カテゴリー「発行社局:JR西日本」の28件の記事

2024.09.14

1550.【JR西日本】特急はるか運行開始30周年記念入場券

関西の世界に開かれた空港へ向けて運転されてきた特急列車、運行開始から30周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :特急はるか運行開始30周年記念入場券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2024年9月4日
 値段   :3,000円
 購入箇所:DISCOVER WEST mall(JR西日本公式オンラインショップ内)(Web販売)
 シリアルNo.:0109
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今から30年前の1994年9月4日、大阪泉州沖の人工島に関西国際空港が開港しました。関西国際空港へのアクセス列車としてJR西日本では特急「はるか」号が京都~関西空港間で運行を開始、途中新大阪・天王寺に停車し、はるか専用の特急型電車281系がこの時デビューしました。

 

30年の間で運転区間や停車駅などに変遷があり、2001年から2010年の間で一部列車がユニバーサルスタジオジャパンへの利便性のため大阪環状線の西九条に停車したことがあり、始発駅も草津・米原から運転されたこともありました。現在では朝の関西空港行き・夕夜の関西空港発の列車で琵琶湖線の野洲・草津発着の列車があるほかJR京都線の高槻に停車する列車があり、また朝の関西空港発・夕夜の関西空港行きで阪和線の和泉府中・日根野に停車する列車があります。また京都から関西空港へ運転されることから運転経路が特殊で新大阪からは梅田貨物線を経由して大阪環状線天王寺方面へ運転されたことから大阪駅には停車できませんでしたが、2023年3月に梅田貨物線が地下化されたことにより新設された大阪駅(うめきたエリア)にも停車するようになりました。

車両については運転開始時の281系が今も使用されていますが、2019年からハローキティでラッピングされた「ハローキティはるか」として運転されています。また、インバウド需要増加により増結用に271系が登場、281系と併結運転を行っています。

 

特急はるか運行開始30周年を迎えて発売された記念入場券になります。この記念入場券は駅での発売はなく、JR西日本のオンラインショップに発売され、自分も申し込みまして先日手元に届きました。281系・271系及び関西国際空港の各施設をあしらった台紙に特急はるかが停車する駅(野洲~関西空港)のB型硬券入場券がセットされています。

 

運行開始から30年が過ぎた特急はるか、自分は運行開始日に関西空港→京都で早くも乗車しております。

関西では来年2025年に国際博覧会が開催されます。博覧会に訪れる海外の方を乗せて運転されるであろう30周年を迎えた特急はるかであります。

2024.06.09

1540.【JR西日本】神戸~大阪鉄道開業150周年記念入場券

1872年に新橋~横浜間が開業した我が国の鉄道、続いて1874年5月11日に関西で神戸~大阪間が開業しました。この区間の開業から150周年を迎えJR西日本において記念きっぷの発売がありました。

 

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 名称   :神戸~大阪鉄道開業150周年記念入場券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2024年5月13日
 値段   :1,500円
 購入箇所:DISCOVER WEST mall(JR西日本公式オンラインショップ内)(Web販売)
 シリアルNo.:0512
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1874年に開業した神戸~大阪間の鉄道、大型船が入港できる神戸から商業で栄えている大阪を結ぶ輸送手段として開業しました。神戸駅は港に近くに駅が設けられ、大阪については江戸時代から続く大阪の街からは北に外れた低湿地の水田地帯を埋め立てた場所に大阪駅として開設されました。現在大阪駅周辺は梅田と呼ばれ大阪キタの繁華街として賑わっていますが、大阪駅の開業が契機となり発展しました。

開業時はこの区間に4駅が設けられ、神戸方から三宮(現:三ノ宮)・住吉・西ノ宮(現:西宮)・神崎川(現:尼崎)が同時に開業しています。

 

神戸~大阪間の鉄道開業150周年を迎え、JR西日本において発売されました記念入場券になります。当初の6駅のB型硬券入場券でいずれも表には国鉄~JR発足の間で神戸~大阪を含む東海道線・山陽線で新快速として活躍した117系をあしらい、裏面はそれぞれの開業時の駅舎の写真とそれぞれの開設を記したものになっており、それらが台紙にセットされています。この記念入場券は駅での発売はなく、JR西日本のオンラインショップに発売され、自分も申し込みまして先日手元に届きました。

