高岡から分岐するローカル線 城端・氷見線
高岡からは、JR線のローカル線が2路線分岐しています。城端線と氷見線です。万葉線のあとにこちらの路線にも乗車しました。
まずは、城端線です。
城端線は、高岡から内陸に進み砺波・福光を抜けて城端までの路線です。車窓は田園風景が広がります。この日は、砺波で「チューリップ祭り」が開催されていて、高岡~砺波までは大勢の利用がありました。このため臨時列車も増発されていたようですが、普段は1時間に1本の運転です。高岡から50分で城端に着きました。
城端線の終点 城端駅 駅舎 2006年5月4日 筆者撮影
城端駅ホームにはチューリップの花壇がある。車両はキハ47系が主力 2006年5月4日 筆者撮影
さて城端から高岡に戻って今度は氷見線に乗車します。
停車中の氷見線キハ47 2006年5月4日 高岡で筆者撮影
氷見線は高岡から海沿いの工業地帯を抜けると、国定公園に指定されている雨晴海岸の風光明媚なところをぬけ、漁港の町氷見を結ぶ路線です。高岡からは約20分の所要時間です。運転本数はこちらも1時間に1本程度の運転です。
氷見線の終点 氷見駅 駅舎 2006年5月4日 筆者撮影
こうして、再び高岡に戻ったのですが、この日は行楽日和であったため、雨晴海岸最寄の雨晴からは大勢の行楽客の利用がありました。
さて、この両線には特色を出そうとラッピング車両が運転されています。
この路線沿線は、漫画家の藤子不二雄A氏の生誕及び所縁の地であることから、これにちなんで藤子不二雄A氏の代表作「忍者ハットリ君」のラッピング車両が運転されています。今回乗車することはできませんでしたが、撮影はなんとかできました。
ピンクの外装の「忍者ハットリ君」ラッピング車両 2006年5月4日 高岡で筆者撮影
青の外装の「忍者ハットリ君」ラッピング車両 2006年5月4日 高岡で筆者撮影
高岡から分岐する城端・氷見線は非電化の長閑な空気の中を走ります。日常から離れた列車の旅が味わえる路線です。これからもこの両線がこのまま走り続けることを希望するのは私だけではないでしょう。
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