カテゴリー「発行社局:しなの鉄道」の9件の記事

2021.12.17

1426.【富士急・しなの鉄道】富士急行×しなの鉄道169系コラボ入場券セット

富士急におきましては、長野電鉄に続いてしなの鉄道とコラボレーションした記念入場券が発売されました。

 

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 名称   :富士急行×しなの鉄道169系コラボ入場券セット

 発行社局:富士急行・しなの鉄道

 発売日  :2021年12月11日
 値段   :1,900円
 購入箇所:上田駅(しなの鉄道)
 シリアルNo.:0148
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富士急としなの鉄道がコラボレーションした記念入場券は、169系つながりで実現しました。富士急では、2016年に下吉田駅構内にある「ブルートレインテラス」にて、クモハ169-27の前頭部を設置し展示しています。この車両は譲渡直前までJR東日本三鷹電車区(当時)に所属し富士急線にも「ホリデー快速ピクニック号」等で乗り入れたことがありました。JRで廃車後富士急にやってきましたが富士急車両としては運行されず、富士急に譲渡され「フジサン特急」2000系として活躍した165系「パノラマエクスプレスアルプス」の維持のための部品確保でありました。実際に富士吉田(当時)工場に留置され外装は末期の三鷹色と呼ばれるピンクと紫のラインが入った外装で、車窓からも見ることができた車両になります。2016年の2000系引退に伴いお役御免となったのですが、富士急に乗り入れてきた車両ということで前頭部のみが残され、下吉田でオリジナルの湘南色になって展示されております。その展示から5周年を迎えて発売されました記念入場券ということになりますが、それにあわせて169系が活躍していたしなの鉄道とコラボレーションしました。

 

しなの鉄道は1997年10月の北陸新幹線高崎~長野間開業時に、長野県内の並行するJR信越本線を引き継ぐために設立された第三セクター会社になります。開業時に115系とともに169系も譲り受け、上田~長野間で定員制のライナー列車としてまた臨時の快速列車等で使用されました。外装はしなの鉄道オリジナルカラーとなりましたが、2008年の信越本線120周年記念でオリジナルカラーの湘南色が再現されましたが、2013年にしなの鉄道では運行を終了し、1編成が沿線の坂城町に譲渡されしなの鉄道線坂城駅構内で湘南色が再現された状態で展示されています。

 

169系のつながりで実現したコラボレーション記念入場券、富士急下吉田駅で展示されているクモハ169-27としなの鉄道坂城駅で展示されている169系をあしらった台紙に、富士急行線及びしなの鉄道線の硬券入場券がセットされています。この記念入場券はしなの鉄道線主要駅で2021年12月11日より発売され、富士急では12月13日より当面はWebにての発売となっています。

 

国鉄直流急行型電車169系、165系一族に含まれる車両になりますが、今となってはすべての車両が現役を引退しています。多くの思い出を残した車両、今こうしてその当時の姿を伝えています。

2020.07.18

1339.【しなの鉄道】SR1運行開始記念入場券セット

長野県内の元信越本線で運営を行っているしなの鉄道、新型車両が導入されました。

 

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 名称   :SR1運行開始記念入場券セット
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2020年7月4日
 値段   :2,090円
 購入箇所:上田駅
 シリアルNo.:0583
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1997年の北陸新幹線高崎~長野開業に伴い長野県内の信越本線軽井沢~篠ノ井間の運営を引き継ぐため開業した第三セクター会社であるしなの鉄道、開業時からJR東日本から譲渡された115系で外装をしなの鉄道オリジナルカラーで運転されました。2015年の北陸新幹線長野~金沢間開業に伴い信越本線の長野~妙高高原間を引き継ぎ北しなの線開業時にも115系を譲受して運転されてきました。近年JR東日本からは115系は相次いで姿を消しており、しなの鉄道では希少になってきた115系に国鉄・JR時代の外装である湘南色・横須賀色・長野オリジナル色にコカ・コーラ広告塗装車等を再現して注目を集めていましたが、すでに製造から40年以上になり老朽化してきたことから、新型車両を導入することになり運行を開始することからこのような記念入場券が発売されました。

 

しなの鉄道に登場した新型車両、形式はSR1系と命名され仕様はJR東日本で新潟エリアに導入されているE129系をベースとした車両になります。車内はクロスシート・ロングシートのデュアルシートを装備し、平日朝の小諸→長野で運転される有料快速列車「しなのサンライズ」号、平日夕方に上田~長野で運転される有料快速列車「しなのサンセット」号、土休日で軽井沢~長野・妙高高原で運転される有料快速列車「軽井沢リゾート」号で運転される際はクロスシートモードとなり、普通列車として運転される際はロングシートモードとなります。

