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2007年2月の17件の記事

2007.02.25

玉電開通100周年 東急世田谷線で花電車運転中

昨年11月より、東急世田谷線では玉電開通100周年イベントとして、1969年の渋谷~二子玉川園廃止時に運転されたという花電車を今風に再現した車両を運転中です。

なかなか、撮影する機会がなかったのですが、先日撮影することができました。

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現在世田谷線で運転中の「花電車」 2007年2月11日 松原で筆者撮影

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先の画像の三軒茶屋方 2007年2月11日 松原で筆者撮影

玉電はかつて、渋谷~二子玉川園(現:二子玉川)を国道246号線・玉川通りを走行していた路面電車でしたが、この区間は1969年で廃止となり、この分岐線であった三軒茶屋~下高井戸が現在でも世田谷線として運行されています。この後1977年に、廃止された玉電の路線をトレースする形で新玉川線が地下路線で開業しましたが、2000年にこの区間も田園都市線と呼ばれることになり新玉川線の呼び名もなくなりました。

玉電が廃止された当時は、私はまだ生まれておらず今の三軒茶屋界隈の玉川通りの様子から、その昔この路上を電車が走っていたなどとはとても思えない状況になっています。しかしこの列車はそれだけ世田谷の人々に、この電車が親しまれてきたことをあらわしているのではないかと思います。

この花電車は3月31日までの運行ですが、東急オフィシャルサイトのリリース(PDF)によりますと明日2月26日から8月31日までの予定で、今度は田園都市線にて玉電開通100周年・新玉川線開通30周年記念列車が運転されるとのことで、8500系1編成に玉電の車両や沿線風景・新玉川線建設開業時の様子のイラストや写真を側面に貼った列車が運転されます。再び田園都市線に追っかけがいのある編成が登場します。

世田谷の人々に愛された東急旧玉川線・そして地下路線になり今では田園都市線の一部になった新玉川線、それぞれ節目の年を迎え、これからも地域の人々に親しまれていくことでしょう。

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2007.02.24

ダイヤ改正後はどうなる 常磐線415系ステンレス車体のサハ411

いよいよ、来月のダイヤ改正で上野~土浦・水戸方面の中距離列車がE531系に置き換えられ、あわせてグリーン車の導入も始まるJR常磐線で、従来から活躍してきた415系は上野口からはすべて撤退して鋼製車体車はすべて引退と言われています。そんな中、鋼製車体車の7両編成の中間に1両だけステンレス車体の車両が連結されている光景を目にしたことがあるのではないかと思います。その車両は2両存在していてサハ411-1701とサハ411-1601です。

この車両が登場したいきさつですが、まだ国鉄時代に常磐線の輸送力増強に合わせて登場したステンレス車体の415系1500番台の登場に合わせて、7両編成列車の中間に組み込まれていた先頭車を置き換える形でまずサハ411-1701が登場しました。

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サハ411-1701 2005年10月22日 内原で筆者撮影

サハ411-1701は、鋼製車編成に組み込まれたステンレス車というだけではなく、ステンレス車体の415系で唯一車内がセミクロスシートになっています。

その後ステンレス車体のサハは、今となっては思い出になってしまった2階建て普通車クハ415-1901とほぼ同時にサハ411-1601が登場しました。

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サハ411-1601 2005年7月5日 上野で筆者撮影

サハ411-1601は、先に記載した2階建て普通車クハ415-1901と組んだ編成で使用されていましたが、おととし7月のダイヤ改正ごろから鋼製車7両編成の中間に組み込まれるようになりました。

さて、来月のダイヤ改正で常磐線上野口からは撤退する415系で特に鋼製車はすべて引退と言われている中、その中に組み込まれているこのステンレス車体のサハ411-1701・1601がどうなるのか気になります。鋼製車と運命をともにするのか、はたまた何かしらの活用があるのか気になります。
常磐線からの引退のときが刻一刻と迫ってきている415系の鋼製車、その中で異彩を放っているこの2両のステンレス車体のサハ411-1701・1601、なかなかお目にかかる機会は少ないと思いますが、こちらも注目なのではないでしょうか?

