カテゴリー「発行社局:江ノ電」の34件の記事

2022.10.08

1470.【江ノ電】江ノ電開業120周年記念 開業時駅名復刻入場券

本年2022年9月1日で、江ノ電は開業120周年を迎えました。この節目の記念きっぷが発売されました。

 

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 名称   :江ノ電開業120周年記念 開業時駅名復刻入場券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2022年9月30日
 値段  2,000円
 購入箇所:江ノ電グッズオンラインショップ(Web販売)
 シリアルNo.:1116
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本年で開業から120周年を迎えた江ノ電。これを記念して開業記念日の9月1日から約1か月遅れで発売されました記念入場券になります。江ノ電の第1期開業は藤沢~片瀬(現:江ノ島)間で、この間に10の駅があったとのことです。開業時の10駅の当時の駅名で表記された硬券入場券10枚が、江ノ電の歴史を記述した台紙にセットされています。なおこれら入場券は裏面に記載がされている駅で入場券として効力があることになっております。江ノ電主要駅で発売されましたが、江ノ電のオンライングッズショップにおいても同日から発売が開始され、自分はオンラインショップにて申し込みました。

 

藤沢から江ノ島を経由し湘南の海風を受け古都鎌倉を結ぶ江ノ電、幾多の困難を乗り越え120周年の佳節を迎えました。本年はNHKの大河ドラマの舞台が鎌倉とあって、大変な賑わいとなっています。この地で120年間走り続けた江ノ電、現在120周年のヘッドマークを着けて運転されておりそのデザインがこの記念きっぷ裏表紙にあしらわれています。また、最後の旧型車となった305編成は今日も健在で運行開始から62年が過ぎました。時代は変わっても、湘南の海沿いを走る江ノ電、今日も多くの人々を乗せて運転しております。

2022.04.06

1440.【江ノ電】20形就役20周年記念入場券

江ノ電で活躍している車両、デビューから20周年を迎えました。

 

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 名称   :20形就役20周年記念入場券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2022年4月4日
 値段  1,000円
 購入箇所:江ノ電グッズオンラインショップ(Web販売)
 シリアルNo.:0832
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江ノ電において、デビューから20周年を迎えた車両は20形になります。20形は今から20年前の2002年4月4日より第1編成となる21号編成が運行を開始しました。この年、江ノ電は開業100周年の佳節を迎えその記念車両でありました。外観はこの5年前にレトロ電車として登場した10形を踏襲しながらも簡素化したスタイルとなった一方、親しまれた緑とクリーム色のツートンという江ノ電カラーをまとったものになりました。また足回りは20形登場前後で引退した旧500形のものを再使用しています。翌年2003年4月4日に第2編成となる22号編成が登場、この編成の運行開始で江ノ電は全車両が冷房車となりました。以降江ノ電の風景の中で運転されてきた20形、20周年を迎えることになりました。

 

20形20周年を迎えて発売されました記念きっぷになります。20形のイラストや就役当時の写真、諸元などを記載した台紙に、硬券入場券6枚がセットされています。その入場券の日付は就役20周年を迎えた日の和暦表記である令和4年4月4日と、4が並ぶ日付の入場券がセットされました。江ノ電主要駅では2022年4月4日から発売されましたが、江ノ電のオンライングッズショップにおいても翌日から発売が開始され、自分はオンラインショップにて申し込みまして本日届きました。

 

この車両が登場したころ江ノ電には何度か通っており、デビュー間もない20形に乗車した思い出があります。

 

運行開始から20周年を迎えた江ノ電20形、そして本年2022年で江ノ電は開業120周年の佳節を迎えます。

2020.09.01

1344.【江ノ電】江ノ電305就役60周年記念入場券

江ノ電に今も残る旧型車、就役から60周年という佳節を迎え、記念入場券が発売されました。

 

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 名称   :江ノ電305就役60周年記念入場券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2020年9月1日
 値段   :800円
 購入箇所:藤沢駅
 シリアルNo.:0780
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江ノ電の車両として今もなお印象深い300形、最後の1編成となっている305編成が就役60周年を迎えたことから、江ノ電開業日である本日9月1日より発売された記念入場券になります。昔日の305編成の写真を表紙とし、今もこの車両に残る板張りの床をモチーフとした台紙に305編成のイラストがあしらわれたD型硬券入場券4枚(藤沢・江ノ島・腰越・極楽寺)がセットされています。

 

江ノ電305編成は1960年にデビューした車両です。この車両の経歴は、台枠部分をこの当時廃車となった京王帝都電鉄2000形(1925年に現在の京王線のうち府中~八王子を開業させた玉南電気鉄道が発注した木造車)から発生したものを使用し、車体を東急東横線の学芸大学~都立大学間の線路脇にあったという東横車両で車体を新造した車両になります。外観は上部窓がHゴムで固定されているという俗にバス窓といわれる構造になっている特徴があります。車内に入りますと、この記念入場券の内面にもあしらわれている板張りの床という構造になっています。
 
