カテゴリー「発行社局:北陸鉄道」の14件の記事

2025.05.17

1596.【北陸鉄道】浅野川線8000系引退記念乗車券

北陸鉄道浅野川線の近代化に貢献した車両、引退を迎えます。

 

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 名称   :浅野川線8000系引退記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2025年5月12日(一般発売)
 値段   :1,500円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0297
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北陸鉄道浅野川線で運行されてきた8000系、最後の編成が運行を終了することになり発売されました記念乗車券になります。5編成存在した8000系各編成をあしらったD型硬券乗車券5枚が8000系活躍のシーンやヒストリーをあしらった台紙にセットされ、その表紙は最後まで残った8801-8811号編成をあしらいました。この記念乗車券も2025年5月11日に内灘駅構内で開催された「あさでんまつり」会場で先の浅野川線開業100周年記念乗車券等と合わせて先行発売されたのち、翌日から北陸鉄道有人駅と合わせてWeb発売が開始されました。

 

浅野川線で運転されてきた8000系は、京王井の頭線で活躍していた3000系の譲受車で1996年12月より浅野川線で運行を開始しました。この時浅野川線では北鉄金沢駅地下移転に備え架線電圧を600Vから1500Vに昇圧がおこなわれたことから、従来車の代替としてちょうどまとまった両数が廃車・発生することになった京王3000系を改造して導入することになりました。1996年に4編成、1998年に1編成入線し5編成が活躍していました。北陸鉄道では8000系となっていますが、車号的には8800番代と8900番代に分けられ、8800番代は京王3000系第1・2編成の狭幅片開きドア車から改造された車両、8900番代は第3編成以降の広幅両開きドア車から改造された車両になり、いずれも京王時代はカラフルに色分けられていた前面は北陸鉄道のコーポレートカラーとなるオレンジ色になり、さらには雪国を走行するためスノープロウがつけられたという特徴があります。2001年の北鉄金沢駅地下化と合わせて、浅野川線を都市近郊路線へ変貌させた車両であります。

その後も浅野川線で活躍した8000系、老朽化が進んだことから2020年より東京メトロ日比谷線03系の譲渡車が導入されたのに伴い置き換えが始まり徐々に姿を消していきました。2020年の03系第1編成運行開始に伴い8903-8913号編成が引退、2021年に8901-8911号編成が引退、2022年には8802-8812号編成が引退直前に京王時代のアイボリーの前面が再現されて引退、2023年に8902-8912号編成が引退し、最後まで残った8801-8811編成が引退を迎えることになりました。

最後まで残った8801-8811編成は、京王時代3701-3751号車で1962年に井の頭線に入線した3000系のトップナンバー編成の先頭車からの改造車で狭幅片開きドアの車体になります。この編成は2023年に北陸鉄道創立80周年を記念して京王時代のブルーグリーンの前面が再現され前面の方向幕も京王井の頭線時代を彷彿とさせる楷書体の「北鉄金沢 内灘」表示になっています。製造から62年以上が過ぎて引退を迎えることになります。

 

8801-8811号編成は2025年5月24日・25日に事前申し込みの撮影会ツアーが行われて引退となります。

 

引退を迎えることになった元京王3000系である北陸鉄道8000系、第1編成製造から62年以上にも及び京王井の頭線から北陸鉄道浅野川線で活躍しました。 

京王井の頭線沿線で生まれ育った自分としましては、北陸鉄道譲渡と聞いて遠いところに渡ってしまったなと感じました。自分が初めて北陸鉄道浅野川線を訪れたのは8000系運行開始から数か月後のことで、この時ほくほく線が開通し越後湯沢乗り換え「はくたか スノーラビット」ルートで訪れましたが、どうしても遠く感じたものでした。その後何度か訪れこの時運行されていた夜行急行「能登」号で訪れたこともありました。

