カテゴリー「発行社局:埼玉高速鉄道」の7件の記事

2023.03.18

1498.【相鉄・東急・東京メトロ・東京都交・埼玉高速・東武・西武】7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券

相鉄・東急新横浜線が開業し、東急と相鉄がつながり相互直通運転を開始しました。

 

相鉄と相互直通運転を行う東急新横浜線は、日吉から先東横線に入り渋谷及び目黒線に入り目黒に向かいます。そしてこれら路線ですが、東横線は渋谷から先は東京メトロ副都心線に直通し途中の小竹向原からは西武有楽町線経由で西武池袋線へ直通し、終点の和光市からは東武東上線へ直通しています。目黒線については目黒から先は東京メトロ南北線と都営三田線と直通運転を行っており、東京メトロ南北線については終点の赤羽岩淵から埼玉高速鉄道へ直通運転を行っています。東横線からは日吉で分岐、目黒線は日吉から延伸する形で開業した東急新横浜線、この路線の開通で相鉄を含め神奈川県から東京都を通り埼玉県にまで、7社局にまたがる広域ネットワークが出現しました。

 

今回の相鉄・東急新横浜線開業に合わせて、関係する7社局合同企画としてこの7社でそれぞれ記念乗車券が発売されました。

 

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7社局で発売された「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

関係する7社局で発売された記念乗車券、各社局主要駅でそれぞれ自社分が発売されましたが、開業した2023年3月18日に新横浜駅北口東広場にて開催された相鉄・東急新横浜線開業記念イベント会場内に設けられた特設販売所にて、7社局セットとしても発売されました。そこで、今回は前日に販売会場前にあったインターネットカフェに泊まり当日朝4:00より並びました。この場所では先の記事で公開しました「相鉄・東急新横浜線開業記念 一日乗車券セット」も発売されたこともあり、自分が並び始めた時点ですでに100人以上が並んでいました。寒い雨が降っていたこともあり、発売開始時刻が当初7:00であったところ1時間繰り上げ6:00頃から発売を開始し、早い時間で完売となりました。それだけ苦労して入手したこれら記念乗車券、各社それぞれを見てみましょう。

 

 

相鉄発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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今回各社で発売されました記念乗車券は、直通運転に使用される車両を台紙とD型硬券乗車券4枚(東京メトロ発売分を除く)をあしらったという内容になります。

 

まず相鉄発行分は、東急直通用にデビューした21000系をメインにあしらいました。相鉄では東急直通用に2018年に10両編成の20000系を登場させました。相鉄の新塗装「YOKOHAMA NAVE BLUE」をまとい相鉄のアイデンティティを表現したこの車両は、2019年の鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。2021年には同形態で8両編成の21000系が登場しました。20000系は東横線方面・21000系は目黒線方面へ直通します。

相鉄車両ですが、20000系は東横線から東京メトロ副都心線和光市まで乗り入れますが、その先の東武東上線や西武線方面へは乗り入れません。21000系については、東京メトロ南北線経由で埼玉高速鉄道の終点浦和美園、都営三田線方面へは終点の西高島平まで乗り入れます。

 

 

東急発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東急電鉄
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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東急発行分では、2019年に目黒線用に登場した3020系をメインにあしらわれました。3020系については8両編成になりましたが準備等が間に合わなかったこともあり新横浜線開業時点では相鉄乗り入れには対応しておらず新横浜までの運転となっていますが、そう遠くないうちに相鉄線に乗り入れると思われます。一方で相鉄線へは目黒線からは3000系と5080系がいずれも新横浜線開業までに中間車を増結の上8両編成化され直通し、東横線からは10両編成の5050系4000番代が直通します。相鉄へは海老名や湘南台はもとより運用上の都合等で相鉄の横浜駅にも乗り入れる運用が3000系・5080系・5050系ともあるようです。

 

 

東京メトロ発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東京地下鉄
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,200円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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東京メトロ発行分は、カードタイプの東京メトロ24時間券の大人用2枚がセットされています。南北線用9000系と2021年にデビューし昨年2022年に鉄道友の会ローレル賞を受賞した副都心線用17000系があしらわれました。東京メトロ車両については、南北線用9000系が6両編成のまま新横浜まで入ります。副都心線用車両については10000系・17000系とも新横浜線に入る運用はありません。また東京メトロ車両は、南北線・副都心線どちらの車両も相鉄線には入りません。

