カテゴリー「発行社局:(未分類)」の47件の記事

2024.10.20

1561.【ライトライン】宇都宮ライトレール開業1周年記念切符

昨年2023年、宇都宮に開業したライトレール、あの日から1年が過ぎました。

 

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 名称   :宇都宮ライトレール開業1周年記念切符
 発行社局:宇都宮ライトレール
 発売日  :2024年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:2024荒川線の日記念イベント会場
 シリアルNo.:0350

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2023年8月26日に開業した宇都宮ライトレール「ライトライン」、1周年を迎えてこのような記念きっぷが発売されました。台紙に2券片の短冊形の乗車券がセットされたものになります。1周年を迎えて各種イベントが開催されたようでしたが、このアイテムは本日2024年10月20日に都電荒川車庫他で開催されました「荒川線の日記念イベント」会場に出店していた、宇都宮ライトレールブースにて発売されているのを見つけまして購入したものです。

 

開業から1周年を迎えたライトライン、開業当初の見込みを大きく越える利用があるようで、すでに快速列車の運行も始まっております。宇都宮駅東口の風景を大きく変え活性化の原動力となりました。ライトラインに導入されたHU300形車両は本年鉄道友の会ローレル賞を受賞し、授賞式も開催されたとのことで、この記念きっぷの台紙裏表紙にローレル賞受賞のエンブレムもあしらわれています。今後はJRの線路を越え西口へ、二荒山神社や東武宇都宮駅方面へ延伸計画が動き始めております。

 

宇都宮の人々の大きな期待を背負って昨年開業したライトライン、1周年を迎え多くの利用がある路線になりました。今後の更なる発展に期待したいと思います。

2024.03.23

1529.【ハピラインふくい】ハピラインふくい開業記念1日フリーきっぷ

2024年3月16日、北陸新幹線は金沢から福井県の敦賀まで延伸しました。福井県内では待望の新幹線開業とあって、大変な盛り上がりを見せておりました。そしてこの日より、福井県内のJR北陸本線の経営を引き継ぎた第三セクター会社が営業を開始しました。

 

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 名称   :ハピラインふくい開業記念1日フリーきっぷ
 発行社局:ハピラインふくい
 発売日  :2024年3月16日
 値段   :1,500円(大人用)
 購入箇所:芦原温泉駅
 シリアルNo.:1680

 備考  :小児用の発売もあり
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北陸新幹線金沢~敦賀間開業に伴い、敦賀~大聖寺間の福井県内の旧北陸本線を引き継ぐことになった「ハピラインふくい」、開業記念乗車券になります。D型硬券によるハピラインふくい全線1日フリーきっぷが台紙にセットされています。

 

新幹線の開業で大いに盛り上がった福井、ハピラインふくいも初日は大変多くの方が利用されました。記念きっぷはこの1日フリーきっぷの他全駅の硬券入場券セットもありましたが、こちらは自分が訪れたときは完売の状況でした。

 

福井県内敦賀~大聖寺間のJR北陸本線を引き継ぎ開業したハピラインふくい、この路線も地域に親しまれ発展することを祈念したいと思います。

1528.【IRいしかわ鉄道】県内全線開業記念入場券

本年2024年3月16日、北陸新幹線が金沢から福井県の敦賀まで延伸開通しました。この開通に際しまして並行する在来線である、JR北陸本線は敦賀~金沢間が第三セクター会社に移管となりました。

この移管により、石川県内の区間を引き受けることになったIRいしかわ鉄道において、記念入場券が発売されました。

 

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 名称   :県内全線開業記念入場券
 発行社局:IRいしかわ鉄道
 発売日  :2024年3月16日
 値段   :3,040円
 購入箇所:金沢駅
 シリアルNo.:0194
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石川県内のJR北陸本線の経営を引き継ぐことになったIRいしかわ鉄道、2015年の北陸新幹線長野~金沢間開業時に金沢~倶利伽羅間の経営を引き継ぎましたが、今回の北陸新幹線延伸に伴い大聖寺~金沢間も引き継ぐことになり、旧北陸本線の石川県内がIRいしかわ鉄道となったことから、「県内全線開業」という名目で記念入場券が発売されました。

