カテゴリー「発行社局:名鉄」の79件の記事

2025.03.07

1581.【名鉄】2000系デビュー20周年記念乗車券

今日の名鉄のフラッグシップを担う車両、デビューから20年が過ぎました。

 

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 名称   :2000系デビュー20周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :202521
 値段   :1,000
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.00244

 備考  :デザインは2種類あり
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箱底面に乗車券

 

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箱に格納される台紙(裏面)

 

今日の名鉄のフラッグシップを担っている車両は2000系で「ミュースカイ」と呼ばれる車両になります。2005年1月空港線開業と同時に中部国際空港~名鉄名古屋・名鉄岐阜・新鵜沼で全車特別車の快速特急として運転を開始、神宮前~中部国際空港間はノンストップで運転し名鉄名古屋~中部国際空港の所要時間は最速28分で運転されます。白をベースとし扉部分を青とした外装・前面にはポリカーボネートを用いて空港へのアクセス列車をイメージしたものになりました。登場時は3両編成で2本つないで6両編成での運転もありましたが、大変好評であったことから2006年には中間車を1両増結して4両編成になり2本つないで8両編成の運転も行われています。デビューした2005年にグッドデザイン賞、翌2006年には鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。2009年からは2000系を使用した列車の種別が「ミュースカイ」と案内されるようになり今日まで名鉄のフラッグシップトレインとして運転されています。その後キャラクターやタイアップ企画で各種ラッピングされた姿で運転されたことがあり、昨年2024年には名鉄創業130周年を記念して1編成外装を反転させた特別編成「ブルーミュースカイ」が登場しています。この編成はこの記事作成時点においても運転中とのことです。

 

こうしてデビュー20周年を迎えて発売されました記念きっぷになります。この記念きっぷは202521日に中部国際空港駅にて開業20周年を記念したイベント会場で発売されたのち、2025225日より名鉄名古屋駅サービスセンターでの発売が開始されました。20001号車をかたどった箱の底面に乗車券があり箱の中に2000系の諸元等が記載された台紙が丸まった状態で格納されておりました。なお、乗車券になっている箱の外装は2種類存在し弊ブログでは入手した通常塗装バージョンを公開しております。この記念きっぷには創業130周年記念で登場した「ブルーミュースカイ」反転塗装バージョンのものも発売されました。

また、この台紙の表面は中部国際空港駅をかたどったイラストになっており、乗車券の箱を置いて楽しめるようにもなっています。

 

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台紙(表面)

 

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台紙に記念きっぷの箱を置いた状態

 

空港線開業と同時に運転を開始した2000系「ミュースカイ」、名鉄のフラッグシップ車両として運転されています。自分は空港線が開業した日に「ミュースカイ」に早速乗車した思い出があり、その際に名鉄名古屋駅で発売されたデビュー記念乗車券等を買い求めており弊ブログの過去記事にて公開しております。

2000系「ミュースカイ」がデビューした2005年、名古屋では中部国際空港の開港とともに国際博覧会の開催もあり大いに盛り上がっていたという時代でした。「ミュースカイ」に早速乗車し、包まれた熱狂を体感したあの日から、早くも20年という年月が流れてしまいました。 

1580.【名鉄】2200系デビュー20周年記念乗車券

名鉄特急列車の主力車両、デビューから20年が過ぎました。

 

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 名称   :2200系デビュー20周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年2月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00243

 備考  :デザインは2種類あり
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箱底面に乗車券

 

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箱に格納される台紙(裏面)

 

デビュー20周年を迎えた名鉄特急車両は2200系になります。豊橋・中部国際空港方2両は特別車、岐阜方4両を一般席車とした6両編成で、2005年1月の空港線開業と同時に中部国際空港~名鉄岐阜で運転される一部特別車の特急としてデビューしました。2年後の2007年になりますと「特急政策の見直し」により増備がされ空港系統の他名古屋本線及び犬山線などの特急として運転され、全車特別車の1000系を置き換えました。合わせて、一般席車のみの4編成も導入され全車特別車編成であった1600系から改造された1700系と組んだ編成も登場しました。外装は同時にデビューした2000系「ミュースカイ」に合わせるも名鉄の伝統カラーというべき赤を基調とした白い車体で、特別車には扉部分に1,2と号車表記を大きくレタリングされていたのも特徴でした。

