塗装車体車の波が押し寄せてきました。まずは実車の登場を待ちたいと思います。

参考 京浜急行電鉄オフィシャルサイト 報道発表資料

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現在増備中の京急新1000形 この形式にステンレス車体車が出現する 2007年3月4日 京成押上線 八広で筆者撮影


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2007.03.13

JR東海・静岡エリアの今後の主力車両 313系

ダイヤ改正により、相次いで旧国鉄型車両が姿を消すJR東海・静岡エリアにおいて、これら車両の置き換え用に導入されたのが、現在のJR東海の標準型電車である313系です。これからこの地でも主力車両となる313系も撮影してきました。

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富士山の麓の地域で、これから主力になる313系 2007年3月11日 身延線 竪堀で筆者撮影

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2007.03.12

JR東海エリアから引退 115系

まもなく迎えるダイヤ改正で、JR東海・静岡エリアでは多くの旧国鉄型車両が終焉を迎えます。113系と共にこのエリアの主力として活躍してきた115系も終焉をむかえることとなりました。

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JR東海エリアからも姿を消す115系 2007年3月11日 富士で筆者撮影

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富士の高嶺に雪は降りける 岳南鉄道

今回は、富士付近で東海道線や身延線の113系・123系といった今回のダイヤ改正で引退する旧国鉄型車両を撮影してきましたが、その間で富士駅から東京方へ1駅戻った吉原駅から岳南鉄道という私鉄路線が出ています。この路線にも乗車してきました。

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東海道線吉原駅神戸方にある岳南鉄道線ホーム、8000形が停車中 2007年3月11日 筆者撮影

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2007.03.11

この車両も終焉へ 身延線123系

ダイヤ改正によりJR東海では、多くの旧国鉄型車両が置き換えられることになっていますが、こんな車両も置き換えの対象になっています。東海道線富士から中央線甲府を結ぶ身延線の主に富士~西富士宮の区間運転で使用されている123系です。

今回、この車両も撮影してきました。

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富士山をバックにまもなく終焉を迎える123系 2007年3月11日 竪堀で筆者撮影

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JR東海エリアから引退 113系

まもなく、JRグループのダイヤ改正が実施されます。今回のダイヤ改正で引退を迎える車両がありますが、JR東海・静岡エリアに目を向けますと、ここでも東海道線で長きに渡り活躍してきた113系が引退するとのことです。今日は、終焉間近のJR東海113系をまずは撮影してみました。

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JR東海エリアからも姿を消す113系 2007年3月11日 熱海で筆者撮影

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松本電鉄の保存車両 ハニフ1

さて、今回松本電鉄を訪れた理由は、現在新村車両所に保管されている国鉄初の電車とされるハニフ1が公開されているということで、行ってきました。

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松本電鉄で保管されていた国鉄初の電車とされるハニフ1 2007年3月10日 筆者撮影

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2007.03.10

Highland Railway 松本電鉄上高地線

今日は、長野県の松本まで遠征しました。新宿から特急「スーパーあずさ」号で2時間半で到着する松本駅の片隅から、新島々へ向かう松本電鉄上高地線が出ています。この路線に乗車してきました。

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出発を待つ松本電鉄上高地線3000形 2007年3月10日 松本で筆者撮影

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2007.03.06

常磐緩行線にも投入E233系

JR東日本オフィシャルサイトによりますと、2008年夏より常磐緩行線(東京メトロ千代田線直通・代々木上原~北千住~綾瀬~我孫子・取手)に、新型車E233系を導入すると発表されました。

常磐緩行線に導入されるE233系ですが、地下鉄乗り入れ仕様になるため現在中央快速線系統に続々と導入されているE233系とは異なる部分があり、大きな違いは車体が地下鉄に対応したストレート断面の車体になり、前面に非常口が設けられます。そのスタイルは先にリリースされた小田急4000形に似たデザインになるようです。このため、E233系にも地下鉄乗り入れ仕様として、区分台が登場することになりそうです。