 

記念入場券の内容は、今回の移管により新たにIRいしかわ鉄道になった駅を含めて大聖寺~倶利伽羅間の全駅硬券入場券のセットになります。なお、IRいしかわ鉄道に移管に合わせて加賀笠間~松任間に新駅西松任駅が開業していますが、この記念入場券セットにも西松任駅の入場券が含まれています。

 

北陸新幹線の延伸で大きく変わった北陸の鉄道事情、石川県内の北陸本線を引き継いだIRいしかわ鉄道、今後も地域に親しまれ発展することを祈念したいと思います。

2023.08.26

1515.【ライトライン】宇都宮ライトレール開業記念切符

雷都・宇都宮の未来が走り出しました。

 

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 名称   :宇都宮ライトレール開業記念切符
 発行社局:宇都宮ライトレール
 発売日  :2023年8月26日
 値段   :1,000円
 購入箇所:ライトライン ウェルカム パーティー会場

     (宇都宮駅東口交通広場)
 シリアルNo.:0776

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本日2023年8月26日、栃木県の県都宇都宮に新路線が開業しました。宇都宮ライトレール・芳賀宇都宮ライトレール線、愛称は「ライトライン」で、宇都宮駅東口から芳賀町の工場団地がある芳賀・高根沢工業団地まで全長14.6キロの路線で、75年ぶりとされる新規軌道(路面電車)となります。宇都宮市においては過去に街中を路面電車が走っていたという時代はなく、完全な新規路線となります。

開業した宇都宮ライトレールの愛称「ライトライン」は軽量・小型の電車からくるライトとともに、宇都宮は雷が多いところであるようで「雷都」という呼び方があり、これを掛け合わせた愛称になります。雷都・宇都宮の電車ということで、開業したライトラインに導入された車両は黄色と黒を基調とした超低床車で3両連接となります。ワンマンで運転され、各乗車口にICカードリーダーが設置され、タッチすることで乗降できる仕組みとなっています。

 

開業に際しまして、このような記念きっぷが発売されました。開業前日に宇都宮ライトレール公式「X」にポストされたことで発売されることがわかり、本日宇都宮に出向き入手してきました。内容は路線図とライトライン車両のイラストと諸元が記載された台紙に、2件片ついた短冊型乗車券がセットされています。この乗車券は2023年10月からライトラインに平日昼間・土休日は終日で1券片で1乗車できるという乗車券になります。

 

開業を迎えた宇都宮ライトレールですが、開業当日は特別ダイヤでの運転で、11:00頃から出発式が開催されたのち、沿線在住の方を対象に事前申し込みによる招待乗車のあと、15:00から一般の乗車も可能となりましたが、宇都宮駅東口からの乗車では15時・16時台発の列車については朝から配布された乗車するための時刻指定の整理券を持った人のみが乗車できるという方法で運転されました。ということで、私は本日宇都宮へこの記念切符を購入するだけのために訪れました。発売会場も大勢の人が訪れていた状況です。このため本日はライトラインには乗車しておりませんが、いずれ乗車しに宇都宮を訪れたいと考えています。

 

新規LRTが開業した宇都宮、この街も例外なくクルマ社会であり市街地の空洞化が始まっているという状況があり、周辺道路の交通渋滞という問題が発生していました。これら諸問題を解決し、未来へ発展を願って開通したライトライン。この路線開通に合わせてバス路線の再編を行いライトライン一部停留所をトランジットセンターとしてバスとのスムースな乗り継ぎが可能になっています。

ライトラインの今後は宇都宮駅東口からJR線を越えて西口に出てから、二荒山神社・東武宇都宮駅・教育会館付近まで整備計画が進められており、更には観光地である大谷方面への延伸も構想されています。

