まもなくお彼岸です。西武「曼珠沙華」ヘッドマーク
9月も中旬となりました。あと2週間もしますとお彼岸の時期になります。この時期に咲き誇る花といいますと「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」です。「ヒガンバナ」ともいわれる赤い花です。
今日、新宿から山手線外回りに乗車していると、新大久保で並行して走る西武新宿線でヘッドマークがついていた20000系が西武新宿へ走っていったのが見えましたので、高田馬場で下車して入場券を購入して西武新宿線ホームに入りました。ほどなくヘッドマークをつけた列車が到着しました。
「曼珠沙華」のヘッドマークをつけた西武20000系 20052 2006年9月10日 高田馬場で筆者撮影
「曼珠沙華」ヘッドマークのアップ
後追いでもう1枚 2006年9月10日 高田馬場で筆者撮影
西武新宿線でこのようなヘッドマークをつけた列車が走っていましたが、同じようなヘッドマークをつけた列車が池袋線にも走っていると思われます。
さて、ヘッドマークになった「曼珠沙華」ですが、西武線沿線では池袋線高麗駅付近に高麗川が蛇行してできた自然の地形「巾着田(きんちゃくだ)」と呼ばれる所に自生しており、その数は日本一の群生と言われているそうです。これから見ごろになりこの場所が「巾着田曼珠沙華公園」として開設され、毎年多くの人が訪れます。西武鉄道では巾着田曼珠沙華公園へお出かけになる方の利便のため、この時期「特急レッドアロー」が増発されるとともに高麗駅に臨時停車します。また普通電車も増発が実施されます。
夏から秋の到来をつげる「曼珠沙華」を見に、お出かけになってみてはいかがでしょうか?
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コメント
レアものを引き寄せる力は西武でも健在のようですね。(笑)
西武鉄道では、「西武沿線花さんぽ」と言うキャンペーンを以前からやっていまして、花菖蒲、レンゲショウマに続き、曼珠沙華もすっかり定番となりました。特に高麗の巾着田の曼珠沙華に関しては、かなり前より力を入れています。曼珠沙華のヘッドマークも、以前は飯能~高麗間運転の臨時列車に、「高麗行き」であることを告知する絡みで、行先を入れたものを付けていましたが、現在では4000系に「高麗」と言う幕が入った事等の理由から、臨時列車ではなく、池袋線や新宿線の電車に宣伝用として付ける方式になりました。
さて、この曼珠沙華号、仰るとおり、池袋線でもヘッドマーク取り付けの計画はあるようですが、今年は、どうやら新宿線の方が先行しているようです。昨年の例からしまして、おそらく池袋線は6000系で来るでしょうから、池袋線だけでなく、東京メトロ有楽町線内でも見る事ができるかと思います。幣ブログでも次の週末から運転される臨時列車と合わせまして、このヘッドマーク付き電車の追跡取材をする予定です。
投稿: TOMO | 2006.09.11 01:31
TOMOさん、コメントありがとうございます。
この列車、山手線に乗車し新大久保で西武新宿方向へ走行していた列車にヘッドマークがついていたのを見てしまったため、急遽次の高田馬場で下車して撮影したという偶然的な遭遇で、記事になってしまいました。
西武鉄道では結構沿線の花の名所を宣伝しているようですね。6月の東村山・北山公園の「花菖蒲」もそうでしたが、高麗の「曼珠沙華」は、それ以前から宣伝していたのなら、もう恒例のヘッドマークになったようですね。今回の記事作成にあたっては、この前日に多摩モノレール・多摩動物公園駅にあった西武鉄道の広報誌「かわら版」に高麗駅周辺の記事があったもので、参考になりました。この時期に一面赤で埋め尽くされる巾着田に、今年もまた多くの人が訪れそうで、臨時列車が各種運転とならばこれはまた、ユニークな列車の登場となりそうですね。
投稿: Kaz-T | 2006.09.12 00:36