カテゴリー「発行社局:北陸鉄道」の10件の記事

2023.06.23

1509.【北陸鉄道】浅野川線8902+8912号 お別れ記念乗車券

北陸鉄道浅野川線で運行されている8000系から、また1編成引退を迎える編成があります。

 

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 名称   :浅野川線8902+8912号 お別れ記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2023年6月16日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0469
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このほど引退を迎えることになった編成は8902+8912編成になります。京王時代の車号で3754,3704で、広幅・両開ドアという車体になります。また前面は「ライトグリーン」でありました。京王3000系3004Fの先頭車として1964年に製造され1996年に京王から引退しますが、先頭車が改造され、この編成を含め3001~3004Fの両先頭車が北陸鉄道にやってきて1996年12月から8902+8912として運転を開始、この時浅野川線は架線電圧が600Vから1500Vに昇圧が行われ、それに合わせて運行を開始しました。この編成は、8000系運行開始時にヘッドマークを付けて出発式に臨んだとともに、この当時発売されました8000系運行開始記念乗車券にもあしらわれた編成になります。

 

北陸鉄道浅野川線の近代化に貢献した京王3000系の譲渡車でしたが、老朽化が進んだこともあり、2020年から東京メトロ日比谷線で運転されていた03系の譲渡車がデビューし置き換えが始まりました。すでに4編成が運行を開始しており、このほど8902+8912編成が引退を迎えることになりました。最終運行は2023年7月16日の予定で、この時も事前申し込みで撮影会ツアーが開催されるとのことです。

 

記念乗車券は、8902+8912の京王時代3754Fの姿、北陸鉄道譲渡後のオレンジ前面の姿をそれぞれあしらったD型硬券乗車券3枚が、8902+8912の京王時代から北陸鉄道浅野川線での活躍のシーンの写真をあしらった台紙にセットされています。この記念乗車券もWeb販売にて入手しました。

 

京王3000系3004Fの先頭車として製造され59年、北陸鉄道浅野川線にやってきて約27年、それだけの年月が流れ引退を迎える8902+8912編成になります。そしてこの編成の引退で北陸鉄道浅野川線に譲渡された京王3000系の譲渡車のうち広幅両開き車はすべて引退(なお、石川線に3761,3711から改造の7700形が残存)となり、8000系自体も先日復刻塗装となった8801+8811を残すのみとなります。京王3000系最初の譲渡先となった北陸鉄道浅野川線、世代交代がさらに進むことになります。

2023.06.22

1508.【北陸鉄道】浅野川線8801+8811号 復刻塗装記念乗車券

石川県の北陸鉄道は、本年2023年10月で創立80周年を迎えます。この一環で、浅野川線で運行されている8000系に懐かしの外装を再現した編成が登場しました。

 

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 名称   :浅野川線8801+8811号 復刻塗装記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2023年6月16日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0669
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懐かし外装が再現された浅野川線8000系は、8801+8811号になります。京王井の頭線で運転されていた3000系の譲渡車である8000系、この編成の京王時代の車号は3751+3701で、京王3000系のトップナンバー編成になります。1962年に製造され昨年で60年を迎えた車両になります。1996年に北陸鉄道浅野川線にやってきて、今日まで運行されてきました。今回は前面及び側面の帯を京王時代の「ブルーグリーン」を再現したものになりました。昨年2022年に引退した8802+8812編成に続いて京王時代の姿が再現されました。また前面方向幕についても今回京王井の頭線時代を彷彿とさせる楷書体の「北鉄金沢 内灘」表示になっています。

本年4月29日にお披露目の撮影会が開催され、以降この姿で運転されていますが、浅野川線では現在導入が進んでいる03系が4編成まで揃い実質03系のみで浅野川線の運用は賄えることから、運転されている姿にお目にかかるには運が必要な状況になっています。この記念乗車券はWeb販売にて入手しました。

 

京王時代の復刻塗装となったことを記念して発売されました記念乗車券になります。8801+8811の京王時代3751Fの姿、北陸鉄道譲渡後のオレンジ前面、そしてブルーグリーンに復元した姿をそれぞれあしらったD型硬券乗車券3枚が、8801+8811の京王時代から北陸鉄道浅野川線での活躍のシーンの写真をあしらった台紙にセットされています。

