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2005年11月の17件の記事

2005.11.27

日本三景・松島へ JR仙石線

今週の土・日曜は、職場の旅行で日本三景の一つに数えられる宮城県の松島に行ってきました。大小の島々が並ぶ景勝地で、遊覧船で堪能しました。
さてその松島へ行く為に、東北新幹線の仙台で下車してここで昼食として牛タンを堪能したあと、JR仙石線に乗車しました。

JR仙石線は仙台・あおば通から、多賀城・本塩釜・今回の旅行の目的地である松島海岸を抜けて、漁港のある石巻を結ぶ路線です。この路線は、戦時中に国有化された路線であることからすでに直流で電化されていて、東北地区は交流電化になっている中、異色の路線でもあります。またその路線形態も仙台の通勤路線という性格が強く、その昔は72系などの旧型国電が活躍し、その中から103系と同等の車体に載せ換えられたアコモ改造車も出現し(この車両は後に川越線電化用に103系に改造されました)、「北のゲタ電」・「国電の北限」と言われました。その後は103系が入線し、JR発足後は、仙石線仕様にリニューアルが実施されました。
また、仙石線の仙台駅はかつて東北線の仙台駅からは離れたところにあったそうなのですが、近年途中の陸前原ノ町までは地下線になり、これに合わせて仙台駅もリニューアルされたとともに、1駅「あおば通」まで延伸されました。

さて、現在仙石線でも103系は姿を消して、山手線などから転用されてきた205系が活躍しています。仙石線仕様はこの路線の地域特状から3100番台が付番されています。そこで、職場の旅行の行程で出会った仙石線の205系を撮影してみました。

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現在の仙石線の主力 205系3100番台 2005年11月26日 仙台で筆者撮影

仙石線仕様の205系は全編成先頭車は中間車からの改造車になります。また、東北地方の路線であり単線区間もあることから、半自動ドア仕様になっています。また、仙石線は運転時間が長く乗車時間も長いことから石巻方先頭車にはトイレの設備も付けられました。
仙石線は長きに渡って仙台の通勤路線であったことから、ロングシートの通勤型車で運転されてきました。しかし、松島を始めとする観光地があることや石巻までの乗車時間が長いことから、「2WAYシート車」を含む編成が数本存在しています。土曜日に仙台から松島海岸まで乗車した快速が、「2WAYシート車」を含む編成でした。

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仙石線205系3100番台「2WAYシート車」編成 仙台・あおば通方先頭車 2005年11月26日 松島海岸で筆者撮影

「2WAYシート」とは、混雑時間帯はロングシートに、閑散時間帯は座席の向きを90度回転させてクロスシートになる構造の車両です。外見も1両ごとに帯の色が異なっており、仙石線沿線の都市をイメージしたステッカーが貼られています。画像は仙台・あおば通方先頭ですが、石巻方先頭はピンク色のラインが入っています。なお、「2WAYシート」はこの編成の石巻方2両のみで、残りの車両は通常のロングシート構造です。

このほか仙石線の終点石巻が宮城県出身の漫画家石ノ森章太郎先生の作品を展示している博物館「石ノ森萬画館」があることから、これにちなんだラッピング車「マンガッタンライナー」仕様の編成も存在しています。今回は撮影することはできませんでしたが、途中ですれ違いました。


今回は、職場の旅行でJR仙石線に初めて乗車しました。まだ、東北方面は未乗の路線が多くありますので、機会がありましたら、各地を訪れてみたいものです。

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2005.11.23

さよなら 京急700形

今日は、今月28日の運転をもって引退することになった京浜急行電鉄の700形を見に、京急川崎から川崎大師を経由して小島新田を結ぶ大師線を訪れました。

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今月28日で引退することになった京急700形 2005年11月23日 京急川崎で筆者撮影

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2005.11.21

潮騒めぐる 銚子電鉄

今日は、まもなく特急から撤退する183系に乗車して、銚子まで行ってきました。
その銚子からは「銚子電鉄」という電車が出ています。この電車にも乗ってきました。

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出発する銚子電鉄デハ1001 2005年11月21日 銚子で筆者撮影

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終焉近づく 183系房総特急

今日は、この前の日曜日が仕事でしたので、振り替えの休日となりました。そこで、来月10日のダイヤ改正で特急運用から離脱する、幕張車両センター所属の183系特急「しおさい」号に乗車してきました。

