カテゴリー「発行社局:京阪」の14件の記事

2022.12.11

1490.【京急・京阪・東京メトロ】2022年ブルーリボン賞・ローレル賞受賞記念乗車券セット

2022年の栄えある鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞受賞車両はすでに発表されており、授賞式も各社において開催されました。ブルーリボン賞・ローレル賞受賞を記念した乗車券セットが発売されました。

  

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 名称   :2022年ブルーリボン賞・ローレル賞受賞記念乗車券セット
 発行社局:京浜急行電鉄・京阪電気鉄道・東京地下鉄
 発売日  :2022年12月1日
 値段   :2,800円(送料別)
 購入箇所:メトロの缶詰ANNEX(Web販売)
 シリアルNo.:000246
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2022年の鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞について、まず鉄道友の会会員による投票で決定されるブルーリボン賞は京急1000形1890番台が選定されました。1000形の増備車ではありますが、車内はクロス・ロングシートに転換できるL/C構造とし、トイレの設備も設け貸切運用にも対応した車両となっています。公募により「Le Ciel」(ル・シエル)と名付けられ、側面にロゴが掲出され運転されております。

京急のブルーリボン賞受賞は、1983年に快速特急用車両であった2000形が受賞して以来2度目となります。

 

ローレル賞は2社が選定され、まず京阪電鉄の3850形が受賞しました。この車両は2008年に登場し現在主に快速急行で運転されている3000系に組み込まれた「プレミアムカー」車両で、その車内設備などが評価されました。

京阪のローレル賞受賞は3度目となります。3850形が組み込まれた3000系が2009年にローレル賞を受賞して以来となります。よって、京阪3000系についてはデビュー後と、その後中間車に組み込まれたプレミアムカー車両が受賞するという、一つの固定編成で2つのローレル賞受賞ということになります。

 

ローレル賞受賞のもう1社は、東京メトロ17000系・18000系で、17000系は有楽町線・副都心線用18000系は半蔵門線用車両となります。

東京メトロのローレル賞受賞は営団地下鉄時代を含めますと、2011年に千代田線で運転されている16000系が受賞して以来4度目となります。

 

2022年の鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞が出揃いましたが、それに合わせて発売されました記念アイテムになります。ブルーリボン賞・ローレル賞を受賞した3社共同企画で3社の乗車券がセットで発売されました。京急は品川⇔金沢文庫の大人用カードタイプの往復乗車券、京阪が京阪線(京阪本線・鴨東線・中之島線・宇治線・交野線に有効・大津線は含まず)と石清水八幡宮参道ケーブルに有効な磁気カードタイプ大人用1日乗車券、東京メトロは大人用の磁気カードタイプ24時間券が台紙にセットされました。同年に受賞した各社が合同で記念乗車券をセット発売する史上初の企画となりました。
なお、発売方法は各社とも駅では発売せず、東京メトロの関連会社である株式会社メトロコマースが運営するオンラインショップ、「メトロの缶詰 ANNEX」にてWeb販売されました。自分も申し込みまして手元に届きました。

 

2022年のブルーリボン賞・ローレル賞を受賞した京急1000形1890番台・京阪3850形・東京メトロ17000系・18000系、これからの活躍が期待されます。

2020.05.23

1333.【京阪】京阪電車 開業110周年記念乗車券

関西の大手私鉄路線、開業から110周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :京阪電車 開業110周年記念乗車券
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2020年4月15日
 値段   :1,300円(送料別)
 購入箇所:e-kenetマーケット(Web販売)
 シリアルNo.:000907
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関西の大手私鉄の一つ、京阪電気鉄道は今から1910年4月15日に天満橋~五条(現:清水五条)間が開業しました。それから110年を迎えて発売されました記念乗車券になります。磁気カードタイプの京阪線(京阪本線・中之島線・鴨東線・交野線・宇治線)と石清水八幡宮参道ケーブル線(大津線は除く)に、有効期間内の1日に限り有効なフリー乗車券になります。その券面には1910年の開業日の天満橋付近を走行している列車をあしらいました。またこの台紙には110年の歴史を歩んだ京阪の主な車両として、開業時の1型、1934年に大阪から大津へ直通するために登場した日本初の連接車「びわこ号」の愛称があった60型、1953年に初期の高性能車としてまた初めてテレビを搭載して運転された特急車1800系、1970年にラッシュ時間帯の混雑緩和を目指し片側5扉の車体でかつデイタイム時は天井部に収納した座席を下して3扉車として運転されている5000系、1989年に登場し現在の京阪特急として活躍しているフラッグシップ車両8000系と、2017年より8000系特急車に連結されている座席指定特別車両である「プレミアムカー」をあしらいました。