 

宇都宮の未来に向けて開業したライトライン、大きな期待とともに走り始めました。

2021.08.15

1401.【伊賀鉄道】伊賀線全通99周年記念乗車券&記念入場券

忍者の里を行く路線、全線開通から白寿を迎えました。

 

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 名称   :伊賀線全通99周年記念乗車券&記念入場券
 発行社局:伊賀鉄道
 発売日  :2021年7月18日
 値段   :1,990円
 購入箇所:上野市駅
 シリアルNo.:0189
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2021年の本年で全線開通から白寿となる99周年を迎えた路線は、伊賀鉄道伊賀線になります。この路線は伊賀軌道(1917年に伊賀鉄道に社名変更)により1916年にまず上野駅連絡所(現在の伊賀上野)から上野町(現在の上野市)まで開通、その後1922年7月18日に上野町から伊勢への街道が通る商業地であった名張まで全線が開通しました。開通時は蒸気機関車での運転でしたが、1926年に全線電化となり伊賀電気鉄道に社名を変更しました。

全線開通後、1929年に伊賀電気鉄道は現在の近鉄の前身となる大阪電気軌道に合併され、運営は系列会社の参宮急行電鉄が行うことになりました。1930年に参宮急行電鉄榛原~伊賀神戸間が開通、伊賀線にあった庄田駅(全線開通後に開設)を移設して伊賀神戸駅として連絡駅となり、あわせて伊賀線の名張駅は西名張駅へ、美旗駅は美旗新田駅と変更されました。これにより名張~伊賀神戸間は参宮急行電鉄と伊賀線と2ルート並行することになります。その後参宮急行電鉄と大阪電気軌道は合併し近畿日本鉄道(近鉄)となり近鉄伊賀線となりました。1964年に伊賀神戸~西名張間は廃止となり現在の伊賀上野~伊賀神戸間の路線となりました。

 

伊賀上野駅から上野市へ名張への旅客輸送及び貨物輸送を行う目的で開通した伊賀線、このため軌間は1067mmのままでした。このため戦後も伊賀神戸で近鉄大阪線との乗り換えは必須でした。時代が更に下るとこの路線は赤字路線となったことから存廃問題が浮上、2007年10月1日に近鉄が出資し設立した子会社伊賀鉄道に運営が移管され、2017年に施設等も近鉄から伊賀市に移管された公有民営方式に移行しました。

伊賀鉄道に移管後は沿線が忍者の里として知られることから、忍者のラッピング車両を運行したり、また上野市駅を「忍者市駅」、路線名も「忍者線」という愛称がつけられました。車両については、伊賀鉄道移管時は近鉄から引き継がれた車両で運転されていましたが、現在は2009年より東急1000系を譲り受けた車両で運転されています。車両取替後も忍者のラッピング列車は引き継がれ現在も運転されています。

  

全線開通から99周年の白寿を迎えることで発売されました記念きっぷになります。乗車券2枚と全線開通から現存している駅の入場券が硬券で伊賀線の歴史などを綴った台紙にセットされています。

 

忍者の里を行く伊賀線、来年2022年で全線開通から100周年を迎えます。

2018.08.06

1256.【関西電力】トロバスラストイヤー記念乗車券

富山県の立山から長野県大町を結ぶ観光ルート「立山黒部アルペンルート」、標高2000m以上の山岳地域や黒部ダムを経由して多彩な乗り物を乗り継いで巡る人気のコースになっています。このルートにある、我が国では希少な乗り物が本年2018年の運行をもって終了となることから、記念アイテムが発売されました。
 