2015年3月、北陸新幹線長野~金沢が開業しました。東京から約2時間30分で金沢に行くことができるようになり、北陸鉄道を訪れることも思い立ったときすぐに行けるようになりました。開業日にさっそく乗車した北陸新幹線で金沢に着いた際も、真っ先に北鉄金沢駅に向かい浅野川線で運転されている元京王3000系に乗車、今回引退を迎えるトップナンバー編成からの改造車にも乗車することができました。

最後まで残った8000系8801-8811編成、2023年の前面ブルーグリーン復刻後は、同年夏に浅野川線を訪れた際、北鉄金沢駅に留置中の姿を見ただけにとどまりました。またこれが、自分が最後に見た北陸鉄道8000系ということになってしまいました。

 

引退を迎える北陸鉄道浅野川線8000系、京王井の頭線から北陸鉄道浅野川線にわたり長きにわたり活躍し、晩節においては大地震に遭遇しました。北陸・金沢の鉄道事情の変化を感じつつ、浅野川線開業100周年の佳節を見届けて、長かった生涯を終えようとしています。

1595.【北陸鉄道】浅野川線開業100周年記念乗車券

この路線の終点付近にはかつて、多くの来園者を集め賑わった遊園地があったといいます。開業から100周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :浅野川線開業100周年記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2025年5月12日(一般発売)
 値段   :2,000円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0289
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北陸新幹線金沢駅の兼六園口地下から海沿いの内灘を結ぶ北陸鉄道浅野川線は、本年2025年で開業から100周年を迎えました。100周年を迎えて発売されました記念乗車券で、浅野川線歴代車両をあしらったD型硬券乗車券4枚が浅野川線の歴史をつづった写真などをあしらった台紙にセットされており、さらに浅野川線沿線にかつてあった粟崎遊園の入園券とセットになった往復乗車券の復刻券もセットされています。この記念乗車券は2025年5月11日に内灘駅構内で開催された「あさでんまつり」会場で先の石川線開業110周年記念乗車券等と合わせて先行発売されたのち、翌日から北陸鉄道有人駅と合わせてWeb発売が開始されました。

 

北陸鉄道浅野川線は今から100年前の1925年に浅野川電気鉄道により七ツ屋~新須崎(蚊爪~粟ヶ崎間大野川橋梁の手前付近にあった駅で1961年に廃止)間の開業から始まり、翌1926年に金沢駅前(現:北鉄金沢)~七ツ屋間が開業しています。

浅野川電気鉄道が開業した1925年、大野川を渡った粟崎の地に大規模な遊園地が開園しました。粟崎遊園と呼ばれた遊園地で、遊戯施設や動物園・食堂・大浴場に大劇場などがあり、この劇場を拠点する少女歌劇団の結成もあり、「北陸の宝塚」とも呼ばれ多くの人々が訪れ大盛況であったとのことです。浅野川電気鉄道の開業は粟崎遊園へのアクセスという目的がありました。粟崎遊園は大盛況であったため1929年に新須崎から大野川に橋を架け、粟崎遊園前(現:内灘)を経由して粟崎海岸まで延伸、粟崎遊園への利便性向上が図られ遊園地へさらに夏季は海水浴客を乗せて大盛況で運転されていたとのことで、戦前の華やかしき時代であったことが伺えます。しかし戦争の足音がこの路線に影を落とします。粟崎遊園は1941年に休園、1944年に閉園となり、跡地は軍需産業などの施設となり戦後は一時期博覧会の会場として利用されたものの、遊園地として再開することはなく姿を消しました。浅野川電気鉄道も1945年、北陸鉄道に合併となり北陸鉄道浅野川線となりました。

戦後は戦時中廃止していた粟崎遊園前~粟崎海岸間が1952年に再開業しましたが、金沢から内灘を結ぶ路線として運行されることになります。1960年に粟崎遊園前駅を移転して内灘駅と改称(貨物駅としては先に1954年に移転し改称)、その後1974年に内灘~粟崎海岸間は廃止となりました。