その後2015年になりますと外装が変更となり特別車の号車表記はなくなり、窓下にも赤のラインが入るという現行のものに変更となりました。こののち1200系パノラマスーパーのうち1230番代と呼ばれる7500系の電装品を再使用して導入された車両の置き換えで増備がなされたのち、2019年から2020年にかけて特別車が8両増備され1700系の特別車を置き換えました

 

こうしてデビュー20周年を迎えて発売されました記念きっぷになります。この記念きっぷは2025年2月1日に中部国際空港駅にて開業20周年を記念したイベント会場で発売されたのち、2025年2月25日より名鉄名古屋駅サービスセンターでの発売が開始されました。2200系1号車(特別車)をかたどった箱の底面に乗車券があり箱の中に2200系の諸元等が記載された台紙が丸まった状態で格納されておりました。なお、乗車券になっている箱の外装は2種類存在し弊ブログでは入手した旧塗装バージョンを公開しております。この記念きっぷには現行塗装バージョンのものも発売されました。

また、この台紙の表面は中部国際空港駅をかたどったイラストになっており、乗車券の箱を置いて楽しめるようにもなっています。

 

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台紙(表面)

 

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台紙に記念きっぷの箱を置いた状態

 

空港線開業と同時に運転を開始した2200系、名鉄特急の主力車両として運転されている車両。自分は空港線が開業した日に特急で運転されてた2200系に早速乗車し、その後名鉄を訪れた際も名古屋本線や犬山線などの特急で乗車したことがあります。デビューから早くも20年が過ぎました。

2025.02.09

1576.【名鉄】空港線開業20周年記念乗車券

名古屋エリアに2005年に開港した中部国際空港、そのアクセスを担う名鉄空港線、開業から20周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :空港線開業20周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年2月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00616
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名鉄空港線は中部国際空港開港を前にした2005年1月29日に開業しました。それから20周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。

短冊形乗車券3枚セットで、空港線開業日に運転を開始した2000系「ミュースカイ」がヘッドマークを着けて中部国際空港駅での出発式の様子や、中部国際空港駅に乗り入れてきた7000系「パノラマカー」や1200系・1600系・1700系・2200系といった特急車、6000系や7700系があしらわれました。

この記念乗車券は空港線開業20周年を記念したイベントが2025年2月1日に中部国際空港駅で開催されそのイベント会場で発売されたのち、名鉄名古屋サービスセンターでも発売されました。なお、中部国際空港駅で開催されたイベント会場ではこの記念乗車券の他2000系「ミュースカイ」デビュー20周年記念乗車券・2200系デビュー20周年記念乗車券の発売もありましたが、これらは名鉄名古屋駅サービスセンターでの発売は延期となりました。

 

今から20年前に開業した名鉄空港線、常滑沖に造成された人工島に開港した名古屋の国際空港となる中部国際空港へのアクセス路線として開業しました。空港線開業と同時に名鉄では空港アクセス特急として2000系「ミュースカイ」と、一部特別車編成の特急車2200系がデビューし運行を開始しました。

 

空港線が開業した2005年1月29日、自分はその日名鉄を訪れており開業したその日に早速「ミュースカイ」に乗車し、中部国際空港駅に行ってきました。その時発売されました記念きっぷ類も購入しており、弊ブログにおいて過去記事に公開されております。この年は名古屋で国際博覧会の開催もあり名古屋エリアが大いに盛り上がっていたという時代でした。2005年という熱狂があった名古屋地域に開港した中部国際空港は博覧会とともにその象徴となりました。その熱狂を体感し開業した空港線と「ミュースカイ」に早速乗車したあの日から、早くも20年という年月が流れてしまいました。

  

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化粧袋の裏表紙には2000系「ミュースカイ」と創業130周年記念で登場した「ブルーミュースカイ」のイラストがあしらわれました。

1575.【名鉄】名鉄×WAO!ラッピングトレイン運行記念乗車券

2024年で創業130周年を迎えた名鉄では、同年3月に名鉄グループ経営ビジョンとして2040年頃のありたい姿を示した中長期経営戦略と2024年度から2026年度にかけての中期経営計画が示されました。そしてこれら計画の実現にむけた経営ビジョンスローガンが2024年8月に策定されました。

策定された経営ビジョンスローガンをあしらったラッピング車両が2024年12月より運行を開始しています。ラッピング車両運行の記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :名鉄×WAO!ラッピングトレイン運行記念乗車券 1200系デザインセット
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年1月26日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00233

 備考   :マグネットシート付属
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 名称   :名鉄×WAO!ラッピングトレイン運行記念乗車券 6500系デザインセット
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年1月26日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00214

