大河ドラマの舞台へ 江ノ電「義経号」運転中
現在、NHKの大河ドラマは「源義経」の生涯を綴った「義経」を放映中です。毎年、この大河ドラマの舞台になったり所縁のあるところでは、盛んに宣伝・キャンペーンが行われます。
今回の大河ドラマで、神奈川県鎌倉市はまさにこの舞台となったところです。
そこで、東海道線藤沢から横須賀線の鎌倉を結ぶご存知「江ノ電」では現在、この大河ドラマにあやかったラッピング電車「義経号」を運転中です。
現在運転中の「義経号」 2005年5月4日 七里ヶ浜~稲村ヶ崎で筆者撮影
義経号はお馴染み1000系の1101Fに、義経所縁の図柄が描かれたラッピング車です。
江ノ電では、今回の大河ドラマに合わせて途中の腰越駅(この駅が最寄となる万福寺には義経が兄頼朝の送ったとされる「腰越状」が所蔵されている)が歴史絵巻風に整備されたり、1日乗車券を購入すると「義経号」のラッピングデザインをあしらった台紙が付いてくるほか、「義経号」運転を記念した扇子型乗車券(すでに完売)も発売したとのことです。
今年は鎌倉が当たり年、しかもこの連休中で天候が良かったことから本日の江ノ電は大変な混雑で、江ノ島駅で鎌倉行きに乗車するとなると2本待ちとの駅員さんの案内、そして途中駅では乗車するのも降車するのも困難なほどでした。
さて、江ノ電ではこのほかにも、江ノ電といえば誰もが思い浮かべる旧型車300形や、おなじみ1000系、大きなフロントガラスの2000形、レトロ電車の10形、最新型20形といずれも個性的な車両が行き交っています。またその風景も、住宅地の中、民家の軒先、高架線、併用軌道、海沿いの道路沿いなど、どれをとってもすばらしいロケーションの中を走ります。この連休中は混雑するものと思いますが、ぜひ何度でも訪れてみたい沿線であると思います。
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