 

京王時代の姿が再現された北陸鉄道浅野川線8801+8811号、60年を迎え金沢の地で健在です。

2022.09.30

1468.【北陸鉄道・富士山麓電鉄】浅野川線8802+8812号×富士急行線1001号編成 リバイバル塗装コラボ入場券セット

北陸鉄道浅野川線では先日2022年9月24日、8802+8812号編成が運行を終了しました。京王3000系の譲渡車で、初期型である狭幅・片開ドア車体であった3002Fを種車とした編成で、引退直前には京王時代のアイボリー前面が再現されました。運行終了時には事前申し込みによるラストランツアーも開催されたとのことです。

引退を迎えた浅野川線8802+8812号編成、その花道におけるアナザーストーリーです。

 

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左)北陸鉄道発行 右)富士山麓電鉄発行

 

 

北陸鉄道発行分

 

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 名称   :浅野川線8802+8812号×富士急行線1001号編成

                   リバイバル塗装コラボ入場券セット
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2022年9月26日(Webでの先行発売)
 値段   :1,700円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0016
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富士山麓電鉄発行分

 

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 名称   :富士急行線1001号編成×浅野川線8802+8812号

                   リバイバル塗装コラボ入場券セット
 発行社局:富士山麓電気鉄道
 発売日  :2022年9月24日(Webでの先行発売)
 値段   :1,700円
 購入箇所:富士急のりもの百貨店(Web販売)
 シリアルNo.:0679
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引退した北陸鉄道浅野川線8802+8812号編成、引退を迎えて発売されましたアイテムは富士山麓電鉄とコラボレーションとなり、浅野川線及び富士急行線それぞれ5駅合わせて10枚の硬券入場券がセットされ、表紙はそれぞれ異なるデザインで内面は両社共通となっています。その内面の北陸鉄道8000系の写真では、引退前に開催された撮影会でまだ残るもう1編成の片開ドア車である8801編成についてもこの撮影会に限り京王時代の姿を再現して並べて展示された姿もあしらわれています。

 

富士急行線では、京王初代5000系の譲渡車である1000系が運転されていますが、こちらも置き換えが進み運休中になっている富士登山電車になった編成を除くと、今残っている1000系は1001編成のみとなっています。この編成は2012年に京王時代のアイボリーに臙脂帯という外観が再現された編成となっています。

京王時代は初代5000系は京王線系統で活躍、3000系は井の頭線用車両でこの両線は軌間が異なることから京王時代に共演したことはありませんでしたが、元京王車でリバイバル塗装を再現したという縁で企画された記念きっぷになります。

 

浅野川線の元京王3000系も残り2編成、富士急行線の元京王初代5000系も運休中の富士登山電車になった編成を除くと残り1編成となりました。高度成長時代に登場し、今日の京王のイメージをつくった両車、引退後も全国各地の地方私鉄に多くの車両が譲渡されかの地で活躍したこれら名車も姿を消す時期が近づいてきたのかもしれません。

 

と、いうことで自分は京王3000系・初代5000系いずれも馴染み深い車両になりますので、今回は北陸鉄道・富士山麓電鉄それぞれ発売されたコラボ入場券セットを揃えました。北陸鉄道で京王時代の姿を再現するという報を知ったとき、おそらく富士山麓電鉄と記念きっぷのコラボレーション企画はあるだろうと思っておりましたが、このように実現しました。昨今の地方私鉄の経営状況は厳しいところが多く、今後も各所でこのようなコラボ企画が行われるケースが出てくるのではと感じたところであります。