 

関西の2大都市を結んで開業した鉄道、150年の歴史を刻みました。

2024.03.03

1525.【JR西日本】ありがとう北陸本線(敦賀~金沢)記念料金券セット

2024年3月16日、北陸新幹線が金沢から福井県の敦賀まで延伸します。これに伴い現在の北陸本線の敦賀~金沢はJR西日本から第三セクター会社に転換されます。併せて北陸本線の特急列車も新幹線に移行となるため敦賀~金沢間は運転を終了し敦賀で新幹線から連絡する特急になります。新幹線開業に合わせて運転区間が短縮される特急列車の記念料金券セットが発売されました。

 

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 名称   :ありがとう北陸本線(敦賀~金沢)記念料金券セット
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2024年2月15日
 値段   :4,840円
 購入箇所:DISCOVER WEST mall(JR西日本公式オンラインショップ内)(Web販売)
 シリアルNo.:2189
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北陸本線を走行した特急列車、その代表的な列車は大阪から金沢・富山・新潟を結んでいた「雷鳥」号と、名古屋から金沢・富山を結んでいた「しらさぎ」号になるかと思います。いずれも国鉄時代より485系を使用し北陸本線を運転していました。北陸本線の特急列車はこの他にも大阪から北陸本線経由ではるばる青森を結んだ「白鳥」号や、米原で新幹線から接続して金沢を結んだ「加越」号や金沢から新潟を結んでいた「北越」号、更には東京・上野から信越本線長野経由で金沢を結んでいた「白山」号や、上越線経由で運転された「はくたか」号もあり、特急街道さながらの様相でありました。その後は上越新幹線開業による運転区間見直しなどがあり国鉄末期のころになりますと、更に速達化を図るため米原~金沢間の速達列車は「きらめき」号、長岡~金沢間の速達列車は「かがやき」号という列車も設定されましたが、JR発足後これら愛称は整理されていきました。JR発足後に485系をリニューアルした車両でパノラマグリーン車を連結した列車は「スーパー雷鳥」号となりました。

485系列車両で運転されてきた北陸本線の特急列車にJR発足後の1995年に681系が大阪~金沢・富山間で運転を開始し、この列車は「サンダーバード」という愛称がつきましたが、その後雷鳥に代わって大阪から金沢・富山を結ぶ特急列車の愛称名になりました。そして1997年のほくほく線開業に合わせて上越新幹線越後湯沢で接続して金沢を結ぶ特急列車に「はくたか」号の愛称が使用されるようになり、その後「しらさぎ」号にも681系・683系が導入されました。

 

2015年3月の北陸新幹線長野~金沢開業で、「はくたか」は北陸新幹線の列車名となり、一方並行在来線が第三セクター会社に移管となったことから、北陸本線の特急は大阪~金沢間の「サンダーバード」号と名古屋・米原~金沢間の「しらさぎ」号(一部列車は七尾線の和倉温泉まで運転する列車もあり)として、運転されてきました。そして2024年3月16日、北陸新幹線金沢~敦賀開業に合わせてこれら特急列車は敦賀~金沢間の運転は終了し「サンダーバード」号は大阪から敦賀、「しらさぎ」号は名古屋・米原~敦賀の運転となり、敦賀で北陸新幹線に接続する特急となります。

 

特急列車の敦賀~金沢間の運転終了を記念しまして発売されました記念料金券(自由席特急券)のセットになります。大阪→金沢の自由席特急券は常備軟券、金沢→大阪の自由席特急券は補充券の様式のセットになります。この記念料金券セットは駅でも発売があったようですが、自分はJR西日本のオンラインショップで購入しました。681系・683系を表紙とし、内面は北陸本線敦賀~金沢で運転されていた特急列車485系・681系等の写真をあしらった台紙に、軟券の自由席特急券が2枚セットされています。

なお、北陸本線敦賀~金沢の記念切符はこの他、敦賀~金沢間全駅の硬券入場券セットの発売もありましたが、こちらはWebで申し込もうとしたらすでに完売でしたので入手できませんでした。

 

