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2005.05.09

新ATC使用開始目前 都営新宿線

皆様方におかれましては、当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
さて、当ブログは筆者がミーハーなもので、旬の鉄道の話題を中心に執筆を行っておりますが、そんな中アクセス解析を行うと、検索ワードで常に上位に「都営新宿線」というキーワードでこのブログを訪れる方がいらっしゃることが分かりました。
そこで、本日は都営新宿線を話題にいたします。

都営新宿線ではいよいよ、新ATCの使用が始まると言われています。これにより、現在走っている10-000形の内初期車が新型10-300形に置き換えが本格化するものと思われます。
すでに試作車編成の先頭車が新型に置き換わっていますが、その後先頭車が新型に置き換えられた編成も出現しています。

新ATC使用開始直前の都営新宿線は、バリエーションも豊富な状態です。そのうちいくつかここのアップしましたので、ご覧下さい。

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現在存在している10-000形で先頭車が残っている編成の最古参 10-020F
新ATC導入後、1986年の船堀~篠崎開通あるい1989年の本八幡開通時に増結された1段下降窓中間車を除いて2段窓車は、すべて置き換えの対象となる。
2005年5月8日 京王線笹塚で筆者撮影

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10-220F 1986年の船堀~篠崎間開通時以降に導入された車両から1段下降窓車となる。1段下降窓車は残存する。
2005年5月8日 京王線笹塚で筆者撮影

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10-260F 1992年のダイヤ改正による輸送力増強で入線した編成は行き先表示がLEDになり正面・側面に東京都の「いちょう」マークが取り付けられた。(「いちょう」マークは後に全編成に波及)最近、この編成にはスカートが付けられた。
2004年11月28日 京王線笹塚で筆者撮影

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10-280F 1997年の急行設定が行われたダイヤ改正で入線した編成は、マイナーチェンジが行われた。
2005年4月9日 京王線笹塚で筆者撮影

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10-350F 新型車も増備が進み、新ATC使用開始より、全車新型車編成も登場する。また、現在このような先頭車を新型にした編成も、編成組み換えを行い1段下降窓車を組み込み2段窓車は淘汰される。
2005年5月8日 京王線笹塚で筆者撮影

新ATC使用開始により10-000形のうち、2段窓車はすべて置き換えられることになっています。また、全車新型車編成が運転開始となります。今は、使用開始直前の状況でこの時期ならではの編成・ラインナップになっています。
新ATC使用開始はいつからかは分かりませんが、言える事は「都営新宿線は今が面白い」といったところでしょう。

新型車編成のデビューが楽しみであるとともに、淘汰される10-000形の2段窓車については、これまでの活躍を労いといと思います。

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コメント

情報が少なく、沿線を離れてしまうとキャッチが難しい都営新宿線情報は助かります^_^;。
 ATCと無線の更新は以前から噂されてましたが、いよいよなんですね。移行期特有の新旧入り乱れての混結編成も興味深いですが、京王の直通車の世代交代もいよいよ現実味を増してきます。
 今年度京王線に新車20両登場の真相も興味を引きますね。

投稿: 走ルンです | 2005.05.09 21:45

走ルンですさん、コメントありがとうございます。

まもなく、都営新宿線ではATCが更新されます。これまでのATCではVVVF車が入れなかったとされたため、これで車両の置き換えが進むことになります。
乗り入れる京王車も6000系の置き換えが本格化するのか、今年度に入線する予定の9000系が乗り入れ仕様なのか、気になるところです。

投稿: Kaz-T | 2005.05.10 23:52

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