終焉せまる 京葉線103系
今回は京葉線に乗車したのですが、この路線でも終焉目前となった103系を見ることができました。
終焉の日が近づく京葉線103系 ケヨ302編成 2005年5月29日 南船橋で筆者撮影
現在、京葉線に残っている103系は私が見た限りでは3編成でうち2編成が運用についており、1編成(この編成はスカート付きの編成)は京葉車両センターに留置でした。
ケヨ302編成 2005年5月29日 海浜幕張で筆者撮影
海浜幕張で撮影後乗車した各駅停車東京行きも103系で到着しました。なおこの時、海浜幕張駅ではホーム向かいで京葉線スカイブルーの103系が並びました。
今回乗車できた京葉線103系 ケヨ306編成 2005年5月29日 海浜幕張で筆者撮影
京葉線は駅間が長く、結構飛ばすのですが103系の豪快な走行音・モーター音を東京まで堪能することができました。やはり地下区間では騒がしかったのですが、これもまもなく思い出になってしまいます。
1986年の西船橋~千葉みなと開業から走っていた京葉線103系、京浜東北線から転用されそのままの塗装で走りました。開業時は何も無かった沿線でしたが、新木場・蘇我・東京と延長されるにつれ開発が進み、東京ディズニーリゾートや葛西臨海水族園といったアミューズメントパークや、海浜幕張に出現した未来都市へいざなう電車として、さらには南船橋に存在した人工スキー場の出現から顛末までを見届けた、変貌をとげた湾岸の風景を見届けてきた車両であると感じます。
まもなく、山手線などから転用されてくる205系によって置き換えられるであろう、京葉線の103系の活躍を記録できるのも、あとわずかです。