 

110周年を迎えて発売されました記念乗車券ですが、新型コロナウイルス感染症予防のため政府より緊急事態宣言が発令されたことから、この記念乗車券は駅での発売は取りやめ、京阪カードの通販サイト「e-kenetマーケット」にて発売となりました。ということで、発売から1か月が過ぎた頃にこの記念乗車券の発売に気が付きましてサイトを確認しましたところ、まだ発売していることを確認しましたので申し込みまして手元に届きました。京阪では110周年を迎えてこの他にも記念企画が予定されていたのですが、延期になった内容も多くあるようです。

1910年に京都から大阪を結んで開業した京阪電鉄、その歴史においても幾多の困難を乗り越えてきました。110周年の佳節においても大きな困難の影響を受けておるところですが、これからのさらなる発展に期待したいと思います。

2017.10.25

1141.【京阪】水の上の新都心へ 中之島線開業・京都3駅 駅名変更 スルッとKANSAI K CARD

京阪電鉄の大阪の「水の上の新都心」といわれた中之島へ向かう中之島線が、本年で開業から9年が過ぎました。弊ブログでは以前、開業記念入場券を公開しておりますが、同時にスルッとKANSAIカードの発売もありましたので公開いたします。
 
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 名称   :水の上の新都心へ 中之島線開業 スルッとKANSAI K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2008年10月--日
 値段   :マルチ券(額面1,000円)
 購入箇所:中之島駅
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中之島線開業に合わせて発売されたスルッとKANSAI K CARDになります。中之島線の路線図とこの時から運転を開始した3000系をあしらいました。
このカードは京阪線各駅の券売機で発売され、自分は1,000円券で購入しました。
 
中之島線開業と同時に京都市内においては、駅名を変更した駅が3駅あります。これに伴うカードの発売もありました。
 
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 名称   :京都3駅 駅名変更 スルッとKANSAI K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2008年10月--日
 値段   :マルチ券(額面1,000円)
 購入箇所:祇園四条駅
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この日、五条は清水五条駅に、四条は祇園四条に、丸太町は神宮丸太町と京都市営地下鉄と同駅名であった駅をそれぞれ駅付近にある観光名所の名前を取り入れた駅名に変更しました。このカードも京阪線各駅の券売機でマルチ券として発売されました。
 
早いもので中之島線開業と3000系デビュー、京都市内3駅の駅名変更から9年、来年で10年を迎えます。中之島線開業時に設定された快速急行は今では本数を減らし、3000系も中之島線ではなく8000系と混じって特急運用に就くことが多く、また京都~大阪をノンストップで運転される快速特急「洛楽」にも使用されているようで、最近前面が変更され特急運行時には鳩の特急マークが表示されるようになったとのことです。
 
すでに9年が過ぎ、その後も変化がある京阪電鉄になります。

1140.【京阪】鉄道の日 K CARD

京阪電鉄においては、鉄道の日において毎年日比谷公園の鉄道フェスティバルにおいては大変人気を集めています。ここで鉄道の日が制定された1994年に発売されましたアイテムが手元にありますので公開いたします。
 
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 名称   :鉄道の日 K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :1994年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:淀屋橋駅
 シリアルNo.:001875
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1994年の鉄道の日で発売されたアイテムになります。この時代ですとまだスルッとKANSAIは出現しておらず、京阪線の駅の券売機で乗車券を購入できるプリペイドカードとしてK CARDで発売されました。
 
この時初めて京阪に乗車しまして、このカードにあしらわれている8000系特急に乗車しました。噂にたがわぬ豪華な設備と大阪府内での複々線の走行を堪能しました。
 
この時代も京阪のフラッグシップであった8000系、現在ではダブルデッカー車が連結され外装が変更になり、車内も車端部がロングシートになるとともに京阪特急のシンボルであったテレビはなくなった一方、本年2017年より指定席車「プレミアムカー」の連結が開始されました。
進化を続けている京阪特急になります。

