カテゴリー「発行社局:大井川鐵道」の3件の記事

2017.11.22

1187.【大井川鐵道】E31形電気機関車運行開始記念乗車券

蒸気機関車の運転で知られる大井川鐵道、この列車の運行では蒸気機関車だけでなく電気機関車の活躍もあります。長編成になった列車の補機が主な役割ではありますが、入れ替えなどにおいても使用されています。これまで大井川鐵道にて使用されてきた電気機関車が老朽化したことから、2010年に西武鉄道よりE31形電気機関車を3両譲り受けました。しばらくは千頭駅で留置でしたが、ようやく整備が行われまず1両が運行を開始したことからこのようなアイテムが発売されました。
 
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 名称   :E31形電気機関車運行開始記念乗車券
 発行社局:大井川鐵道
 発売日  :2017年10月15日
 値段   :920円
 購入箇所:東武ファンフェスタ会場(南栗橋車両工場)
 シリアルNo.:0304
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大井川鐵道にてようやく再起することができたE31形電気機関車、まずはE34が整備されました。西武時代は貨物列車や線路保守用の工事列車、あるいは新造車・譲渡車・多摩川線への車両の融通用に甲種輸送扱いの電車を牽引していましたが、大井川鐵道では客車を牽引したりSL列車の補機という役目が与えられました。
 
大井川鐵道でのデビューに際して発売された記念乗車券になります。車両基地での写真や客車を牽引しているシーンをあしらった短冊型2枚セットになっています。
デビューに際しましてはイベントが開催され、E34牽引の客車列車によるツアーが行われたとのことです。
なお、自分はこのイベントには参加できませんでしたが、それから1か月後に東武鉄道南栗橋工場にて開催された「東武ファンフェスタ」会場に大井川鐵道が出展し、その場所で販売していたものを入手しました。東武鉄道は本年よりSL列車の運転を開始しており、そのための運転教習や技術指導などで大井川鐵道も参加したというつながりで出展していたようです。
 
まだ2両が整備待ちの状況になっていますが、約7年の眠りから覚め大井川沿いの路線での活躍が始まりました。

2017.03.11

0785.【大井川鐵道】さようなら京阪特急3000系記念乗車券・急行券

2013年3月の運行をもって引退した京阪旧3000系特急車、それから約1年後大井川鐵道に譲渡された車両が引退を迎えることになりました。
 
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 名称   :さようなら京阪特急3000系記念乗車券・急行券
 発行社局:大井川鐵道
 発売日  :2014年1月18日
 値段   :980円
 購入箇所:Daitetsuオンラインショッピング
 シリアルNo.:0498
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大井川鐵道に譲渡された京阪旧3000系特急車、SLや近鉄・南海からの譲渡車と競演し活躍してきましたが、京阪で最後の1編成の引退の翌年の2月14日の運行をもって引退することになり、このような記念乗車券が発売されました。大井川鐵道での活躍の姿と京阪時代の在りし日の雄姿をあしらった短冊型の乗車券と急行券(電車を使用した急行列車に乗車するためのもの)3枚がセットされました。
大井川鐵道での引退に際しましては、記念ツアーが企画されておりましたが参加することはできず、記念乗車券については当時存在していた大井川鐵道のネット通販で入手することができました。この記念きっぷはあっという間に完売になりました。
 
ということで、この車両引退に立ち会うことはできませんでしたが、静岡県にありながらなかなか足が向かなかった大井川鐵道、この路線に乗車するきっかけとなったのがこの車両で、京阪で行っていた旧3000系引退記念企画で大井川鐵道も参加したことからようやく訪れることができました。そしてその帰りに千頭→金谷で京阪旧3000系に乗車することができました。これが大井川鐵道に渡った京阪旧3000系の思い出になります。
 
この車両の引退から3年が過ぎました。今でも解体されず、側線に留置されているといいます。
京都と大阪を結んでいた特急車が余生を過ごした大井川沿いの路線、今では思い出になった車両になります。

2015.11.08

0193.【大井川鐵道】大井川鐵道創立90周年記念乗車券

SLの運転で知られる鉄道、今年2015年で創立から90周年の佳節を迎えました。
 
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 名称   :大井川鐵道創立90周年記念乗車券
 発行社局:大井川鐵道
 発売日  :2015年10月20日
 値段   :1,000円
 購入箇所:プラザロコ売店(新金谷駅前)
 シリアルNo.:0271
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大井川鐵道は、静岡県の東海道線金谷駅から大井川沿いを進む路線で、金谷~千頭までの大井川本線と千頭~井川の井川線を運営しています。沿線は大井川流域の茶の産地を、また山間を行くローカル線であり、また早くからSLの運転を行っていることでも知られ、観光客が訪れる路線でもあります。
 
創立90周年を記念して発売された記念乗車券、大井川鐵道の歴史において特徴的な出来事の写真をあしらった短冊型乗車券が5枚セットされており、SLの運転開始式典の様子や勢ぞろいしたSL、そしてかつて国鉄から大井川鐵道に乗り入れた列車や、小田急ロマンスカー3000形SSE車を譲受し運転されていた写真があしらわれています。
 
幾多の困難を乗り越えて90年という歴史を歩んできた大井川鐵道、しかし沿線の過疎化が進み一方で並行する道路が整備されてきたことから、輸送量が年々減ってきているという実情があり、SL列車も人気に陰りが見え始めているようですが、SLを機関車の絵本でおなじみの「トーマス」風にするなど集客に向けた取り組みも行われているところでもあります。
 
創立90周年を迎えた大井川鐵道、存続に向け次の10年後100周年に向けて歩み始めました。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。