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2007.02.21

【お知らせ】祝 1,000,000アクセス突破!

いつも、弊ブログにご来場くださいまして、ありがとうございます。

さて、弊ブログは本日で通算1,000,000アクセスを突破いたしました。

弊ブログのアクセスカウンターは紆余曲折があり何度か変更してきましたが、現在使用しているカウンターはココログの機能のもので、開設当初からのアクセス数をカウントしています。

弊ブログは2004年10月に開設して、今日まで2年と4ヶ月が過ぎました。この間多くの皆様方にご覧頂いたことに感謝いたします。

これからも、弊ブログをよろしくお願いいたします。


2007年2月21日 Kaz-T

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2007.02.18

東京メトロ東西線5000系「さようなら」ヘッドマーク

今日は、また都合があったので中央・総武線各駅停車に乗車して、用件が済んで吉祥寺に戻ってきますと到着した東京メトロ東西線直通列車が、まもなく引退を迎える東京メトロ5000系で到着しました。

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「さようなら」ヘッドマークを付けた東京メトロ東西線5000系 2007年2月18日 JR中央線 吉祥寺で筆者撮影

先月、東西線深川車両基地で開催された5000系のさよならイベントでお披露目されたヘッドマークを付けて運転されていました。
早速この列車に乗車して中野で撮影してみました。

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2007年2月18日 中野で筆者撮影

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後追いで 2007年2月18日 中野で筆者撮影

今日は午前中は雨が降っていたものの午後になると晴れ間が出て、どこで聞きつけたのか三鷹~中野のJR中央線内で撮影していた人を多く見かけました。

もう、東京メトロ東西線の5000系はこの1編成だけになったようです。この姿を見て、引退の日がもうすぐそこまで近づいてきていることを感じました。
東西線ではJR線のダイヤ改正にあわせて同じくダイヤ改正が実施されることになっていて、この時期に前後して新ATCが導入されると思われます。その切り替えの日がいつなのかはわかりませんが、最後の日まで無事に走り抜けてほしいと思うのは私だけではないでしょう。


関連記事
あとわずか、東京メトロ東西線5000系&東葉高速1000系(2006年4月30日)
東京メトロ さようなら東西線5000系車両撮影会に行ってきました(2007年1月27日)

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房総半島に登場!クルージングトレイン「リゾート南房総号」

現在千葉県内では「ちばデスティネーションキャンペーン」が開催されています。先週までSL列車が登場していましたが、4月30日までのキャンペーン期間中には他にも多彩な列車が登場します。今回は、今週及び来週の土・日及び3月1日に館山~安房鴨川・勝浦に設定された臨時快速列車「リゾート南房総号」を撮影してきました。

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菜の花が咲き誇るホームに到着した「リゾート南房総号」 2007年2月17日 和田浦で筆者撮影

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「リゾートしらかみ・ブナ編成」で運転された「リゾート南房総号」 2007年2月17日 和田浦で筆者撮影

「リゾート南房総号」は、通常ですと秋田~弘前・青森を五能線経由で運転される「クルージングトレイン」「リゾートしらかみ・ブナ編成」で運転されました。「リゾートしらかみ号」は風光明媚な五能線の景色を堪能してもらおうと大きな窓と前後の車両にある「展望ラウンジ」中間車は「ボックス席」が設けられている観光列車で、外装は「ブナ編成」にちなみ緑色になっています。今回の千葉DCで房総半島に登場しました。

さて、今回この列車は内房線の和田浦駅で撮影しました。この駅は「関東の駅百選」に選定された駅で、ホームには花が植えられちょうど「菜の花」が咲き誇っていました。また、沿線でも菜の花畑がありこれと組み合わせて「リゾート南房総号」を撮影していた人たちを多く見かけました。今日はこのキャンペーンの一環なのでしょうか、和田浦駅を基点とした「駅からハイキング」が開催され普段ですと閑静なこの駅は、ハイキングに参加された方々で賑わっていました。その賑わいに華を添えた「リゾート南房総号」、秋田からはるばる遠征してきました。

今が見ごろを迎えた「菜の花」とあわせまして、賑わっている房総を訪れてみてはいかがでしょうか?