北陸新幹線敦賀延伸で大きく変わる北陸の鉄道事情、長きにわたり活躍した特急車両も転機を迎えます。国鉄時代から走り抜け引退した485系列。そしてJR発足後から今日まで北陸路で活躍した681系・683系、雷神鳥の愛称がついたこの車両は北陸路において「平成を駆け抜けたすごいヤツ」であったのかもしれません。まもなく時代が変わる北陸本線になります。

2022.10.30

1475.【JR西日本】西日本懐鉄料金券(500系新幹線)~500系新幹線運行開始25周年記念~

かつては絶大な人気を誇った新幹線車両、デビューから25周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :西日本懐鉄料金券(500系新幹線)~500系新幹線運行開始25周年記念~
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2022年10月14日
 値段   :4,960円
 購入箇所:DISCOVER WEST mall(JR西日本公式オンラインショップ内)(Web販売)
 シリアルNo.:0248
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25周年を迎えた新幹線車両は、現在は山陽新幹線で「こだま」として運転されている500系になります。デビュー25周年と鉄道開業150周年に合わせて懐鉄料金券シリーズとして発売されました。内容は新大阪→博多の軟券による常備券様式の自由席特急券が台紙にセットされています。この記念きっぷは基本的に駅での発売はなく、JR西日本公式オンラインショップ内のDISCOVER WEST mallでWeb販売が行われました。また鉄道の日時期に大阪駅で開催されたイベント会場でも発売されたとのことです。

 

500系新幹線車両は1997年3月から山陽新幹線の「のぞみ」でデビューしました。山陽新幹線で時速300kmで走行する性能を持ち、この速度を実現するために当時の新技術が多く盛り込まれました。運転開始後一時期世界最速を誇った列車でもありました。運行開始からほどなくして東海道新幹線東京へも乗り入れ、首都圏や中京圏でも見ることができた新幹線車両になります。 そのスタイリングは明らかに別次元であり時刻表等で「500系のぞみ」と案内され、 多くの人気を集めJR西日本のフラッグシップ車両にもなりました。

 

その後はN700系の登場により2010年で「のぞみ」での運転は終了し合わせて東海道新幹線への乗り入れも終了し、16両編成から8両編成に短縮され山陽新幹線の「こだま」として運転されるようになりました。「こだま」転用後は一部編成でイベント車両となったり、外観を一時期「エヴァンゲリオン」仕様でラッピングした車両も登場しました。「エヴァンゲリオン」ラッピングは終了していますが、その後「ハローキティ新幹線」としてピンクの外装になった編成が登場しています。一方で置き換えも始まっており、山陽新幹線からも徐々に姿を消しつつあります。また京都鉄道博物館に先頭車が1両保存展示されています。

 

デビュー時はそのスタイリングで注目を集めた500系新幹線車両、デビューから四半世紀を迎えました。今では山陽新幹線の「こだま」としてごく限られた運用になっています。新幹線車両の寿命は短く、完全引退の日はそう遠くないのかもしれません。

1474.【JR西日本】西日本懐鉄料金券(やくも)~特急やくも伯備線運行開始50周年記念~

JR西日本で、鉄道開業150周年に合わせて発売されております懐鉄入場券企画をはじめとした懐鉄シリーズの第2弾として、「懐鉄料金券」が150周年の鉄道の日から発売されました。

まずは、この節目で50周年の節目を迎えた列車になります。

 

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 名称   :西日本懐鉄料金券(やくも)~特急やくも伯備線運行開始50周年記念~
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2022年10月14日
 値段   :4,840円
 購入箇所:DISCOVER WEST mall(JR西日本公式オンラインショップ内)(Web販売)
 シリアルNo.:0366
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鉄道150周年の節目で、岡山~出雲市を結ぶ特急「やくも」号が運転を開始して50周年を迎えたことから、鉄道の日に合わせて発売されました記念自由席特急券になります。岡山→出雲市の軟券により常備券様式の自由席特急券と、出雲市→岡山の補充券様式の自由席特急券が台紙にセットされています。この記念きっぷは岡山などの駅で発売された他、JR西日本公式オンラインショップ内のDISCOVER WEST mallでWeb販売が行われました。また鉄道の日時期に大阪駅で開催されたイベント会場でも発売されたとのことです。