2017.08.23

1056.【京阪】京阪大津線 新塗装車両登場 記念1dayチケット

京都から琵琶湖を結ぶ京阪大津線において、新塗装車両が登場したことからこのような記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :京阪大津線 新塗装車両登場 記念1dayチケット
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2017年8月11日
 値段   :1,400円
 購入箇所:京阪石山駅
 シリアルNo.:
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セットの内容 
 
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京阪大津線とは、京都市営地下鉄東西線の御陵から浜大津を結ぶ京津線と、浜大津で接続して石山寺と坂本を結ぶ石山坂本線の総称になります。京津線は京都市営地下鉄東西線に直通運転を行っています。
 
この路線においては、本線系統で実施された新塗装化は行われておらず、京津線用800系はブルーを基調とした独自塗装、石山坂本線用の600系・700系は旧通勤車の緑色の外装が標準で、各種ラッピングや特別塗装車も多くある路線でしたがこの路線でも本線系統の通勤車と同じ外装となった車両が登場することになったことから発売されたものです。内容は大津線用の1日乗車券が2枚セットされており、使用するときは切り取って使用するようになっています。またこの記念きっぷには新塗装車両とともにこの路線の「鉄道むすめ」のキャラクターである「石山ともか」があしらわれ、記念きっぷを購入するとクリアフォルダーも付属してくるという内容になります。
 
さて、この記念きっぷはこの前の日曜日の8月20日に京阪を訪れ入手しました。この日は本線の特急に「プレミアムカー」が登場した日で早速乗車してきましたが、プレミアムカー関連の記念きっぷの発売はなく、大津線でこのような記念きっぷが発売されていたということで入手したものになります。
 
琵琶湖畔の地域の足として運転されている京阪大津線にも、新塗装化の波が押し寄せてきました。

2017.04.15

0896.【京阪】京阪電鉄10000系デビュー スルッとKANSAI K CARD

今から15年前の2002年、京阪に登場した車両になります。
 
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 名称   :京阪電鉄10000系デビュー スルッとKANSAI K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2002年4月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京橋駅
 シリアルNo.:0134
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2002年に京阪に登場した車両は10000系になります。4両編成で登場したこの車両は、主に交野・宇治線といった支線系統用として導入され、外装は新塗装「ターコイズグリーン」になりました。
 
私はデビュー間もなく交野線で乗車しており、この時10000系を使用した臨時急行列車が私市発の本線直通急行として運転されました。
 
その後も支線系統用に増備が進められ1900系や2600系といった車両を置き換え、これら路線においてワンマン運転実施に向けた合理化という目的もありました。しかし「ターコイズグリーン」での活躍は6年ほどで、その後は中之島線開業に合わせて実施された塗装変更により、他の通勤車と同様の「シティ・コミュータ」 外装になりました。
 
そして現在も交野線・宇治線の支線で活躍している10000系になります。

2017.03.10

0783.【京阪】京阪電車旧3000系特急車引退記念 京阪電車・富山地鉄・大井川鐵道 1日フリー乗車券セット

京阪電鉄において特急車として長きにわたり親しまれた旧3000系、2013年3月に引退しました。これを記念して発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :京阪電車旧3000系特急車引退記念
         京阪電車・富山地鉄・大井川鐵道 1日フリー乗車券セット
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2013年1月12日
 値段   :大人用5,000円・小児用2,500円
 購入箇所:三条駅
 備考   :富山地方鉄道・大井川鐵道でも発売(台紙は異なる)
       京阪では「さようならテレビカー ありがとう旧3000系特急車 京阪線1日乗車券」
         (京阪電車1日乗車券)単体での発売もあり(大人用・小児用共)
        いずれもシール&スタンプラリーシートが付属
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大人用セット

  
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小児用セット

 
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台紙裏面(大人用・小児用共同一)