 

新幹線開業により開業したしなの鉄道、開業から20年以上が過ぎ世代交代が始まりました。

2017.05.03

0935.【しなの鉄道】ありがとう169系記念乗車券

旧国鉄急行型電車の姿をとどめ注目を集めていたしなの鉄道の169系、寄る年波には勝てず2013年4月をもって引退を迎えることになりました。
 
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 名称   :ありがとう169系記念乗車券
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2013年4月--日
 値段   :1,170円
 購入箇所:軽井沢駅
 シリアルNo.:0351
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国鉄時代の信越本線と呼ばれていた当時から運行されていた169系、引退に際して発売された記念乗車券になります。S52編成が湘南色になっていましたが、引退直前にS51編成も保存のため湘南色にリバイバルされました。2013年4月29日のさよなら運転をもって引退しました。
 
引退に際しましては、このような記念入場券の発売もありました。
 
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 名称   :169系栄光の歴史 記念入場券
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2013年4月--日
 値段   :3,240円
 購入箇所:軽井沢駅
 シリアルNo.:00860
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しなの鉄道でも多くの名シーンを演出した169系、特に屋代駅における廃線となってしまった長野電鉄車両との共演は印象深く、それらの写真がこの記念入場券にあしらわれています。
 
多くの人々に惜しまれつつ引退したしなの鉄道169系、その後湘南色にリバイバルされたS51編成が3両編成で坂城駅で保存されており、同じく湘南色になったS52編成のクモハ169が旧軽井沢駅舎記念館で保存されていますが、この施設は本年で閉鎖となってしまったようで、その後どうなっているかは気になるところです。
 
多くの人々に思い出を残した169系であったかと思います。

0934.【しなの鉄道】169系S54編成引退記念入場券

2011年7月以降JR線に乗り入れができなくなったしなの鉄道169系、イベント運転などを中心に使用されましたが、寄る年波には勝てず引退を迎えた編成が現れました。
 
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 名称   :169系S54編成引退記念入場券
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2012年1月21日
 値段   :900円
 購入箇所:
 シリアルNo.:1234
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この時まず引退を迎えたのはS54編成になります。2011年の12両編成運転が最後の運転であったようです。
S54編成引退にあたってはイベントが開催されたようで、この時に発売されたもののようです。
 
この後、数を減らしていくことになるしなの鉄道169系になります。

0933.【しなの鉄道】169系初の12両編成運転記念入場券

その後も運転されてきたしなの鉄道169系、時代は流れ旧国鉄急行型電車が少なくなってきたことから注目を集め始めました。2011年7月、しなの鉄道では169系のイベント運転として、このような企画が行われました。
 
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 名称   :169系初の12両編成運転記念入場券
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2011年7月31日
 値段   :720円
 購入箇所:
 シリアルNo.:1063
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しなの鉄道が保有していた169系4編成を連結した12両編成で、軽井沢~戸倉間で運転されたことを記念して発売されましたアイテムになります。同時に記念乗車券も硬券で発売されました。
 
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 名称   :169系初の12両編成運転記念乗車券
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2011年7月31日
 値段   :1,170円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0273
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2011年7月の時点で、しなの鉄道169系には保安装置が取り付けられなかったことから、篠ノ井駅構内を含むJR線内への乗り入れができなくなりました。しかし貴重になった旧国鉄急行型電車ということで、このような臨時列車が運転されました。1編成が湘南色、他はしなの鉄道色の12両編成で、かつて信越本線で急行列車として運転されていた在りし日の長編成が再現されたことになりました。

0932.【しなの鉄道】旧信越本線 リバイバル信州 記念乗車券

最近しなの鉄道においては、この路線で運行されている115系に国鉄・JR時代の外装を再現した編成が今後登場する様で話題になっています。さて、この鉄道では今から9年前の2008年にも国鉄時代の外装を再現した車両が登場して話題となりました。ちょうど信越本線として開業して120周年という節目を迎えて企画された列車になります。
 