 

特急やくも号について前史は省略しますが、現在の岡山から伯備線経由で山陰を結ぶ特急として運行を開始したのは、1972年の山陽新幹線新大阪~岡山開業に伴い、陰陽連絡という使命をもって運転を開始しました。この時代は伯備線等はまだ非電化でしたので181系気動車を使用し、岡山~出雲市・益田へ運転していました。1982年に伯備線及び山陰本線伯耆大山~知井宮(現:西出雲)が電化するとやくも号に振り子機構を持つ381系電車が導入されました。

JR発足後は、グリーン車をパノラマ車両とし外装を変更した車両を用いた速達タイプの列車を「スーパーやくも」号として運転を行ったこともあり、その後も車内リフレッシュなどを行い外装が何度か変わっていますが、今日まで381系電車で運転されてきました。今では定期列車としては最後の国鉄型電車で運転される特急列車となっています。

 

鉄道150周年、やくも号運転開始50周年、伯備線・山陰本線(伯耆大山~西出雲)電化開業40周年を記念してやくも号で運転されている381系に1編成国鉄時代の特急色を再現した編成が運転されています。

 

山陽新幹線に接続して陰陽連絡の特急として運転されてきたやくも号、2024年春から新型車両273系が導入されることになっており、先日そのデザイン等が公表されました。まもなく世代交代が始まる特急やくも号、陰陽連絡を担い50年が過ぎました。

2022.10.29

1473.【JR西日本】西日本懐鉄入場券

2022年、鉄道150周年を迎え各地の鉄道会社でイベントが開催され、合わせて多くのアイテムが発売されています。JR西日本では、管内で運行された懐かしの列車をモチーフとした記念入場券が24駅で全32種類発売されました。今回全種類コンプリートしましたので、ここに一挙公開いたします。

 

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 名称   :西日本懐鉄入場券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2022年3月22日
 値段   :各150円

       (奈良・大阪・三ノ宮・和歌山発売分は各130円)
 購入箇所:別掲
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北陸エリア発売分

 

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関西・南近畿エリア発売分

 

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北近畿エリア発売分

 

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山陰エリア発売分

 

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岡山県エリア発売分

 

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広島・山口エリア発売分

 

JR西日本で発売された「懐鉄入場券」、JR西日本で運転された優等列車をモチーフとした短冊型入場券になります。北陸から関西・中国と広大なエリアの主要24駅・32種類発売されました。いずれも、その駅に所縁のある列車で、裏面はその列車のヘッドマークと、その列車に関わった当時の乗務員の思い出が綴られています。またこれら入場券にはプレゼントキャンペーン応募券が付いており、集めた枚数に応じてオリジナルの列車カードがプレゼントされるという企画になります。自分はこのキャンペーンに申し込むことを前提として、各駅で2枚づつ購入し1枚は応募用に応募券を切り取り、もう1枚は応募せずそのまま保管することとしています。

 

発売されました西日本懐鉄入場券、発売駅とその図柄について以下に列記いたします。

 