 

 

東京都交通局発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東京都交通局
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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東京都交発行分では、2022年に三田線にデビューした新型車両6500形をあしらいました。三田線では6300形以来22年ぶりの新型車両で8両編成で登場し、6300形初期車を置き換えました。記念乗車券には6500形とともに6300形もあしらわれています。6300形は6両編成のままになっています。都営車については6300形・6500形とも新横浜までは入りますが相鉄線には入りません。

 

 

埼玉高速鉄道発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:埼玉高速鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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埼玉高速鉄道発行分では、2001年の開業時から運転されている2000系をあしらいました。埼玉高速2000系は6両編成のままになっています。埼玉高速車も新横浜までは入りますが相鉄線には入りません。

埼玉高速鉄道は「埼玉スタジアム線」という愛称があり、終点浦和美園にはサッカーJリーグの「浦和レッズ」ホームスタジアムである埼玉スタジアム2002があります。新横浜には「横浜Fマリノス」がホームスタジアムとする日産スタジアムがあります。埼玉高速から新横浜方面へは昼間は毎時1本ほどの運行の様ですが、首都圏の2大サッカースタジアムを結び、途中には「川崎フロンターレ」がホームスタジアムとする川崎等々力陸上競技場(最寄駅:新丸子駅・武蔵小杉駅)もあり、サッカー観戦にも便利なネットワークが誕生しました。

 

 

東武発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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東武発行分では、東上線で地下鉄乗り入れ用として運転されている50070型をあしらいました。東武車が新横浜に入る運用・相鉄線に直通する運用はありませんが、毎時1本ほど相鉄線から東急線・東京メトロ副都心線経由で東武東上線へ直通する列車が設定されており、この列車は東急車により運転しているようです。実際に相鉄海老名から新横浜線方面の初列車は東急5050系による東武東上線小川町行きであったとのことです。(相鉄線内特急・東急線・東京メトロ副都心線内急行・東武東上線内快速急行)

東武東上線では、新横浜線開業に合わせてダイヤ改正が行われ、快速が廃止となり、快速急行が朝霞台停車とする一方で志木を通過とし川越以北は各駅停車なり、急行停車駅に朝霞、準急停車駅に上板橋を追加するなど大幅な変更が行われました。

 

 

西武発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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西武発行分では、2017年にデビューした40000系をあしらいました。東横線にも乗り入れ、土休日ダイヤでは「Sトレイン」として東横線から西武池袋線・秩父線へ座席指定列車としても運転されている車両です。記念乗車券については40000系とともに、従来から東横線にも乗り入れている6000系もあしらわれています。今回の新横浜線開業に際しては、西武線方面から新横浜方面及び相鉄線へ直通する列車は設定されておりません。このため西武車が新横浜へ入る運用・相鉄線に入る運用はありません。

 

 

ここまで7社局発売分をそれぞれ公開しましたが、新横浜イベント会場で7社局セットを購入した方には、オリジナルポストカードがプレゼントされました。

 

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プレゼントされたポストカード

 

ポストカードは、7社局の車両が一堂に会した絵柄になっています。

 

こうして待望であった、東急・相鉄新横浜線が開業しました。近年これだけ広範囲にネットワークを拡大する新路線の開業はなかっただけに、大いに注目された新路線になりました。これだけの会社線が絡むだけに、今後トラブル発生時の影響も広範囲となることが予想されますが、一方で新横浜界隈がアクセス向上により注目を集めることになるかと思います。

 

 

待望されていた路線、これからの発展に期待したいと思います。

2022.04.29

1442.【埼玉高速】8両編成列車運行開始記念乗車券

2023年春に予定される首都圏の鉄道ネットワークの変革に向けた胎動が始まりました。

 

