カテゴリー「発行社局:箱根登山鉄道」の7件の記事

2018.10.08

1268.【箱根登山】箱根登山鉄道創業130周年記念乗車券

天下の剣に挑む登山鉄道、創業から130周年の佳節を迎えました。
 
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 名称   :箱根登山鉄道創業130周年記念乗車券
 発行社局:箱根登山鉄道
 発売日  :2018年10月6日
 値段   :2,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0071
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観光地箱根を廻るのに欠かせない鉄道である箱根登山鉄道、本年2018年で創業130周年を迎えました。
箱根登山鉄道の歴史は、今から130年前の1888年に国府津から小田原を経由して箱根湯本を結んだ馬車鉄道が始まりになります。この時代開通していた東海道線は国府津から現在の御殿場線のルートとなっていたため、外れてしまった小田原を結び更に温泉地箱根を結ぶ目的で運行を開始しました。その後1900年に電車での運行を開始、現在の登山電車と呼ばれる箱根湯本~強羅間は1919年に、強羅~早雲山の鋼索線(ケーブルカー)は1921年に開通しており、一方で小田原まで鉄道の開通に合わせて国府津~小田原間は廃止となり、一方で小田原~箱根湯本間は軌道線に並行して鉄道線を開通させ、登山電車が小田原から直通で強羅に向かうようになって、軌道線は最終的には1956年までに廃止となり、現在の路線になりました。1950年には新宿から小田急が箱根湯本まで乗り入れるようになりこの区間は三線軌条になり、2006年からは小田原~箱根湯本間は小田急車のみの運行になっています。
 
長い歴史を数えてきた箱根登山鉄道の130周年を記念して発売されたアイテム、箱根湯本~強羅の硬券による往復乗車券3枚と古い時代の乗車券を再現した模擬券が、箱根登山鉄道歴代の車両などをあしらった台紙にセットされています。
 
箱根地方はこれから色づく季節を迎えます。創業130周年という佳節を迎えた箱根登山鉄道になります。

2017.12.14

1213.【箱根登山】スイス製ケーブルカー就役10周年記念乗車券

箱根登山鉄道では、登山電車の終点強羅から早雲山までケーブルカーの運営も行っています。現在運転されているケーブルカーは1995年にスイスで製造され導入された2両連結の車両になります。この車両の就役10周年を迎えた2005年に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :スイス製ケーブルカー就役10周年記念乗車券
 発行社局:箱根登山鉄道
 発売日  :2005年5月10日
 値段   :480円
 購入箇所:
 シリアルNo.:00619
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1995年に4代目の車両として導入されたケーブルカー、スイスのギーセライベルン社で製造されました。これは1921年に開業した当時に導入された車両と同じメーカーで製造されたとのことです。
 
箱根観光のゴールデンルート上にある箱根登山ケーブルカー、箱根フリーパス等で乗車できる路線になります。導入から本年で22年が過ぎましたが、まだまだ活躍することでしょう。

2017.07.29

1035.【箱根登山】モハ3形114号引退記念乗車券

箱根の観光路線である箱根登山鉄道で長きにわたり運転されてきた旧型車。今から20年前の1997年の時点で1両引退を迎えることになり、発売されました記念きっぷを公開いたします。
 
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 名称   :モハ3形114号引退記念乗車券
 発行社局:箱根登山鉄道
 発売日  :1997年5月10日
 値段   :500円
 購入箇所:箱根湯本駅
 シリアルNo.:0166
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箱根登山鉄道モハ3形は、1935年に導入されたチキ3形を1955年に車体を鋼体化してモハ3形と改めたものになります。1997年時点で114号車がモハ3形として最後まで残り活躍していました。この車両は最後まで室内灯が白熱灯であったという特徴があったようです。
 
長きにわたり運転されてきたモハ3形114号車でしたが、1997年7月で最後の運転となりました。その際に昭和20年代の塗装が復元されました。
 
この車両の引退から20年、箱根登山鉄道の車両の変遷の一端を物語っているように感じます。

2017.06.06

0982.【箱根登山】箱根登山鉄道 レーティッシュ鉄道 姉妹提携25周年記念乗車券

箱根登山鉄道は、スイスにあるレーティシュ鉄道と姉妹提携をしていることでも知られています。1979年に姉妹提携を締結し、四半世紀が過ぎた2004年に発売されました記念乗車券になります。
 
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 名称   :箱根登山鉄道 レーティッシュ鉄道 姉妹提携25周年記念乗車券
 発行社局:箱根登山鉄道
 発売日  :2004年6月1日
 値段   :700円
 購入箇所:
 シリアルNo.:00922
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箱根登山鉄道のうち、箱根湯本~強羅間は最急勾配80/1000が存在し、この勾配を克服するために当時スイスの登山鉄道であったベルニナ鉄道の技術を参考にして建設されました。この縁がもとで、1979年にベルニナ線となったレーティシュ鉄道と姉妹提携を結ぶことになったものです。現在箱根登山鉄道で運転されている1000形の愛称「ベルニナ」号は、この路線から名付けられた愛称になります。
 
姉妹提携25周年を記念して発売された乗車券ですが、この乗車券は見る角度により異なる図柄となる特徴があります。
 
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このように、スイス・レーティッシュ鉄道と箱根登山鉄道の風景が見る角度により交互に現れるという仕掛けがあります。
 