なお私は昨年9月、「リゾートしらかみ号」に乗車しています。こちらの記事をどうぞご覧ください。

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2007.02.17

今年も運転 京王「高尾山冬そば号」

暖冬とはいえ、寒い季節が続いています。こんな時期には暖かいそばが恋しくなるのではないでしょうか?今年も京王電鉄では「高尾山の冬そばキャンペーン」を現在行っています。このキャンペーンは「高尾山とろろそば」の魅力をアピールするため、高尾山周辺のそば屋22点が参加して、各お店でそばを食べながらスタンプを集めますと抽選で各種商品がプレゼントされるというもので、今年で5回目を迎えます。

さて、今日はこのキャンペーンにあわせて臨時急行列車、「高尾山冬そば号」が昨年に続いて今年も都営新宿線大島発高尾山口行きの片道のみ運転されました。この列車を撮影してみました。

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今年も運転された臨時急行「高尾山冬そば号」 2007年2月17日 東府中で筆者撮影

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先の画像の新宿方 今年は9000系で運転された「高尾山冬そば号」 2007年2月17日 東府中で筆者撮影

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取り付けられた「高尾山冬そば号」ヘッドマーク

今年の「高尾山冬そば号」は9000系の乗り入れ対応車10両編成で運転されました。この列車では乗車中で記念品の配布があったようです。

寒い季節の暖かいそば、冬の高尾山の魅力になった「とろろそば」を食べに訪れてみてはいかがでしょうか?


<メモ>
昨年の「高尾山冬そば号」は6000系地下鉄乗り入れ編成でヘッドマーク付きで運転後、そのヘッドマークを通常運行新宿~高尾山口の準特急の運用に就いていた6000系6023F+6024Fの10両編成に取り付けて運転していました。昨年のヘッドマークを付けた6023F+6024Fの様子は、こちらです。


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富士山を眺めて 快速「四季彩河口湖号」

暖冬とはいえ寒い日が続く2月ですが、この時期空気が澄むことから富士山をきれいに見ることができる時期でもあります。
富士山を間近に望める河口湖へ現在中央線から富士急線に直通する臨時快速列車、「四季彩河口湖号」が運転中です。先月27日から土・休日に立川~河口湖で運転されていましたが、今週でこの列車の運転は最後となります。まだ撮影していなかったことから、中央線内ではありますが「四季彩河口湖号」を撮影してみました。

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201系改造の展望電車「四季彩」で運転されている「四季彩河口湖号」 2枚とも2007年2月17日 相模湖で筆者撮影

この列車の名称にもなっている「四季彩」とは通勤型電車201系から改造された展望電車のことで、通常ですと土・休日の青梅線青梅~奥多摩で運転されている列車です。車内に特色があり、中央線・青梅線内で下りの場合、進行方向向かって左側の座席がボックスシートまたは窓に向かって跳ね上げシートになっており、青梅線内では多摩川の渓流が、「四季彩河口湖号」では大月から先の富士急線内で富士吉田まで富士山を眺めることができます。また、この列車は富士急線内の富士山の眺めが良い場所では徐行運転も行うとのことです。

この列車の運転は明日2月18日までですが、中央快速線などで通勤通学輸送で活躍してきた201系の転身、展望電車「四季彩」から眺める景色はまた格別なものがあります。この列車の運転終了後は、土・休日の青梅線青梅~奥多摩で運転されますので、一度乗車されてみてはいかがでしょうか?

