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2007.01.10

豊肥本線を行く観光列車「あそ1962」

さて、1月6日は熊本市電と熊本電鉄に乗り、この日のうちに福岡へ移動します。熊本駅から特急に乗車するのですが、待っている間にこんな列車が到着しました。

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豊肥本線を走る観光列車「あそ1962」 2枚とも2007年1月6日 熊本で筆者撮影

この列車は、豊肥本線を走る観光列車「あそ1962」という列車です。全席指定の快速列車として熊本から宮地まで主に土・休日に1往復運転されます。

豊肥本線は熊本から大分を結び九州を横断します。途中の肥後大津までは電化されており博多から特急も乗り入れてきますが、それ以降は非電化になるとともに、阿蘇山の外輪山へ挑みます。その途中の立野駅は阿蘇の外輪山を登るためスイッチバックが存在しており、これを過ぎると阿蘇山の大カルデラの中の高原を進みます。その高原にある宮地がこの列車の終点ですが、豊肥本線はこのあとも山を越え、荒城の月の舞台となった豊後竹田を経由して大分に至ります。

「あそ1962」はキハ58系をリニューアルして、レトロ調の車内になっているほか、車内に自転車の持ち込みも可能になっていて、それに対応した設備が設けられています。列車名にある1962とは、キハ58系が登場した1962年にちなみます。

今は真冬の寒い時期ですが、これから暖かくなってからは、雄大な阿蘇の風景を望みながらゆったりと走る「あそ1962」に乗って、スローライクな旅をしてみてはいかがでしょうか?

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