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2005.10.10

阪急電鉄の新しい時代へ 9300系

さて、先ほどは阪急京都線の特急車6300系の件を記事にしましたが現在、後継車となる9300系が登場して運転されています。
9300系も撮影することができました。

IMG_2834
現在増備がされている9300系 2005年10月10日 桂で筆者撮影

久々の阪急電鉄の新型車となった9300系は、京都線の特急用としてデビューしました。車体は3ドアになってしまったのは、現在の京都線特急の実情を考えれば止むを得ないと思いますが、転換クロスシートを装備した阪急らしい気品あるスタイルで、これからの活躍が期待されます。現在3編成導入されていますが、京都線系統では特急に今でもロングシート車が充当されている場合があり、今後の増備によってすべてクロスシート車での運転を期待したいとともに、ゆくゆくは6300系の置き換えの話も出てくるのではないかと思います。

阪急新時代のスタイルとなった9300系ですが、続いて神戸線にロングシートの9000系が登場するとのことで、マルーンの車体という伝統を守りつつも、新しい時代の到来を予感させる車両に感じます。

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コメント

9300系、ずいぶん思い切って側窓下端が低い位置にありますね。クロスシートだからこそできる芸当ですね。

Primera

投稿: Primera | 2005.10.11 00:45

 お初に失礼いたします。
 京都在住の地元民ですが9300系が来ると被写体としてはいいのですが乗るのはちょっと・・・。急がない時は6300系を待ってしまいます。
 たしかに3ドアの方が乗り降りも早いですし特急だけでなく他の種別に使える等々メリットは多いと思いますがシートがぺらぺらで座り心地がかなり悪くなってしまってます。さらに車体が軽くなった影響かやたらに微妙な揺れが不快感を煽りますし・・・。
 生まれてこの方ずっと6300系のゴージャスシートに慣れた身体には耐えられません(笑)。全て9300系になったら阪急に乗らなくなるかもしれませんね。

投稿: ove250 | 2005.10.11 18:55

コメントいただきまして、ありがとうございます。

Primeraさん>
阪急京都線の特急用としてデビューした9300系は、マルーンの塗装に伝統を感じますが、その側面は大変ワイドな窓も特徴の一つです。これからの増備と活躍に期待したいところです。

ove250さん>
弊ブログにようこそお越しくださいました。
9300系は昨年訪れた時に乗車したことがあり、阪急の伝統を感じさせる快適な車両と思ったのですが、なるほど、地元京都にお住まいで長きに渡って親しんだ6300系と比較すると、その乗り心地などに不満を感じるのは、乗りなれた方であるからこそであると思います。
しかしながら関東在住に私にとりましては、9300系は十分に快適な車両であると思います。これも関東の人間だからこそ、なおさらそう感じるのでしょう。

さてこのブログは、鉄道をテーマにそれこそ節操もなく記事を作成しています。今回は関西遠征記として、嵐山線で最後の活躍をしている2300系第1編成を見に行く為に乗車した、阪急京都線の特急についての記事を作成いたしました。私鉄王国と呼ばれ、JR線などとの競争がその昔から繰り広げられていた関西の鉄道は、大変興味深いものがあります。今後また、関西を訪れることもあるかと思います。その際はよろしくお願いいたします。

投稿: Kaz-T | 2005.10.12 01:08

 わざわざコメント頂きありがとうございます。よろしくお願いします。
 関東系車両には疎いものでいつもこちらで勉強させてもらっています。地元が登場ということでコメントを入れさせていただきました。

 どうしても京阪神間は鉄道の激戦地であるのでユーザーも結構シビアなもので9300系に対する評価も厳しいものになっているのかもしれません。
 どうせ揺れるなら開き直って速いJR223系を利用しますし、ミナミへ向かうならダブルデッカーの快適な京阪8000系を利用する(9000系は論外)、とアレくらいでは納得できないというのが正直な所です(贅沢でしょうか?)。実際停車駅が増えて乗り継ぎを必要とするようになってから阪急の利用頻度はかなり下がっています。
 2301Fの引退は正直知りませんでした。今度の日曜にでもバイク飛ばして撮影に行ってきます(間に合うのかな?)。

投稿: ove250 | 2005.10.12 01:41

ove250さん、コメントありがとうございます。また連日のご来場、ありがとうございます。

京都~大阪は、東西問わず最大の激戦地であることで、その昔から国鉄・JRと京阪と三つ巴の競争が繰り広げられ、性能や設備などが優れた名車が数多く輩出されてきたと感じています。
それだけにこの区間を走る車両については、沿線に住み毎日利用されている方々が厳しい目で見るというのは、ある意味納得できます。

スピードのJR新快速223系、テレビ付き・ダブルデッカー連結の京阪8000系といった、大変魅力的な車両が行き交い競争が繰り広げられている京阪間で、阪急9300系は少々厳しい評価のようですね。実際のところは、これまでのサービス水準を維持しつつも、停車駅が増えた実情に合わせた車両に思いますが、見方を変えますと対JRでは勝負がついてしまったというのが、残念ながら今の阪急京都線の現状なのでしょうか?

さて、嵐山線2301Fの運転終了は10月19日だそうです。今度の週末でしたらまだ間に合いますので、ぜひ最後の雄姿を見に行かれるのが良いかと思います。

投稿: Kaz-T | 2005.10.12 21:32

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