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2005.05.14

のどかな時間の中をゆく 水郡線

さて、今日は水郡線の旅をしてきました。まず水戸から「奥久慈風っこ号」で常陸大子まで乗車しましたが、ここから一旦水戸方面へ戻り、30分ほど乗車した玉川村で下車しました。

「奥久慈風っこ号」は通過する玉川村ですが、この駅は「関東の駅百選」に選定され、今年のスタンプラリーではスタンプ設置駅になっています。

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玉川村駅駅舎 地域の交流センターとの合築 2005年5月14日 筆者撮影

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玉川村駅ホーム 2005年5月14日 筆者撮影

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玉川村に到着した下り郡山ゆき列車 2005年5月14日 筆者撮影

玉川村からは到着した郡山行きに乗車し、そのまま郡山を目指しました。

水郡線は常磐線の水戸から東北本線福島県の安積永盛までの137.5キロと、途中の上菅谷から分岐して常陸太田までを結ぶ19.6キロの路線となっています。安積永盛からは全列車東北本線に乗り入れ郡山まで運転されています。
車両は現在では、JR東日本のローカル線のエースともいえる気動車、キハ110系で運転されており、性能も従来の気動車よりも上がり、冷暖房完備の快適な車両になっています。しかし、全列車普通列車での運行で水戸から郡山までは約3時間以上かけて走ります。

しかし、この水郡線は田園風景や山間部さらには久慈川の流れに沿って走るなど、のどかでゆっくりとした時間の中を走り抜けています。

最近、JR東日本では「ローカル線の旅」として選定した路線の地域を回る旅行商品を発売していて、水郡線のものもあります。

スピードだけではない、その地域に根付いて走り続けるローカル線に目を向けてみるのも一考かと感じます。
きっと、日常では味わえない、感動に出会えることでしょう。

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コメント

水郡線、昔乗ったときはキハ48がピカピカの新車だったなぁ。

投稿: mac | 2005.05.17 12:52

macさん、コメントありがとうございます。

水郡線は今も残っていますが、車両は様変わりしました。現在では全列車キハ110系で運転される時代となりました。
私自身、それこそ水郡線に乗車したのはこのキハ110系に統一されてからになります。
ローカル線もJR発足後、進化を遂げているようです。

投稿: Kaz-T | 2005.05.17 21:03

 その110も置き換えが発表になりましたねえ。「旧型気動車が残っていれば」なんて思っていたわけですが、それすら牧歌的な感想になってしまうとは(=^_^;=)。
 古い駅舎もがんがん置き換えが進んでいるようで・・・。

投稿: 猫が好き♪ | 2006.04.13 19:36

猫が好き♪ さん、コメントありがとうございます。

水郡線に新型気動車、すでにキハ110系が活躍しているこの路線で、もう置き換えの新型車とは驚いた次第です。おそらく、水戸及び郡山近郊になる区間の混雑でキハ110系ではまかないきれなくなったのでしょうか?また、エンジンからの排ガス規制に対応できなくなったのでしょうか?

新型気動車の登場は楽しみですが、キハ110系はまだ若い車両ですので他路線に転用は十分に考えられ、そうしますと今度は、その路線で活躍している旧国鉄型気動車の置き換え、というのが考えられるのではないかと思います。

投稿: Kaz-T | 2006.04.13 23:57

 いやあ、110に不満があるとかいう話じゃないような気がする。電車も気動車もまとめて標準形式にしようという発想があって電気式気動車の開発を考え、テストにどこに投入するかを考えたら手ごろなのが水郡線だったとか、その程度の理由なんじゃないでしょうか。
 確かに110がどこに行くのかは気になりますね。まあ、だいたいわかるけど(烏山線とか、久留里線とか)。

投稿: 猫が好き♪ | 2006.04.14 14:23

猫が好き♪さん、コメントありがとうございます。

水郡線に新たに導入される新型気動車は、環境に配慮した新しいエンジンを搭載するそうです。
電気式気動車ではなくハイブリッド式気動車についても先行量産車が新造されることになっていますが、こちらは小海線に導入されることになっています。また、これから燃料電池式気動車の開発をハイブリッド式気動車の試験車両(NEトレイン)を改造して試験を実施するとのことです。

これら件は、すでにJR東日本オフィシャルサイトにリリースとして掲載されておりますので、一度ご覧になられてみてはいかがでしょうか?

投稿: Kaz-T | 2006.04.16 00:23

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