現在常磐緩行線では、この線区にしか存在していない203系が主力です。この車両がすべて置き換えられるほか、この線区に1編成しか存在していない207系も置き換えの対象となります。地下鉄というユニークな環境がもたらした特異な車両が行き交うこの路線にも、世代交代の波が訪れることになりました。


参考 JR東日本オフィシャルサイトリリース(PDF)

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常磐緩行線でも世代交代が始まる。現在の常磐緩行線の主力203系 この車両はすべて置き換えられる 2005年4月2日 東京メトロ千代田線 代々木上原で筆者撮影

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この車両も置き換えの対象となる JR東日本ではこの線区にのみ1編成しか存在していない207系 2005年4月2日 東京メトロ千代田線 代々木上原で筆者撮影


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2007.03.04

田園都市線でも運転 玉電開通100周年・新玉川線開通30周年記念列車

東急田園都市線のうち、渋谷~二子玉川が今年で開通30周年を迎えます。この区間は「新玉川線」という名称で開通しましたが、運転上はほぼ全列車が田園都市線に直通運転を行っていたことから2000年8月に田園都市線に組み込まれました。

新玉川線として開通した渋谷~二子玉川の30周年を、新玉川線が開業する8年前まで国道246号線・玉川通りの路上を走っていた玉川線・通称玉電が開通100周年を迎えるにあたり、世田谷線に続いて田園都市線にも記念列車が登場しました。今日は、先の北総7000形撮影後の夕方に田園都市線を訪れたのですが、姿を見せてくれました。

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田園都市線に登場した「玉電開通100周年・新玉川線開通30周年 記念列車」 2007年3月4日 溝の口で筆者撮影

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2007年3月4日 溝の口で筆者撮影

夕刻のかなり厳しい光線状態での撮影になりましたが、田園都市線を走る「玉電開通100周年・新玉川線開通30周年」記念列車は、8500系8615Fに玉電の木造車から代表的なデハ80・デハ200型のイラストや、玉電が走っていた当時の風景、新玉川線建設時の様子などが描かれたステッカーを貼っています。

この編成は1編成だけで、中央林間から渋谷そして東京メトロ半蔵門線を経由して東武伊勢崎・日光線の久喜・南栗橋まで運転されますので、見る機会は限られるかと思います。しかし出会うことができましたら、現在の田園都市線の一部である渋谷~二子玉川の区間の節目を祝う、この編成の外観に注目してみてはいかがでしょうか?


参考 東急電鉄ウェブサイトリリース(PDF)

関連記事 玉電開通100周年 東急世田谷線で花電車運転中(2007年2月25日)

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さようなら 北総7000形

3月に入り、卒業などの別れの季節となりました。鉄道の世界でもこの3月で引退・終焉を迎える列車・車両がありますが、この車両もこの3月で引退となりました。その車両は北総鉄道7000形です。

北総7000形は、1979年の北総第1期線である北初富~小室が開業した当初からの車両で、その外観から「ゲンコツ」という愛称で親しまれた大変個性的なデザインの車両で、側窓も固定式・車内の吊り輪もデビュー当初は無かったなど、当時としては画期的な仕様で1980年の鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。その後2期線になる京成高砂~新鎌ヶ谷が開業すると、これにあわせて京成押上線・都営浅草線・京急線との直通運転を開始しました。このころ当初6連だった7000形には中間増備車が登場して、この車両は側窓が2段式になっているという特徴があります。

千葉ニュータウンと都心さらには羽田空港を結んでいた北総7000形でしたが、寄る年波には勝てず昨年から引退が始まり現在1編成が残っていますが、この編成も引退することになり今月からヘッドマークを付けて運転しています。今日は、さよならヘッドマークを付けた北総7000形を撮影してきました。

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いよいよ引退することになった北総7000形 2007年3月4日 京急線 立会川で筆者撮影

