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2007.01.03

江ノ電 2007年の正月

正月三元日の最後となった今日は、この路線も正月にも賑わいを見せる藤沢から鎌倉を結ぶ江ノ電を訪れてみました。

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「あけまして おめでとうございます」 この時期に見ることができる2000形前面の行き先表示

沿線に、江ノ島神社や長谷観音・鶴岡八幡宮など毎年初詣客で賑わう正月の江ノ電、今回は藤沢から乗車して鎌倉に向かってみました。

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到着し折り返す1001F「SKIP号」 2007年1月3日 藤沢で筆者撮影

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1000系で唯一、オリジナルの外装を保っている1201F 2007年1月3日 江ノ島で筆者撮影

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オリジナルの外装を残している1201Fとレトロ電車10形が江ノ島で行き違う。いつの時代も江ノ島駅は観光客が多く利用する華やかな駅である。 2007年1月3日 江ノ島で筆者撮影

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到着して折り返す2001F 2007年1月3日 鎌倉で筆者撮影

鎌倉からは再び藤沢へ戻りながら沿線各地で撮影するために、極楽寺で下車しました。

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22F鎌倉方先頭62 2007年1月3日 稲村ヶ崎~極楽寺で筆者撮影

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22Fの藤沢方に連結されていた昨年登場した新型車500形501F 2007年1月3日 稲村ヶ崎~極楽寺で筆者撮影

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この編成は最近更新が行われ運用に復帰した1101F 2007年1月3日 稲村ヶ崎~極楽寺で筆者撮影

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江ノ電の直線区間で 500形501F 2007年1月3日 七里ヶ浜~稲村ヶ崎(通称:ホテル下の直線)で筆者撮影

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軒先を行く 20形21F 鎌倉方先頭61 2007年1月3日 鎌倉高校前~七里ヶ浜で筆者撮影

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新旧塗装の1000系が並ぶ 1101F(左)・1201F(右) 2007年1月3日 鎌倉高校前~七里ヶ浜(峰ヶ原信号所)で筆者撮影

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江ノ島をバックに 20形62 2007年1月3日 鎌倉高校前で筆者撮影

撮影しながら歩き進んだため、山の中の駅の感がある極楽寺から海沿いの鎌倉高校前まで、奇しくも両駅とも関東の駅百選に選ばれた駅まで歩いてしまいました。
ここから、藤沢行きの電車に乗り次の腰越で下車しました。ここから江ノ島に向かって歩きます。江ノ電の名所でもある併用軌道区間です。

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併用軌道区間を行く20形61 2007年1月3日 江ノ島~腰越で筆者撮影

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藤沢に向けて走るレトロ電車10形10F 2007年1月3日 江ノ島~腰越(竜口寺前)で筆者撮影

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先のレトロ電車10Fの鎌倉方に連結されていた 2000形 2001F 2007年1月3日 江ノ島~腰越(竜口寺前)で筆者撮影

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江ノ島駅から鎌倉に向かって併用軌道区間に入る明治製菓の広告塗装になっている1000系1502F 2007年1月3日 江ノ島~腰越で筆者撮影

このあと江ノ島駅にむかい、再び藤沢行きに乗車しました。ちょうど500形がやってきました。

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藤沢行きで到着した500形501F 2007年1月3日 江ノ島で筆者撮影

この500形で柳小路で下車、ここで撮影しました。

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住宅地の中を鎌倉に向けて走る20形61 2007年1月3日 石上~柳小路で筆者撮影

このあと、鎌倉方1駅鵠沼まで歩いて、再度撮影してみました。

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鵠沼に進入する1201F 2007年1月3日 鵠沼(境川鉄橋)で筆者撮影

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鎌倉へ出発していった 1001F「SKIP号」 2007年1月3日 鵠沼(境川鉄橋)で筆者撮影

このあと、鵠沼から藤沢行きに乗車しまして、藤沢に向かいました。


江ノ電は今年、開通してから105周年を迎えます。弊ブログのマイフォトで公開している江ノ電を撮影してから5年になろうとしています。5年前の正月は、先代の500形501Fが引退した年で、ピンクとクリームのツートンカラーになった先代の500形501Fの最後の姿を撮影していました。それから5年、先代の500形はすべて引退し、この年に「チョコ電」塗装になっていた300形304Fも今では引退してしまいました。また1000系もラッピング車や広告車を除きますと、20形と同じ塗装に変更されオリジナルの塗装は1編成だけになりました。その反面20形、そして新500形が登場しています。また、5年前には藤沢と鎌倉にしかなかった自動改札機が江ノ島と長谷にも設置され、今後は3月の導入されるICカード「PASMO」導入に伴い、おそらく簡易改札機が設置されるのでしょうか。すでのその工事が始まっているようでした。

今日撮影していたところ、残り2編成になっている旧型車300形は2本とも運用に就いていませんでした。聞くところによりますと、300形の303Fについてはここ数ヶ月間運用に就いていないようで、今後の動向が気になります。

今年も初詣客で賑わい、全列車4両編成で運転されていた今日の江ノ電、今年も多くの人々が訪れ活気に満ちた光景を目にすることでしょう。

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コメント

「藤沢 あけましておめでとうございます」なんて幕があるのを初めて知りました。正月は江ノ電に乗らないので・・・

投稿: F02 | 2007.01.04 11:15

F02さん、コメントありがとうございます。

トップ画面の方向幕は、2000形のものです。この車両は季節により方向幕のデザインが変わるという仕掛けがなされており、正月はこのような表示で藤沢のほか鎌倉もあります。
江ノ電サイトに、2000形方向幕の全表示が掲載されていますので、季節に応じたデザインの方向幕をご覧になりまして、江ノ電を訪れてみてはいかがでしょうか?

投稿: Kaz-T | 2007.01.04 20:49

遅くなり申し訳ありませんが、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

やはりいいですね、江ノ電。正月は毎年江ノ島方面へ行くのが恒例となっていたのですが、今年はとうとう行かずじまいに終わりました。江ノ島へ行かないと、江ノ電に会わないと、新年を迎えた気にならないのは事実です・・・。
江ノ電も105周年。その歴史をいつまでも刻み続けてほしいですね。

ちなみに、鎌倉高校前で撮影された20形、僕も丁度同じ構図で撮影したことがあります(笑)。僕は10形でしたが・・・。

投稿: でんしゃ | 2007.01.05 22:44

でんしゃさん、あけましておめでとうございます。

正月の江ノ電、沿線は華やかになります。それだけ見所も多くあります。

鎌倉高校前の江ノ島をバックにしたシーンは、江ノ電のポスターなどにも登場している定番の構図ともいえるもので、この日は午後から訪れ曇っていたことからこのような画像を撮影できましたが、晴れた日ですと午前中に訪れなければきれいには撮影できず、むしろ夕方に沈む夕日をバックにという芸術的なシーンになるかと思われます。

本年もよろしくお願いいたします。

投稿: Kaz-T | 2007.01.05 23:26

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