本年で姉妹提携から38年を迎えた箱根登山鉄道、今でもスイスとの交流が続いています。

2016.10.02

0627.【箱根登山】さよなら110号引退記念乗車券

箱根の観光路線である箱根登山鉄道で、長きにわたり運転されてきた旧型車がまた1両引退を迎えることになり、発売されました記念きっぷを公開いたします。
 
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 名称   :さよなら110号引退記念乗車券
 発行社局:箱根登山鉄道
 発売日  :2015年9月3日
 値段   :1,000円
 購入箇所:YOKOHAMAトレインフェスタ会場(横浜ポルタ)
 シリアルNo.:0188
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引退を迎えることになった旧型車両は110号と呼ばれる車両で、箱根登山鉄道の旧型車は一見同じように見えましても形式がモハ1形とモハ2形と分けられており、110号はモハ2形になります。1927年に登場した木造車チキ2形を鋼製車体に1957年に更新して誕生したモハ2形、1985年に足回りをカルダン駆動に換装されていますが、約60年にもわたり箱根の登山電車として活躍してきました。
 
この車両の引退は2017年2月の予定でまだ日がありますが、2016年9月より引退を記念して外装を昭和20年代の青色・黄色帯に変更して運転を行っており、同年9月3日に開催された親子鉄道展でお披露目されたとのことです。
この記念きっぷは親子鉄道展でまず発売されましたが、以降も各鉄道イベント会場でのみ発売されるようで、私は今年も横浜で開催された鉄道の日イベント会場で出展していた箱根登山ブースにて購入しました。結構人気で開会前から列ができておりました。
 
60年もの長きにわたり運転されてきた箱根登山鉄道のモハ2形110号、引退の日を迎えるにあたって発売されたアイテムになります。

2015.11.07

0190.【箱根登山】3000形アレグラ号ローレル賞受賞記念乗車券

昨年2014年11月より営業運転を開始した箱根登山鉄道の新型車両3000形「アレグラ」号、その後箱根山の噴煙騒ぎがあり観光客の入りが減るという事態が発生しました。そんな中この車両のデザイン性などが評価され、勲章を得ることになりました。
 
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 名称   :3000形アレグラ号ローレル賞受賞記念乗車券
 発行社局:箱根登山鉄道
 発売日  :2015年10月--日(イベント会場での事前発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:YOKOHAMAトレインフェスタ会場(横浜ポルタ)
 シリアルNo.:0009
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箱根登山鉄道に登場した3000形「アレグラ」号はそのデザイン性などが評価され、鉄道友の会より2015年ローレル賞を受賞することになりました。箱根登山鉄道では1982年に1000形「ベルニナ」号がブルーリボン賞を受賞しており、鉄道友の会より贈られる勲章の受賞は2回目、ローレル賞としては初となります。
 
このアイテムは、箱根登山鉄道のリリースをチェックしておりましたので、発売情報を得て10月に開催された横浜での鉄道の日イベントにおいて出店していた箱根登山鉄道ブースにて購入しました。
10月の時点で購入可能でしたが、乗車券の日付はおそらく授賞式典が開催される日なのでしょうか?平成27年(2015年)11月8日の日付が印刷されております。
 
2014年にデビューした箱根登山鉄道3000形「アレグラ」号、ローレル賞に続いてグッドデザイン賞も受賞しました。これからも箱根の風光明媚な景色の中、多くの観光客を乗せて走っていくことでしょう。

0189.【箱根登山】新型車両3000形デビュー記念乗車券

2014年、箱根の山に登場した新型車両です。
 
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 名称   :新型車両3000形デビュー記念乗車券
 発行社局:箱根登山鉄道
 発売日  :2014年11月1日(駅での一般発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:箱根湯本駅
 シリアルNo.:1129
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小田原から箱根湯本を通り強羅を目指す箱根登山鉄道。昨年2014年に15年ぶりの新型車両となる3000形が導入されたことを記念して発行されたアイテムになります。このアイテムは事前に横浜・日比谷公園で開催された鉄道の日イベント会場及び海老名で開催される小田急のイベント会場でも発売されたとのことですが、これらイベントに参加してなかったり気づかなかったため、後に箱根登山鉄道のオフィシャルサイトでこの件と知ったときは「しまった」と思ったのですが、運転開始日となった2014年11月1日に箱根湯本駅と強羅駅で発売されるということを知りまして、前日に小田原に宿泊して当日は朝早くに箱根湯本駅に向かいすでにできていた列に並んで購入できたという思い出があります。その後早速、営業運転を開始した3000形に乗車してきました。
 
箱根登山鉄道3000形は「アレグラ」号という愛称がつき、大きな窓が特徴の車両であり、箱根登山鉄道では初のVVVF制御車となります。最急こう配80/1000、カーブの最小半径が20mという特異な路線を、そして豊かな自然と景観の中を走るのにふさわしい車両になります。
 
この記事作成時で運転開始から1年が過ぎましたが、この間で箱根山の噴煙騒ぎがあり環境客の入りが減るという苦境がありましたが、1年が過ぎこれから色づく季節、多くの観光客を乗せて箱根の急こう配を走る車両であります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。