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2007年3月4日 京成押上線 八広で筆者撮影

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2007年3月4日 京急空港線 穴守稲荷で筆者撮影

引退が決まり、さよならヘッドマークも付けられたことから今回、京急・京成線内で撮影しましたが、各所でこの車両を撮影しようと人が集まっていました。また、ヘッドマークは前後で異なるものが付けられていました。

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北総7000形に付けられたヘッドマーク (左)京成高砂・西馬込・羽田空港方先頭は「ありがとう」 (右)千葉ニュータウン・印旛日本医大方先頭は「さよなら」 の文字 2007年3月4日 (左)京急空港線 穴守稲荷 (右)京急線 品川 で筆者撮影

今回撮影後、穴守稲荷から品川まで乗車してみましたが、車内はもう陳腐化が進んでおり、登場時はその特徴的なスタイルで注目を集めた北総7000形も、それだけ時が経てしまったことを物語っているように感じました。

北総7000形の運転は今月14日までで、その後25日に北総線内でさよなら運転と撮影会が行われるそうで、そのときは今回とは別デザインのヘッドマークが付けられるとのことです。なお、このさよなら運転と撮影会は現在往復はがきによる受付を行っており、350名の方が参加できるとのことです。

千葉ニュータウンの足として開業した北総鉄道は、その後入居が予想を下回り開発が遅れ輸送人員でも低迷している状況です。しかし、ある意味千葉ニュータウンのシンボル的な車両であった北総7000形、これまでの活躍は決して平穏ではなかったと思いますが、沿線の発展を支え人々の通勤通学の足として活躍してきたことを労うとともに、最後まで無事に走り抜けてほしいと思います。

参考 北総鉄道オフィシャルサイト・リリース

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置き換え始まる 北総7000形(2006年2月12日)


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くましげの日記帳さん
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2007.03.03

183系で運転 特急「水上91号」

今日は上野駅13番線ホームで、五能線を走るリゾート列車「リゾートしらかみ・ブナ編成」が展示されてましたが、その間で隣の14番線ホームからは水上行きの臨時特急「水上91号」が発車しましたが、この列車は今となっては貴重になった旧国鉄特急色の183系で運転されました。

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展示されている「リゾートしらかみ・ブナ編成」の隣のホームに入線した特急「水上91号」 2007年3月3日 上野で筆者撮影

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183系「水上号」のヘッドマーク

この日は、リゾートしらかみ・ブナ編成が展示されているとあって多くの人が訪れていた上野駅、この列車の入線時には「リゾートしらかみ」先頭部からは人が引いて、こちらの183系「水上号」に集まるという状況になりました。

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2007年3月3日 上野で筆者撮影

特急「水上」号は、1982年の上越新幹線開業時に上野から水上を結ぶ特急として「谷川」号として運転を開始しました。その後愛称に「新特急」と冠していた時代もありましたが、やがて上越新幹線の高崎・越後湯沢(ガーラ湯沢)までの列車愛称に「たにがわ」という愛称を付けたことにより、目的地である現在の「水上」の愛称になりました。
「水上」号は「谷川」号として運転していた時代から一貫して185系で運転され、現在ではヘッドマークも字を大きくしたようなデザインになっていますが、183系で運転された水上号にはかつての谷川号を髣髴とさせる谷川岳のイラストがデザインになったヘッドマークを掲出して運転されました。
183系にはあまり縁がなかった列車ではありますが、それでも絵入りマークを掲出して国鉄特急色の車両で運転された特急「水上91号」、見かける機会がありましたときは注目してみても良いのではないでしょうか?