1990年代に入りますと金沢駅前の再開発・再整備という流れが生じ浅野川線もその影響を受けることになりました。1996年に浅野川線は架線電圧を600Vから1500Vに昇圧、これに合わせて京王井の頭線で運行されていた3000系を譲受し8000系として運行を開始、都市型車両としてワンマン運転を開始しました。2001年になりますと北鉄金沢駅は地下に移転となり北陸地方において初の地下駅となりました。その後8000系で運転されてきた浅野川線でしたが、車両が老朽化したこともあり2020年に東京メトロ日比谷線で運行されていた03系を譲受し東京メトロ時代と同じ形式・車号で03系として運行を開始、2023年までに全5編成が揃いました。これにより8000系が間もなく終焉を迎えます。

 

開業から100周年を迎えた北陸鉄道浅野川線、沿線にあった遊園地への乗客を乗せて運転された戦前の華やかしき時代、戦後は地域の足として運転されてきました。2024年元旦、石川県能登地方を震源とする大地震が発生しました。北陸鉄道においては石川線・浅野川線とも数日間の運休ののち運転を再開しています。しかし浅野川線が結ぶ内灘町は地域によって液状化により家屋の損壊や道路の寸断などといった大きな被害が発生し、今まさに復興に向けた取り組みが始まったところであるかと思います。

 

歴史を重ねてきた北陸鉄道浅野川線、100周年の佳節となります。

1594.【北陸鉄道】石川線開業110周年記念乗車券

石川県の内陸部へ延びる路線、開業から110周年の佳節を迎えます。

 

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 名称   :石川線開業110周年記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2025年5月12日(一般発売)
 値段   :1,500円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0299
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開業110周年を迎える北陸鉄道石川線、金沢市内の野町から白山市の鶴来を結ぶ路線で、今から110年前の1915年に現在の新西金沢から鶴来間が開業しました。110周年を迎えて発売されました記念乗車券で、歴代車両などをあしらった4枚の硬券乗車券が石川線の過去の写真などをあしらった台紙にセットされています。またこの記念乗車券には廃止となった白菊町駅の入場券及び鶴来から加賀一の宮ゆきの乗車券が硬券で復刻されセットされています。

 

開業110周年を迎える北陸鉄道石川線は、今から110年前の1915年に石川鉄道により新野々市(現:新西金沢)から鶴来間の開業から始まりました。新野々市から金沢市内へは白菊町へ金沢市内で電車の運行を行っていた金沢電気軌道により開業しており、鶴来から先加賀一の宮間が金名鉄道により1927年に開業しています。石川線周辺には多くの私鉄路線がありその経歴は複雑なものがありますので、石川線に直接関連する出来事を記載しますが、石川鉄道は1923年に金沢電気軌道に買収され鶴来~加賀一の宮間についても金名鉄道から1929年に譲り受けています。その後戦時中の統制等により、石川県内の金沢・小松・加賀・能登エリアの私鉄路線等を合併して1943年に北陸鉄道が設立となり戦後を迎えます。

一時は総延長100キロを超えていたという北陸鉄道の鉄道路線でしたが、1970年代前後から多くの路線が廃止となっています。石川線周辺でも野町で接続していた金沢市内線、鶴来で接続していた能美線、加賀一の宮から先白山下まで延びていた金名線は廃止となっています。そして石川線についても金沢市内で白菊町~野町間は1970年に旅客営業を廃止(1972年に貨物営業も終了し廃線)、鶴来~加賀一の宮間については2009年に廃止となって、現在の野町~鶴来の路線となりました。

 

現存する石川線においては1980年代以降都市郊外路線へ脱却が図られ、1987年に始発駅の野町駅で駅舎改築が行われこの駅で鉄道から金沢市内中心部に向かうバスへスムースな乗り換えが可能なジャンクション駅となりました。1990年になりますと東急から先代の7000系を譲受し7000系としてワンマン運転を開始し予備車なった2両を除いて旧型車を置き換えました。その後2007年には残っていた旧型車を置き換えるため京王井の頭線で運転されていた3000系を譲受し7700形として運行を開始しました。2015年になりますと四十万~曽谷間に「陽羽里」駅が開業しています。

 