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出発を待つ「しおさい14号」 2005年11月21日 銚子で筆者撮影

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2005.11.12

青梅線で運転!「風っこ奥多摩号」

今日は晴天に恵まれた、絶好の行楽日和となりました。

そんな中本日、東京の大自然の中を行く青梅線で、「びゅうコースター風っこ」を使用した臨時列車、「風っこ奥多摩号」が青梅~奥多摩間で2往復運転されました。

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青梅線201系と並んだ「風っこ奥多摩2号」 2005年11月12日 鳩ノ巣で筆者撮影

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2005.11.10

玉電カラー電車登場!東急世田谷線300形

本日は、お休みを頂きました。そこで、東急オフィシャルウェブサイトのリリースに掲載された「玉電カラー」が再現された世田谷線を見に行ってきました。

東急世田谷線は田園都市線三軒茶屋から京王線の下高井戸を結ぶ路線です。現在でも「軌道線」の扱いになっています。かつては渋谷から二子玉川園(現:二子玉川)を現在の玉川通り(国道246号線)の路上を走っていた玉川線(通称「玉電」)の三軒茶屋から分岐していた支線でしたが、1969年に渋谷~二子玉川園が廃線となったあと、ほとんど専用軌道であった三軒茶屋から下高井戸の区間が現在でも「世田谷線」として残っています。
その世田谷線も、現在では編成ごとに車体の色が異なるカラフルな連接車300形で運転されています。今回の企画は、かつて「玉電」を走っていた200形の登場50周年を記念して、当時の玉電塗装が再現されました。

今回も、そのような企画が実施されているとあって早速撮影してきました。

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玉電カラーが再現された300形 301 2005年11月10日 若林~松陰神社前で筆者撮影

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世田谷線の名所「若林踏切」 2005年11月10日 西太子堂~若林(環七通り・若林踏切)で筆者撮影

世田谷線は先に記述したように全区間が専用軌道であることから、路面電車的な併用軌道区間はありません。
しかし、世田谷線が分類上は路面電車であることを感じさせる箇所があります。2枚目の画像を撮影した「若林踏切」です。
都内有数の幹線道路である「環七通り」を横切るこの踏切は、道路のほうが信号のみで遮断機などはなく、電車も道路が青信号の時は踏切手前で停止して信号が変わるまで待つという光景が繰り広げられます。道路と電車道の交差点といったところでしょうか。

さて今回の企画は、200形デビュー50周年ということで玉電塗装が再現されました。現在の300形デビュー以前の世田谷線のラインナップは70形・80形・150形といずれも旧型車で、この時点ですでに存在していなかった200形とは、はたしてどんな車両だったのでしょうか?現在200形の204号車が田園都市線宮崎台駅前にある「電車とバスの博物館」で保存・展示されていますので、この撮影後に行ってみました。

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「電車とバスの博物館」で保存・展示されている200形204号車 2005年11月10日 筆者撮影

これが、今年で登場50周年を迎えた200形です。1955年にデビューし、渋谷と二子玉川園の間の玉川通り・国道246号線を走行していた当時の花形車両で、床を低くした連接構造で車体断面が卵型をした車両でした。その風貌から「ぺこちゃん」「いもむし」といった愛称で親しまれた、玉電の人気者でした。
しかし、低床構造や連接などといった特殊な構造であったためか、デビューからわずか14年後の1969年、玉川線(渋谷~二子玉川園)廃止とともに全車両引退しました。
玉川線廃止の理由は、交通量の増大により路面電車が邪魔者扱いにされてしまったという、この当時各地で見られた理由であったといいます。玉川線の廃止から8年後の1977年に、「新玉川線」がこの玉川線の路線をトレースするような感じで地下路線で開業しました。その新玉川線も2000年8月で田園都市線に組み込まれて、その呼び名はなくなりました。

しかし200形のコンセプトは、現在LRTなどと呼ばれる低床形の路面電車の設計を早くも実現していたことになり、今でもその思想は十分に通用するのではないかと思います。見方をかえますと「早すぎた車両」であったのかもしれません。
自分は玉電廃止時にはまだ生まれておらず、それこそ200形が走行していたところなど見たこともなく、現在の三軒茶屋付近の玉川通りの風景から、その昔この路上を電車が走っていたなどとはとても考えられない状況になっています。しかし、200形が示した意思は現在の300形に受け継がれているとも思え、これからも世田谷の地域の足として世田谷線は活躍していくことでしょう。

