カテゴリー「カード:ICカード」の35件の記事

2022.11.24

1485.【JR東日本】鉄道開業150周年記念Suica

本年2022年で、わが国の鉄道開業から150年を迎えました。この間、わが国の発展に大きく貢献してきた鉄道ですが、鉄道により生み出されたものも多くあります。ここに鉄道開業150周年のメモリアルアイテムが入手できましたので、公開いたします。

 

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 名称   :鉄道開業150周年記念Suica
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2022年6月8日
 値段   :15,000円(送料別)
 購入箇所:JRE MALL 鉄道開業150周年記念Suica ショップ(Web販売)
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鉄道開業150年の歴史において多くのものが生み出されましたが、近年では主にJR東日本が発行しているICカード「Suica」が鉄道に乗車するだけでなく、駅ナカから街中のコンビニエンスストアなどの店舗等でも使用できる社会的インフラになりました。鉄道開業150周年に合わせて、記念Suicaが発売されました。

内容は、1号蒸気機関車・新幹線開業前に東京~大阪を結んだ特急「こだま」、現代のJR東日本新幹線車両をあしらった3枚のカードが、鉄道開業から間もない時期に描かれた錦絵を原画とする絵をあしらった木製の楯にセットされているという豪華仕様になります。

 

ここにセットされているSuicaは特殊なもので、いずれもチャージ金額0円でデポジットは無し、使用期限が2023年3月31日まででこれ以降残額があっても払い戻しはしない等、この記念カードに適用となる規約が制定されています。その旨、この記念Suicaに付属しました。

またこの記念Suicaについて、挨拶文とともに台紙楯の絵及びカードに使用された写真についての解説文もセットされております。

 

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記念Suica挨拶文

 

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台紙楯の絵及びSuicaに使用された写真の説明

 

また、この記念Suicaはこのような箱に入れられてきました。

 

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記念Suicaセットが納められた箱

 

こうして鉄道開業150周年を記念して発売されました記念Suicaになります。このカードは駅での発売はなくJRE MALLに開設された特設サイトで数量限定で発売されました。この他イベントなどでも発売されたようです。なお発売数は余裕があるようで、この記事作成時点でもまだ発売中のようです。セットの内容やカードの仕様などから、使用することよりも記念品として飾ることを目的としたアイテムになるかと思います。

 

鉄道150周年の記念アイテムとして発売されました記念Suica、この他にも記念入場券の発売があったほか、JRグループ全駅の硬券入場券セットが発売されました。この他にも各種アイテムが発売され中には、純金製の1号蒸気機関車の模型が1,000万円で発売されるなど多くの商品が発売されました。

 

こうして鉄道開業150周年を迎えました。この150年の歴史の中で島嶼を除く日本各地に路線網を築き、新幹線を登場させるというところまで発展させてきました。次の節目は2072年の鉄道200周年になるかと思います。今から50年後の姿をここに予想してみたいのですが、おそらくその時代になれば中央リニア新幹線が東京~大阪間開業していると思われ、北海道新幹線の新函館北斗~札幌、北陸新幹線の金沢~大阪、西九州新幹線の新鳥栖~武雄温泉は開通していることでしょう。またこの時代になれば無人運転が当たり前となり車掌や運転士といった方はいなくなり、駅でも駅係員と呼ばれる方もほぼいなくなるのではないかと思います。更に乗車券類については2次元バーコードによるものからチケットレスという時代になるかと思われ、その時代で果たして今日のような記念乗車券類というのが存在しているのかという気がいたします。一方で地方路線を中心に、その時代まで存続できているのかと危惧する点もあります。他にもその時代に「鉄道趣味という文化」がどうなっているのか、気になる点ではないかと思います。

 

鉄道開業150周年を迎えた2022年、これを記念するアイテムになります。

2017.12.17

1219.【西鉄】nimoca 西鉄創立100周年記念カード

2008年に創立100周年を迎えた西鉄、この時点で西鉄ではnimocaというICカードが導入されていました。100周年記念のnimocaカードの発売もありました。
 
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 名称   :nimoca 西鉄創立100周年記念カード
 発行社局:西日本鉄道
 発売日  :2008年9月21日
 値段   :2,000円(デポジット500円を含む)
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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100周年を記念して発売されたICカードnimoca、カードには九州電気軌道により製造された119号車をあしらいました。
この車両は九州電気軌道において1911年の開業時から11年にわたって65両導入された木造ボギー車の1両で1921年に製造され現在の北九州市内エリアで活躍し、1952年に福岡市内線へ転籍し1967年に引退となった車両になります。
 