開業110周年を迎える北陸鉄道石川線、現在この路線で運行されている車両は東急先代の7000系の譲受車である7000系と、京王3000系の譲渡車である7700形で運転されています。7000系は形態が3種あり、先頭車が種車で非冷房車で入線した車両が7000形で1編成、同じく先頭車が種車で冷房車となった車両が7100形で2編成、中間車から運転台取り付け改造を行った冷房車が7200形で2編成在籍しています。そして京王3000系の譲渡車である7700形が1編成在籍しています。2007年に残っていた旧型車を置き換える際に譲渡を受けることができた車両が京王3000系であったと思われますのでこの車両だけは石川線で異彩を放っている状況です。しかし東急先代の7000系そして京王3000系、いずれも我が国におけるオールステンレスカーの走りとされている車両で、東急車輛(現在の総合車両製作所横浜事業所)で製造されました。現在も横浜市金沢区にある工場の中で完成時には並んだこともあったであろう両車が共演しているという、石川県金沢市を拠点とする路線になります。

 

北陸鉄道石川線においては、ここでも近年利用が減ってきたこともあり存廃問題が浮上しました。その後鉄道として維持することになり、本年2025年よりみなし上下分離方式により公的支援を受け、存続にむけてスタートを切ったところであります。今後はすでに導入から35年が経過した7000系車両の取替や、老朽化している設備の更新などといった動きが出てくると予想されます。

 

歴史を重ねてきた北陸鉄道石川線、110周年の佳節を迎えました。

2023.12.31

1520.【北陸鉄道】浅野川線03系導入完了記念乗車券

北陸鉄道浅野川線で増備が進んでいた03系、全編成の導入が完了しました。

 

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 名称   :浅野川線03系導入完了記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2023年12月21日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0320
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北陸鉄道浅野川線で導入が進んでいた03系、最後となる第5編成が運行を開始し全編成が勢ぞろいしたことから発売されました記念乗車券になります。全5編成の03系をあしらったD型硬券乗車券が台紙にセットされています。

 

北陸鉄道浅野川線03系は東京メトロ日比谷線で運転されていた03系の譲受車で、2020年に第1編成がデビューし増備が進みました。2両編成で内灘方の車両がパンタグラフ2基搭載の前パンタというスタイルで、雪国を走行するためスノープロウが取り付けられています。外装は第3編成までは北陸鉄道入線後に同社のコーポレートカラーであるオレンジの帯になりましたが、第4編成と第5編成は東京メトロ時代の日比谷線のラインカラーであったシルバーグレーの帯で運転されています。またこの時期北陸鉄道が創立80周年を迎えていたことから、03系第1編成がかつて浅野川線沿線にあったとされる遊園地「粟崎遊園」をテーマにしたラッピングがなされており、記念乗車券の台紙にはラッピング外装になった第1編成があしらわれています。

 

北陸鉄道にやってきた03系、車号は東京メトロ時代と変わっておりません。金沢の地に移った東京メトロ日比谷線03系、全5編成が揃いました。

2023.06.23

1509.【北陸鉄道】浅野川線8902+8912号 お別れ記念乗車券

北陸鉄道浅野川線で運行されている8000系から、また1編成引退を迎える編成があります。

 

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 名称   :浅野川線8902+8912号 お別れ記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2023年6月16日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0469
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このほど引退を迎えることになった編成は8902+8912編成になります。京王時代の車号で3754,3704で、広幅・両開ドアという車体になります。また前面は「ライトグリーン」でありました。京王3000系3004Fの先頭車として1964年に製造され1996年に京王から引退しますが、先頭車が改造され、この編成を含め3001~3004Fの両先頭車が北陸鉄道にやってきて1996年12月から8902+8912として運転を開始、この時浅野川線は架線電圧が600Vから1500Vに昇圧が行われ、それに合わせて運行を開始しました。この編成は、8000系運行開始時にヘッドマークを付けて出発式に臨んだとともに、この当時発売されました8000系運行開始記念乗車券にもあしらわれた編成になります。

 