2022.08.28

1462.【北陸鉄道】浅野川線8802+8812号さよなら記念乗車券

車両の置き換えが進んでいる北陸鉄道浅野川線、東京メトロ日比谷線03系の譲渡車がすでに3編成導入されており、元京王井の頭線3000系の譲渡車である8000系は2編成がすでに引退していますが、このほど3編成目が引退を迎えることになり記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :浅野川線8802+8812号さよなら記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2022年8月25日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0559
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このほど引退を迎えることになった編成は8802+8812編成になります。京王時代の車号で3752,3702で、初期の2編成の形態である狭幅・片開ドアという車体になります。各地に譲渡された京王3000系ですが、狭幅・片開ドアの車両は北陸鉄道浅野川線にしか譲渡されませんでしたので、ここだけで見ることができた形態になります。京王3000系3002Fの先頭車として1963年に製造され1996年に京王から引退しますが先頭車が改造され、この編成を含め3001~3004Fの両先頭車が北陸鉄道にやってきて1996年12月から8802+8812として運転を開始、この時浅野川線は架線電圧が600Vから1500Vに昇圧が行われ、それに合わせて運行を開始しました。その後3005Fの先頭車も北陸鉄道に譲渡され、全5編成が浅野川線で運転されました。2001年になりますと始発駅である北鉄金沢駅が地下に移転となり、その時発売されました北鉄金沢駅地下駅移転記念乗車券には、地下駅になり新装オープンとなった北鉄金沢駅に停車している8802+8812編成があしらわれています

 

北陸鉄道浅野川線の近代化に貢献した京王3000系の譲渡車でしたが、老朽化が進んだこともあり、2020年から東京メトロ日比谷線で運転されていた03系の譲渡車がデビューし置き換えが始まりました。すでに3編成が運行を開始しており、これによりまず元3005Fの先頭車の改造であった8903+8913編成が引退、その後03系2編成目のデビューで8901+8911編成も姿を消しています。そして本年03系3編成目がデビューしたことにより8802+8812編成が引退を迎えることになりました。

 

引退を迎えるにあたり8802+8812編成については、京王時代の姿が再現されることになり前面は3002F時代のアイボリーになり、側面にもアイボリーの帯になりました。(なお、側面帯は京王時代とは異なっています。)京王時代の姿のお披露目の撮影会が人数限定で本年7月に開催され、その際は前面方向幕に京王時代の書体で「渋谷 吉祥寺」と表示され急行の丸型サボを着けた状態で展示されたとのことです。その後の営業運転でも前面方向幕は京王時代を模した「北鉄金沢 内灘」表示で運転されています。

そして運用離脱が近づいたことにより、このような記念乗車券が発売されました。自分は今回も北陸鉄道Webサイトにて通信販売で購入しました。なお、運行終了は2022年9月24日の予定で、この前段の9月11日に撮影会が開催され、この時にはまだ残る狭幅車である8801+8811編成の北鉄金沢方車両をこのイベント時に限り京王時代の3001Fのカラーであるブルーグリーンを再現して8802+8812編成と並べての展示となるとのことです。

 

記念乗車券は、8802+8812の京王時代3752の姿、北陸鉄道譲渡後のオレンジ前面、そして引退を前にアイボリーに復元した姿をそれぞれあしらったD型硬券乗車券3枚が、8802+8812の京王時代から北陸鉄道浅野川線での活躍のシーンの写真をあしらった台紙にセットされています。

  

引退を迎えることになった元京王3000系3002Fから改造の8802+8812、製造から59年にも及び京王井の頭線から北陸鉄道浅野川線で活躍しました。北陸鉄道譲渡時は、遠いところに渡ってしまったなと感じました。自分が初めて北陸鉄道浅野川線を訪れたのは8000系運行開始から数か月後のことで、この時ほくほく線が開通し越後湯沢乗り換えのルートで訪れましたが、どうしても遠く感じたものでした。その後何度か訪れこの時代運行されていた急行「能登」号で訪れたこともありました。2015年3月、北陸新幹線長野~金沢開業で、東京から約2時間30分で金沢に行くことができるようになり、金沢は近くなり北陸鉄道を訪れることも思い立ったときすぐに行けるようになったと感じました。

本年夏、当初7月下旬金沢訪れ浅野川線に乗車したのですが、この時は運用変更で運用には就いておらず内灘車庫の庫の中という状況でした。その後運行終了が9月と聞きまして、記念乗車券こそ事前にWeb販売で入手しましたが8月下旬に再度訪れ、アイボリー前面が再現された8802+8812編成を見ることができました。この時点で「さよなら」ヘッドマークもついておりました。

 