 備考   :マグネットシート付属
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策定された名鉄グループ経営ビジョンスローガンは「名鉄×WAO!」と定められました。2040年のありたい姿に向けて策定されたスローガンのロゴでラッピングされた車両が特急型1200系及び通勤型6500系に登場し、その記念乗車券が発売されました。2種類発売され、いずれも短冊形乗車券にラッピング車両をあしらったマグネットシートが付属するものになります。

 

これら記念乗車券ですが、先の創業130周年記念乗車券(第3弾)と同時に2025年1月26日に吉良吉田及び蒲郡で開催されたイベントで発売(1200系デザインは吉良吉田・6500系デザインは蒲郡で発売)ののち名鉄名古屋駅サービスセンターで発売されました。

 

昨年2024年で創業130周年を迎えた名鉄、2040年のありたい姿に向けて中期経営戦略が示されました。今後名鉄グループではターミナル駅である名鉄名古屋駅周辺で再開発が行われるとされています。その他にも沿線内外で積極的な投資などが行われると想像されます。一方鉄道部門では今後も鉄道のみならずバスなどをはじめ多くの交通モードと連携したサービスを構築すると記されており、未来に向けて進もうとしています。

 

 

新たな時代に向かって進もうとしている名鉄ですが、鉄道ファンからの一意見としましては、2040年という時代を担うフラッグシップ車両の出現を求めたいと思います。創業から130年の歴史を刻んできた名鉄において、過去には多くの人々に名鉄を認知させた車両が存在していました。代表的な車両としましては、戦前の1937年に登場しスカートで覆われた流線型の車体で「いもむし」とも呼ばれた3400系、そして戦後の高度成長の時代が始まる1961年に登場し運転席を2階に上げ前面を展望席とし「パノラマカー」と呼ばれ長きにわたり名鉄の顔として親しまれた7000系になるかと思います。これら車両は最後の車両が引退して年月が流れてしまいました。

 

これから2040年という時代に向けて、鉄道ファンを「WAO!」と唸らせる名鉄のフラッグシップ車両が登場することに期待したいと思います。

1574.【名鉄】名鉄創業130周年記念乗車券(第3弾)

昨年2024年で創業130周年の佳節を迎えた名古屋鉄道、その記念乗車券の第3弾が発売されました。

 

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 名称   :名鉄創業130周年記念乗車券(第3弾)系統板デザイン
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年1月26日
 値段   :1,300円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター

 シリアルNo.:00243

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名鉄創業130周年記念乗車券(第3弾)系統板デザインセット内容

 

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 名称   :名鉄創業130周年記念乗車券(第3弾)ビワジマデザイン
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2025年1月26日
 値段   :1,300円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター

 シリアルNo.:00259

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名鉄創業130周年記念乗車券(第3弾)ビワジマデザインセット内容

 

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創業130周年を迎えた名鉄、130周年記念乗車券の第3弾となります。第3弾は2種類「系統板デザイン」と「ビワジマデザイン」で発売されました。

「系統板デザイン」は、創業130周年を記念して通常運行する列車の前面に掲げられたヘッドマーク(系統板)があしらわれ、6000系貫通型では貫通路、2200系などの車両では運転台内に吊り下げ型の系統板が2024年6月~8月その後同年11月にも同様の系統板が着けられました。

「ビワジマデザイン」は、創業130周年を迎えた2024年12月24日と25日に、名古屋本線と犬山線の分岐点である枇杷島分岐点の三角地帯に130周年のロゴをあしらったバルーンツリーを設置しこのエリアをイルミネーションで彩る「ビワジマイルミネーション」が開催され、枇杷島分岐点構内となる側線に創業130周年記念特別塗装となった「ブルーミュースカイ」を留置しライトアップするという取り組みが行われました。この時の様子をあしらったものになります。

またこの記念乗車券についてはいずれも、「ビワジマイルミネーション」様子をあしらったA5サイズのクリアファイルが付属しました。

 

これら記念乗車券については、本年2025年1月26日に吉良吉田駅で開催されたイベント会場で発売されたのち、名鉄名古屋駅サービスセンターで発売されました。

 

2024年、創業130周年の記念イヤーとなった名鉄、その様子を綴った記念乗車券になります。

2024.12.30

1571.【名鉄】豊川線全線開通70周年記念乗車券

来年の正月も初詣客で賑わうであろう路線、全線開通から70周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :豊川線全線開通70周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2024年12月14日
 値段   :1,300円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00324

