1613.【銚子電鉄】22000形電車 観光列車次郎右衛門デビュー記念乗車券
関東東端の「崖っぷち」路線において、本年4月より観光列車がデビューしています。その記念乗車券が発売されました。
=================================
名称 :22000形電車 観光列車次郎右衛門デビュー記念乗車券
発行社局:銚子電気鉄道
発売日 :2025年10月--日
値段 :2,000円
購入個所:第32回鉄道フェスティバル会場(お台場イーストプロムナード)
シリアルNo.:0052
=================================
銚子電鉄では、本年2025年4月より新型車両22000形の第2編成がデビューしています。南海電鉄2200系を譲り受け改造のうえ銚子電鉄に入線し運行を開始しました。運行開始から約半年過ぎて発売されました記念乗車券になります。南海から銚子へ改造の様子と車内の様子をあしらった台紙に、銚子電鉄の1日乗車券(弧廻手形ではない)と硬券乗車券合せて4枚がセットされました。
今回入線した22000形は南海時代は、登場時22005-22006として登場、高野線で難波から高野山への急行列車として活躍後、1994年頃より更新により2200系2201-2251に改番され高野線で引き続き運転されていたものの、やがて支線系統に転用されましたが2024年で南海からは引退し、銚子電鉄にやってきました。
銚子電鉄ではこの編成は観光列車として整備することになり、その資金をクラウドファンディングで調達しました。外装は南海での引退時のグレーに青と黄色のラインを堅持していますが、車内は一部ボックス席を設けるなど観光列車を意識したものになっています。そして車号も南海でのデビュー時と同じ22005-22006となっています。
銚子22005-22006編成は運行開始にあたり「次郎右衛門」と名付けられました。愛称の由来は銚子の偉人である「﨑山次郎右衛門」から命名されました。﨑山次郎右衛門は、江戸時代前期の紀州の漁師であったのですが、紀州で漁業を営んでいるときに遭難したところ銚子の人々に助けられました。その恩返しとして、銚子に移り住み「イワシ漁」を始めるとともに故郷の紀州からおよそ140人の漁師を銚子に呼び寄せ、銚子の地で漁業技術の伝承と外川に代表される漁港の建設に尽力しました。今日の漁師街銚子の発展に尽くした人物として、外川駅近くの神社にその功績を伝える碑が建立されています。奇しくもこのほど銚子電鉄にやってきた22000形は、もとは大阪・難波から紀州和歌山・高野山を結んでいた南海電鉄からの譲渡車両です。銚子の発展に尽力した紀州からやってきた偉人の名を冠した観光列車として銚子での活躍が始まっています。
第2編成目の22000形がデビューした銚子電鉄、この編成導入により銚子電鉄は再び4編成体制となり、運行の安定性が向上しました。そしてこの編成運行開始に合わせて、銚子電鉄は「犬吠崖っぷちライン」という愛称を命名して、案内するようになりました。
関東東端の小さな鉄道、これまで幾度も廃線の危機が訪れながらも乗り越えてきた銚子電鉄、多くの話題を提供し集客に努めています。その路線で運転を開始した22000形第2編成となる観光列車次郎右衛門、これからの活躍を祈念したいと思います。

