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2005.11.08

来年3月18日より運転開始 JR新宿~東武日光・鬼怒川温泉直通特急

すでに昨年、2006年春よりJR新宿駅から東武日光・鬼怒川温泉へ直通特急を運転すると報じられていますが、その運転開始日がJR東日本・東武より発表されました。

運転開始は2006年3月18日からの予定で、JR新宿~東武日光行きが特急「日光」号、JR新宿~鬼怒川温泉行きが特急「きぬがわ」号で東武スペーシア使用列車には「スペーシア」という名称が前に付きます。全車指定席で運転されます。

1日合計4往復設定され、特急「日光」号は新宿朝の7時12分(予定)発と東武日光16時37分(予定)発の1往復が、残り3往復は鬼怒川温泉発着の特急「きぬがわ」号になります。「きぬがわ」号のうち2往復は東武の看板列車「スペーシア」を使用することから列車名は「スペーシアきぬがわ」号となります。
途中停車駅はJR線内は池袋・大宮に、東武線内は栃木・新鹿沼・下今市と停車します。

現在、この直通運転に向けて接続駅になる栗橋駅では、JRと東武を繋ぐ連絡線が完成しつつあります。

昨年、あっといわせたJR・東武特急の直通運転がいよいよ現実のものになってきました。来年3月、新宿駅から東武の看板列車である「スペーシア」が出発する日まではまだありますが、その運転開始がいよいよ楽しみになってきたように感じます。


参考記事
JR東日本ニュースリリース
東武鉄道ニュースリリース


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いよいよJR新宿駅に乗り入れる東武の看板列車 「スペーシア」100系 2005年8月15日 下今市で筆者撮影

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東武日光・鬼怒川温泉へ乗り入れるJRの車両はこの車両か? 今年夏、臨時特急「あいづ」号で運転された485系リニューアル車 2005年7月2日 池袋で筆者撮影

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世界初!ハイブリッド車両 実用化へ

さて、本日発表のJR東日本のリリースに、こんな記事がありました。

現在、環境負荷軽減を目指して試験中の「ハイブリッド車両」が実用化の運びになり、新型車が登場となるとのことです。

「ハイブリッド車両」とは、現在ディーゼルエンジンで駆動している気動車に対して、最新の排ガス対応エンジンに繋がった発電機で電気を発生しバッテリーに充電し、その電気でモーターを廻して駆動し、ブレーキ時はモーターを発電機にしてバッテリーに駆動用の電力として充電するという仕組みで、停車中はエンジンが停止します。制御方式は電車でお馴染みのインバータ制御になります。これで、従来の気動車より燃料消費を軽減し、合わせて排ガス対応エンジンによって排出ガス中の有害物質の排出削減も図れるとの事です。

この「ハイブリッド車両」、現在「NEトレイン」として試験が行われていますが、いよいよ実用化に向かうことになりました。
「ハイブリッド車両」の形式は「キハE200形」と命名され、2006年度末に3両新造し各種試験実施後、2007年夏より中央線小淵沢としなの鉄道(旧信越線)小諸を結ぶ小海線で運転を始めるとのことです。

クルマの世界ではトヨタの「プリウス」などでもうお馴染みになった「ハイブリッド車」が、鉄道にも登場します。JR線の最高地点を通り高原のさわやかな空気の中を走る小海線に投入される「ハイブリッド車」キハE200形は、環境負荷軽減を目指して最新の技術をもってデビューします。また、気動車とはいえ電気で走る車両となりますので、今後非電化のローカル線のイメージを大きく変える可能性もあります。
いずれにしましても、鉄道の未来にむけて楽しみな車両が登場するとともに、特にローカル線において鉄道復権の期待も膨らむ夢ある車両の登場が、今から楽しみになってきました。


参考記事 JR東日本HPリリース「営業車として、世界初のハイブリッド鉄道車両の導入」

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電車でお出かけ エコキャンペーン実施中

現在、地球温暖化防止のため、環境にやさしい鉄道をアピールするキャンペーンが各鉄道で実施されています。
このキャンペーンをアピールするため、京王井の頭線ではヘッドマークを付けた列車が出現しており、先ほど乗車しました。
1000系の1765Fにヘッドマークが付いていました。
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2005.11.06