 備考   :クリアカード付属
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名鉄名古屋本線国府から分岐する豊川線、戦時中の豊川市内へ軍需工場への通勤路線として国府~市役所前(現:諏訪町)が開通していましたが、戦後豊川稲荷への参詣路線として延伸され新豊川(現:豊川稲荷)までの全線が今から70年前の1954年に開通しました。全線開通70周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。発売日は津島駅の特設会場で発売されましたが残分について名鉄名古屋駅旅行センターで発売されることになり、先日名古屋を訪れる機会があったもので名鉄名古屋駅旅行センターで入手しました。

記念乗車券の内容は、臨時特急列車として乗り入れた7000系「パノラマカー」が豊川線内にて列車行き違いで離合しているシーンを表紙とし、内面は昭和の時代、豊川線に「豊川稲荷」号として乗り入れた3400系や5200系、そして団体列車として乗り入れた8800系「パノラマDX」等と現在の豊川線で運転されている6800系をあしらい、豊川稲荷から神宮前までの片道乗車券が綴られています。裏表紙には昭和の時代にこの路線で普通列車で運転されていたというAL車と呼ばれた旧型車と「パノラマDX」が連結して走行しているというある意味衝撃的な写真が掲載されています。「パノラマDX」登場時はこの車両を使用して正月時期に団体専用列車として乗り入れたとのことですが、この時期は初詣需要により単線の豊川線は容量限界で運転されていたため、団体専用列車は定期の普通列車に連結されて豊川線に乗り入れたとのことです。旧型AL車と「パノラマDX」は連結運転は不可であるため、両編成に運転士を乗せ汽笛で合図しながら運転を行う協調運転で走行したとのことです。

また、この記念乗車券にはクリアカードが付属します。

 

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付属したクリアカード

 

クリアカードは5種類存在し、いずれも記念乗車券にあしらわれた写真になります。ランダムに1枚封入され自分は「パノラマDX」柄が付属しました。

 

全線開通70周年を迎えた豊川線ですが、この路線は路面電車として開通しました。現在では本線等と同様の車両・設備で途中駅には高架になった駅もあり本線直通列車も運転されていますが、現在でも軌道法の適用にて運行を行っています。本線直通は今では朝・夕時間帯に急行・特急の設定がありますが、昼間は6800系2両編成によるワンマン運転で豊川稲荷~国府の折り返し運転となっています。

 

昭和の時代の盛況を感じることができる内容で発売されました名鉄豊川線全線開通70周年記念乗車券、間もなく新年を迎えますが豊川稲荷への参拝客を乗せて運転される路線になります。

2024.10.14

1556.【名鉄】名鉄創業130周年記念乗車券セット(第2弾)

本年2024年で創業130周年の佳節を迎えた名古屋鉄道、その記念乗車券の第2弾が発売されました。

 

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 名称   :名鉄創業130周年記念乗車券(第2弾)
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2024年10月13日
 値段   :1,300円
 購入箇所:第31回鉄道フェスティバル会場(お台場イーストプロムナード)

 シリアルNo.:00475

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創立130周年を迎えた名鉄、130周年記念乗車券の第2弾となります。130周年記念として登場した2000系「ミュースカイ」の特別塗装「ブルーミュースカイ」をあしらい、裏面は年表になっているというものです。前回時はまだ車両が登場する前でしたのでイラストでしたが、第2弾では実車の写真をあしらいました。

またこの記念乗車券についても、「ブルーミュースカイ」の側面に掲出された130周年のロゴをあしらったステッカーが付属しました。

 

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付属したステッカー

 

第2弾となった名鉄創業130周年記念乗車券、2024年10月より発売を開始しました。季節は10月、「鉄道の日」シーズンに合わせての発売となり、イベント会場でまず発売され、名鉄線内では名鉄名古屋駅旅行センター内で発売されることになっています。

自分はお台場イーストプロムナードで開催されました鉄道フェスティバル会場に出店していた名鉄ブースにて入手しました。本年2024年で31回を数えた東京で開催される鉄道の日イベント、ここ数年は台風襲来や新型コロナウイルスの影響などで開催中止が続いていましたが、本年は開催されまして晴天の空のもとで大勢の人が訪れておりました。自分も数年ぶりに参加したイベントになります。

 

創立130周年を迎え、次の時代へ進み始めている名鉄の佳節になります。

2024.06.30

1543.【名鉄】名鉄創業130周年記念乗車券セット

名古屋を中心に広大な路線網を持つ名鉄、創業から130周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :名鉄創業130周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2024年6月25日
 値段   :1,300円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00324

