富士山麓を目指す JRから直通「ホリデー快速河口湖号」
昨日は、富士急行線に乗車してきました。
富士急は沿線に富士山や富士五湖など観光地が多数あることから、古くから国鉄・JRの列車が乗り入れてきており、かつては165系の急行「かわぐち」が、快速「ハイランドスケート号」が、また快速「ホリデー快速ピクニック号」などが乗り入れた他、はるか昔は富士急行もキハ58系気動車を保有し、大月で国鉄の急行列車に併結して新宿まで乗り入れていた時代もあったそうです。
現在では、これも以前からあった115系の普通列車が午前中に1往復乗り入れてくる他、通勤時間帯にも2本ずつ朝の東京行きと夜の河口湖行きがあり、これらはお馴染みオレンジ色の201系が4両編成で乗り入れてきます。このうち朝の東京行きは平日に朝早い時間帯ではあるのですが、新宿到着時刻の関係で1両「女性専用車」が富士急線内でも設定されています。
さて、今では通勤電車も乗り入れてくる富士急線ですが、土・休日となりますと臨時の「ホリデー快速」がJR線から直通してきます。かつての「ホリデー快速ピクニック号」はなくなりましたが、その代わりに「ホリデー快速河口湖号」が2本乗り入れてきます。1往復は新宿から、もう1往復は大宮から武蔵野線経由で運転されます。今回、この列車も撮影しました。
新宿からの「ホリデー快速河口湖1号」 2005年9月18日 三鷹で筆者撮影
「ホリデー快速河口湖1号」の行き先表示
大宮からの「ホリデー快速河口湖3号」 2005年9月18日 大月で筆者撮影
このホリデー快速ですが富士急線内でも快速運転が行なわれ、一部通過する駅があります。
165系シリーズが引退した現在、これらホリデー快速には183・189系が充当されています。新宿発着が旧あずさ色、大宮発着が国鉄特急色でいずれもオール普通車自由席の6両編成で運転されます。以前は特急として運転されていた183・189系が、普通乗車券だけで乗車できる列車に充当される時代になりました。
筆者は今回、三鷹から「ホリデー快速河口湖1号」に乗車しましたが、新宿出発時点で座席はすでに埋まっていて、途中からは座ることは困難なほど乗車していました。なかなか、認知されているようです。
さて、これら183・189系は河口湖に到着後、帰りの時間帯まで留置されます。その姿を撮影してみました。
並んで留置されている183・189系 2005年9月18日 富士急線河口湖で筆者撮影
これから、秋の行楽シーズンになります。中央線はこれら「ホリデー快速」が多数設定されます。「ホリデー快速河口湖号」は、それらホリデー快速と引けをとらず毎運転日とも多くの人が利用すると思われます。
特急運用から降りてもまだ活躍する183・189系を追う人も多いようです。
単純にも乗り得列車になっている「ホリデー快速河口湖号」に乗車して、出かけてみるのも悪くはないでしょう。
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コメント
こんばんは。3ヶ月ほど前に記事にした内容をTBさせていただきます。
以前は167系が使用されていましたが、しばらく乗らないうちに189系に置き換わっておりました。さすがに元特急車両というだけあって、乗り心地は抜群でしたね。
最近は大宮界隈で、臨時運用や団臨で使用される183系や189系をよく見かけます。次第に定期運用では淘汰されつつある同系ですが、今後はこうした臨時運用で元気な姿が見られることでしょうね。
投稿: mattoh | 2005.09.19 22:00
mattohさん、コメントとトラックバックをありがとうございます。
かつては、特急車であった183系シリーズは新型車の登場により、このような臨時列車でしかも快速列車に充当される時代となりました。
シートカバーこそないものの、以前の特急と同じ設備で運転されている183系の現在の姿と言っても良いのではないかと思います。
第2の活躍の場となった、183・189系のこれからの活躍に注目してみたいものです。
投稿: Kaz-T | 2005.09.19 23:26
183・189系って、今特急に使われていないのですか?
代わりに何が特急を担っているのでしょうか?
東日本の車輌に疎いので…。E***系とか覚えづらくて…。
投稿: なべ | 2005.09.19 23:40
なべさん、コメントありがとうございます。
JR東日本において、183系の定期特急は総武本線系統の「しおさい」「あやめ」が残っているのみで、これらもあと数ヶ月で新型車に置き換わることになっています。183系で運転されていた特急については、房総方面が255系(房総ビューエクスプレス)とE257系500番台、中央線系統はE351系(スーパーあずさ)とE257系に置き換えられています。
しかし、特急運用を追われた183系については、この記事にありますように臨時列車や団体列車などで運転され、これまでこの用途で残っていた急行形車の165系を置き換えました。
いずれにしましても、世代交代により誕生した運用であると思います。
投稿: Kaz-T | 2005.09.21 00:43
臨時列車以外からの特急あずさやかいじの撤退が数年前にあり、183系がいまだに料金なしで乗車できることを信じられないです。特に183系は長年特急あずさの看板を背負っていた車両なので、あずさでない車両で中央線に乗るのはいまだに違和感もあります。
ホリデー河口湖の場合は、昔からホリデーピクニック号として新宿駅を8時過ぎに出る列車であるので、それなりに知名度があると思います。時間帯のよさや貴重な高尾以西への直通列車であることも幸いになっています。もうひとつ言えば、特急あずさやかいじの指定席が取りにくい時期であれば人気があるのも当然だと思います。
中央線の臨時列車でお勧めなのが、ホリデービューやまなし号でこの列車は新宿~小淵沢間で運転され、唯一215系に特別料金なしで乗れる列車です。
中央線は平日は莫大な量の通勤輸送ですが、土日は山梨方面への行楽列車のおかげで華やかさが増しますね。
投稿: ジョー万太郎 | 2005.09.21 18:21
ジョー万太郎さん、コメントありがとうございます。
平日の中央線は膨大な通勤通学輸送に活躍していますが、休日はこのような「ホリデー快速」などの臨時列車が花盛りになります。
「ホリデー快速河口湖号」はこの日も大変な混雑でした。富士急線内の有効長の関係から6両までしか入線できず、時間帯的にも良ければ利用され混雑するのは当然といったところでしょう。
行楽シーズン休日の「あずさ」「かいじ」は指定が取れないどころか、自由席でも立ち客が恒常的に発生していますので、まさに「ホリデー快速」の出番といったところでしょうか?
投稿: Kaz-T | 2005.09.21 23:50
富士急内って6両でも走れるんですね。以前、165系の頃は変電所の容量の関係で大月→河口湖は6両を3両と3両分割して運転していたと思うのですが。
投稿: KUTAMUKI | 2005.09.23 15:43
KUTAMUKIさん、コメントありがとうございます。
165系時代の3両分割は確かに変電所の容量の関係があったのかもしれませんが、その後6両編成が入線しても問題がなくなったのかもしれません。しかし、富士急線の駅で本当に6両が停車できるのか?疑問に思う駅もありました。
もしかしますと、駅の有効長の関係もあったのかもしれません。
投稿: Kaz-T | 2005.09.23 20:56