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 名称   :8両編成列車運行開始記念乗車券
 発行社局:埼玉高速鉄道
 発売日  :2022年4月29日
 値段   :580円
 購入箇所:川口元郷駅
 シリアルNo.:0020
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いよいよ来年、2023年春に東急電鉄新横浜線日吉~新横浜間と相鉄新横浜線新横浜~羽沢横浜国大間が開通し、相鉄から東急に乗り入れるルートが誕生します。相鉄から東急へ直通する列車は日吉からは東横線渋谷方面東京メトロ副都心線へ直通する列車と、目黒線目黒方面東京メトロ南北線・都営三田線に直通する列車が設定されます。東横線直通は10両編成、目黒線直通は8両編成で運転されることになり、現在6両編成で運転されている目黒線は8両編成化工事が進められ、このほど一部列車において8両編成での運転が始まったとのことです。これに伴い東京メトロ南北線の終点赤羽岩淵から先、埼玉高速鉄道においても8両編成列車が運転を開始したことから、このような埼玉高速鉄道線内の1日乗車券が発売されました。

 

埼玉高速鉄道においては、開業時から8両編成分のホームが用意されておりましたが、この程8両編成列車運転に伴いホームの仕上げ整備やホームドア設置などが行われました。そのことが、この記念乗車券に記載されております。

 

8両編成列車の運転が始まった埼玉高速鉄道線、当面は東急から直通してくる一部の列車のみが対象で、埼玉高速鉄道保有車についてはこれまでと同様6両編成の運転となりますが、先日一部報道によりますと埼玉高速鉄道において8両編成車両の導入が計画されているとのことです。

 

いよいよ来年2023年春に実現する運びとなった相鉄・東急の直通運転、その先の埼玉の地でその対応が行われました。

2021.03.28

1384.【埼玉高速】開業20周年記念乗車券

あのサッカースタジアムに向かう路線、本年2021年で開業から20周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :開業20周年記念乗車券
 発行社局:埼玉高速鉄道
 発売日  :2021年3月28日
 値段   :1,500円
 購入箇所:川口元郷駅
 シリアルNo.:00362
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本年2021年3月28日で開業から20周年を迎えた路線は、埼玉高速鉄道になります。赤羽岩淵~浦和美園の全区間が開業し、同時に地下鉄南北線と直通運転を開始、地下鉄南北線経由で東急目黒線武蔵小杉(当時)まで乗り入れを開始しました。終点の浦和美園付近を除いて全区間が地下路線となっています。

 

開業20周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。埼玉高速鉄道線全線1日乗車券の大人用3枚がD型硬券で台紙にセットされています。価格は1,500円ということですが、通常発売の1日乗車券は580円とこの路線の運賃形態を考えますと格安であるところ記念乗車券は1枚当たり500円と更にお得になっているとのことです。

 

この路線も開業した日に早速乗車した思い出があります。早いものであの日から20年という年月が流れました。開業時に導入された2000形車両は現在も活躍中で、乗り入れ区間も東急目黒線の日吉まで延びています。東急目黒線や地下鉄南北線においては2022年度末と予定されている新横浜延伸及び相鉄との直通運転のため現状6両編成から8両編成に増結することになっているようで、これに合わせて埼玉高速鉄道線内でも対応する工事が行われるようですが、2000形についても何かしら手が入るのかという気がします。また、浦和美園からさいたま市内の岩槻まで延伸が計画されているようです。

 

開業から20周年を迎えた埼玉高速鉄道、終点浦和美園にはサッカースタジアムがあり試合開催日には大変多くの利用があります。もう20年が過ぎた埼玉高速鉄道、これから何かしらの変化があるようです。

2017.11.14

1171.【埼玉高速】開業5周年記念乗車券セット

本日は埼玉県民の日だそうです。それにちなみまして、埼玉高速鉄道で2006年に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :開業5周年記念乗車券セット
 発行社局:埼玉高速鉄道
 発売日  :2006年3月28日
 値段   :1,680円
 購入箇所:
 シリアルNo.:
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2006年に開業5周年を迎えた際に発売された記念乗車券になります。赤羽岩淵を含む埼玉高速鉄道全駅の硬券乗車券がセットされています。
 