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 名称   :トロバスラストイヤー記念乗車券
 発行社局:関西電力
 発売日  :100型デザイン 2018年4月--日~6月30日
        200型デザイン 2018年6月12日~8月31日(予定)
        300型デザイン 2018年9月1日~11月30日(予定) 
 値段   :通常乗車券と同一(参考 扇沢⇔黒部ダム大人往復 2,570円)
 購入箇所:
 シリアルNo.:
 備考   :台紙付きレプリカ券2枚セットも発売
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画像は台紙付きレプリカ券2枚セットに、乗車券として発券された記念券をセットした状態

 
立山黒部アルペンルートを形成する乗り物の一つである「関電トンネルトロリーバス」、長野県大町市にある扇沢から富山県に入って黒部ダムの区間を関西電力直営で運営を行っているトロリーバスになります。トロバスと呼ばれ親しまれています。トロリーバスとは通常のバスと同じように見えますが、屋根上に集電用のトロリーポールがあり架線から電気を供給してモーターで走行する乗り物になります。我が国では法律上「無軌条電車」と呼ばれ鉄道・電車に分類される乗り物になります。国内ではかつて東京や横浜・名古屋・京都・大阪などの大都市の路上で運行を行っていた時代がありましたが姿を消して久しく、現在では立山黒部アルペンルートにおいて関電トンネルトロリーバスと立山黒部貫光が富山県内で室堂~大観峰間の立山トンネル内で運行を行っている立山トンネルトロリーバスの2路線のみとなり、いずれも立山黒部アルペンルートにしか存在していない希少な乗り物になっています。
 
関西電力が直営で運営を行っている関電トンネルトロリーバス、この路線の大部分は関電トンネルを走行しています。このトンネルは戦後、関西地域における電力需要の高まりを受け黒部川の奥地に黒部川第四発電所を建設することになり、人が容易に近づくことができない険しい山岳地帯の秘境において、まずはその資材運搬のため長野県の大町側から1956年に着工されました。順調に進んでいたかのように見えたトンネルでしたが、約1.7キロほど掘り進んだところで大量の地下水と土砂が噴出した破砕帯に遭遇、この区間を越えるために7か月を要したという難工事となりました。トンネルは1958年に完成、その後このトンネルを通って資材の搬入が行われ黒部川第四発電所と黒部ダムが完成、関西地域の急増した電力需要に応えることができるようになりました。トンネルから始まるこれら一連の工事は「黒四」と呼ばれ、後に映画化されまたテレビ番組のドキュメンタリーも制作されるなど、世紀の大事業として今日でもその偉業は語り継がれているところであります。
 
工事完成後、黒部ダムへの観光輸送のため関西電力直営で運行を開始したのがトロリーバスになります。環境保護のため排気ガスを排出しないトロリーバスを選択し1964年に開業しました。開業時の車両は100型、1969年に増備車として改良された200型、これら車両の置き換えのため1993年から今日まで運転されてきた300型と代替わりしてきました。しかしVVVFインバータ制御を搭載した300型も四半世紀が過ぎ置き換えとなったことから、関西電力では本年2018年のシーズンの運行を最後にトロリーバスを終了し、2019年の運行からは充電式のバッテリーで走行する「電気バス」に取り換えられることになりました。本年2018年は「トロバスラストイヤー」としてキャンペーンが行われました。
 
そのキャンペーンの一つとして発売されたのが、ここに公開しました記念乗車券になります。通常発売の乗車券ですが、ラストイヤー記念の特別仕様として歴代トロリーバス車両3種類をあしらったデザインで、期間ごとにそのデザインが変わるというものになります。なお、3種類の記念乗車券を揃えたいという向きに際しましては、発売期間外の乗車券デザイン2枚をレプリカ券として台紙をつけて発売されました。私は2018年7月22日に訪れましたので、200型デザインの記念乗車券とレプリカ券は100型・300型のセットとなります。この日は扇沢から黒部ダムを越えケーブルカー・ロープウェイ・立山トンネルトロリーバス・高原バス・立山ケーブルカーを乗り継いて富山地方鉄道の立山駅まで立山黒部アルペンルートを走破する乗車券が200型デザインの記念乗車券で発券されましたので、帰宅後レプリカ券セットの台紙にセットして3種類の乗車券をコンプリートしたことになりました。2018年のトロリーバスラストイヤーの年に、関電トンネルトロリーバスとともに立山黒部アルペンルートを訪れたという記念になりました。
 