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2007.02.11

「SL南房総号」を撮影してきました

2月に入って今まさに熱いエリアがあります。千葉県の房総半島です。現在観光キャンペーンとして「ちばデスティネーションキャンペーン」が開催されています。JRグループが行っているキャンペーンで、期間中は各種イベントなどが開催されます。

さて、この観光キャンペーンにあわせて房総半島を行く内房・外房線などには各種臨時列車が運転されます。さまざまな列車が登場するのですが、最大の目玉といえるのが蒸気機関車D51 498が牽引するSL列車で、キャンペーン開催初日の2月1日に千葉→木更津で運転され、その後3・4・10・11・12と木更津→館山を「SL南房総号」として運転されます。先週は、沿線各地に大勢の人が詰めかけ緊急停止する場面も多数あったという加熱ぶりになっているこの列車を、今日は撮影してきました。

この列車の木更津発は9:20で、新宿を7:50発の特急「新宿さざなみ」号に乗車すれば木更津発車に間に合ったのですが、家を出るのが遅れてしまったため、今日は183・189系で運転されたという「新宿さざなみ」号には乗車できず、その後に「ニューなのはな」で到着した「あやめ81号」に新宿から千葉まで乗車して、ここから館山行きの113系8両編成の普通列車に乗車しました。
木更津からは、SL列車を撮影するためか大勢の人が乗車し、ラッシュ並みの状況になりました。この列車が8両編成であったのがせめてもの救いの状況でした。そして大貫で、SL南房総号に追いつきましたが、機関車の前は大勢の人が詰めかけている状況でした。そのまま館山行きで先行しますが、この先の沿線各所ではSLを撮影しようと大勢の人が訪れていました。

自分は今回は、駅で撮影することしか頭に無かったものですので、次のSL停車駅になっている竹岡で下車して、ここで撮影することにしました。
やがて、遠くからSLの汽笛が聞こえてきました。そして「SL南房総号」が到着しました。

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到着するD51 498牽引で運転される「SL南房総号」 2007年2月11日 竹岡で筆者撮影

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2007年2月11日 竹岡で筆者撮影

普段は海が望める静かな竹岡駅も、SL列車が到着するとあって大勢の人が訪れました。ここでは千葉行きの普通列車の行き違いののち、すぐに出発していきました。

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出発するD51 498「SL南房総号」 2007年2月11日 竹岡で筆者撮影

「SL南房総号」は館山行きの片道のみの運転です。これは終点の館山には機関車の向きを変えることができる転車台の設備が無いためで、帰りの木更津行きはDE10牽引でD51を最後尾に繋げた「DL南房総号」として運転されます。

「SL南房総号」の運転は明日2月11日までですが、4月末日までのキャンペーン期間中は、このほかにも多彩な車両による臨時列車が運転されます。
一足先に春が訪れる房総半島は、今が熱い時期です。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?


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西武池袋線で試運転中 東京メトロ10000系

昨年9月から有楽町線で営業運転を始めた東京メトロの新型車、来年開業の副都心線用の10000系でしたが、今現在ではメトロ線内と東武東上線に乗り入れる系統でしか運用が就けず、土・休日ダイヤではほとんど運用が無い状態でした。これは、西武池袋線の乗り入れた際に信号関係の障害が発生していたためとされていましたが、このほどその問題もクリアされ西武池袋線内でも試運転が始まりました。2月10日、小手指車両基地で一般公開イベントが開催され多くの人が訪れたこの日の西武池袋線、この試運転も撮影してみました。

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いよいよ、西武池袋線でも試運転が始まった東京メトロ10000系 2007年2月10日 西武池袋線 小手指~狭山ヶ丘で筆者撮影

続きを読む "西武池袋線で試運転中 東京メトロ10000系"

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西武「PASMO」ヘッドマーク

来月から、首都圏の公民鉄・バスでは共通のICカード乗車券が導入されます。「PASMO」という名称で、鉄道では現在のパスネットエリアに加えて、横浜のシーサイドラインや江ノ電などでも新たに使用することができるとともに、JR東日本が発行しているICカード「Suica」とも相互利用も始まり、首都圏の電車・バスは1枚のICカードで乗車できる時代がいよいよ到来します。

