« 江ノ電 点描 | トップページ | 今年も季節到来 花菖蒲号 »

2006.05.21

江ノ電ラッピング電車「S・K・I・P」号

今日は、夏が近づいてきていることを予感させるような、暑い日になりました。

さて、夏といえば湘南の海へということにはなってしまうかと思われますが、湘南の海へ行くのに欠かせないのが藤沢と鎌倉を結ぶ電車、ご存知「江ノ電」です。その江ノ電で現在、ラッピングにより装飾された「S・K・I・P」号を運転しています。この「S・K・I・P」号を見に行ってきました。

Img_5530
江ノ電で運転中の「S・K・I・P」号 1000形 1001F 2006年5月21日 江ノ島で筆者撮影

1000形1001Fにラッピングが施され現在運行中の「S・K・I・P」号、湘南「Shonan」・鎌倉「Kamakura」・情報「Infomation」・振興「Promotion」の頭文字をとった江ノ電の情報を発信する電車です。ラッピングで描かれた絵は、『鎌倉ものがたり』等で有名な西岸良平画伯のスケッチを取り入れ、湘南・鎌倉の四季を表現した外観になっています。

「S・K・I・P」号になった1001Fをさらに撮影してみました。

Img_5531
鎌倉方先頭1051 海側の外装 2006年5月21日 江ノ島で筆者撮影

Img_5532
藤沢方先頭1001 海側の外装 2006年5月21日 江ノ島で筆者撮影

この車両には江ノ電沿線の風景とともに江ノ電の車両も描かれていますが、モチーフになっている車両は600形と呼ばれ1971年に廃線となった東急玉川線の80形を譲受した車両で1990年で引退した車両です。現在このうちの651号車の前頭部が「江ノ電もなか」の「扇屋」さんの店先で保存されており、江ノ電の車内からも見ることができます。また相棒の601号車は里帰りをして現在、東急世田谷線宮の坂駅構内で緑色の塗装で保存されています。

今日は、今も残っている旧型車300形305Fと組んで鎌倉方に連結されていた「S・K・I・P」号、昼過ぎから撮影となったことから、撮影場所には苦労をしました。このあと山側サイドも撮影してみようと思いまして移動しました。

Img_5539
「S・K・I・P」号山側サイド 2006年5月21日 石上~柳小路で筆者撮影

この撮影後に「S・K・I・P」号に乗車してみました。車内は現在江ノ電の沿線紹介がなされていました。なお、ラッピングのデザインは前後・海山とも同じデザインのようです。この電車で鎌倉まで乗車して、ここで撮影してみました。

Img_5541
2006年5月21日 鎌倉で筆者撮影

江ノ電でまた1つ、ユニークな外装の車両が登場しましたが、江ノ電の沿線情報発信を目的としてラッピングされ運行されている「S・K・I・P」号、江ノ電ウェブサイトによりますと、このラッピングデザインは1年ごとに変更されるようで、今後どんなデザインが登場するのか楽しみになってきました。

自らの車体に描かれた風景の中を走る江ノ電「S・K・I・P」号、これからの季節、注目の車両ではないかと思います。

参考 江ノ電ウェブサイト


この記事から次のブログにトラックバックを送信しました。

OAI's よろず忘備LOGさん

|

« 江ノ電 点描 | トップページ | 今年も季節到来 花菖蒲号 »

シリーズ江ノ電」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。