北陸鉄道浅野川線にやってきて約24年、それだけの年月が流れ引退を迎える8802+8812編成、元京王井の頭線3000系3002Fの先頭車になります。

2020.12.23

1359.【北陸鉄道】新型車両03系運行開始記念乗車券・記念入場券

本年2020年で運行を終了した東京メトロ日比谷線03系、その中から地方私鉄に譲渡され、かの地での活躍が始まっています。熊本電鉄、長野電鉄に続いて、石川県の北陸鉄道にも譲渡され活躍が始まりました。

 

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 名称   :新型車両03系運行開始記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2020年12月21日
 値段   :360円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0301
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 名称   :新型車両03系記念入場券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2020年12月21日
 値段   :各160円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(通信販売)
 シリアルNo.:0301
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新たに東京メトロ03系の譲渡車の運行を開始したのは、北陸鉄道浅野川線になります。北陸新幹線金沢駅前の地下にある北鉄金沢駅から日本海沿いの内灘を結ぶ路線になります。2020年12月21日より運行を開始し、それに合わせて発売されました記念きっぷになります。発売日に北陸鉄道Webサイトにて通信販売も受け付けることになったことから、早速申し込みまして本日届きました。記念乗車券は内灘から北鉄金沢までの片道乗車券の硬券が03系をあしらったポストカードの台紙にセットされ、記念入場券は内灘及び北鉄金沢に停車中の姿をあしらったD型硬券になります。記念入場券は現地ではそれぞれの駅で発売となっているようです。

なおこれら記念きっぷにあしらわれている03系の姿は試運転中のもので、営業運転開始までにシルバーグレーから北陸鉄道のイメージカラーであるオレンジのラインに変更されています。ただ形式は03系とされ、車号は東京メトロ時代のままで就役しているようです。また営業運転開始に先立ち、2020年12月19日には内灘駅で公開イベントが開催されたとのことです。

 

北陸鉄道浅野川線で運転を開始した03系、この車両の導入でそれまで運行されていた8000系車両から1編成が引退を迎えることになりました。引退する編成の記念入場券も同時に発売されました。

 

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 名称   :8903+8913号お別れ記念入場券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2020年12月21日
 値段   :160円
 購入箇所:北陸鉄道Webサイト(通信販売)
 シリアルNo.:0401
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03系の導入により置き換えられることになった8000系8903編成の記念入場券も、内灘駅のD型硬券で発売されました。こちらも北陸鉄道Webサイトで入手しました。

 

これまで北陸鉄道浅野川線で運行されてきた8000系は1996年に導入された車両になります。京王井の頭線で運転された3000系を譲受し、前面部と側面帯を北陸鉄道のイメージカラーであるオレンジとした車両になります。この当時浅野川線では架線電圧を1500Vに昇圧が行われることになり、それに対応するために導入されました。種車の関係で3000系第1・第2編成からの改造で狭幅・片開ドアの8800番台と第3編成以降の広幅・両開きドア車からの改造である8900番台と区分されていました。2001年に北鉄金沢駅が地下移設となり、浅野川線の近代化に貢献して金沢の地で活躍してきました。井の頭線で30年以上運行され、北陸鉄道にやってきてからもいつの間にか20年以上が過ぎ、車齢も55年以上が過ぎました。このほど置き換えられた8903+8913編成は元京王井の頭線3000系第5編成で、北陸鉄道には他の8000系からは少し遅れて導入された車両になります。検査周期の関係と思われますが、最初に引退を迎え03系デビューを前にした2020年12月18日の運行が最後であったようで、この時ヘッドマークを着けて運行されたようです。その翌日にこの編成の撮影会が開催されたとのことです。

 

金沢の地で新たな活躍を始めた東京メトロ03系の譲渡車、それに合わせて徐々に姿を消すことになる京王3000系の譲渡車、2023年度までに03系に置き換えが完了するとのことで、北陸鉄道浅野川線でも世代交代が始まりました。

2017.11.29

1194.【北陸鉄道】陽羽里駅開業記念入場券

北陸鉄道が走る石川県において、近年のエポックといいますと2015年3月の北陸新幹線金沢開業であるかと思います。この日、北陸鉄道石川線には新駅が開業しています。記念入場券も発売されました。
 