さて、「PASMO」を導入する私鉄ですが、どこかでこれはやるであろうと思っていたところ、西武鉄道では「PASMO」導入をアピールするヘッドマークを付けた編成が登場しています。昨日の小手指のイベントの帰りにこのヘッドマークを付けた編成に出会うことができました。

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「PASMO」ヘッドマークを付けた池袋線6000系 6155F 2007年2月10日 小手指で筆者撮影

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ヘッドマークのアップ

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2007年2月10日 小手指で筆者撮影

池袋線系統では6000系6155Fに付けられています。なお、新宿線系統にも6000系にこのデザインのヘッドマークがついているそうなのですが、この日は撮影することはできませんでした。

現在、私鉄各社では「オートチャージ」が可能なクレジットカードを発行しており各社のターミナル駅などに行きますと、入会を勧めるコーナーができています。このヘッドマークも「PASMO」とともにオートチャージができる西武の「プリンスカード」の宣伝も兼ねているようで、行き先が示すように東京メトロ線内でもアピールをしています。

いよいよ、1枚のICカードで首都圏の電車・バスが乗り降りできるカードが登場し、かつて見た未来がいよいよ実現することを予感させるヘッドマークであると思います


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地下鉄副都心線乗り入れ対応 西武6000系

昨日は西武池袋線小手指車両基地でイベントがありましたが、この前後でも各種撮影しています。まずは、今回のイベントでも登場した6000系です。

6000系は、1992年に地下鉄乗り入れ用に登場した西武初のステンレスカーでしたが、増備の途中でアルミ車体に変更・さらには戸袋窓の廃止などでバリエーションが存在しています。池袋線系統で使用されていますが、一部編成は新宿線系統でも使用されています。

さて6000系も登場して15年が経過し、また来年開業する地下鉄副都心線に乗り入れるための改造を行った編成が登場しています。先のイベントでは6107Fが登場しましたが、この日は他にも6103Fが運用されていましたので撮影しました。

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地下鉄副都心線乗り入れ対応に改造された西武6000系 6103F 2007年2月10日 所沢で筆者撮影

副都心線乗り入れ対応改造車は、外観上では前面がこれまでのシルバーから白になり、行き先表示がフルカラーLEDになったことです。前面が白になっただけで印象が大きく変わりました。

西武鉄道では来年の副都心線開業までに6000系はこのような改造を行うとされていて、現在のシルバー前面の6000系は徐々に減ってこの顔になります。また、新宿線系統で運用されている6000系も池袋線系統に戻ってくると予想されます。

来年6月に迫った地下鉄副都心線開業にむけて、西武鉄道側でも着々ととの準備が進んでいることを物語っているように感じます。

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2007.02.10

西武小手指車両基地バレンタイデーイベントに行ってきました

2月の3連休初日となった今日は、西武池袋線小手指にある車両基地で「バレンタインデーイベント」と銘打った一般公開がありました。このイベントに行ってきました。

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小手指車両基地 バレンタインデーイベントで展示された東京メトロ07系(左)・西武6000系(右)その後ろにいる車両にも注目 2007年2月10日 筆者撮影

続きを読む "西武小手指車両基地バレンタイデーイベントに行ってきました"

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2007.02.07

まもなく終焉 特急「東海」

昨年も今時期に、来月のダイヤ改正で廃止される列車についての内容の記事があったかと思います。
来月18日のダイヤ改正で、東京~静岡を結んでいた特急「東海」号が廃止されることになりました。

