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2005.08.10

長良川の上流へ 長良川鉄道

さて、谷汲をあとにして次は美濃へ向かったのですがその行程で、JR高山線の美濃太田から乗車したのが、長良川鉄道になります。

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長良川鉄道 ナガラ304 2005年8月6日 美濃太田で筆者撮影

長良川鉄道は先述のとおりJR高山線の美濃太田から、刃物の街として知られる関、美濃和紙の産地であり古い町並みが残る美濃市、城下町の郡上八幡を経由して、北濃まで結ぶ全長72.1キロの路線です。元は越美南線と呼ばれていた路線でしたが、第3セクターに転換され長良川鉄道になりました。会社名が示すとおり、長良川に沿って走る路線です。

途中の関で車両交換がありました。現在の長良川鉄道は、画像のナガラ300形が主力で開業時からのナガラ1形も健在なのですが、自分が見た限りでは、関の車庫に留置でした。そして、美濃市まで乗車しましたが、関~美濃市間には最近開業したと思われる駅が見受けられました。これは、1999年の名鉄美濃町線新関~美濃間廃止に伴う代替として開設された駅との事です。美濃市までは所要30分ですが、終点北濃はまだまだ先になります。

そして、帰りも美濃市から長良川鉄道に乗車しました。

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2005年8月6日 美濃市で筆者撮影

かつては、現在もJRの路線として存在している越美北線と結ぶ予定で文字通り美濃と越前を結ぶ路線の一部として開業した越美南線は、結局北線と結ばれることなく第3セクターの長良川鉄道に転換されました。

現在では並行して高速道路が開通するなど、利用客減に悩まされているとのことです。
ぜひ乗車して、これからも地域の足としての長良川鉄道の存続を願うところです。

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