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2004.11.28

こちらも終焉へ 都営新宿線10-010F

今月も残り少なくなってきましたが、こちらの車両もまもなく終焉の時が近づいてきました。都営地下鉄新宿線10-000系の第1編成、10-010Fです。

この10-010Fは8両編成のうち両先頭車を含む4両が試作車という編成で、編成内においても試作車、一次量産の2段窓車と後期製造の1段下降窓車の3種類が混在している編成です。
ここで運行終了が近くなって、10-010Fにヘッドマークが取り付けられました。

10010-1.jpg

10010-2.jpg
いずれも2004年11月28日 京王線笹塚で筆者撮影

今日は京王線直通急行の運用についていました。
このため、今回撮影した笹塚でも例外なく新宿方ホーム端には自分も含めまして、10-010Fの終焉間近の姿を撮ろうと鉄道マニアの方々が集まっていました。

都営新宿線では、信号システム更新にあわせて新型車両が登場することになっていて、試作車を含む2段窓車を置き換えることになっています。その第1陣が大島車両基地に搬入されたとのことです。

第1編成で試作車を含む10-010Fはこれで引退となりますが、これまでの活躍を称えるとともに、これから登場する新型車両にも注目しようではないでしょうか。


関連記事 今日、注目されるであった車両(2004年10月9日)

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コメント

や、懐かしい車です。試作車編成は4連で6号線(現三田線)で試運転をしていたんですが、10号線(現新宿線)岩本町~東大島間の開業のときに、下回りをそっくり量産車のものと交換し、中間車2両を足して6連を組みました。
 そのため側面の種別幕と行先幕の位置が車体中央に並んでいたので、車端部に幕のある量産車と組むと何ともアンバランスでした。
 あと外板が鏡面仕上げだったので、梨地仕上げの量産車と不釣り合いなので、遠目にもわかる編成です。8連化時には下降窓の中間車が入りましたから、1編成で3形態の車両が編成されている個性派編成です。
 間もなくの見納めということで、苦労をねぎらってあげたいですね。

投稿: 走ルンです | 2004.12.04 17:49

走ルンですさん、コメントありがとうございます。

今の三田線で試運転をしていたというのは、何かの本で見たことがあるのですが、4連であったというのはこの編成を見ると一目瞭然で、その後8連になったため、いろいろごちゃ混ぜだったのが見た感想です。
この編成も、10月の鉄道の日イベントで臨時列車として運転される(ただし台風接近により取りやめになりました)時のリリースで12月で廃車という記述がありましたので、もしかすると運用をすでに離脱してしまったのかもしれません。

都営地下鉄で路線を曲がりなりにも移籍した経験をもつ10-010Fですが、私も苦労をねぎらい、活躍を称えようと思います。

投稿: Kaz-T | 2004.12.05 18:37

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