「東海」号は1955年に客車の準急として登場しましたが、この列車が後に多く知れわたる様になるのは、まず1957年に「湘南形」と呼ばれた80系電車で運転を行ったことに始まります。これは当時優等列車は機関車が牽引する客車が原則であった時代に初めて電車で運転された優等列車ということで歴史に残りました。
その後、翌1958年に「東海」号はこの当時登場した新性能電車153系に置き換えられました。153系は東海号に初めて導入されたことから「東海形電車」と呼ばれ、新幹線開業前の東海道線の一時代を飾ったとともに、この車両から「急行形」という呼び方が登場してパノラミックウィンドの貫通型前面は後の国鉄急行・近郊型電車の標準的なスタイルとなりました。
やがて153系が引退すると165系によって1996年まで「急行」としてこの間、国鉄からJR発足という時代を越え運転されてきましたが、この年のダイヤ改正で特急になり、373系に置き換えられました。

373系で「特急」として運転されてきた東海号でしたが、新幹線と並行するといった中利用客減少により今年3月のダイヤ改正で廃止されることになります。

さて、昨日はお休みを頂いていたことから、特急「東海」号を撮影してきました。

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373系で運転されている特急「東海」 来月のダイヤ改正で廃止となる 2007年2月6日 横浜で筆者撮影(東海2号)

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特急「東海」ヘッドマーク

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後追いで 2007年2月6日 横浜で筆者撮影(東海2号)

現在の特急「東海」号は、JR東海・静岡車両区所属の373系で運転されています。この車両は特急「東海」のほか、静岡~甲府の特急「ふじかわ」にも使用されているほか、東海道線を深夜帯に東京~大垣を結ぶ快速「ムーンライトながら」などにも使用されています。

この日は、横浜で上りの東海2号を撮影したのですが、平日ではありましたが撮影していた人を見かけました。これからこの列車の姿を撮ろうと多くの人が訪れることになるかと思います。

かつて、日本の鉄道の歴史にその名を残した「東海」号の姿もあと残り1ヶ月と10日ほどになります。最後まで無事に走り抜けてほしいと思います。

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2007.02.06

今年も季節到来 京王百草園梅祭りヘッドマーク

2月に入りましてもまだ寒い日が続いていますが、一方では春の訪れも近づきつつあります。この時期梅の花が見ごろを迎えます。各地の名所で、梅の花が咲き始めていることと思います。東京の梅の名所の一つである東京都日野市にある京王百草園でも、梅の開花が始まり恒例の「梅祭り」が始まりました。

さて、京王線では百草園の梅祭り開催に合わせてヘッドマークを付けた列車が登場します。今年も登場しましたので撮影してきました。

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今年の「百草園梅祭り」ヘッドマークは今年度入線の9033Fに取り付け 2007年2月6日 明大前で筆者撮影

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上記編成の京王八王子方先頭9783に付けられたヘッドマーク 2007年2月6日 新宿で筆者撮影

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もう1編成は8000系に取り付け 8751 2007年2月6日 新宿で筆者撮影

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上記編成の新宿方先頭8801に付けられたヘッドマーク 2007年2月6日 明大前で筆者撮影

今年も2編成に付けられた百草園梅祭りヘッドマーク、デザインは昨年と同様のようです。8000系の8801F+8001Fと今年度入線した9000系9033Fに付けられましたが、9033Fは都営新宿線乗り入れ仕様車ですので都営新宿線内でもこのヘッドマークを見ることがあるでしょう。

今日はお休みを頂いたことから、朝のラッシュ時間帯で2編成とも出会うことができました。
まだ寒い時期が続きますが、梅祭りという声を聞きますと、春が近づいていることを感じさせるヘッドマークではないかと思います。


昨年の百草園梅祭りHMはこちらに記事があります。


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2007.02.05

小田急新型通勤車 4000形登場!