江ノ電「タンコロまつり」に行ってきました

今日はあいにくの天気となりましたが、藤沢と鎌倉を結ぶご存知「江ノ電」の極楽寺車庫で毎年恒例のイベント「タンコロまつり」が開催されました。このイベントに行ってきました。

江ノ電の「タンコロ」とは、現在保存車になっている単車108号車のことで、1931年に製造された江ノ電の代表的な車両でした。単行で運転されることからいつしか「タンコロ」と呼ばれるようになりましたが、1981年に引退しました。残念ながら私は「タンコロ」が現役で走っていた姿を見ることができなかったのですが、108号車が保存車両として今日まで残っています。なお、この108号車は車庫の構内であれば現在でも自走できるそうで、今年夏の24時間TVのドラマで動いていた姿が放映されたのをご記憶の方も多いことでしょう。

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展示された「タンコロ」108号車 2005年11月6日 筆者撮影

展示された108号車は車内に入ることができました。車内はどこか懐かく、イメージとしての「江ノ電」の原点を味わうことができます。
海沿い・併用軌道など、どこをとっても絵になる江ノ電の風景が最も似合うような気がする「タンコロ」108号車ですが、引退してすでに20年以上が過ぎても江ノ電のキャラクターグッズのモチーフとして登場するなど、今なお人気の車両です。

さて、今回のイベントではこのほかにも展示していたものがありました。「タンコロ」引退後もその風貌で人気があった500形の前頭部です。

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展示された502号車の前頭部 2005年11月6日 筆者撮影

1957年に製造され、2003年に引退した502号車の前頭部です。500形は丸みを帯びたヨーロピアンスタイルの車両として人気がありました。引退後は台車・モーターなどの機器類は新型車20形に転用されてしまい、解体されたかと思っていたのですが、前頭部だけは残され保存されています。欲をいえば完全な連接編成で残してほしかったとは思うのですが、いろいろな事情があったものと思われます。今日は、500形前頭部でお子様向けの記念撮影が行なわれていました。
(この500形502号車の引退直前の画像を弊ブログのマイフォトで公開しています。こちらからどうぞ。(1)(2)(3)

このイベントでは休憩所として、現在走っている車両の車内が開放されます。今回のイベントでは現在、「義経号」のラッピングがされた1101Fが開放されました。

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休憩所として車内が解放された1101F「義経号」 2005年11月6日 筆者撮影

この外にも、ミニ江ノ電の乗車体験や江ノ電ファンクラブ・江ノ島模型クラブによる模型運転が行なわれていたり、江ノ電グッズや過去の記念乗車券の発売もあり、「タンコロ」引退記念の今から24年前に発売されたものも、まだ大量に在庫を抱えているようで発売されていました。

今年も、家族連れや江ノ電に魅せられたファンの方が大勢集まり盛況だった「タンコロまつり」でした。
これからも、地域の足としてまた多くの旅人を魅了してやまない江ノ電の毎年恒例のイベントとしてまた、保存車両の「タンコロ」を間近に見ることのできる公開イベントとして、来年以降も継続しての開催を期待したいとともに、これからも多くの人々を魅了して江ノ電が走り続けることにぜひ期待したいです。

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秋のハイキングに 小田急「秋のレジャートレイン」号運転

11月に入り、関東地方でも紅葉の季節となり、ハイキングのシーズンとなります。

そこで、小田急電鉄では東京メトロとタイアップして「秋のレジャートレイン」号を11月23日までの土・休日に1往復運転されています。

この列車に乗ってみました。

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臨時列車「秋のレジャートレイン」号 2005年11月6日 下北沢で筆者撮影

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「秋のレジャートレイン」号のヘッドマーク

「秋のレジャートレイン」号は東京メトロ千代田線綾瀬から運転されますので、乗り入れ対応車の1000形で運転されます。停車駅は東京メトロ千代田線内は北千住・西日暮里・大手町・霞ヶ関・表参道・代々木上原と停車して、代々木上原からの小田急線内は下北沢・新百合ヶ丘・町田・相模大野・海老名・本厚木・伊勢原と停車して秦野まで運転されます。千代田線内は急行運転ですが、小田急線内では通常の快速急行や急行では、本厚木から秦野の2つ先新松田までは各駅に停車しますので、本厚木から先新松田までの区間で通過する駅がある一般列車となります。このため現在の種別では存在しない停車駅であることから車両の種別表示は無表示で、駅の案内も「臨時列車」として表示されていました。また下り秦野行きでは、町田で先行の急行を追い抜きました。