新型車の導入により徐々に姿を消していった旧型車、しかしこの305編成については現在も江ノ電で運転されており、本年で就役から60周年を迎えました。60年という活躍の間でその時代に合わせて改造が繰り返され、現在ではカルダン駆動・冷房化・制御装置等の更新により1000形以降の新型車と連結運転を行うことができるようになりましたが、かつての江ノ電のイメージであったレトロを感ずることができる車両として、現在でも江ノ電の各種ポスターにもよく登場しています。

 

本日で開業から118年を数えた江ノ電、そのうちの60年間をこの路線で走り続けた305編成、就役から4年が過ぎた1964年には江ノ電沿線の江ノ島で、東京オリンピックのヨットなどセーリング競技が開催されました。本来であれは本年2020年の夏は再び江ノ島周辺で東京オリンピックのセーリング競技が開催されることになっていて、この編成は再びこの地でオリンピックを迎えることになっていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行によりオリンピック開催が翌年2021年に延期となりました。

 

すでに60年が過ぎた江ノ電305編成、再び迎えるはずであったオリンピック大会、それでもなお江ノ電の顔として最後の旧型車として活躍している305編成になります。

2019.11.30

1314.【江ノ電】1000形就役40周年記念入場券

江ノ電の主力車両である1000形、本年2019年で就役から40周年を迎えました。この佳節において、記念入場券が発売されました。

 

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 名称   :1000形就役40周年記念入場券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2019
年11月30日
 値段   :1,000円
 購入箇所:タンコロまつり2019会場(極楽寺検車区)
 シリアルNo.:0071
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デビュー40周年を記念して発売された記念入場券になります。主要5駅の丸型硬券入場券が1000形の特徴を記し写真をあしらった台紙にセットされ、また1001号編成に着けられたヘッドマークのデザインのカードが付属しています。この記念入場券は本日よりまず、極楽寺検車区で本年も開催された保存車輛108号車を展示するイベント、「タンコロまつり」会場で先行発売されました。
 
今から40年前の1979年に登場した江ノ電1000形、それまでのレトロなイメージを一新した近代的な外観は沿線地域において衝撃的なものでした。イメージを一新したことが評価され地方私鉄車両としては初の鉄道友の会ブルーリボン賞受賞車両となりました。その後改良が行われ6編成が入線し、時にはカラフルな広告塗装をまとい江ノ電の風景の中で活躍してきました。

 

40周年を迎えた本年、現在も1000形は6編成健在ですが、登場時の外装の車両はなく、経年によりリニューアルが行われ行先表示器が幕からフルカラーのLEDで季節のイラストも表示される仕様となり、パンタグラフもシングルアーム型に換装されています。
 
運行開始から40周年を迎えた江ノ電1000形、今後も江ノ電の主力車両として活躍していくことでしょう。

2017.12.15

1214.【江ノ電】さよなら500パスポート

今から15年前の2002年、開業100周年を迎えた江ノ電では各種イベントが多く開催され盛り上がりを見せておりました。記念イヤーとなった2002年の締めくくりは、長きにわたり親しまれた車両の引退でした。
 
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 名称   :さよなら500パスポート
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2002年12月--日
 値段   :500円
 購入箇所:藤沢駅
 シリアルNo.:00435(2002年12月15日発売分)
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開業100周年イヤーで引退を迎えた車両は500形になります。1956年~57年にかけて2編成入線しました。正面に曲面ガラスを使用した丸みを帯びたスタイルから「ヨーロピアン調」と呼ばれ、側面も江ノ電初の両開き扉を採用したという車両で、一時期の江ノ電の代表的な車両として運転されました。後年の改造や更新により集電装置が変更され、前面形状も変わり、扉も片開きになるといった変化がありました。そして制御装置の更新も行われ1000系以降の新型車と併結も可能になりましたが、この車両は冷房化はなされず、老朽化やサービス向上などにより2002年の正月輸送でまず501編成が引退し、この年の12月より残された502編成についても引退を記念したヘッドマークを着けて運転されました。その際に発売されましたアイテムになります。
このアイテムは江ノ電の1日乗車券で、首から下げられるようにケースに入っており、発売方法も期間中の毎日で数量限定で発売されました。自分は2002年の12月15日に江ノ電を訪れ、この乗車券で江ノ電に乗車して最後の500形を見てきました。
 
江ノ電500形は翌2003年の正月輸送を最後に引退しました。2002年の正月明けに引退した501編成の最後は「ポストペットドリーム号」としてピンクとクリームのツートンの外装で、2003年の正月明けで引退した502編成はプラレールの広告でラッピングされた状態でそれぞれ引退を迎えました。
 
引退後の500形ですが、501編成は解体されてしまったようですが、502編成については502号車の前頭部が残され、タンコロまつり等のイベントで展示されることがあります。相棒の552号車の車体の一部が東京都調布市の某所にて現在も存在しています。
 
江ノ電で親しまれた500形が引退を迎えて15年が過ぎようとしています。2006年3月にこの車両のイメージを再現した2代目の500形が登場しています。
江ノ電の風景において、多くの思い出を残した車両であったのかもしれません。