この記念カードも日比谷公園で開催された鉄道の日イベント会場で入手することができました。このカード発売から9年、来年で設立110周年を迎える西鉄になります。

2017.12.01

1202.【JR東日本】東北新幹線 八戸開業 「はやて」デビュー記念 Suicaイオカード

2002年12月1日はりんかい線全線開通と合わせて、ペンギン柄の記念SuicaがJR・東京モノレール・りんかい線と3社で発売されたことからそれぞれの発売箇所へ奔走した日でありましたが、同じ日にJR東日本においてはさらに別の記念Suicaの発売がありました。
 
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 名称   :東北新幹線 八戸開業 「はやて」デビュー記念 Suicaイオカード 
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:渋谷駅
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東京ではりんかい線が全線開通した日、東北新幹線においては盛岡から青森県の八戸まで延伸開業しました。東北新幹線においては八戸まで走行する列車は基本的に全席指定とし、新たな愛称として「はやて」と命名して、2002年12月1日より運転を開始しました。八戸延伸と「はやて」デビューを記念して発売されたSuicaイオカードになります。JRのりんかい線直通運転開始記念と同時に入手できました。
 
図柄は「はやて」用に導入されたE2系1000番台をあしらったものになりました。
 
東北新幹線はこれから8年後に新青森まで延伸しました。それから数か月後にE5系「はやぶさ」が登場したことから「はやて」は少数になったとともに、E2系1000番台についても東北新幹線では「やまびこ」等の列車に使用されることが多くなったとともに、上越新幹線にも進出するようになりました。
 
本年で八戸まで延伸されて15年、その後東北新幹線E5系により最高時速320Kmで新青森へ、そして津軽海峡を越えて北海道新幹線となって新函館北斗へ運転されるようになりました。

1200.【東京モノレール】Suicaネットワーク拡大記念 モノレールSuicaカード

2002年12月1日に全線開通しSuicaが利用可能になったりんかい線、この年の4月からすでにSuicaの使用を開始していた東京モノレールにおきましても、Suicaネットワーク拡大記念として記念Suicaが発売されました。
 
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 名称   :Suicaネットワーク拡大記念 モノレールSuicaカード
 発行社局:東京モノレール
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:
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Suicaネットワークの拡大を記念して東京モノレールで発売された記念Suicaになります。こちらも大人気となったカードになります。
 
ということで、りんかい線開通とSuicaエリア拡大を記念して、りんかい線のみならずJRや東京モノレールにおいてもペンギンを絵柄にした記念Suicaがこのように発売され、この日はりんかい線各駅のみならず、都心部やモノレールの駅までめぐって記念Suica入手に奔走しました。あの日から早くも15年という年月が流れました。

1199.【JR東日本】Suicaネットワーク拡大 りんかい線相互乗り入れ記念 Suicaイオカード

2002年12月1日のりんかい線全線開通によりJR埼京線と直通運転を開始し、合わせてりんかい線がSuicaエリアとなったことから、JR東日本でも記念カードが発売されました。
 
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 名称   :Suicaネットワーク拡大 りんかい線相互乗り入れ記念 Suicaイオカード 
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:渋谷駅
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りんかい線と直通運転を開始するとともに、りんかい線がSuicaエリアになったことからJR東日本で発売された記念Suicaになります。3羽のペンギンがあしらわれたデザインになります。
 
このカードはりんかい線の大井町に向かう前に山手線の渋谷駅で購入しました。早朝に出向いたのですがここでも列ができておりました。
 
この時3社目のSuicaエリアとなったりんかい線、この後徐々にSuica利用可能エリアは拡大していくことになります。

1198.【東京臨海】りんかい線全線開通記念Suica

2002年12月1日、東京臨海高速鉄道りんかい線は大崎~天王洲アイル間が開業、全線開通しました。全線開通に合わせてJR埼京線と直通運転を開始するとともに、りんかい線でもSuicaのサービスが始まりました。
 
全線開通とSuica使用開始を記念して東京臨海高速鉄道で発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :りんかい線全線開通記念Suica 
 発行社局:東京臨海高速鉄道
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:大井町駅
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りんかい線全線開通とSuica利用開始を記念して発売されたカードになります。JR東日本・東京モノレールに続いて3社目のSuicaエリアとなったことから、3羽のペンギンがそれぞれのSuicaカードで自動改札機を通過しているイラストをあしらいました。
 