 1.富山駅 特急「スーパー雷鳥」485系電車

 2.富山駅 特急「白鳥」485系電車

 3.金沢駅 急行「能登路」58系気動車

 4.金沢駅 特急「白山」489系電車

 5.小松駅 急行「能登」489系電車

 6.福井駅 特急「きらめき」485系電車

 7.武生駅 特急「加越」485系電車

 8.敦賀駅 特急「雷鳥」489系電車

 9.大津駅 寝台急行「きたぐに」581・583系電車

10.奈良駅 臨時特急「まほろば」381系電車

11.大阪駅 寝台特急「トワイライトエクスプレス」EF81電気機関車+24系客車

12.大阪駅 寝台急行「銀河」20系客車

13.三ノ宮駅 特急「はまかぜ」181系気動車

14.和歌山駅 特急「くろしお」381系電車

15.白浜駅 特急「スーパーくろしお」381系電車

16.東舞鶴駅 特急「あさしお」181系気動車

17.福知山駅 特急「北近畿」485系電車

18.福知山駅 特急「こうのとり」183系電車

19.城崎温泉駅 特急「きのさき」381系電車

20.岡山駅 特急「いなば」181系気動車

21.岡山駅 寝台特急「瀬戸」EF65電気機関車+24系客車

22.津山駅 急行「砂丘」58系気動車

23.新見駅 特急「スーパーやくも」381系電車

24.鳥取駅 特急「はくと」181系気動車

25.米子駅 急行「だいせん」DD51ディーゼル機関車+12・14系客車

26.米子駅 特急「やくも」381系電車

27.松江駅 特急「くにびき」181系気動車

28.松江駅 寝台特急「出雲」DD51ディーゼル機関車+14系客車

29.広島駅 急行「ちどり」55系+58系気動車

30.広島駅 寝台特急「あさかぜ」EF66電気機関車+24系客車

31.新山口駅 特急「おき」181系気動車

32.下関駅 特急「いぞかぜ」181系気動車

 

JR西日本で運行された列車が図柄になっていますが、首都圏でも特急「白山」や急行「能登」、寝台急行「銀河」、寝台特急「あさかぜ」「瀬戸」「出雲」は上野駅や東京駅から出発していた列車でしたので、なじみがある列車でした。

鉄道150周年を記念して発売された西日本懐鉄入場券、2023年12月末まで発売されているとのことです。また、JR西日本では懐鉄入場券に合わせて、これら入場券に合わせたグッズも数多く発売されております。私はこのようなものを購入しております。

 

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グッズの一つ「懐鉄」入場券コレクションバインダー

 

懐鉄入場券をコレクションできるバインダーを入手しました。このバインダーを含むグッズはJR西日本の駅売店やWebサイトなどで発売され、首都圏でも神田神保町にある書泉グランデでも発売しておりまして、ここで入手しました。

 

ということで、コンプリートしました西日本懐鉄入場券、私は春のGW時期に関西・南近畿地域を、夏時期に青春18きっぷを使用して北陸エリアと北近畿・山陰・岡山エリアを、そして残った広島・山口エリアを10月に入ってから新幹線で日帰りの強行軍で入手してきました。

 

これら入場券のコンプリートについてですが、いわゆる難所と呼ばれる発売箇所があります。北陸では富山駅は実質新幹線でなければ訪れることはできない(青春18きっぷ利用では岐阜から高山経由でなければ行くことはできません)、関西・南近畿エリアでは白浜とともに和歌山も意外と発売時間が短く行程に工夫が必要なこと、山陰・北近畿エリアでは夏時期に青春18きっぷで移動中に局所的な集中豪雨に遭い3時間ほど途中駅で抑止となりその後の行程に変更が発生したこと、岡山県エリアでは津山をどのように訪れるかがカギで岡山から津山へは津山線がそこそこあるものの津山から新見へ姫新線は1日数本のローカル線・また鳥取に向かう因美線も同様で行程の工夫が必要であったこと、そしてラスボスといえるのが下関で、首都圏から最も遠いだけでなく発売時間も7:00~11:00と15:00~19:00で訪れる時間帯を考慮する必要がありました。また、各駅とも窓口で発売となりますので、昨今の窓口削減の影響からか購入するのに並ぶといったこともありました。

 

いずれにしましても2022年、鉄道150周年の思い出になった「西日本懐鉄入場券」になります。

 

 

【2022.12.5追記】

全種類コンプリートしました西日本懐鉄入場券、その後応募券を送付しましてオリジナル列車カードが届きました。

 

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32種類の応募券を送付してプレゼントされた「オリジナル列車カード」と「コンプリート証」

 

応募券の枚数に応じてプレゼントされる枚数が変わる列車カード、全32種類コンプリートして応募しましたので3種類の列車カードと「コンプリート証」を頂くことができました。プレゼントされた列車カードは以下になります。

 

オリジナル列車カードA:サンダーバード(681系先行量産車)

オリジナル列車カードB:オヤ31形

オリジナル列車カードC:マイテ49形

 

いずれもなかなかお目にかかれない車両になります。コンプリート証と合わせて専用の袋が4枚付属しました。オリジナル列車カード3種及びコンプリート証も、本記事中にあります「コレクションバインダー」に収めて一緒に保管することになります。

