南海電鉄でも 「minapita」ラッピング電車に遭遇
現在、関西地域においてはこれまでの共通乗車カード「スルッとKANSAI」カードに代わり、「PiTaPa」と呼ばれるICカード共通乗車システムが導入されつつあります。すでに阪急・京阪・阪神・大阪市営地下鉄などで導入され、JR西日本のICOCAとも共通化されていますが、いよいよ南海電鉄でも7月1日から「minapita」という名称で「PiTaPa」ICカード乗車システムが開始されます。
これをPRするラッピング電車が南海線・高野線にそれぞれ1編成存在しているようです。今回の南海旅行ではファンサイトの掲示板を活用し携帯で確認したのですが、高野線のラッピング編成は本日千代田車庫に留置でしたが、南海線のラッピング編成は普通で運転されているという記述を見つけましたので、撮影できそうな駅を見つけて張ってみました。そして、そのラッピング編成が到着しました。
南海線の「minapita」ラッピング編成 1000系 1010F 難波方先頭 2006年6月18日 春木で筆者撮影
上記編成の和歌山市方先頭 2006年6月18日 春木で筆者撮影
南海線・高野線両方に導入されたVVVF車1000系に、「minapita」のラッピングが装飾されました。このラッピング車は両先頭車同じデザインのようですが、中間車は1両ごとに異なったデザインになっています。
南海電鉄では7月1日から導入される「PiTaPa」ですが、すでに各駅には対応する自動改札機などの準備が進んでいます。
今現在、関東のJR東日本のICカード「Suica」で関西私鉄「PiTaPa」として使うことはできませんが、いずれ相互利用が可能となるとされていることから、実現した暁には羽田から関空へ飛行機を降りてJRでも南海でも同じSuicaで乗車することができる時代がすぐそこまで来ていると感じます。いずれにしましても未来は始まっていることを象徴するラッピング編成であると思います。
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