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 名称   :陽羽里駅開業記念入場券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2015年3月14日
 値段   :140円
 購入箇所:鶴来駅
 シリアルNo.:0361
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北陸新幹線金沢開業の日に、北陸鉄道石川線に開業した新駅は「陽羽里」駅になります。「ひばり」と発音します。
駅周辺の街びらきに合わせての開業になります。この駅自体は無人駅になりますので、北陸鉄道の有人駅で発売されました。
 
新駅のポストカードに陽羽里駅の硬券入場券がセットされているものになります。
 
地域の活性化のために設置された新駅になります。

1193.【北陸鉄道】北陸鉄道創立70周年記念 ポストカード入場券

1943年に創立した北陸鉄道、2013年には創立70周年を迎えたことから、記念入場券が発売されました。

 

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 名称   :北陸鉄道創立70周年記念 ポストカード入場券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2013年10月13日
 値段   :700円
 購入箇所:北鉄金沢駅
 シリアルNo.:000640
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北陸鉄道創立70周年を記念して発売されたポストカード型記念入場券になります。石川線及び浅野川線の始終着駅と北陸鉄道本社最寄り駅となる浅野川線の割出駅の計5駅の入場券が、それぞれの駅に昔と今の写真であしらわれています。
 
本年で創立から74年が過ぎた北陸鉄道になります。

1192.【北陸鉄道】北陸鉄道創立60周年記念乗車券

石川県の金沢市を中心に鉄道2路線とバス路線の運営を行っている北陸鉄道、1943年10月に石川県内の7社を合併して誕生した会社になり、その後1945年までに石川県内の私鉄路線をすべて手中に収めました。
 
それから60年が過ぎた2003年に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :北陸鉄道創立60周年記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2003年10月--日
 値段   :500円
 購入箇所:
 シリアルNo.:000920
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北陸鉄道創立60周年を記念して発売された記念乗車券で、このアイテムは開くと各種昔と今の写真が出てくるという仕掛けがあります。
 
創立60周年記念乗車券は、もう1種類存在していました。
 
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 名称   :北陸鉄道株式会社創立60周年記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2003年10月--日
 値段   :1,300円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0966
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もう1種類は台紙付きの硬券乗車券になります。
 
この当時は石川線(野町~加賀一の宮)と浅野川線の2路線になっていましたが、かつて石川線の先は金名線として白山下まで路線があり(金沢と名古屋を結ぼうとした計画であったとのこと)、鶴来では寺井に向かう能見線が、さらには金沢市内の路面電車や山城・山中の加賀温泉郷への路線、そのほか小松や能登半島地域にも路線を持ちその延長は最盛期には100kmを超えていたといいます。いずれも道路網の発達などにより利用客が減少し廃止となってしまいました。この記念乗車券には現有路線のほか、廃止となった区間の廃止日を刻印した乗車券の複製模擬券が、最盛期の路線網を記した台紙にセットされているというものになります。
 
今では金沢市内を中心とした2路線になってしまった北陸鉄道、2003年の創立60周年で発売されたアイテムになります。

2016.03.29

0429.【北陸鉄道】北陸鉄道浅野川線(北鉄金沢駅)移設地下化工事完成記念きっぷ

昨年2015年3月に開業し本年で1周年を迎えた北陸新幹線、終着の金沢駅から兼六園口を出てすぐの地下へ向かう階段を下り、そのまま進むと北陸鉄道浅野川線の北鉄金沢駅があります。この駅が現在の場所に移ったときに発売されました記念きっぷを公開いたします。
 
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 名称   :北陸鉄道浅野川線(北鉄金沢駅)移設地下化工事完成記念きっぷ
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :2001年3月28日
 値段   :1,000円
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:1805
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北鉄金沢駅が現在の地下に移設となったのは、今から15年前の2001年3月28日になります。この移設により北鉄金沢駅は北陸地方初の地下駅となりました。
北陸鉄道では、北鉄金沢駅地下化に備えて1996年に架線電圧を600Vから1500Vに昇圧を行い、京王井の頭線で活躍した3000系を譲受し8000系に改造して運転を開始しました。それから5年後、北鉄金沢駅は地下駅になりました。
 
