1261.【JR北海道】キハ183‐0系 記念入場券
北の大地を駆け巡った特急車両、引退を迎えて発売された記念入場券を公開いたします。
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名称 :キハ183‐0系 記念入場券
発行社局:北海道旅客鉄道
発売日 :2018年3月15日
値段 :各170円
購入箇所:
シリアルNo.:
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JR北海道において2018年3月で引退を迎えた車両は、キハ183系気動車の初期形になります。1979年に試作車が登場後北海道の大地において、都市を結ぶ特急列車として活躍してきた車両です。キハ183系はJR発足後も改良を重ね増備が続けられてきましたが、今回引退を迎えることになったのはキハ183系でも初期形となる0番台で先頭車キハ183が非貫通タイプの車両になります。登場時は国鉄特急色でしたが、時代が過ぎるにつれ何度か外装が変更になったほか、特別塗装車もありました。
30年以上にわたり活躍したキハ183‐0系、引退を迎え発売されました記念入場券になります。この記念入場券はJR北海道の17駅で短冊型タイプを発売し、その図柄は発売駅で異なっている他、図柄になった写真も発売駅にゆかりのある列車をあしらったものになります。
広大な北海道をすべて回ることはできませんでしたので、手元にあるものを公開しております。北海道の特急列車としておなじみの「北斗」(東室蘭駅)、「とかち」(帯広駅)、キハ183系登場時に運転されJR発足前後で姿を消した「北海」(小樽駅)、「おおとり」(岩見沢駅)、北海道屈指の観光地となった旭山動物園とコラボした「旭山動物園号」(旭川駅)、多客期やイベント等で臨時運転された列車「えさし」(木古内駅)、「ミッドナイト」(函館駅)、「フラノラベンダーエクスプレス」(富良野駅)があしらわれています。(カッコ内の駅名は当該入場券の発売駅)またこの記念入場券には応募券がついており、異なる駅発行の記念入場券の応募券を集めて送ると、キハ183系で実際に使用されたヘッドマーク幕や方向幕のカット1コマが抽選でプレゼントされるという企画も行われました。
北の大地で活躍したキハ183系0番台、多くの人々に活躍の日々の思い出を残しました。
さて、北海道におきましては2018年9月6日に発生した地震により、大変大きな被害があったとともに、発電所がダウンし全道が一時停電になるといった大災害が発生しました。被害にあわれ亡くなられた方のご冥福と、被災した地域・方々の1日も早い復興と生活の回復を祈念いたします。
またJR北海道におきましても、数年前の台風などの影響で未だ復旧していない路線もある中、大きな被害を受けました。現在では多くの路線で復旧・運転再開していますが、厳しい経営環境の中で発生した災害、復興を祈念いたします。