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 名称   :旧信越本線 リバイバル信州 記念乗車券
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2008年9月--日
 値段   :1,400円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0752
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旧信越本線開業120周年を記念して、この当時しなの鉄道において在籍していた169系の1編成を湘南色にリバイバルした車両が登場し、臨時列車リバイバル信州号として運転されたことを記念して発売されました記念乗車券になります。
しなの鉄道においては、開業時に115系の他通勤ライナー的列車に運用するため169系も導入しており、しなの鉄道カラーになっていた車両をこの企画で国鉄時代の湘南色に復元しました。
 
この編成は一旦元のしなの鉄道カラーに戻ったようでしたが、再び湘南色になって定期運用や各種イベント列車に使用されました。

 

短い3両編成ではありましたが、在りし日の信越本線の優等列車の姿が再現されました。

2017.05.01

0927.【しなの鉄道】北しなの線開業記念入場券

本日は当時の信越本線の長野~関山間が開業した日になります。1888年に開業したこの区間は、2015年3月の北陸新幹線開業に伴いJRから切り離され、長野~妙高高原間はしなの鉄道が引き継ぎ北しなの線となりました。この時に発売されました記念入場券を公開いたします。
 
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 名称   :北しなの線開業記念入場券
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2015年3月14日
 値段   :1,140円
 購入箇所:北長野駅
 シリアルNo.:0671
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北陸新幹線開業により、長野県内の信越本線を引き継いだしなの鉄道、この時北しなの線の駅となった6駅の硬券入場券がセットされています。
 
転換から2年、地域の足として運転されているしなの鉄道北しなの線になります。

0926.【しなの鉄道】ありがとう 長野電鉄屋代線 屋代駅入場券

2012年3月31日の運行をもって廃線となった長野電鉄屋代線、その始発駅となる屋代駅ではしなの鉄道により、記念入場券が発売されておりました。
 
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 名称   :ありがとう 長野電鉄屋代線 屋代駅入場券
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2012年3月--日
 値段   :340円
 購入個所:屋代駅
 シリアルNo.:2706
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屋代駅にて発売されたアイテム、しなの鉄道と長野電鉄の屋代駅硬券入場券がポストカードサイズの台紙にセットされた形になります。
 
この駅でも長野電鉄屋代線の思い出は多くあります。早いもので5年が過ぎてしまいました。

2016.01.04

0279.【しなの鉄道】「ろくもん」1周年記念入場券

新年おめでとうございます。2016年も弊ブログをよろしくお願いいたします。
さて、2016年最初の記事は、今年のNHK大河ドラマにまつわる列車からになります。
 
2016年の大河ドラマは「真田丸」で、戦国時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将、真田信繁(幸村)の生涯を描いたドラマとなります。
真田氏ゆかりの地としてよく知られている長野県上田市では特別展などが開催され、放映開始を待ち望んでいるとともに大きな盛り上がりを見せています。
 
さて長野県上田市を通るしなの鉄道では、2014年から観光電車を運転しています。愛称は「ろくもん」で、真田氏の家紋である「六文銭」に由来します。運転開始の翌年2015年に1周年を迎えたことから発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :「ろくもん」1周年記念入場券
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2015年7月11日
 値段   :950円
 購入箇所:小諸駅
 シリアルNo.:0529
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しなの鉄道は1997年に高崎~長野間の当時は長野行新幹線、現在では北陸新幹線の開業によりJRから移管された旧信越本線の軽井沢~篠ノ井間の営業を行う第三セクター会社として設立されました。2015年に北陸新幹線が金沢まで延伸しますと、信越本線の長野~妙高高原間もしなの鉄道に移管され「北しなの線」の運営も行っています。いわゆる整備新幹線開業に伴う並行在来線初の第三セクター転換事例となった会社になります。
 
2014年より運転を開始した観光電車「ろくもん」は、JRから譲受し自社線で運転されてきた115系1編成を改造して誕生した列車で、車内で沿線地域の食材を用いた食事ができるという列車になります。デザインは「ななつ星」や九州新幹線をはじめとしたJR九州の列車、富士急の「富士登山電車」など数多くの列車を手がけた水戸岡栄治氏によるものです。主に土休日に運転され、乗車する際には事前に予約が必要になります。
 
ここに公開しましたアイテムは、運転開始から1周年を迎えて発売されました硬券入場券5枚がセットされているもので、「ろくもん」のデザイン画とあわせて、この列車にあしらわれているシンボルマークが入場券にあしらわれています。
 
このアイテムは、2015年の9月に入り小諸に到着した際に発売していたのを確認しまして購入しました。実車にはまだ乗車したことはありませんが、機会があればこのような列車に乗車して旅をしてみたい気がいたします。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。