北陸鉄道浅野川線の近代化に貢献した京王3000系の譲渡車でしたが、老朽化が進んだこともあり、2020年から東京メトロ日比谷線で運転されていた03系の譲渡車がデビューし置き換えが始まりました。すでに4編成が運行を開始しており、このほど8902+8912編成が引退を迎えることになりました。最終運行は2023年7月16日の予定で、この時も事前申し込みで撮影会ツアーが開催されるとのことです。

 

記念乗車券は、8902+8912の京王時代3754Fの姿、北陸鉄道譲渡後のオレンジ前面の姿をそれぞれあしらったD型硬券乗車券3枚が、8902+8912の京王時代から北陸鉄道浅野川線での活躍のシーンの写真をあしらった台紙にセットされています。この記念乗車券もWeb販売にて入手しました。

 

京王3000系3004Fの先頭車として製造され59年、北陸鉄道浅野川線にやってきて約27年、それだけの年月が流れ引退を迎える8902+8912編成になります。そしてこの編成の引退で北陸鉄道浅野川線に譲渡された京王3000系の譲渡車のうち広幅両開き車はすべて引退(なお、石川線に3761,3711から改造の7700形が残存)となり、8000系自体も先日復刻塗装となった8801+8811を残すのみとなります。京王3000系最初の譲渡先となった北陸鉄道浅野川線、世代交代がさらに進むことになります。

2023.06.22

1508.【北陸鉄道】浅野川線8801+8811号 復刻塗装記念乗車券

石川県の北陸鉄道は、本年2023年10月で創立80周年を迎えます。この一環で、浅野川線で運行されている8000系に懐かしの外装を再現した編成が登場しました。

 

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 名称   :浅野川線8801+8811号 復刻塗装記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2023年6月16日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0669
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懐かし外装が再現された浅野川線8000系は、8801+8811号になります。京王井の頭線で運転されていた3000系の譲渡車である8000系、この編成の京王時代の車号は3751+3701で、京王3000系のトップナンバー編成になります。1962年に製造され昨年で60年を迎えた車両になります。1996年に北陸鉄道浅野川線にやってきて、今日まで運行されてきました。今回は前面及び側面の帯を京王時代の「ブルーグリーン」を再現したものになりました。昨年2022年に引退した8802+8812編成に続いて京王時代の姿が再現されました。また前面方向幕についても今回京王井の頭線時代を彷彿とさせる楷書体の「北鉄金沢 内灘」表示になっています。

本年4月29日にお披露目の撮影会が開催され、以降この姿で運転されていますが、浅野川線では現在導入が進んでいる03系が4編成まで揃い実質03系のみで浅野川線の運用は賄えることから、運転されている姿にお目にかかるには運が必要な状況になっています。この記念乗車券はWeb販売にて入手しました。

 

京王時代の復刻塗装となったことを記念して発売されました記念乗車券になります。8801+8811の京王時代3751Fの姿、北陸鉄道譲渡後のオレンジ前面、そしてブルーグリーンに復元した姿をそれぞれあしらったD型硬券乗車券3枚が、8801+8811の京王時代から北陸鉄道浅野川線での活躍のシーンの写真をあしらった台紙にセットされています。

 

京王時代の姿が再現された北陸鉄道浅野川線8801+8811号、60年を迎え金沢の地で健在です。

2022.09.30

1468.【北陸鉄道・富士山麓電鉄】浅野川線8802+8812号×富士急行線1001号編成 リバイバル塗装コラボ入場券セット

北陸鉄道浅野川線では先日2022年9月24日、8802+8812号編成が運行を終了しました。京王3000系の譲渡車で、初期型である狭幅・片開ドア車体であった3002Fを種車とした編成で、引退直前には京王時代のアイボリー前面が再現されました。運行終了時には事前申し込みによるラストランツアーも開催されたとのことです。

引退を迎えた浅野川線8802+8812号編成、その花道におけるアナザーストーリーです。

 

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左)北陸鉄道発行 右)富士山麓電鉄発行

 

 

北陸鉄道発行分

 