 
京阪旧3000系は、1971年にデビューした特急車でした。特急車として初めて冷房装置を装備し、先代の1900系より受け継いだテレビを車内に設け、以降京阪のフラッグシップを担い京都と大阪を結んで運転されてきました。1989年には後継の8000系が登場すると、3000系は一般車に改造されることなく引退していき、一部車両が富山地方鉄道・大井川鐵道に譲渡されましたが1編成だけは残りその後も運転されてきました。
1995年に編成から外されていた車両を改造し、側面に京都時代祭りの装飾がなされたダブルデッカー車を組み込んだことにより、京阪の看板車両として1編成のみとなってもさらに活躍していきました。
2008年になりますと中之島線開業に伴い、この路線に直通する快速急行用の新型車両が3000系を名乗ることになったことから、1編成残っていた3000系特急車は8000系に編入され、その後も運転されてきました。しかし寄る年波には勝てず、ついに2013年3月10日の運転をもって定期運用から離脱、そして同年3月31日まで数回実施されたラストランイベントをもって引退しました。
 
引退を迎えるに当たり発売されましたアイテムになります。京阪電車の「さようならテレビカー ありがとう旧3000系特急車 京阪線1日乗車券」(京阪線と男山ケーブル線で有効)と旧3000系が譲渡された富山地方鉄道と大井川鐵道の1日乗車券(富山地方鉄道は市内電車を含む全線で有効、大井川鐵道は金谷~千頭間の大井川本線で有効)がセットになった記念乗車券で、大人用・小児用があります。また富山地方鉄道・大井川鐵道においても台紙が異なる仕様でそれぞれ発売されました。さらに京阪においては、京阪電車の「さようならテレビカー ありがとう旧3000系特急車 京阪線1日乗車券」の単体の発売も大人用・小児用と発売されました。
これら記念きっぷを購入しますと、引退記念イベントとして「旧3000系特急車 想い出の停車駅めぐり シール&スタンプラリー」が開催され、これに参加するためのシール&スタンプラリーシートがついてきました。
 
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旧3000系特急車 想い出の停車駅めぐり シール&スタンプラリーシート

 
シール&スタンプラリーシートは、京阪の特急停車駅6駅を巡ると駅においてスタンプを押印しあわせてシールがもらえ、全駅揃えるとプレミアムカードがもらえるもので、更にプレミアムカードの裏面に当たりがついておりそれにより引退記念のラストランイベントに参加できるというものでした。また富山地方鉄道・大井川鐵道も参加しており、富山地方鉄道では電鉄富山駅と宇奈月温泉駅、大井川鐵道では新金谷駅前プラザロコと千頭駅でスタンプを押印すると、それぞれのプレミアムカードがもらえるという企画で、この記念きっぷは事前に購入しましたが、その後こちらのイベントに参加して、京阪・富山地鉄・大井川とそれぞれのプレミアムカードを入手しました。特に大井川鐵道はこのイベントに参加したことにより、初めて乗車することができた路線で、その際往路はSL、復路は京阪3000系の譲渡車に乗車できたという思い出があります。
 
引退後の旧3000系ですが、譲渡された車両以外では、京阪本線の樟葉駅前のショッピングセンター内で先頭車が1両保存されています。合わせてちょっとした京阪の資料館的な施設にもなっています。
 
ということで、長きにわたり京阪のフラッグシップを担い活躍した旧3000系特急車、私も何度かこの車両を追って京阪線で特に複々線の野江や森小路・千林・大和田といったところで撮影し、乗車した思い出があります。この車両が営業運転を終了して4年という年月が流れました。

2016.08.25

0582.【京阪】「さようなら、ありがとう。」1900系 スルッとKANSAI K CARD

特急車として登場した京阪1900系、通勤車に格下げとなってもなお運行されていましたが、この車両にも終焉の時が来ました。引退を記念して発売されたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :「さようなら、ありがとう。」1900系 スルッとKANSAI K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2008年12月20日
 値段   :5,000円(1,000円券5枚セット)
 購入箇所:祗園四条駅
 シリアルNo.:2778
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1963年の淀屋橋延伸に合わせて特急用車両として登場した1900系、その後後継車両が登場して通勤車に格下げとなっても運転を続けていましたが、2008年10月の中之島線開業の前日をもって定期運用は終了となりました。私もこの時に京阪を訪れております。それから2か月が過ぎて1900系のさよなら運転が行われることになり発売された記念カードになります。人気があったことなどを勘案しまして前日に京都に行き、発売日早朝に祇園四条駅に向かい入手することができました。その後は都合があったものですぐ帰りましたが、この日は最後の1900系の最後の走行シーンを収めようと大変多くの方が沿線に訪れたそうです。
 
