カテゴリー「西暦2025年[令和7年]発売」の4件の記事

2025.02.09

1576.【名鉄】空港線開業20周年記念乗車券

名古屋エリアに2005年に開港した中部国際空港、そのアクセスを担う名鉄空港線、開業から20周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :空港線開業20周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年2月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00616
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名鉄空港線は中部国際空港開港を前にした2005年1月29日に開業しました。それから20周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。

短冊形乗車券3枚セットで、空港線開業日に運転を開始した2000系「ミュースカイ」がヘッドマークを着けて中部国際空港駅での出発式の様子や、中部国際空港駅に乗り入れてきた7000系「パノラマカー」や1200系・1600系・1700系・2200系といった特急車、6000系や7700系があしらわれました。

この記念乗車券は空港線開業20周年を記念したイベントが2025年2月1日に中部国際空港駅で開催されそのイベント会場で発売されたのち、名鉄名古屋サービスセンターでも発売されました。なお、中部国際空港駅で開催されたイベント会場ではこの記念乗車券の他2000系「ミュースカイ」デビュー20周年記念乗車券・2200系デビュー20周年記念乗車券の発売もありましたが、これらは名鉄名古屋駅サービスセンターでの発売は延期となりました。

 

今から20年前に開業した名鉄空港線、常滑沖に造成された人工島に開港した名古屋の国際空港となる中部国際空港へのアクセス路線として開業しました。空港線開業と同時に名鉄では空港アクセス特急として2000系「ミュースカイ」と、一部特別車編成の特急車2200系がデビューし運行を開始しました。

 

空港線が開業した2005年1月29日、自分はその日名鉄を訪れており開業したその日に早速「ミュースカイ」に乗車し、中部国際空港駅に行ってきました。その時発売されました記念きっぷ類も購入しており、弊ブログにおいて過去記事に公開されております。この年は名古屋で国際博覧会の開催もあり名古屋エリアが大いに盛り上がっていたという時代でした。2005年という熱狂があった名古屋地域に開港した中部国際空港は博覧会とともにその象徴となりました。その熱狂を体感し開業した空港線と「ミュースカイ」に早速乗車したあの日から、早くも20年という年月が流れてしまいました。

  

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化粧袋の裏表紙には2000系「ミュースカイ」と創業130周年記念で登場した「ブルーミュースカイ」のイラストがあしらわれました。

1575.【名鉄】名鉄×WAO!ラッピングトレイン運行記念乗車券

2024年で創業130周年を迎えた名鉄では、同年3月に名鉄グループ経営ビジョンとして2040年頃のありたい姿を示した中長期経営戦略と2024年度から2026年度にかけての中期経営計画が示されました。そしてこれら計画の実現にむけた経営ビジョンスローガンが2024年8月に策定されました。

策定された経営ビジョンスローガンをあしらったラッピング車両が2024年12月より運行を開始しています。ラッピング車両運行の記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :名鉄×WAO!ラッピングトレイン運行記念乗車券 1200系デザインセット
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年1月26日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00233

 備考   :マグネットシート付属
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 名称   :名鉄×WAO!ラッピングトレイン運行記念乗車券 6500系デザインセット
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年1月26日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00214

 備考   :マグネットシート付属
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策定された名鉄グループ経営ビジョンスローガンは「名鉄×WAO!」と定められました。2040年のありたい姿に向けて策定されたスローガンのロゴでラッピングされた車両が特急型1200系及び通勤型6500系に登場し、その記念乗車券が発売されました。2種類発売され、いずれも短冊形乗車券にラッピング車両をあしらったマグネットシートが付属するものになります。

 

これら記念乗車券ですが、先の創業130周年記念乗車券(第3弾)と同時に2025年1月26日に吉良吉田及び蒲郡で開催されたイベントで発売(1200系デザインは吉良吉田・6500系デザインは蒲郡で発売)ののち名鉄名古屋駅サービスセンターで発売されました。

 

昨年2024年で創業130周年を迎えた名鉄、2040年のありたい姿に向けて中期経営戦略が示されました。今後名鉄グループではターミナル駅である名鉄名古屋駅周辺で再開発が行われるとされています。その他にも沿線内外で積極的な投資などが行われると想像されます。一方鉄道部門では今後も鉄道のみならずバスなどをはじめ多くの交通モードと連携したサービスを構築すると記されており、未来に向けて進もうとしています。

 

 

新たな時代に向かって進もうとしている名鉄ですが、鉄道ファンからの一意見としましては、2040年という時代を担うフラッグシップ車両の出現を求めたいと思います。創業から130年の歴史を刻んできた名鉄において、過去には多くの人々に名鉄を認知させた車両が存在していました。代表的な車両としましては、戦前の1937年に登場しスカートで覆われた流線型の車体で「いもむし」とも呼ばれた3400系、そして戦後の高度成長の時代が始まる1961年に登場し運転席を2階に上げ前面を展望席とした長きにわたり名鉄の顔として「パノラマカー」と呼ばれ親しまれた7000系になるかと思います。これら車両は最後の車両が引退して年月が流れてしましました。

 

