カテゴリー「発行社局:叡山電鉄」の3件の記事

2016.11.27

0674.【叡電】デナ21形(21・22号車)サヨナラ記念乗車券

秋も深まり、山々も色づく季節になりました。
京都の山々も紅葉の季節を迎え見ごろになっているかと思いますが、今から22年前のこの時期、色づいた山々に見送られて引退を迎えた車両がありました。
 
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 名称   :デナ21形(21・22号車)サヨナラ記念乗車券
 発行社局:叡山電鉄
 発売日  :1994年11月3日
 値段   :700円
 購入箇所:京阪電鉄 丹波橋駅売店
 シリアルNo.:
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今から22年前の1994年11月に引退を迎えた車両は、叡山電鉄のデナ21形になります。1929年に鞍馬線用車両として導入されました。
長きにわたり京都市街地の出町柳から鞍馬まで、急こう配のある深い山間を走行していましたが、寄る年波には勝てず今から22年前の11月27日にサヨナラ運転が行われて引退しました。時期は山々が色づいた季節、紅葉のトンネルが65年にもわたったデナ21形の生涯最期を飾る花道になりました。
 
引退後は21号車の前頭部が鞍馬駅構内で保存・展示されています。
 
叡山電鉄に初めて乗車したのは、この記念きっぷ発売から数年後のことで、この車両の現役時代を見ることはできませんでしたが、1994年のこの時は初めて京阪電鉄に乗車し、その帰りに京阪電鉄主要駅売店でも発売していましたので、購入したものになります。
 
この車両が引退して22年が過ぎ、今年も色づいた京都・鞍馬の山々になります。

2015.10.17

0168.【叡電】叡山電車開業90周年 叡山本線全駅入場券セット

日比谷公園で開催される鉄道フェスティバルは、地方の鉄道にとっても東京で自社の宣伝ができるとともに、我々蒐集鉄も現地まで行かずにアイテムを買い求めることができるというメリットがあります。この会社は京都の私鉄ですが、出展していました。
  
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 名称   :叡山電車開業90周年 叡山本線全駅入場券セット
 発行社局:叡山電鉄
 発売日  :2015年9月27日
 値段   :2,000円
 購入個所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0562
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京都市内の出町柳から比叡山最寄りとなる八瀬比叡山口を結ぶ叡山電鉄の本線が今年で開業90周年を迎えることから発売されたアイテムになります。叡山本線全駅の硬券入場券がセットされているとともに、旧駅名の2駅の入場券もセットされているというものです。
 
この路線も90年という歴史の中で幾多の困難があり、一時は路線の存続も危ぶまれた事態にもなりました。10年後には100周年を迎える叡山電鉄、これから紅葉の季節となりますので、多くの観光客が訪れることになるでしょう。

2015.10.05

0153.【叡電】ローレル賞受賞記念乗車券

さて、乗り物ものニュース様の「今日は何の日」記事ですが、昨日はこんな記事が掲載されておりました。こちらについてもアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :ローレル賞受賞記念乗車券
 発行社局:叡山電鉄
 発売日  :1998年9月19日
 値段   :670円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:
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叡山電鉄は、京都市内の出町柳駅から八瀬比叡山口を結ぶ叡山本線と途中の宝ヶ池で分岐して鞍馬に向かう鞍馬線の運営を行っています。出町柳駅で京阪電鉄と接続しており、京阪グループに属している企業になり、叡電という愛称で親しまれています。
 
さて、ここに公開しましたアイテムは、1998年に叡山電鉄の900形車両が鉄道友の会よりローレル賞を受賞したことを記念して発売されたアイテムになります。叡電900形とは「きらら」という愛称がついた観光電車で、大きな窓とこの列車は鞍馬線に直通する列車で運転されますので出町柳の市街地から鞍馬に向かって急こう配と山間部の深い山間に入っていく車窓が楽しめる車両となっています。
 
このアイテムは、後年に日比谷公園で開催された鉄道フェスティバル会場において、京阪ブースで発売していたのを見かけまして購入したものです。
 
秋になりました。叡山電鉄鞍馬線は紅葉の名所として知られ、これから多くの人が訪れることになります。その分大変な混雑になりますが、「きらら」でぜひ今年も色づく京都・鞍馬を訪れてみるのもよいのかもしれません。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。