いつかは乗りたい「夢空間」
さて、先ほどの「ホリデー快速鎌倉号」の車内で、同じ鉄道マニアの知り合いに会いました。その知り合いの話から本日大宮より、とある列車がこれから出発すると聞きまして、そのまま大宮まで乗車しました。
本日、大宮駅から出発するという列車は「東日本一周トレインクルーズ号」という団体臨時列車で、本日から4日かけてJR東日本エリアを巡って大宮に戻ってくるという、JR東日本大宮支社で企画した列車で、寝台列車での運転でした。
「東日本1周トレインクルーズ号」はかつての「レインボー」指定機である「EF81 95」が牽引する。
2005年5月4日 大宮で筆者撮影
さて、この列車は「東日本1周トレインクルーズ号」だけあって後ろ3両の客車は「夢空間」車両でした。
「夢空間」の3両の客車は「デラックススリーパー」と呼ばれる豪華個室寝台車と、バーカウンターを備えた「ラウンジカー」、最後尾を飾る食堂車「ダイニングカー」で構成されます。
豪華個室寝台車「デラックススリーパー」オロネ25 901 この1両の定員は6人
バーカウンターを備えた「ラウンジカー」オハフ25 901
「夢空間」の最後尾を飾る「ダイニングカー」オシ25 901
なお、テールマークも「夢空間」になっていた
上3画像はいずれも2005年5月4日 大宮で筆者撮影
今回の団体列車に使用された「夢空間」車両ですが、時に「北斗星」などの臨時列車に充当されることがあるそうなのですが、いかんせんこの列車の「デラックススイーパー」はなかなか指定が取れないのではないかと感じます。
常日頃、鉄道の旅となりますと新幹線や特急列車、場合によっては飛行機などを組み合わせてプランを組むので「夢空間」はおろか寝台列車とも無縁なのが現状です。
それでもこの「夢空間」は、現代に今も残る「憧れを抱かせる列車」であることに相違はないでしょう。
ただ、今回大宮で撮影していて思ったことなのですが、特に機関車を撮影している時、とある区画からは罵声が飛ぶといった状況がありました。せっかくの豪華列車の華々しい出発が、その区域だけは何だか殺伐としたような雰囲気になっていたのが残念に思いました。
改めて「鉄道マニア」のマナーということを考えさせる光景でした。
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