2017.11.25

1191.【江ノ電】江ノ電開業115周年記念入場券

本日は、江ノ電極楽寺車庫において恒例の「タンコロまつり」が開催されました。保存車輛である108号車の愛称タンコロを展示するイベントになります。
近年、このイベント会場内で記念きっぷ類を発売することが恒例となったようで、本年はこのような記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :江ノ電開業115周年記念入場券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2017年11月25日
 値段   :760円
 購入個所:タンコロまつり2017会場(極楽寺車庫)
 シリアルNo.:0128
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江ノ電は2017年9月1日で開業から115周年を迎えました。これを記念して会場内でまず発売されました記念入場券になります。藤沢・鵠沼・鎌倉高校前のD型硬券と長谷の電車の形をした硬券、昭和初期に発行された乗車券の複製券が、表紙をかつて存在していたタンコロ115号を表紙として、開業時から現在の1000形・500形までをあしらった台紙にセットされています。
 
本年で開業から115周年を迎えた江ノ電、今日も好天に恵まれ多くの行楽客を乗せて運転されておりました。

2017.11.04

1165.【江ノ電】江ノ電全線開通100周年 全駅記念入場券セット

1902年に藤沢~片瀬(現:江ノ島)を開業させた江ノ電、それから8年かけて鎌倉まで開通しました。それから100周年を迎えた2010年に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :江ノ電全線開通100周年 全駅記念入場券セット
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2010年11月4日
 値段   :2,790円
 購入個所:藤沢駅
 シリアルNo.:
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江ノ電の全線開通100周年を記念して発売された江ノ電全駅の硬券入場券のセット、券面には歴代の車両のイラストがあしらわれています。
鎌倉開業時の鎌倉駅は鶴岡八幡宮の参道上にあったそうですが、戦後現在の横須賀線鎌倉駅に隣接する位置に移転しました。
 
本年で全線開通から107年を迎えました。

2017.10.31

1155.【江ノ電・嵐電】江ノ電・嵐電 姉妹提携5周年記念硬券乗車券セット

2009年に姉妹提携を締結した江ノ電と嵐電、それから5周年を迎えて発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :江ノ電・嵐電 姉妹提携5周年記念硬券乗車券セット
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2014年10月14日
 値段   :500円
 購入個所:藤沢駅
 シリアルNo.:0348
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江ノ電と嵐電の姉妹提携5周年を記念して発売された記念乗車券、両社の硬券乗車券が江ノ電・嵐電の風景をあしらった台紙にセットされています。
 
この記念乗車券から3年、今年で8年を迎えた姉妹提携になります。

2017.10.29

1152.【江ノ電・嵐電】江ノ電・嵐電 姉妹提携記念乗車券

今日では各地で、鉄道会社間で姉妹提携を結ぶ事象が多く誕生しています。その嚆矢となったのはこの姉妹提携ではないかと思われます。2009年に江ノ電と嵐電で結ばれた姉妹提携を記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :江ノ電・嵐電 姉妹提携記念乗車券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2009年10月14日
 値段   :400円
 購入個所:藤沢駅
 シリアルNo.:04181
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鎌倉を走る江ノ電と京都の嵐山へ走る嵐電、古都という観光地でともに併用軌道区間を有するといった共通点も多くることから両社の交流と日本の魅力アップの貢献などを念頭に姉妹提携を2009年の鉄道の日に締結しました。これに合わせて江ノ電には嵐電カラー車、嵐電には江ノ電カラー車が登場しています。
姉妹提携を記念して江ノ電で発売されましたアイテムになります。記念乗車券には江ノ電500形と嵐電モボ611形のペーパークラフトが付属しました。
 
この記念乗車券は嵐電においても発売されています。江ノ電で入手することができました。
 
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 名称   :江ノ電・嵐電 姉妹提携記念乗車券
 発行社局:京福電気鉄道
 発売日  :2009年10月14日
 値段   :400円
 購入個所:江ノ電藤沢駅
 シリアルNo.:04561
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地元では嵐電として親しまれている路線は京福電気鉄道において運営されております。内容は基本的には色違いのようですが、ペーパークラフトは江ノ電300形と嵐電モボ101形といったレトロな車両をあしらいました。
 
その後各所において姉妹提携締結が多くある中、その最初の事例となった江ノ電と嵐電、本年で姉妹提携締結から8年が過ぎました。

2017.09.10

1076.【江ノ電】江ノ電開業110周年 全駅記念入場券セット

本年で開業115周年を迎えた江ノ電、2012年には開業110周年ということで記念入場券が発売されています。
 
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 名称   :江ノ電開業110周年 全駅記念入場券セット
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2012年9月1日
 値段   :2,790円
 購入個所:藤沢駅
 シリアルNo.:0014
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2012年の開業110周年を記念して発売されたアイテムは、江ノ電全駅の硬券入場券とかつての乗車券の複製模擬券が台紙にセットされ、代表的な車両のイラストと駅名の変遷を記載した色紙が付属します。
 
110周年記念では、この他1日乗車券の発売もありました。
 
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110周年記念で発売された1日乗車券「のりおり君」

 
カードタイプでこのようなデザインの一日乗車券が発売されました。
 
これら記念きっぷ類発売から5年、本年で115年という歴史を歩んだ江ノ電になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。