 備考   :デザインは4種類あり発売日は種類で異なる。

       公開しているアイテムは(4デザイン)で2024年6月30日発売
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名鉄は1894年6月25日に愛知馬車鉄道として名古屋市内の馬車鉄道として設立されましたが、2年後に名古屋電気鉄道と改称して1898年に名古屋市内で電車の運転を開始しました。その当時の路線はのちに名古屋市に譲渡しましたが、現在の名鉄線となる郊外線の第一期開業が1912年、その後路線延伸と合併を繰り返して現在の路線網となりました。

 

創立130周年を迎え名鉄では、2000系「ミュースカイ」の1編成を「ブルーミュースカイ」として、2000系の白と青を逆転させた特別仕様車を登場させました。今回発売されました記念乗車券は、「ブルーミュースカイ」をあしらい、裏面は創立からの年表になっています。

 

この記念乗車券の発売方法は、まず創立記念日となった2024年6月25日に東岡崎駅と名鉄名古屋サービスセンターで東岡崎からの乗車券をセットしたものを発売(1デザイン)し、2024年6月29日に西枇杷島で開催されたイベント会場・その後は名鉄岐阜駅で発売(2デザイン)、そして2024年6月30日に常滑駅で古見駅からの乗車券(3デザイン)及び上飯田駅で同駅からの乗車券(4デザイン)が発売され、(3,4デザイン)は名鉄名古屋駅サービスセンターでも発売されました。自分は名鉄名古屋駅サービスセンターで(4デザイン 上飯田駅からの乗車券)の仕様を入手しました。上飯田駅は名古屋市内小牧線の起点となる駅になります。

乗車券の発駅に選ばれた駅はいずれも駅ナンバリング(13)の駅が選ばれています。 6月25日発売の(1デザイン)については即日完売となったようで7月1日より東岡崎駅と名鉄名古屋駅サービスセンターで再販され、(2デザイン)についてはイベント会場と名鉄岐阜駅で完売となり、(3,4デザイン)についても現地では即完売になったようです。デザインは4種類ということですが、見たところ差異は(1デザイン)ではあしらわれているロゴが2000系オリジナル(名鉄公式Webによる)である一方、自分の手元にある(4デザイン)ではロゴがブルーミュースカイに施された130周年のロゴになっています。それ以外での差異は自分では不明ですが、どこか細かい点で異なるところがあるのかもしれません。

 

この記念乗車券にはステッカーが付属しました。

 

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付属したステッカー

 

付属したステッカーは、創業130周年記念の「ブルーミュースカイ」の側面に掲出されているロゴをあしらいました。このステッカーは(2,3,4デザイン)で付属するもので、(1デザイン)の場合は通常の2000系のロゴであるとのことです。

 

創立130周年を迎えた名鉄、かつての名鉄を代表する車両であった7000系「パノラマカー」が運行されていた時代は過去のものになり、岐阜600V線区をはじめとして末端のローカル線や犬山遊園のモノレール線などが廃止されて、10年以上の時が流れています。一方でリニア新幹線開通に向けターミナル駅である名鉄名古屋駅については駅周辺の再開発を伴う改良が行われているとされています。次の時代へ進み始めている名鉄の佳節になります。

2022.08.15

1459.【名鉄】犬山線開通110周年記念乗車券セット

名鉄の主要路線の一つ、本年で開通から110年の節目を迎えました。

 

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 名称   :犬山線開通110周年記念入場券セット
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2022年8月6日
 値段   :1,460円
 購入箇所:豊橋駅
 シリアルNo.:02053
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本年2022年で開通から110周年を迎えた路線は、名鉄犬山線になります。1912年8月6日に枇杷島(現:枇杷島分岐点)~犬山間が開業しました。
 
犬山線は名古屋本線の枇杷島分岐点から城下町犬山を抜け新鵜沼を結ぶ路線です。犬山は国宝に指定された犬山城の城下町であるとともに、博物館明治村や日本モンキーパーク・リトルワールドがあり、日本ライン・川下りの下船地になっている一大観光地にもなっています。

 

開通110周年を記念しましてこのように発売されました記念乗車券になります。D型硬券乗車券等の4枚がセットされ、犬山線で活躍した「いもむし」と呼ばれた3400系、犬山線を経由し高山本線に直通した急行「たかやま」のちに特急「北アルプス」になったキハ8000系、初の冷房車となった5500系をあしらった乗車券と、今もリニューアルがなされ残る「パノラマスーパー」1200系をあしらった特別車両券「ミューチケット」引換券が犬山線の路線図をあしらった台紙にセットされています。この台紙は2022年9月30日まで開催されている「犬山線開通 110 周年 記念台紙スタンプラリー」のスタンプ台紙にもなっており、台紙内面の白枠内に押印できるようになっています。
 

