1309.【Osaka Metro・阪急】Osaka Metro堺筋線・阪急京都線 相互直通50周年記念乗車券
大阪の地下鉄路線、阪急との直通運転開始から間もなく50周年を迎えます。
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名称 :Osaka Metro堺筋線・阪急京都線 相互直通50周年記念乗車券
発行社局:大阪市高速電気軌道
発売日 :2019年11月2日
値段 :1,400円
購入箇所:扇町駅
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名称 :Osaka Metro堺筋線・阪急京都線 相互直通50周年記念乗車券
発行社局:阪急電鉄
発売日 :2019年11月2日
値段 :1,400円
購入箇所:大阪梅田駅
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まもなく開業から50周年を迎えるOsaka Metro堺筋線、1969年12月6日に大阪市交通局により天神橋筋六丁目~動物園前間が開業しました。大阪の地下鉄は都心部で経由する通りの名称が線名となっており、堺筋を通ることからこのような路線名となりました。この路線は大阪の地下鉄路線としては異例の架線集電式の路線となっており、天神橋筋六丁目から阪急千里線・京都線に相互乗り入れを開業時から行いました。阪急へは千里線の北千里及び京都線の高槻市まで乗り入れ、この時代千里ニュータウン等の開発が進み阪急のターミナルである梅田駅と地下鉄御堂筋線の混雑緩和という目的がありました。更にこの翌年の1970年に開催された万国博覧会への観客輸送にも大いに役立ちました。またラッシュ時間帯には河原町から堺筋線に直通する急行(地下鉄線内は各駅停車)の設定もありました。
堺筋線開業に合わせて当時の大阪市交通局ではこの路線用に60系を導入、阪急においても3300系を導入し、相互直通運転を開始しました。それから50年が経過した2019年、堺筋線は動物園前から天下茶屋まで延伸し車両も60系は引退し66系により運転されています。また大阪市交通局も2017年に民営化され大阪市高速電気軌道と社名を変更しOsaka Metroと呼ばれるようになりました。一方阪急においては京都線に導入された車両は特急用の6300系・9300系以外はすべて堺筋線直通対応となっているようで、この記念乗車券を堺筋線の扇町で購入後、日本橋まで乗車した際にやってきた車両は阪急の最新型車である1300系でありました。
堺筋線開業と阪急京都線との直通運転50周年を記念してOsaka Metroと阪急で発売されました記念乗車券になります。乗車券は阪急京都線(大阪梅田~京都河原町間)・千里線・嵐山線全線とOsaka Metro全線、大阪シティバス(元大阪市営バス)全線で1日間利用可能な乗車券がセットされ、台紙についてはOsaka Metroと阪急でそれぞれ開業時の祝賀列車の写真などがあしらわれ、更に両社で当時開業時に発売されました記念乗車券の複製券がついてきました。
記念乗車券はOsaka Metro・阪急共通デザイン
今から50年前の大阪は万国博覧会開催により、都市の大改造が行われていた時代でした。その時代に開業した堺筋線、半世紀の歴史を歩んできました。