 

鉄道150周年を迎えた2022年、西日本を奔走して入手した懐鉄入場券、その成果になります。

2022.08.15

1458.【JR西日本】伯備線・山陰本線(伯耆大山~西出雲)電化開業40周年記念入場券

山陰と山陽を結ぶ路線、電化から40周年を迎えました。

 

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 名称   :伯備線・山陰本線(伯耆大山~西出雲)電化開業40周年記念入場券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2022年7月1日
 値段   :3,000円
 購入箇所:米子駅
 シリアルNo.:1070
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山陰と山陽を結ぶ使命を持つ伯備線、山陽本線の倉敷から山陰本線の伯耆大山を結ぶ路線になります。1982年7月1日に伯備線全区間とその先の山陰本線伯耆大山~知井宮(現:西出雲)間が電化されました。それから40周年を迎えて発売されました記念入場券セットになります。

 

40年前の電化完成に合わせて、この路線を経由して岡山から出雲市を結ぶ特急「やくも」号に381系特急型電車を導入、この車両は振り子機構を持つ車両で、中国山地を貫くカーブの多い路線で運転を始めました。

 

それから40年を過ぎて発売された記念入場券セットは、倉敷~西出雲間の主に特急「やくも」号が停車する駅の硬券入場券が14枚セットされています。入場券には特急「やくも」号の381系が描かれています。また台紙の表紙は電化時に車両基地に勢ぞろいした「やくも」号381系をあしらい、内面には381系「やくも」号の他、電化時の試運転列車・普通列車で運転された115系や荷物車クモニ143の写真・EF64牽引のジョイフルトレインや貨物列車、そして「やくも」号とともにこの路線で運転される寝台特急「サンライズ出雲」号285系があしらわれています。

 

この記念入場券は本年2022年8月、山陰方面を旅行しまして立ち寄った米子駅にて発売されていましたので入手しました。

 

電化40周年を迎えた伯備線と山陰本線伯耆大山~西出雲間、電化40周年とともに特急「やくも」号運転開始50周年を本年迎え、特急「やくも」号で運転されている381系に1編成国鉄特急色を施した編成が運転されています。電化時から特急「やくも」号で運転されてきた381系、今となっては定期列車としては最後の国鉄型電車で運転されている特急列車になります。しかし数年後には「やくも」号に新型車両が導入されることになっており、中国山地を駆け抜け山陰と山陽を結んだ381系も終焉の時が見えてきました。

 

電化から40周年を迎えた伯備線と山陰本線伯耆大山~西出雲間になります。

2018.05.06

1244.【JR西日本】瀬戸大橋線開業30周年記念入場券

世紀の大事業といわれた本州・四国連絡橋のひとつ、本年で開通から30周年を迎えました。これを記念してJRにて発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :瀬戸大橋線開業30周年記念入場券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2018年4月10日
 値段   :700円
 購入箇所:児島駅
 シリアルNo.:1676
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現在3ルートが開通している本州・四国連絡橋、このうち最初に開通した本州・岡山県倉敷市児島から四国・香川県坂出市を結ぶ「児島・坂出ルート」が本年で開通から30周年を迎えました。通称「瀬戸大橋」と呼ばれるこのルートには、3つの吊橋と2つの斜張橋等からなる全長約9Kmで瀬戸内海に架かっています。そしてこのルートは上部は自動車専用道路、下部は鉄道が通っておりこの路線の正式名称は「本四備讃線」、愛称は岡山~高松間で「瀬戸大橋線」と呼ばれています。
 
瀬戸大橋線は岡山~茶屋町間は既存の宇野線を、茶屋町からは新路線を建設し、瀬戸大橋開通前の1988年3月20日にまず、茶屋町~児島間が開業、そして同年4月10日に児島から先の瀬戸大橋区間が開業して、本州と四国がレールでつながりました。
瀬戸大橋線開通に合わせて、本州から四国へは快速「マリンライナー」が運転を開始、高松方先頭車をグリーン車とした213系が充当され瀬戸大橋を渡りました。またこの時点では東京からの寝台特急「瀬戸」号がEF65型電気機関車牽引の24系客車「ブルートレイン」で高松まで運転され、この列車も瀬戸大橋を渡りました。
 