この記念乗車券は、この夏旅行をした際に豊橋に立ち寄った際に、名鉄窓口にて発売しておりましたので入手しました。

 
今では「ミュースカイ」をはじめとする特急列車から、一般列車・名古屋市営地下鉄鶴舞線と相互乗り入れも行っている名鉄の主要路線の一つである犬山線、110周年の佳節を迎えました。

2021.08.15

1404.【名鉄】名鉄名古屋駅開業80周年記念乗車券・記念入場券

名鉄路線網の要となるターミナル駅、開業から80周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :名鉄名古屋駅開業80周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2021年8月12日
 値段   :1,460円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00119
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 名称   :名鉄名古屋駅開業80周年記念入場券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2021年8月12日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00179

 備考   :特製ポーチ付属
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記念入場券セット内容

 

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表面

 

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裏面

 

名鉄のターミナル駅である名鉄名古屋駅、2021年8月12日で開業から80周年を迎えました。名古屋駅前地下に新名古屋駅として開業、西部線と総称された名岐線・犬山線・津島線の名古屋の始発駅となりました。1944年には東西連絡線として神宮前~新名古屋間が開通し、1948年からはこの駅を介して豊橋から新岐阜へ直通運転が開始され、1954年にはこの駅に併設される名鉄百貨店が開業、1957年に地上10階・地下3階に増築された名鉄ビルの全館が完成し、名鉄のターミナル駅としての陣容が整えられました。2005年1月、空港線開業に伴い新名古屋駅から現在の駅名である名鉄名古屋駅に改称され現在に至っています。

 

開業80周年を記念して発売されましたアイテムになります。記念乗車券は名鉄名古屋から名鉄岐阜までの片道乗車券と名鉄名古屋から中部国際空港までの片道乗車券の軟券2枚が、名鉄名古屋駅の年表や名鉄名古屋駅構内ホームをあしらった台紙にセットされています。この台紙及びロゴマークには名鉄名古屋駅開業時の西部線の車両で流線形の外観を持ち通称「なまず」と呼ばれた850形と、現在の名鉄のフラッグシップ車両である2000系「ミュースカイ」があしらわれています。なお記念乗車券のうち名鉄名古屋から名鉄岐阜までの乗車券については開業当時の駅名である新名古屋から新岐阜ゆきとして記載されています。

記念入場券については、表面に上下それぞれのホームにあるDJブース(放送室)から見た各ホームに停車中の列車の写真と列車運行図表、裏面は開業時と現在の名鉄名古屋駅構内のほぼ同じ地点からの写真が掲載されています。この記念入場券によりますと当時は2面3線構造であったようです。また記念入場券はシート型で名鉄名古屋駅及び新名古屋駅と記載されていますが、新名古屋駅と記載されている券片についても名鉄名古屋駅の入場券としての効力があることになっています。また記念入場券は名鉄名古屋駅サービスセンターでのみ発売され、この記念入場券には特製のポーチが付属しました。

 

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記念入場券に付属したポーチ

 

このようなポーチが付属した記念入場券、結構人気になったようです。

 

このアイテム発売日となった2021年8月12日、この日は名古屋経由で北陸方面へ向かう旅に出ることになり、乗り換えのため下車した名古屋にて発売開始時刻に合わせて名鉄名古屋駅のサービスセンターに向かいました。開店前で列ができておりましたが約30分ほどで入手することができました。

  

開業から80周年を迎えた名鉄名古屋駅、愛知・岐阜に広大な路線網を持つ名鉄において、その要となるターミナル駅になりますが、この駅のその後の改良工事等により3面2線構造となり、長いホームに種別・行先ごとに停車位置をずらして案内しているという大きな特徴があります。それこそ各地から出発した列車がこの駅を目指し、それから行先の駅へ向かうという要になります。狭い駅構内に続々と列車が入線し出発していくという光景が日々繰り広げられています。今後の計画では名古屋駅周辺の再開発に合わせて駅改良が計画され、構内が拡張されるとのことですが、完成予定は現時点では2030年以降とされています。

 

名鉄のターミナル駅として路線網の要となる名鉄名古屋駅、80周年の佳節を迎え未来に向けてまた変わり始めるようです。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。