JR五能線を走る国鉄メーク車
さて、この前の連休中は五能線に乗車してきました。「リゾートしらかみ号」を主に乗車しましたが、この路線の一般列車は今ではキハ40・48で運転されています。
キハ40・48は、昭和50年代にローカル線の近代化を狙って導入されました。北海道から九州まで、全国各地のローカル線で見ることができた車両でしたが、この車両登場前に当時の国鉄一般型気動車の塗装が朱5号になり、この塗装で各地に登場しました。あまり人気がない車両でありふれた車両であるといえますが、JR発足後各地でオリジナルカラーをまとうようになり、朱5号の塗装はいつの間にか姿を消しました。
しかし、最近のリバイバルカラーブームから、JR東日本においてはキハ40・48に当時の国鉄時代の朱5号を再現した車両が五能線に登場しました。
今回の旅行で出会うことができましたので、撮影してみました。
出会うことができた国鉄メーク塗装キハ48 2006年9月17日 深浦で筆者撮影
その翌日も撮影してみた この列車は深浦から青森へ直通する快速「深浦」号 2枚とも2006年9月18日 川部で筆者撮影
かつては全国的に見ることができた朱5号塗装の気動車、五能線でこのように再現された車両が走行しています。
「リゾートしらかみ号」とあわせて注目の車両であると感じます。
ちなみに、五能線のキハ40・48の塗装は白をベースに青のラインが入ったデザイン 2006年9月18日 弘前で筆者撮影
五能線の国鉄メーク車の運用は、JR東日本秋田支社サイトで公開されています。訪れる際に参考になさってみてはいかがでしょうか?また、JR東日本ではこの他にも、盛岡支社で八戸線などでも同じように国鉄メーク塗装の気動車が運転されています。
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