開業から30年が過ぎた瀬戸大橋線、快速「マリンライナー」については、2003年に高松方先頭車をダブルデッカーとしたJR四国保有の5000系とJR西日本保有の223系を連結した編成に置き換えられ、213系はグリーン車は廃車・普通車は岡山エリアのローカルに転用されました。またブルートレインで運転された寝台特急「瀬戸」号については、1998年に285系電車に置き換えられ「サンライズ瀬戸」号として今日も運転されております。
なお213系については、その後2016年に1編成観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボア)」に改造された編成が、再び瀬戸大橋を渡り四国の琴平へ運行されております。
 
開業30周年を記念して、本州側JR西日本で発売されました記念入場券になります。瀬戸大橋を構成する橋のひとつ櫃石島橋と瀬戸大橋線を走行した新旧マリンライナー車両とサンライズ瀬戸285系を表紙にあしらい、瀬戸大橋線関連年表を記した台紙に、岡山県内の快速マリンライナー停車駅である岡山・妹尾・早島・茶屋町・児島の各駅の硬券入場券がセットされているものになります。
この記念入場券は、発売開始から約3週間過ぎた5月の連休中に下車した児島駅で、まだ発売されておりましたので入手できたものになります。
 
開業から30周年をいう節目を迎えた瀬戸大橋になります。

2017.06.15

0996.【JR西日本・南海】関西空港駅・りんくうタウン駅 開業10周年記念入場券セット

1994年9月4日に開港した関西国際空港、このアクセスとなるJR関西空港線と南海空港線は開港の約3か月前に空港関係者の通勤輸送のために開業しておりました。それから10年が過ぎた2004年に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :関西空港駅・りんくうタウン駅 開業10周年記念入場券セット
 発行社局:西日本旅客鉄道・南海電気鉄道
 発売日  :2004年6月15日
 値段   :570円
 購入箇所:新今宮駅(南海)
 シリアルNo.:1203
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関西国際空港へは、JR西日本は阪和線の日根野駅から分岐してりんくうタウン駅を通って関西空港連絡橋を渡って関西空港へ至る路線で、南海は本線の泉佐野駅から分岐してりんくうタウン駅でJRに合流して関西空港駅に向かいます。りんくうタウン~関西空港間はJR・南海が線路を共有しています。
 
10周年を迎えて発売されました記念入場券は、JR・南海それぞれのりんくうタウン駅・関西空港駅の硬券入場券がセットされています。空港アクセス線開業時はJRは関空快速等、南海は空港急行等の一般列車のみで、台紙にあしらわれているJR関空特急「はるか」、南海空港特急「ラピート」の運転は、関西国際空港開港と同時に運転を開始しました。
 
この記念きっぷ発売から13年、開業から23年が過ぎました。

2017.04.02

0877.【JR西日本】博多南線開業10周年記念 乗車券・特急券

本年でJR発足から30年が過ぎました。この路線はJRに移行したからこそ開業した路線なのかもしれません。開業から10年が過ぎた2000年に発売されました記念きっぷになります。
 
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 名称   :博多南線開業10周年記念 乗車券・特急券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2000年4月1日
 値段   :290円
 購入箇所:博多駅
 シリアルNo.:2443
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JR西日本の博多南線は、山陽新幹線の博多駅から博多南駅間8.5キロの路線になります。元は博多の新幹線車両基地までの回送線を旅客線としたもので、扱いは在来線にはなりますが、新幹線の車両で運転され、博多南駅は新幹線の博多の車両基地に隣接して設けられました。営業上は、この路線を走行する列車はすべて在来線の特急列車扱いで、運賃の他特定特急料金が加算されるという仕組みになっており、この時代は博多~博多南間は290円で乗車することができました。
 
2000年に発売されました開業10周年の記念きっぷですが、その図柄は0系車両でJR西日本においてリニューアルを行った「ウエストひかり」編成があしらわれています。
 
この記念きっぷ発売から17年が過ぎました。その後2011年に博多から先へ九州新幹線として延伸しましたが、博多南線は以前と変わらず運転を行っています。地元地域の通勤・通学等に利用されている新幹線になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。