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2005.06.20

常盤路から鎌倉へ 急行「ぶらり鎌倉号」

現在、鎌倉では各寺院などのあじさいが見ごろを迎えています。これにあわせてなのかどうかは分かりませんが、常磐線のいわきからはるばる鎌倉を結ぶ臨時急行「ぶらり鎌倉号」が運転されています。

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横浜に到着した急行「ぶらり鎌倉号」いわき行き 2005年6月19日 横浜で筆者撮影

このご時世では珍しい、急行列車で運転されているこの「ぶらり鎌倉号」は、勝田車両センター所属の485系で運転されています。水戸支社仕様として更新が行なわれ、外装もご覧のようになっています。

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2005年6月19日 横浜で筆者撮影

さて、この485系を良く見てみますと先頭車は北海道仕様の1500番台になっています。北海道の電化時に投入された車両なのですが、485系では北海道の気候条件に合わずその後本州にやってきた車両で、前面上部のヘッドライトが2灯になっているのが特徴です。
もう485系も淘汰が進んでいますが、そんななか外観は変わっても、北海道を走っていた485系がこのように残っているのは喜ばしいことではないでしょうか?

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横須賀線E217系と並んだ「ぶらり鎌倉号」485系 2005年6月19日 横浜で筆者撮影

横浜出発時に車内を観察したところほぼ満席の状態で、常磐線から横浜・鎌倉まで乗り換えなしで行けることから、利用が多いようです。
運転経路も、横浜から先は武蔵野線を経由して運転される急行「ぶらり鎌倉号」、臨時列車で今後どのような運転日の設定になっているかはわかりませんが、なかなか注目度の高い列車であると思います。

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コメント

尾灯も、普通のカバー内に内蔵されておらず、通勤電車のように、むき出しですね。改造もされずにきたのですね。

Primera

投稿: Primera | 2005.06.20 19:44

Primeraさん、コメントありがとうございます。

コメントされている尾灯について、一応は改造されているのではないかと思いましたので、当ブログ内に付いている「Google」で検索して調べてみたのですが、北海道時代はもとより原形の段階で1500番台の尾灯はむき出しであることを確認しました。
水戸支社で、このような臨時列車や団体輸送などで活躍するためにリフレッシュが行なわれたのですが、1500番台の北海道仕様が残されているようで、観察してみるとなるほど面白い車両であると思います。

投稿: Kaz-T | 2005.06.20 23:41

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