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 名称   :浅野川線8802+8812号×富士急行線1001号編成

                   リバイバル塗装コラボ入場券セット
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2022年9月26日(Webでの先行発売)
 値段   :1,700円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0016
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富士山麓電鉄発行分

 

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 名称   :富士急行線1001号編成×浅野川線8802+8812号

                   リバイバル塗装コラボ入場券セット
 発行社局:富士山麓電気鉄道
 発売日  :2022年9月24日(Webでの先行発売)
 値段   :1,700円
 購入箇所:富士急のりもの百貨店(Web販売)
 シリアルNo.:0679
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引退した北陸鉄道浅野川線8802+8812号編成、引退を迎えて発売されましたアイテムは富士山麓電鉄とコラボレーションとなり、浅野川線及び富士急行線それぞれ5駅合わせて10枚の硬券入場券がセットされ、表紙はそれぞれ異なるデザインで内面は両社共通となっています。その内面の北陸鉄道8000系の写真では、引退前に開催された撮影会でまだ残るもう1編成の片開ドア車である8801編成についてもこの撮影会に限り京王時代の姿を再現して並べて展示された姿もあしらわれています。

 

富士急行線では、京王初代5000系の譲渡車である1000系が運転されていますが、こちらも置き換えが進み運休中になっている富士登山電車になった編成を除くと、今残っている1000系は1001編成のみとなっています。この編成は2012年に京王時代のアイボリーに臙脂帯という外観が再現された編成となっています。

京王時代は初代5000系は京王線系統で活躍、3000系は井の頭線用車両でこの両線は軌間が異なることから京王時代に共演したことはありませんでしたが、元京王車でリバイバル塗装を再現したという縁で企画された記念きっぷになります。

 

浅野川線の元京王3000系も残り2編成、富士急行線の元京王初代5000系も運休中の富士登山電車になった編成を除くと残り1編成となりました。高度成長時代に登場し、今日の京王のイメージをつくった両車、引退後も全国各地の地方私鉄に多くの車両が譲渡されかの地で活躍したこれら名車も姿を消す時期が近づいてきたのかもしれません。

 

と、いうことで自分は京王3000系・初代5000系いずれも馴染み深い車両になりますので、今回は北陸鉄道・富士山麓電鉄それぞれ発売されたコラボ入場券セットを揃えました。北陸鉄道で京王時代の姿を再現するという報を知ったとき、おそらく富士山麓電鉄と記念きっぷのコラボレーション企画はあるだろうと思っておりましたが、このように実現しました。昨今の地方私鉄の経営状況は厳しいところが多く、今後も各所でこのようなコラボ企画が行われるケースが出てくるのではと感じたところであります。

2022.08.28

1462.【北陸鉄道】浅野川線8802+8812号さよなら記念乗車券

車両の置き換えが進んでいる北陸鉄道浅野川線、東京メトロ日比谷線03系の譲渡車がすでに3編成導入されており、元京王井の頭線3000系の譲渡車である8000系は2編成がすでに引退していますが、このほど3編成目が引退を迎えることになり記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :浅野川線8802+8812号さよなら記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2022年8月25日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0559
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このほど引退を迎えることになった編成は8802+8812編成になります。京王時代の車号で3752,3702で、初期の2編成の形態である狭幅・片開ドアという車体になります。各地に譲渡された京王3000系ですが、狭幅・片開ドアの車両は北陸鉄道浅野川線にしか譲渡されませんでしたので、ここだけで見ることができた形態になります。京王3000系3002Fの先頭車として1963年に製造され1996年に京王から引退しますが先頭車が改造され、この編成を含め3001~3004Fの両先頭車が北陸鉄道にやってきて1996年12月から8802+8812として運転を開始、この時浅野川線は架線電圧が600Vから1500Vに昇圧が行われ、それに合わせて運行を開始しました。その後3005Fの先頭車も北陸鉄道に譲渡され、全5編成が浅野川線で運転されました。2001年になりますと始発駅である北鉄金沢駅が地下に移転となり、その時発売されました北鉄金沢駅地下駅移転記念乗車券には、地下駅になり新装オープンとなった北鉄金沢駅に停車している8802+8812編成があしらわれています

