« 今年春に登場!江ノ電新500形 | トップページ | 編成組み換え開始 都営新宿線10-300R形 »

2006.01.28

京王 高尾山の冬そばキャンペーンヘッドマーク

現在、京王電鉄では「高尾山の冬そば」キャンペーンを実施しています。高尾山周辺の名物「とろろそば」のお店を巡るこの時期恒例のキャンペーンで、京王各駅にはこれを告知するチラシが置いてあり、このチラシを持参してキャンペーン参加店へ行きますと特典があるそうです。

さて、京王ではこのキャンペーンをPRするヘッドマークが登場しています。先週、都営新宿線から高尾山口へ臨時の急行列車が運転されたそうですが、その後定期の新宿~高尾山口で運転される準特急に1編成付けられています。今日は、6000系の6723F+6724Fの5+5の10両編成に付いていました。

IMG_3894
「高尾山の冬そばキャンペーン」のヘッドマークをつけた準特急 6723 2006年1月28日 明大前で筆者撮影

IMG_3905
こちらは、高尾山口方先頭のヘッドマーク 6774 新宿方と背景の色が異なる 2006年1月28日 笹塚で筆者撮影

寒い時期に高尾山へ出かける方はそれほど多くはありませんでしたが、このキャンペーンで訪れる人も多いようです。

さて今回「高尾山の冬そばキャンペーン」のヘッドマークは6000系の6723F+6724Fの編成に付けられました。6723Fと6724Fは、1972年から導入が始まり総勢304両が製造され、京王で一時は最大勢力となり京王線の代表的な車両として特急から各駅停車、さらには都営新宿線直通列車にも充当された6000系の最終グループで、1991年に5両編成で4編成導入されたうちの2編成です。
このグループは他の6000系とは異なる大きな特徴があり、このグループのみ5扉仕様となっていました。この当時、逼迫した通勤ラッシュに対応する為にドアの数を増やして停車時間の短縮を目指して導入されました。同じ時期にJR東日本の6ドア車サハ204や、地下鉄日比谷線03系の5ドア車、さらには小田急1000形のワイドドア車などがあります。京王では5両編成の5ドア車の新宿方に4ドアの2両、京王八王子方に4ドアの3両を連結した10両編成で使用され、ラッシュ時間帯後は2+5または、5+3で普通列車などの運用に付いていました。
5ドア車はラッシュ時間帯においては特に明大前の停車時間短縮に効果はあったものの、昼間時間帯はその分座席数が減ってしまったことや、整列乗車を行なっている駅では乗車位置がずれてしまうことから不評であり、やがて混雑緩和の改良が完成しまた少子化などの社会情勢の変化で、5ドア車当初の目的は達せられたということで、6723Fと6724Fは2000年に4ドアに改造されました。
現在では、3両編成は全車廃車となりまた2+5の7両の運用もなくなったようで、この2編成は常に連結した10両編成で運用されています。主に朝ラッシュ時間帯の急行や通勤快速に充当されていると思われがちですが、意外と土・休日にもこのように優等列車に充当されています。

寒い時期ですが、とろろそばが美味い高尾山のそば屋さんへ、京王線で出かけてみてはいかがでしょうか?


この記事から次のブログにトラックバックを送信しました。

Oka Laboratory 備忘録さん

|

« 今年春に登場!江ノ電新500形 | トップページ | 編成組み換え開始 都営新宿線10-300R形 »

カテゴリー京王」カテゴリの記事

レアもの」カテゴリの記事

セレクト京王6000系」カテゴリの記事

コメント

☆ 昨年は行きませんでしたが、
  年末恒例、高尾山登山後に
  ケーブルカー乗り場近くの
  蕎麦屋にはかならず家族で
  天ざるを食べたモンです。。
  いや本当に美味しいです。

投稿: SDTM | 2006.01.29 23:21

SDTMさん、コメントありがとうございます。

高尾山周辺には、確かに蕎麦屋さんは多くありますね。寒い時期だからこそ味わえる高尾山の味覚なのかもしれません。

投稿: Kaz-T | 2006.01.31 00:52

この記事へのコメントは終了しました。

« 今年春に登場!江ノ電新500形 | トップページ | 編成組み換え開始 都営新宿線10-300R形 »