今日はあいにくの雨でしたので、ハイキングに行くような人はほぼ皆無でしたが、これから丹沢・大山の紅葉も見ごろになるということで、都心を経由してハイキングに行かれる方にとっては便利な列車であると思います。

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2005.11.05

関東鉄道 鉄道の日イベントに行ってきました

本日開催のイベント、2つ目はJR常磐線取手からJR水戸線下館を結ぶ関東鉄道常総線の水海道にある車両基地で、鉄道の日イベントが開催されました。

このイベントにも行ってみました。

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関東鉄道の鉄道の日イベントで展示された車両 2005年11月5日 筆者撮影

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つくばエクスプレスまつりに行ってきました

晴天に見舞われた今日は、各地でイベントが開催されました。

本日まず、今年8月に開業した「つくばエクスプレス」の車両基地で「つくばエクスプレスまつり」と題して、一般公開が開催されました。

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つくばエクスプレスまつりで展示されたTX1111とイメージキャラクター「スピーフィ」
2005年11月5日筆者撮影

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ワインの里へ

先ほど、山梨のワインの里へ、お座敷列車「華」を使用した快速「ワインエクスプレス」が、新宿を出発しました。
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2005.11.03

京急虹計画「レインボートレイン」登場

羽田空港へのアクセスとしてその地位を確実に固めている京浜急行ですが、今年11月18日で羽田空港駅は開業7周年とのことです。
そこで京浜急行電鉄では「京急虹計画」というキャンペーンが行なわれることになり、早速これをPRする「レインボートレイン」が運転されているとのことです。

と、なれば、これもぜひ見てみようと思いまして、上大岡から京急に乗車し京急蒲田駅で張ってみました。事前に京急時刻表を購入しましたので、ある程度運用は予測していたのですが、快特や空港線直通エアポート快特の京急車を観察したところそのような車両は姿を見せず、あきらめかけていた時に京急時刻表を再度見てみますと、北総線からの羽田空港行き急行で京急車の運用があることがわかり、夕刻に向かうことから品川までさらに進んで同駅16時57分発の急行羽田空港行きを見たところ、この列車に「レインボートレイン」が充当されていました。

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羽田空港駅開業7周年「レインボートレイン」になった600形 606F 2005年11月3日 品川で筆者撮影(夕暮れ時間帯の撮影のため画像はブレ気味です。ご了承ください)

「レインボートレイン」になった606Fは、今年3月より「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」として青い車体になった編成です。側面に虹のアーチが描かれており、前面にも虹をイメージしたラインが入れられています。「くるり」が唄うイメージソングでも「赤い電車」として親しまれている京急のなかで、「青い電車」として異彩を放っているこの編成が京急虹計画のキャンペーン電車になっています。
今日は606Fしか確認できませんでしたが、同じように「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」になっている2100形2157Fも同じようになっているのか気になります。

「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」に新たな魅力が加わりました。ただでさえ、見るのが難しい「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」606Fは本日、京急車で唯一羽田空港から北総線に入る59Hで運用されていました。今日は、北総線千葉ニュータウンエリアでもこの編成を見ることができたことになります。

しばらくはこの姿で運用されるとのことで、京急線だけでなく都営浅草線や京成線・北総線に乗り入れた際も注目が集まることでしょう。


参考 京浜急行電鉄 報道発表資料
    羽田空港駅開業7周年記念プロジェクト 京急虹計画、始動。 2005年11月1日(火)よりスタート(2005年10月27日)

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横浜市営地下鉄 3000S形デビュー

横浜の郊外から中心市街地を結ぶ横浜市営地下鉄に、新型車が登場しました。

今回登場した新型車は3000S形と呼ばれ、車体はこれまで1000形の置き換え用に増備が続いた3000R形と同じ形をしていますが、3000S形は1984年から導入された2000形の更新車となります。2000形からは台車や一部の電気機器が再利用されましたが、制御方式はVVVFとなりました。

10月28日より運転を始めた3000S形を撮影しようと、まずは仲町台に行ってみました。

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営業運転を始めた3000S形 2005年11月3日 仲町台で筆者撮影