今年で開業から16年が過ぎた、2017年の埼玉県民の日になります。

2017.10.26

1142.【埼玉高速】2008 鉄道の日 記念乗車券

2008年の鉄道の日に埼玉高速鉄道で発売したアイテムになります。
 
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 名称   :2008 鉄道の日 記念乗車券
 発行社局:埼玉高速鉄道
 発売日  :2008年10月5日
 値段   :770円
 購入箇所:
 シリアルNo.:00120
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埼玉高速鉄道が2008年の鉄道の日で発売した記念乗車券になります。開業時からの2000系があしらわれていますが、この当時運転されていた沿線のサッカーチームである浦和レッズのPRトレインもあしらわれています。
 
開業から16年が過ぎ地域の足として運転されている埼玉高速鉄道になります。

2016.03.28

0426.【埼玉高速】埼玉高速鉄道線・営団南北線・東急目黒線相互直通運転開始記念パスネット

2001年3月28にに開業した埼玉高速鉄道は、開業時より営団南北線を経由して東急目黒線へ相互直通運転を開始しました。開業記念のほか、直通運転開始記念のパスネットも発売されました。
 
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 名称   :埼玉高速鉄道線・営団南北線・東急目黒線相互直通運転開始記念パスネット
 発行社局:埼玉高速鉄道
 発売日  :2001年3月28日
 値段   :1,000円
 購入箇所:鳩ヶ谷駅
 シリアルNo.:09987
 備考   :営団・東急でも同一図柄で発売あり
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直通運転開始を記念して発売されたパスネット、この運転に使用される営団南北線9000系、埼玉高速鉄道2000系、東急目黒線3000系が車両基地に並んだ図柄のカードになります。自分は埼玉高速鉄道発行分しか入手しませんでしたが、同じ図柄で営団地下鉄・東急電鉄でもこの記念カードは発売されました。この時代首都圏私鉄・地下鉄共通カードとしてパスネットが登場したこともあり、これら直通運転区間でも使用できることをアピールしたのかもしれません。
 
この直通運転開始から、本日2016年3月28日で15年になります。営団南北線は東京メトロに移行し9000系で仕様が変更になった車両があるほか今年に入って更新が行われた車両も出現しています。また東急では5080系が登場しており、15年の間で車両のバリエーションが増えました。

0425.【埼玉高速】開業記念 パスネット

今から15年前の2001年3月28日に開業した路線になります。
 
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 名称   :開業記念 パスネット
 発行社局:埼玉高速鉄道
 発売日  :2001年3月28日
 値段   :9,000円(1,000円券、3,000円券、5000円券のセット)
 購入箇所:鳩ヶ谷駅
 備考   :各券種単体の発売もあり
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2001年3月28日、待望の新路線が開業しました。埼玉高速鉄道になります。地下鉄南北線の終点赤羽岩淵から浦和美園を結ぶ路線で、埼玉県内初の地下鉄となりました。
開業当日に早速乗車して、到着した鳩ヶ谷駅で発売していた記念カードを購入しました。
発売されたパスネットは各券種バラ売りもあったのですが、セット発売を購入しまして、図柄は埼玉高速鉄道の車両と沿線の施設を「夢」「元気」「自然」にテーマ分けしてあしらった図柄になっています。
 
埼玉高速鉄道は埼玉県南部において交通不便地域を解消する目的と合わせて、荒川から取水した水を綾瀬川・芝川に送水する導水管が合わせて設置され、これら河川の水質改善の目的もありました。このカードを購入した鳩ヶ谷は、当時鳩ヶ谷市という独立した都市であるにもかかわらず市内には鉄道が通っていなかったというところでしたが、埼玉高速鉄道の開業で市内から都心への利便性が向上しました。また終点の浦和美園駅からは、この翌年に開催されたサッカーワールドカップの会場になった埼玉スタジアム2002の最寄り駅となり、通常はJリーグ浦和レッズのホームスタジアムとして、試合開催日には多くの人が訪れる場所になります。
 
こうして、埼玉高速鉄道は本日2016年3月28日で開業から15周年を迎えました。このカードを購入した際に下車した鳩ヶ谷はその後川口市と合併してそのまま川口市に取り込まれる形になりました。また終点の浦和美園はこの当時はまだ浦和市でしたが、のちに大宮・与野市と合併してさいたま市となって政令市に移行しました。15年の間で変わった埼玉高速鉄道沿線であります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。