地下化を記念して発売された記念きっぷ、表紙には地下駅になった北鉄金沢駅に停車している片開きドアの8802があしらわれており、開きますと浅野川線の沿線風景とともに北鉄金沢駅の入場券と乗車券の硬券がセットされているというものになります。この記念きっぷは通信販売にて申し込みまして入手いたしました。
 
北陸新幹線が開業して首都圏から近くなった金沢、この駅前から出発する北陸鉄道浅野川線、地下駅に移設となってから本年2016年で15年が過ぎました。

2015.08.30

0116.【北陸鉄道】浅野川線・8000系車両運行開始記念乗車券

先日、トミーテックよりNゲージサイズのディスプレイモデルとして人気の「鉄道コレクション」第21弾が発売されました。毎回主に地方の私鉄車両をモデルとしていることから、人気になっています。いわゆる「通常弾」としての発売ですので、ブラインド方式で開けて見るまで何が入っているのかわからないということと、パッケージには記載されていない「シークレット」アイテムもあり、お目当ての車両を手に入れるため箱買いを行うこともあるようです。
今回の第21弾は、主に京王3000系の譲渡車を中心に計10種+シークレット1種というラインナップになります。私も10種入り箱を2箱購入し、シークレットは出ませんでしたが、一通りそろえることができました。
 
前置きが長くなりましたが、今回は鉄道コレクション第21弾のモデルとなった車両に関するアイテムを特集記事として作成しました。まずはこの車両になります。
 
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 名称   :浅野川線・8000系車両運行開始記念乗車券
 発行社局:北陸鉄道
 発売日  :1996年12月19日
 値段   :800円
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:1503
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北陸鉄道は石川県内を中心に鉄道・バス輸送を行っている会社で、鉄道線は金沢の市街地にある野町から白山市の鶴来を結ぶ石川線と、JR金沢駅前の地下にある北鉄金沢駅から海沿いの街内灘を結ぶ浅野川線の2路線の運営を行っています。ここに公開しましたアイテムは、浅野川線に京王3000系の譲受車である8000系の運行を開始して発売されたアイテムになります。
 
3枚の硬券乗車券がセットされ、台紙には浅野川線開業時の車両、8000系運行開始直前まで運転されていた従来車、そして8000系は8912号車(京王時代の車号で3704)の写真があしらわれており、更には浅野川線の歩みとして年表も記載されています。浅野川線では架線電圧を600Vから1500Vに昇圧することになったため、従来車の代替としてちょうどまとまった両数が廃車・発生することになった京王3000系を改造して導入することになりました。
 
北陸鉄道では8000系と称していますが、車号的には8800番代と8900番代に分けられ、8800番代は京王3000系第1・2編成の狭幅片開きドア車から改造された車両、8900番代は第3編成以降の広幅両開きドア車から改造された車両になり、この記念乗車券には広幅両開き車があしらわれております。
鉄道コレクションのモデルとなった車両は8802-8812で、元京王3000系では第2編成の狭幅片開きドア車からの改造になりますので、この記念乗車券にあしらわれている車両とは形態が異なりますが、同じ日に入線して1500V昇圧と同時に金沢で営業運転を開始した車両になります。
 
この車両も、北陸鉄道浅野川線で運行を開始して来年で20年というところになりました。この車両導入後に北鉄金沢駅は現在の地下駅になりました。その後はといいますと、やはり利用が減ってきているという現状があるようですが、金沢から内灘を結んで運転されています。
 
私はこの記念乗車券は、郵送申し込みによる通信販売で購入しましたが、その後ほくほく線開通直後に「はくたか」で金沢に行きこの路線に乗車しました。この時点で北鉄金沢駅はまだ地上でした。その後何度か訪れており、今年3月14日に開通した北陸新幹線に乗車して金沢に着いた際も、真っ先に北鉄金沢駅に向かい浅野川線で運転されている元京王3000系に乗車、トップナンバー編成からの改造車にも乗車することができました。

 

北陸鉄道に移籍してから来年で20年、車齢では50年以上が過ぎましたが、まだまだ現役、これからも金沢の地で活躍していくことでしょう。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。