この時代もペンギンをモチーフとした記念Suicaは大人気で、この時も早朝に大井町駅を訪れますと大変大勢の人が買い求めに行列をなしていたという状況でした。
 
早いもので開業した日のりんかい線大井町駅で記念Suicaを買い求めに並んだあの日から、15年という年月が流れてしまいました。

2017.10.16

1113.【JR東日本】グリーン車Suicaシステム登場記念 Suicaイオカード

今から13年前の2004年10月16日、Suicaを用いた新たなサービスが開始されました。
 
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 名称   :グリーン車Suicaシステム登場記念 Suicaイオカード 
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2004年10月16日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:
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この時始まったサービスは、グリーン車Suicaシステムと呼ばれるもので、まずはこの日からグリーン車の連結を始めた湘南新宿ラインと宇都宮線・高崎線列車において、駅ホーム上にあるグリーン券売機にSuicaを投入してチャージされた金額からグリーン料金分を支払い、カードのグリーン券の情報を書き込んで、乗車後は座席上にあるセンサーにSuicaをタッチしてランプが赤から緑になれば、車内での検札は省略されるというサービスになります。
 
まずは湘南新宿ラインと宇都宮線・高崎線から始まったグリーン車Suicaシステム、その後は東海道線や横須賀線・総武快速線にも導入され、のちにグリーン車を連結した常磐線でもサービスが始まっています。
 
Suicaを使ってチケットレスでグリーン車に乗車できるサービスが始まって、もう13年という年月が流れました。

2017.10.14

1110.【JR東日本】鉄道博物館開館記念Suica

本日10月14日は「鉄道の日」です。毎年各種行事が行われますが、今から10年前の2007年の鉄道の日、鉄道の殿堂といえるスポットが華々しくオープンしました。その際に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :鉄道博物館開館記念Suica 
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2007年10月14日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:大宮駅
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2007年10月14日、さいたま大宮の地に「鉄道博物館」が開館しました。2005年まで東京・神田にあった交通博物館を移設したものではありますが、鉄道に特化した内容となり、展示車両も充実した新たな博物館になり人気のスポットとなりました。
 
鉄道博物館開館を記念して最寄り駅の大宮駅で発売された記念Suicaになります。鉄道博物館で保存・展示されている車両をカード・台紙にあしらったデザインになっています。このSuicaカードも朝から長い列に並んで入手しました。
 
鉄道の歴史を伝える施設である大宮の鉄道博物館開館から早いもので10年が過ぎました。10年が過ぎて本館の全面リニューアルや新館の建設が進められているほか、先日この博物館に収蔵されているナデ6114が重要文化財に指定されました。これからも、この博物館の役割は変わることはないでしょう。

2017.04.21

0911.【JR東日本】東京モノレール Suica導入記念 Suicaイオカード

2002年に東京モノレールでもサービスが開始されたICカード乗車システムSuica、JR東日本でも記念カードが発売されました。
 
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 名称   :東京モノレール Suica導入記念 Suicaイオカード 
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2002年4月21日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:渋谷駅
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JR東日本においても、東京モノレールでSuicaが導入されたことにより発売された記念カード、その図柄は東京モノレール1000形とこの日から運転を開始した山手線のE231系をあしらいました。初の車両をあしらったデザインのSuicaとなりました。
 
このカードは首都圏主要駅で発売されましたが、発売日当日は早朝から多くの人が買い求めに訪れておりました。
 
このカード発売から15年という年月が流れました。今では全国各地で相互利用可能となり、一方で山手線では次世代のE235系が登場しています。いつの間にかそれだけの年月が流れてしまいました。

0910.【東京モノレール】モノレールSuica誕生! Suica

2001年11月よりJR東日本の首都圏エリアでサービスが開始されたSuica、翌年には東京モノレールでもサービスが開始されました。
 
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 名称   :モノレールSuica誕生! Suica
 発行社局:東京モノレール
 発売日  :2002年4月21日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:
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JR東日本に続いてSuicaを導入することになった東京モノレール、この路線は羽田空港へ向かう路線であり、その多くは浜松町でJRから乗り換えての利用が多かったことから、Suica導入という決断をしました。なお、東京モノレールがJR東日本グループに加わるのはこれから数年後のことになります。
 
東京モノレールにおいてモノレールSuicaデビューに合わせて発売されました記念カード、JRに続いて導入されたことから自動改札機を通る2羽目のペンギンがあしらわれました。
 
記念Suicaは毎回人気になるのですが、この時も発売日の早朝から浜松町や羽田空港には記念Suicaを買い求める人が大勢訪れました。早いもので、あの日から15年という年月が流れました。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。