関西電力が社運をかけ多くの人々の努力と英知をもって完成した「黒四」・関電トンネル、このトンネルを走行する我が国で希少になったトロリーバス、2018年のシーズンになります。

2018.01.31

1230.【肥薩おれんじ鉄道】鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道線 開業90周年記念硬券

海沿いの風光明媚な区間、開業から90周年をむかえて発売されていたアイテムになります。
 
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 名称   :鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道線 開業90周年記念硬券
 発行社局:肥薩おれんじ鉄道
 発売日  :2017年10月17日
 値段   :500円
 購入箇所:八代駅
 シリアルNo.:0049
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九州の主要幹線である鹿児島本線、当初は熊本県の八代からは球磨川沿いを進み人吉・吉松・隼人を経由して鹿児島に到達しました。しかしこの区間は途中に山岳地帯を越えるため急勾配が多く、ネックとなったことから八代から東シナ海沿いの海岸沿いを進むルートの建設が進められました。そして1927年10月17日に、湯浦~水俣間が開通したことにより、鹿児島本線は水俣・出水・川内経由のルートになり、以前の人吉・吉松・隼人経由のルートは肥薩線と改称されました。
 
この開業から90周年を迎えて発売されましたアイテムになります。
九州の幹線であった鹿児島本線でしたが、2004年3月13日に九州新幹線が開業したことから八代~川内間はJRから切り離され、第三セクター会社「肥薩おれんじ鉄道」で運行されることになりました。現在の肥薩おれんじ鉄道線の区間が全線開業して90周年ということで発売された記念乗車券になります。
 
最後の開通区間となった水俣~湯浦間の片道乗車券が硬券でセットされ、台紙の裏面には肥薩おれんじ鉄道となった区間の開業の歴史が記載されています。
 
かつては、九州の主要幹線として多くの優等列車が行き交った東シナ海沿いの路線、今ではローカルな気動車が運行される路線となり、貨物列車のために電化設備が残されているという路線になっています。
肥薩おれんじ鉄道では、この車窓を売り込むため「おれんじ食堂」という観光列車が運転されています。
 
今回の旅行で、八代から川内まで乗車しました。この区間は新幹線開業前に787系の特急「つばめ」で通ったことがあったところになります。新幹線の開業で利便性は向上し当然早くもなりましたが、東シナ海沿いの風光明媚な風景が望めなくなってしまったのは、惜しい気がします。
 
今後も地域とともに、肥薩おれんじ鉄道の発展を祈念するところです。

1229.【筑豊電鉄】開業60周年記念乗車券

2018年に入りまして、まず1月の三連休で九州を旅してきました。旅先で乗車した路線で発売していた記念きっぷを入手しましたので公開いたします。
 
まずは、福岡県にある地方私鉄において佳節を迎えており発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :開業60周年記念乗車券
 発行社局:筑豊電気鉄道
 発売日  :2017年2月3日
 値段   :700円
 購入箇所:黒崎駅前定期券うりば
 シリアルNo.:
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今回訪れた路線の一つである筑豊電気鉄道は、JR鹿児島本線の黒崎駅前から筑豊直方を結ぶ路線になる西日本鉄道の子会社になります。かつては西鉄北九州市内線に乗り入れていたこともあって、全線専用軌道で高架線区間もありますが、低床型の路面電車タイプの車両で運転されております。終点の筑豊直方駅は、JR筑豊本線の直方駅からは徒歩10分ほどのところにある高架駅になります。
 