3000S形はご覧のようないでたちです。デビューをアピールする装飾が前面にされています。
今回はすぐに湘南台行きでやってきた3000S形、では乗車してみようと思いましてこの列車の終点の湘南台まで、あざみ野・中央林間乗り換えの東急田園都市線と小田急江ノ島線で先回りして、到着した3000S形に乗車してみました。

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2005年11月3日 湘南台で筆者撮影

湘南台で折り返したあざみ野行きに乗車しましたが、車内の感じは3000R形とそんなには変わらない感じがしました。しかし、外観では相違点がありました。
3000S形で、横浜市営地下鉄を撮影できるもう1箇所の駅、上永谷で下車して撮影してみました。

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2005年11月3日 上永谷で筆者撮影

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3000S形は3000R形と同じ車体ですが、外装に相違点があります。(ただし3000S形は現在、前面に装飾がされています。)こちらの3000R形と見比べてみましょう。 2005年11月3日 上永谷で筆者撮影

こうして運転を始めた3000S形ですが、登場してまだ20年そこそこの2000形の更新車という名義でデビューしました。1000形の置き換えに続いて2000形も更新を行い、世代交代が急速に進んでいる横浜市営地下鉄の新型車両として、これからの活躍が期待されるところです。

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2005.11.01

開業10周年 ゆりかもめ

この前の日曜日ですが、新橋からレインボーブリッジを渡ってお台場をはじめとする臨海副都心へ向かうご存知「ゆりかもめ」に乗車してきました。

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臨海副都心へのアクセスとして活躍する「ゆりかもめ」 2005年10月30日 有明で筆者撮影

現在、臨海副都心へのアクセスとして欠かすことのできない交通機関として活躍している「ゆりかもめ」は、本日で開業10周年を迎えました。ちょうど臨海副都心の街開きに合わせての開通でした。しかしこの時、現在の臨海副都心地区で開催が計画されていた「世界都市博」が中止となり、採算に問題を抱えての開業となりました。

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今年入線した新編成も見ることができた 2005年10月30日 有明で筆者撮影

ゆりかもめは、専用の軌道をゴムタイヤで走行する新交通システムで、自動運転を行なっているので通常乗務員は乗っていません。
臨海副都心の開発の遅れなどからそれこそ「無人電車」とまで揶揄されたゆりかもめでしたが、開業後は逆に話題になり、その後東京の観光コースとして「はとバス」の周遊コースにも組み込まれました。

その後、臨海副都心には国際展示場である「ビッグサイト」や「フジテレビ」などが進出し、開業時は何もなかった地域は現在では多くの人が集まる街に変貌をとげ、それに合わせてゆりかもめも輸送力を増強して、今では3~4分の頻発運転で、臨海副都心への欠かすことのできない路線になりました。

そこで、現在の沿線の風景とあわせた「ゆりかもめ」を撮影してみました。

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2005年10月30日 青海で筆者撮影 右後方に見える建物は国際展示場「ビッグサイト」

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2005年10月30日 船の科学館で筆者撮影 背後の建物は「ホテルグランパシフィック メディリアン」、右後方の建物はご存知「フジテレビ」

その後新橋へ戻る途中、開業時はまだ開発中であったことから全列車が通過していた汐留でも撮影してみました。

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2005年10月30日 汐留で筆者撮影

汐留も開業時はまだ開発中で何もなかったことから全列車が通過していたのですが、高層ビルが立ち並ぶ近代的な街となりました。
また、ゆりかもめの始発駅新橋も開業時は仮の駅でしたが、その後本駅が完成して山手線からの乗り換えが便利になりました。

こうして、臨海副都心の発展と新橋界隈の再開発の移り変わりを見続けて、ゆりかもめは開業10周年を迎えました。「もう10年。」そんな気がします。

さてゆりかもめでは、来年3月に有明から東京メトロ有楽町線の豊洲まで延伸することになっていて、有明付近ではすでに軌道が完成していました。新橋からだけでなく豊洲からも臨海副都心へ行くことができるようになり、ゆりかもめの役割はますます重要になってきます。
大先輩格である神戸の「ポートライナー」や大阪の「ニュートラム」と並んで、新交通システムの代名詞にもなった「ゆりかもめ」は、これからも臨海副都心へのアクセスとして欠かすことのできない交通機関として活躍することでしょう。

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