0674.【叡電】デナ21形(21・22号車)サヨナラ記念乗車券
秋も深まり、山々も色づく季節になりました。
京都の山々も紅葉の季節を迎え見ごろになっているかと思いますが、今から22年前のこの時期、色づいた山々に見送られて引退を迎えた車両がありました。
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名称 :デナ21形(21・22号車)サヨナラ記念乗車券
発行社局:叡山電鉄
発売日 :1994年11月3日
値段 :700円
購入箇所:京阪電鉄 丹波橋駅売店
シリアルNo.:
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今から22年前の1994年11月に引退を迎えた車両は、叡山電鉄のデナ21形になります。1929年に鞍馬線用車両として導入されました。
長きにわたり京都市街地の出町柳から鞍馬まで、急こう配のある深い山間を走行していましたが、寄る年波には勝てず今から22年前の11月27日にサヨナラ運転が行われて引退しました。時期は山々が色づいた季節、紅葉のトンネルが65年にもわたったデナ21形の生涯最期を飾る花道になりました。
引退後は21号車の前頭部が鞍馬駅構内で保存・展示されています。
叡山電鉄に初めて乗車したのは、この記念きっぷ発売から数年後のことで、この車両の現役時代を見ることはできませんでしたが、1994年のこの時は初めて京阪電鉄に乗車し、その帰りに京阪電鉄主要駅売店でも発売していましたので、購入したものになります。
この車両が引退して22年が過ぎ、今年も色づいた京都・鞍馬の山々になります。