筑豊電気鉄道は1956年に貞元(現在の熊西)から筑豊中間間が開業したのが始まりで、筑豊直方まで開通したのが1954年になります。筑豊直方から先は博多まで路線延伸を目論んでいましたが、筑豊地方の炭田の衰退などの影響によりこの計画は頓挫しました。筑豊直方駅の高架の構造はここから先筑豊本線を越えて博多まで延伸しようとしていた名残となります。しかし、路面電車タイプの車両で博多を目指そうとしていたのかは気になる点ではあります。また熊西から西鉄北九州市内線に乗り入れる形でしたが、2000年に西鉄北九州市内線が全線廃止となってからも熊西~黒崎駅前間は筑豊電鉄が第二種鉄道事業者として開業しましたが、2015年にこの区間が西鉄から筑豊電鉄に譲渡され、現在の黒崎駅前~筑豊直方間の路線となりました。
開業当時は自社の車両はなく、西鉄北九州市内線の車両を借りて運転していましたが、1976年に西鉄より連接車を譲り受け、自社車両として運行を開始しました。
 
開業から60周年を迎えて発売された記念乗車券になります。この路線にある遠賀川にかかる橋梁を走行している乗り入れてきた西鉄北九州市内線1000形と、開業60周年を記念して当時の西鉄車両の外装を再現した筑豊3000形車両があしらわれ、この記念乗車券には60周年記念車両のキーホルダーが付属するという特徴があります。
 
ということで、今回の旅で初めて乗車することになった筑豊電鉄において、筑豊直方から乗車しようとしたら、この記念乗車券にあしらわれている60周年記念電車がやってきたという状況で、この車両に乗車して黒崎駅前に向かいここで発売から11か月が過ぎても黒崎駅前の定期券売り場で発売していたこの記念乗車券を入手できました。
 
旅先で入手したよい記念にもなった、筑豊電鉄60周年記念乗車券になります。

2017.12.13

1210.【近江鉄道】多賀大社前駅コミュニティハウス完成記念乗車券・入場券

2003年に初めて訪れた滋賀県の私鉄近江鉄道、乗車した際に発売されていた記念きっぷがありましたので、入手しました。
 
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 名称   :多賀大社前駅コミュニティハウス完成記念乗車券・入場券
 発行社局:近江鉄道
 発売日  :2002年12月19日
 値段   :430円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0270
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滋賀県の米原・彦根から八日市・貴生川・近江八幡を結ぶ近江鉄道、本線の高宮駅から多賀大社へ向かう路線の終点の駅である多賀大社前駅がコミュニティーハウスを併設した駅舎になったことから発売されたものになります。
 
この駅舎新設から間もなく15年になろうとしています。

2017.11.13

1170.【津軽鉄道】全線開業75周年記念乗車券

本年で開業以来の累計乗客数が1億人を達成した青森県の私鉄、2005年に75周年の佳節を迎えた際に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :全線開業75周年記念乗車券
 発行社局:津軽鉄道
 発売日  :2005年11月13日
 値段   :1,240円
 購入箇所:津軽中里駅
 シリアルNo.:0335
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2005年11月13日に開業75周年を迎えたのは津軽鉄道になります。青森県のJR五能線五所川原駅に隣接する津軽五所川原から津軽中里を結ぶ20.7kmの非電化ローカル私鉄になります。2006年9月にこの路線を訪れた際に発売していたもの入手しました。(この乗車券の日付が訪れた日になります。)津軽鉄道の列車をモチーフとしたジグソーパズル付きの乗車券になります。
 
津軽鉄道は、ほぼ田園風景の中を走る路線になり、沿線には小説家太宰治のゆかりの地や桜と松の名所芦野公園などがあります。
そしてこの鉄道の名物といえば「ストーブ列車」になります。冬時期に運転され客車車内にダルマストーブが設置され車窓からの地吹雪の景色は、この路線の風物詩として多くの旅人が訪れるとことであります。
 
本年で開業以来の乗客数1億人を達成し、開業88周年の米寿を迎えた津軽鉄道になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。