北の大地へ 789系特急「スーパー白鳥」
今回の旅行記も大詰めとなりました。
9月19日の帰りは弘前から青森で出ましたが、青森から八戸までは特急「スーパー白鳥」乗車しました。
到着する789系特急「スーパー白鳥」 2006年9月19日 青森で筆者撮影
2006年9月19日 青森で筆者撮影
特急「白鳥」号は、かつて大阪から青森まで日本海側を結んで運転されていた当時の昼間の特急としては最長距離を走っていた名列車でしたが、2001年3月で一時廃止されましたが、東北新幹線盛岡~八戸開業に合わせて、新幹線から接続し青森から津軽海峡線・青函トンネルを経由して北海道の函館を結ぶ特急列車として再デビューしました。
現在の特急「白鳥」号は、通常の「白鳥」号と「スーパー白鳥」号と存在しています。「白鳥」号はJR東日本所属の485系で運転され、「スーパー白鳥」号はJR北海道所属の789系で運転されます。今回乗車したのは「スーパー白鳥」号ですので、JR北海道所属の789系です。
筆者は以前に八戸から函館まで789系「スーパー白鳥」に乗車していますので、今回が初めてというわけではありませんが、JR東日本管内でも北の大地からはるばる海峡を越えてやってきたJR北海道の特急型車に乗車することになります。789系は、JR東日本の車両とは異なったJR北海道の雰囲気が味わえます。
JR北海道の近年の特急型車両は、先頭・後尾の前面貫通路部分まで立ち入ることができ、その部分にある窓から前方・後方展望が楽しめます。
789系「スーパー白鳥」後部窓から見た様子 東北本線を走行中
展望室とまではいきませんが、このように前方・後方展望を望める窓が貫通路にあるというのは、近年のJR北海道の特急型車の仕様になっています。今回は東北本線内でしたが、北海道内では雄大な大地をまっすぐ延びるレールを望むことができます。
こうして、八戸に到着しました。
到着した789系「スーパー白鳥」 2006年9月19日 八戸で筆者撮影
「スーパー白鳥」号は、八戸から北海道の函館を結ぶ特急です。新幹線から北の大地へいざなう特急列車でもあります。このご時世で、新幹線から乗り継いで北海道へ行こうという人はそれほど多くはないと思いますが、北の大地への憧れを抱かせる列車として、これからも789系「スーパー白鳥」の活躍に期待したいところです。
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