 

北陸鉄道浅野川線の近代化に貢献した京王3000系の譲渡車でしたが、老朽化が進んだこともあり、2020年から東京メトロ日比谷線で運転されていた03系の譲渡車がデビューし置き換えが始まりました。すでに3編成が運行を開始しており、これによりまず元3005Fの先頭車の改造であった8903+8913編成が引退、その後03系2編成目のデビューで8901+8911編成も姿を消しています。そして本年03系3編成目がデビューしたことにより8802+8812編成が引退を迎えることになりました。

 

引退を迎えるにあたり8802+8812編成については、京王時代の姿が再現されることになり前面は3002F時代のアイボリーになり、側面にもアイボリーの帯になりました。(なお、側面帯は京王時代とは異なっています。)京王時代の姿のお披露目の撮影会が人数限定で本年7月に開催され、その際は前面方向幕に京王時代の書体で「渋谷 吉祥寺」と表示され急行の丸型サボを着けた状態で展示されたとのことです。その後の営業運転でも前面方向幕は京王時代を模した「北鉄金沢 内灘」表示で運転されています。

そして運用離脱が近づいたことにより、このような記念乗車券が発売されました。自分は今回も北陸鉄道Webサイトにて通信販売で購入しました。なお、運行終了は2022年9月24日の予定で、この前段の9月11日に撮影会が開催され、この時にはまだ残る狭幅車である8801+8811編成の北鉄金沢方車両をこのイベント時に限り京王時代の3001Fのカラーであるブルーグリーンを再現して8802+8812編成と並べての展示となるとのことです。

 

記念乗車券は、8802+8812の京王時代3752の姿、北陸鉄道譲渡後のオレンジ前面、そして引退を前にアイボリーに復元した姿をそれぞれあしらったD型硬券乗車券3枚が、8802+8812の京王時代から北陸鉄道浅野川線での活躍のシーンの写真をあしらった台紙にセットされています。

  

引退を迎えることになった元京王3000系3002Fから改造の8802+8812、製造から59年にも及び京王井の頭線から北陸鉄道浅野川線で活躍しました。北陸鉄道譲渡時は、遠いところに渡ってしまったなと感じました。自分が初めて北陸鉄道浅野川線を訪れたのは8000系運行開始から数か月後のことで、この時ほくほく線が開通し越後湯沢乗り換えのルートで訪れましたが、どうしても遠く感じたものでした。その後何度か訪れこの時代運行されていた急行「能登」号で訪れたこともありました。2015年3月、北陸新幹線長野~金沢開業で、東京から約2時間30分で金沢に行くことができるようになり、金沢は近くなり北陸鉄道を訪れることも思い立ったときすぐに行けるようになったと感じました。

本年夏、当初7月下旬金沢訪れ浅野川線に乗車したのですが、この時は運用変更で運用には就いておらず内灘車庫の庫の中という状況でした。その後運行終了が9月と聞きまして、記念乗車券こそ事前にWeb販売で入手しましたが8月下旬に再度訪れ、アイボリー前面が再現された8802+8812編成を見ることができました。この時点で「さよなら」ヘッドマークもついておりました。

 

北陸鉄道浅野川線にやってきて約24年、それだけの年月が流れ引退を迎える8802+8812編成、元京王井の頭線3000系3002Fの先頭車になります。

2020.12.23

1359.【北陸鉄道】新型車両03系運行開始記念乗車券・記念入場券

本年2020年で運行を終了した東京メトロ日比谷線03系、その中から地方私鉄に譲渡され、かの地での活躍が始まっています。熊本電鉄、長野電鉄に続いて、石川県の北陸鉄道にも譲渡され活躍が始まりました。

 