小田急電鉄ウェブサイトのリリースによりますと、東京メトロ千代田線直通用の新型通勤車として4000形を導入するという記事がアップされました。
現在、小田急では千代田線直通用の車両として1000形が使用されていますが、これの後継となります。

さて小田急4000形のスペックですが、リリース文で目を引いたのが「JR東日本で導入しているE233系ベース」の車両という点です。E231系からは私鉄仕様で、相鉄10000系・東急5000系列・横浜高速鉄道Y500系・都営新宿線10-300形という車両が登場していますが、現在中央快速線系統で導入が始まったE233系に早くも私鉄仕様が登場することになります。その外見は、小田急のリリースに掲載されているイメージイラストを見た限りでは、東急5000系列または都営新宿線10-300形のような前面でブルーのラインが入ってスタイルになっています。

この4000形は早くも今年5月に竣工して入線し、試運転や訓練などが行われた後9月から営業運転を開始するそうです。千代田線直通用の車両になりますので、運用は東京メトロ千代田線綾瀬~小田急多摩線唐木田の「多摩急行」に入ることになります。

ここにきて新型車を導入する小田急電鉄、今度はJR東日本の最新型車をベースとした車両となり、またかつての小田急らしさ的な車両からは遠のいてしまうようにも思いますが、時代は標準化・共通化の流れでは仕方が無いでしょう。7編成導入されるとのことですので、あっという間に「多摩急行」の小田急運用は4000形に取って代わるのかもしれませんが、やはり新型車ですのでデビューの日が今から楽しみになりました。

参考 小田急電鉄オフィシャルサイトリリース(PDF)

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歴代の千代田線直通車が並ぶ 1000形と今は引退した9000形 早くも3代目の直通対応車が登場する 2006年5月13日 唐木田車両基地・9000形さよならイベント時に敷地外で筆者撮影

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来年のこの列車は新型4000形で運転されるのだろうか? 今年の元旦も1000形で運転された東京メトロ千代田線から片瀬江ノ島に直通の臨時急行「初詣&初日の出号」 2007年1月1日 代々木上原で筆者撮影

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4000形導入で千代田線直通からは撤退することになる1000形、JRから直通の209系1000番台と並ぶ。 2005年7月3日 代々木上原で筆者撮影

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2007.02.04

みなとみらい線開業3周年

今月1日で、横浜高速鉄道「みなとみらい線」は開業3周年を迎えました。それをPRするヘッドーマークをつけた列車が登場しています。今回も昨年の2周年のときと同様に撮影してきました。

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開業3周年のヘッドマークをつけた横浜高速鉄道「みなとみらい線」Y500系 2007年2月4日 東急東横線渋谷で筆者撮影

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「開業3周年」ヘッドマーク

横浜の未来都市と観光地をつなぐ「みなとみらい線」は早いもので、開業してから3年が過ぎました。すでに横浜の交通網として定着し、みなとみらいや元町・中華街への足として活躍しています。3周年でもヘッドマークが登場しました。

みなとみらい線が、これからもみなとみらい地区の発展とともに、活躍していくことでしょう。

関連記事
みなとみらい線開業2周年(2006年2月5日)

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お座敷列車「浪漫」を撮影しました

今日は1日都合で歩き回っていました。その際、中央緩行線千葉方面行きに乗車すると、西荻窪駅のホーム東京方には列車を撮影しようといかにもという方々が詰め掛けていました。何かが来ると思い、次の荻窪で下車してここでも構えていた人たちに混じって、なぜか持っていたデジカメで列車を撮影することにしました。

そして、その列車はやってきました。

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各駅で待っていた人たちはこの列車を撮影しようとしていました。茶色塗装のEF64 41に牽引されてやってきた、JR東日本長野支社所属のお座敷列車「浪漫」 2007年2月4日 荻窪で筆者撮影

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「浪漫」最後尾 2007年2月4日 荻窪で筆者撮影

やってきた列車は、JR東日本長野支社所属のお座敷列車「浪漫」でした。この列車ですが、長野支社では「浪漫」に代わり登場する485系から改造の団体専用列車「いろどり(彩)」 が登場していることから、まもなく引退すると言われています。

今日は茶色塗装のEF64 41に牽引されてやってきた「浪漫」。この列車は、今日も団体列車として運転されました。

偶然にも出会うことができたお座敷列車「浪漫」、活躍は残りわずかなようですので、最後まで無事に走り続けてほしいものです。


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