実に50年以上にもわたり時代に合わせてスタイルを変えながらも走り続けた京阪1900系は、これで引退となりました。残念ながらすべての車両が解体されてしまったようですが、京阪の一時期のフラッグシップを担い多くの方に思い出を残した車両でありました。

0581.【京阪】2006鉄道の日記念 京阪電車1900系50周年 スルッとKANSAI K CARD

京都と大阪を颯爽と走り抜けた車両のデビュー50周年という佳節に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :2006鉄道の日記念 京阪電車1900系50周年 スルッとKANSAI K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2006年10月--日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚セット)
 購入箇所:枚方市駅
 シリアルNo.:2710
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京都と大阪を結ぶ京阪電鉄、1956年に特急用車両として1810系が登場、その後1963年に1900系が登場しますと1810系として製造された車両も改番の上1900系に編入されました。その後後継の特急車が登場しますと通勤車に格下げとなり、車体更新・冷房改造などの改造が実施されました。そして1900系のうち1810系として誕生した車両が50周年を迎えることになったことから、この年の鉄道の日シーズンに記念スルッとKANSAIカードとして発売されたものになります。
 
この時点で京阪1900系は2編成にまで数を減らしていましたが、このうち50周年を迎えた車両を組み込んでいた編成について、当時の特急色が再現されました。この編成を見にこの当時京阪を訪れたのですが、当該編成は車両基地に留置中で運用には入っていませんでしたが、もう1編成通勤車塗装になっていた編成が支線ではなく本線の天満橋~萱島の区間急行の運用に就いていたことからこの列車に乗車、複々線である京橋→守口市においては優等列車が走行するA線走行で往年の走りを体感したという思い出があります。
 
このカードも発売から本年で10年になりました。関西私鉄・地下鉄・バスなどで広く使用できたスルッとKANSAIカードも、先日サービスを終了するという報道がなされました。時代が移り変わろうとしています。

2015.12.25

0257.【京阪】ダブルデッカー車デビュー10周年 スルッとKANSAI K CARD

今から20年前の1995年のクリスマスの日、京阪電鉄では特急列車にダブルデッカー車の連結を開始しました。それから10年が過ぎた2005年に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :ダブルデッカー車デビュー10周年 スルッとKANSAI K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2005年10月--日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚セット)
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0071
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1995年12月25日より連結が開始された京阪特急のダブルデッカー車、まず連結されたのはこの当時1編成が残っていた旧3000系に組み込まれました。ダブルデッカー車は自社の工場で改造したという京阪電鉄の高い技術力をもって登場した車両になります。また車体には京都の時代祭行列絵図があしらわれました。
ダブルデッカー車は大変好評であったことから、特急車として主力となった8000系に増結する形で全編成に組み込まれました。
 
このアイテムはダブルデッカー車の運転開始10周年を記念して、2005年の鉄道の日時期に発売されたスルッとKANSAIカードになります。旧3000系・8000系のダブルデッカー車と、離合する8000系・3000系があしらわれたカード3枚セットで発売され、私はこの時期恒例の日比谷公園鉄道フェスティバルに出店していた京阪ブースにて入手しました。
 
このアイテム発売から10年、ダブルデッカー車のデビューから2015年のクリスマスで20年が過ぎました。旧3000系は全車引退しましたが、ダブルデッカー車は富山地方鉄道に譲渡され、すでに譲渡されていた京阪旧3000系で京阪時代の外装が再現された編成の中間に組み込まれ「ダブルデッカーエキスプレス」として運転されています。また、8000系についても外装が全編成で変更になり、8000系からは時代祭行列絵図は姿を消しました。
 
テレビカーに代わる京阪特急の新たな名物となったダブルデッカー車、今後京阪では座席指定車の導入が行われるということで、京阪電鉄のフラッグシップを担い京都と大阪を結ぶ特急列車として、進化は続いていくようです。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。