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 名称   :新型車両03系運行開始記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2020年12月21日
 値段   :360円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0301
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 名称   :新型車両03系記念入場券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2020年12月21日
 値段   :各160円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(通信販売)
 シリアルNo.:0301
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新たに東京メトロ03系の譲渡車の運行を開始したのは、北陸鉄道浅野川線になります。北陸新幹線金沢駅前の地下にある北鉄金沢駅から日本海沿いの内灘を結ぶ路線になります。2020年12月21日より運行を開始し、それに合わせて発売されました記念きっぷになります。発売日に北陸鉄道Webサイトにて通信販売も受け付けることになったことから、早速申し込みまして本日届きました。記念乗車券は内灘から北鉄金沢までの片道乗車券の硬券が03系をあしらったポストカードの台紙にセットされ、記念入場券は内灘及び北鉄金沢に停車中の姿をあしらったD型硬券になります。記念入場券は現地ではそれぞれの駅で発売となっているようです。

なおこれら記念きっぷにあしらわれている03系の姿は試運転中のもので、営業運転開始までにシルバーグレーから北陸鉄道のイメージカラーであるオレンジのラインに変更されています。ただ形式は03系とされ、車号は東京メトロ時代のままで就役しているようです。また営業運転開始に先立ち、2020年12月19日には内灘駅で公開イベントが開催されたとのことです。

 

北陸鉄道浅野川線で運転を開始した03系、この車両の導入でそれまで運行されていた8000系車両から1編成が引退を迎えることになりました。引退する編成の記念入場券も同時に発売されました。

 

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 名称   :8903+8913号お別れ記念入場券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2020年12月21日
 値段   :160円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(通信販売)
 シリアルNo.:0401
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03系の導入により置き換えられることになった8000系8903編成の記念入場券も、内灘駅のD型硬券で発売されました。こちらも北陸鉄道Webサイトで入手しました。

 

これまで北陸鉄道浅野川線で運行されてきた8000系は1996年に導入された車両になります。京王井の頭線で運転された3000系を譲受し、前面部と側面帯を北陸鉄道のイメージカラーであるオレンジとした車両になります。この当時浅野川線では架線電圧を1500Vに昇圧が行われることになり、それに対応するために導入されました。種車の関係で3000系第1・第2編成からの改造で狭幅・片開ドアの8800番台と第3編成以降の広幅・両開きドア車からの改造である8900番台と区分されていました。2001年に北鉄金沢駅が地下移設となり、浅野川線の近代化に貢献して金沢の地で活躍してきました。井の頭線で30年以上運行され、北陸鉄道にやってきてからもいつの間にか20年以上が過ぎ、車齢も55年以上が過ぎました。このほど置き換えられた8903+8913編成は元京王井の頭線3000系第5編成で、北陸鉄道には他の8000系からは少し遅れて導入された車両になります。検査周期の関係と思われますが、最初に引退を迎え03系デビューを前にした2020年12月18日の運行が最後であったようで、この時ヘッドマークを着けて運行されたようです。その翌日にこの編成の撮影会が開催されたとのことです。

 

金沢の地で新たな活躍を始めた東京メトロ03系の譲渡車、それに合わせて徐々に姿を消すことになる京王3000系の譲渡車、2023年度までに03系に置き換えが完了するとのことで、北陸鉄道浅野川線でも世代交代が始まりました。

2017.11.29

1194.【北陸鉄道】陽羽里駅開業記念入場券

北陸鉄道が走る石川県において、近年のエポックといいますと2015年3月の北陸新幹線金沢開業であるかと思います。この日、北陸鉄道石川線には新駅が開業しています。記念入場券も発売されました。
 
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 名称   :陽羽里駅開業記念入場券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2015年3月14日
 値段   :140円
 購入箇所:鶴来駅
 シリアルNo.:0361
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北陸新幹線金沢開業の日に、北陸鉄道石川線に開業した新駅は「陽羽里」駅になります。「ひばり」と発音します。
駅周辺の街びらきに合わせての開業になります。この駅自体は無人駅になりますので、北陸鉄道の有人駅で発売されました。
 
新駅のポストカードに陽羽里駅の硬券入場券がセットされているものになります。
 
地域の活性化のために設置された新駅になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。