これから2040年という時代に向けて、鉄道ファンを「WAO!」と唸らせる名鉄のフラッグシップ車両が登場することに期待したいと思います。

1574.【名鉄】名鉄創業130周年記念乗車券(第3弾)

昨年2024年で創業130周年の佳節を迎えた名古屋鉄道、その記念乗車券の第3弾が発売されました。

 

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 名称   :名鉄創業130周年記念乗車券(第3弾)系統板デザイン
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年1月26日
 値段   :1,300円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター

 シリアルNo.:00243

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名鉄創業130周年記念乗車券(第3弾)系統板デザインセット内容

 

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 名称   :名鉄創業130周年記念乗車券(第3弾)ビワジマデザイン
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年1月26日
 値段   :1,300円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター

 シリアルNo.:00259

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名鉄創業130周年記念乗車券(第3弾)ビワジマデザインセット内容

 

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創業130周年を迎えた名鉄、130周年記念乗車券の第3弾となります。第3弾は2種類「系統板デザイン」と「ビワジマデザイン」で発売されました。

「系統板デザイン」は、創業130周年を記念して通常運行する列車の前面に掲げられたヘッドマーク(系統板)があしらわれ、6000系貫通型では貫通路、2200系などの車両では運転台内に吊り下げ型の系統板が2024年6月~8月その後同年11月にも同様の系統板が着けられました。

「ビワジマデザイン」は、創業130周年を迎えた2024年12月24日と25日に、名古屋本線と犬山線の分岐点である枇杷島分岐点の三角地帯に130周年のロゴをあしらったバルーンツリー設置しこのエリアをイルミネーションで彩る「ビワジマイルミネーション」が開催され、枇杷島分岐点構内となる側線に創業130周年記念特別塗装となった「ブルーミュースカイ」を留置しライトアップするという取り組みが行われました。この時の様子をあしらったものになります。

またこの記念乗車券についてはいずれも、「ビワジマイルミネーション」様子をあしらったA5サイズのクリアファイルが付属しました。

 

これら記念乗車券については、本年2025年1月26日に吉良吉田駅で開催されたイベント会場で発売されたのち、名鉄名古屋駅サービスセンターで発売されました。

 

2024年、創業130周年の記念イヤーとなった名鉄、その様子を綴った記念乗車券になります。

2025.01.11

1573.【富士山麓電鉄・一畑電車】富士山麓電気鉄道×一畑電車 引退記念タイアップ入場券セット

2025年の年明け前後で引退を迎えた車両、タイアップ企画の記念入場券が発売されました。

 

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 名称   :富士山麓電気鉄道×一畑電車 引退記念タイアップ入場券セット
 発行社局:富士山麓電気鉄道・一畑電車
 発売日  :2025年1月11日
 値段   :1,000円
 購入箇所:富士山駅(富士山麓電鉄)
 シリアルNo.:0316

 備考   :一畑電車でも発売
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富士急行線では昨年2024年12月15日で1000系1001号編成が引退し、1000系の定期運用は終了しました。1001号編成は京王初代5000系の譲渡車で引退時には京王時代のアイボリーと臙脂帯という外装が再現されていました。そして時期を同じくして島根県の一畑電車では5000系5010・5110号車が2025年1月13日の特別運行をもって引退することになり、コラボレーション企画が行われその一環でこの記念入場券セットが富士急行線・一畑電車で発売されました。富士急1001号編成と一畑5010・5110号車をあしらった2つ折りの台紙に富士急行線大月・河口湖、一畑電車出雲大社前・松江しんじ湖温泉の硬券入場券がセットされているものになります。

 

一畑電車5000系は京王初代5000系の譲渡車で1998年に登場しました。一畑電車には京王初代5000系が6編成12両譲渡され、まず4編成が2100系として前面はそのままで、車体は1994年に入線した最初の2編成は3ドア・その後1995年に入線した2編成は2ドアになり、その後1998年に入線した2編成が5000系として外装は白と青・黒の組み合わせで前面は前照灯が1灯・非貫通化され、側面は2ドアになり車内は小田急ロマンスカー3100形から発生したクロスシートを使用し観光車両としてデビューしました。松江しんじ湖温泉~出雲大社前を直通運転する急行「出雲大社」号や朝時間帯に電鉄出雲市→松江しんじ湖温泉を運転された特急「スーパーライナー」にも使用されました。しかし老朽化が進んだこともあり5010・5110号車が引退を迎えることになりました。一畑でも2100系に一時期京王時代のアイボリーに臙脂帯を再現した編成がありましたが、今では一部イベント車両となったものを除くとオレンジと白帯という一畑電車で現在保存車両になっているデハニ50形と同等の外装に変更されています。すでに1編成が引退し今回5010・5110編成が引退を迎えます。一畑電車では今後も新型車両の導入が行われることになっているため、京王初代5000系の譲渡車は姿を消していくことになります。

 

富士急1001号編成・一畑5010・5110編成引退を記念したタイアップ企画、ポスターも1996年に京王線で初代5000系が引退したときに作成された「グッドバイ」のキャッチコピーによるオマージュがされたポスターが作成されました。終焉を迎える京王初代5000系の譲渡車、かの地でも活躍し親しまれた名車でありました。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。