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上野駅「リゾートしらかみ」車両展示会に行ってきました

今日は上野駅13番線ホームで、秋田から五能線経由で弘前・青森を結ぶ「クルージングトレイン」「リゾートしらかみ・ブナ編成」が展示されました。このイベントに行ってきました。

今回のイベントでは、JR東日本秋田支社オリジナルのオレンジカードの発売もあったことから、秋葉原で「かつうらひなまつり号」を撮影後上野に向かい、京成上野駅によってから今回のイベントに参加しました。開始30分前ぐらいに上野駅に着きましたが、関心が高くまたオレンジカードの販売もあってグッズ販売の列ができていました。その列に並び10時開始ののち会場内の特設コーナーでオレンジカードを購入後、13番線ホームで展示された「リゾートしらかみ号」を撮影しました。

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展示された「リゾートしらかみ・ブナ編成」 2007年3月3日 上野で筆者撮影

今回展示された編成は、グリーンをベースにした外装は五能線沿線の世界遺産に登録された、白神山地に生い茂るブナの森をイメージした「ブナ編成」が展示されました。3両編成の中間車は4人がけのボックス席・前後の車両は展望スペースがあるリクライニングシートで、いずれの車両も風光明媚な五能線の車窓を堪能できる大きな窓が特徴です。現在、房総エリアで展開されている「ちばデスティネーションキャンペーン」関連の臨時列車にも登場した編成です。

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「リゾートしらかみ・ブナ編成」を紹介したパネル

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展示ホームに張られた「リゾートしらかみ」号バナー

リゾートしらかみ号は3編成で運行され、いずれも外観が異なっています。またこのバナーにもありますように、今年で「リゾートしらかみ号」は運転を開始して10周年を迎えるそうで、現在の青池編成からデビューし五能線の活性化を図り、多くの観光客を呼ぶ列車になりました。

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2007年3月3日 上野で筆者撮影

展示された「リゾートしらかみ・ブナ編成」の先端まできましたが、この編成は車内に積んでいる信号設備の関係で首都地域では自走はできず、機関車に牽引されて首都圏までやってきました。この日もおそらくは尾久車両センターから上野まで機関車による推進運転で入線したと思われます。その機関車が切り離されて停車していました。

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回送用で上野に到着したEF65 1110 2007年3月3日 筆者撮影

この機関車の「リゾートしらかみ・ブナ編成」方にはご丁寧に「あけぼの」のヘッドマークが付けられています。「あけぼの」号は上野から上越・羽越線経由で青森を結ぶブルートレインですので、一応は関連性はあります。ちなみに反対側にはヘッドマークはありませんでしたので、これもファンサービスなのでしょうか?

こうして上野駅で展示された「リゾートしらかみ・ブナ編成」を見てきました。自分は昨年9月に念願叶いようやく五能線で「リゾートしらかみ号」に乗車することができましたが、遠い日本海沿岸の風光明媚な風景の中を走る五能線で活躍する「リゾートしらかみ号」、このように首都圏で展示されますと、また五能線を今度は違う季節の時期に訪れてみたいと感じます。


関連記事
JR五能線の旅「リゾートしらかみ」号に乗ってきた(2006年9月19日)


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485系「あかべぇ」登場!「かつうらひなまつり号」

今日は桃の節句・ひなまつりです。現在、千葉エリアで開催中の観光キャンペーン「ちばデスティネーションキャンペン」期間中の臨時列車として、先週の土・日に続いて今週も中央線の高尾から外房線経由で安房鴨川を結ぶ臨時特急「かつうらひなまつり号」が運転されました。
この列車を撮影してみました。

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仙台支社所属「あかべぇ」編成で運転された「かつうらひなまつり号」 2007年3月3日 秋葉原で筆者撮影

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「かつうらひなまつり号」ヘッドマーク

特急「かつうらひなまつり号」は、仙台支社所属で昨年新宿から会津若松を結んだ臨時特急「あいづ」号用にリニューアルされた485系「あかべぇ」編成で運転されました。久々の首都圏登場しかも房総方面へ入線ということで、今回撮影した秋葉原にも多くの人が訪れました。

この列車、明日までの運転です。どこかひなまつりの華やかさも感じさせる列車であるように思います。


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