カテゴリー「発行社局:西武」の59件の記事

2025.03.21

1584.【西武】川越鉄道開業130周年記念乗車券

この路線は、在京の現存する私鉄路線において最古の歴史を誇ります。開業から130周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :川越鉄道開業130周年記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2025年3月21日
 値段   :1,000円
 購入箇所:国分寺駅
 シリアルNo.:2715
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開業から130周年を迎えた路線は、西武鉄道の国分寺線と新宿線東村山~本川越間になります。川越鉄道として本川越までの開通130周年を迎えた2025年3月21日より川越鉄道時代からの7駅で発売されました。内容は川越鉄道時代のSLと新宿線系統で主力として活躍した2000系を表紙とし、内部は川越鉄道から西武鉄道に至るまでの写真をあしらった台紙に、同じくかつての車両をあしらった川越鉄道時代からある7駅からのD型硬券乗車券がセットされています。

また、この記念きっぷ発売に合わせまして、川越鉄道沿線各市在住の方より募集したデザインによる開業130周年ヘッドマークを着けた列車が新2000系で新宿線や国分寺線で運転されている他、川越鉄道として開業した駅を巡るスタンプラリーも開催されています。

 

130周年を迎えた西武新宿線と国分寺線、その歴史は城下町として栄えた川越に鉄道を敷設する機運が高まり、川越鉄道が設立されるところから始まります。1894年12月に国分寺~久米川仮駅間が開通し途中に小川駅が開業、そして1895年3月21日に久米川仮駅から川越(現:本川越)間が開通し途中に所沢・入曽・狭山市(開業時は入間川)が開業し全通となりました。このとき久米川仮駅は廃止となりますが、それから5か月後に当時の位置から国分寺方の場所に東村山駅が開業します。川越鉄道は現在のJR中央線を開業させた甲武鉄道の関連会社として設立され、川越から国分寺経由で東京方面への直通列車も運転されていたとことです。その後甲武鉄道は国有化されたことから国分寺経由で東京方面の直通運転は中止となり、独自で東京方面への路線を模索するようになります。

川越鉄道は1920年に武蔵水電という電力会社に合併しこの会社が合併され帝国電灯となった際、武蔵水電が合併した他鉄道路線と合わせて(旧)西武鉄道として分離します。(旧)西武鉄道により高田馬場~東村山を結ぶ村山線が1927年に当時から電化で開業し、この時東村山~川越間が電化され村山線が川越へ直通運転を行うようになって、国分寺からは東村山で折り返しとなりました。(旧)西武鉄道は、1945年に武蔵野鉄道に合併され、西武農業鉄道と社名を改め1946年に社名を現在の西武鉄道と称するようになります。1952年に高田馬場から西武新宿へ延伸した際に西武新宿~本川越(1940年に川越から改称)を新宿線とし、国分寺~東村山間を国分寺線とする現在の路線名称となりました。

 

新宿線はその後幹線として複線化など輸送力増強が行われ、1993年には西武新宿~本川越でニューレッドアローによる特急「小江戸」号が運転を開始しています。

国分寺線は、その後も一部複線区間があるもののほぼ単線ではありますが、沿線の宅地化が進むとともに学校の立地もあり多くの利用がある路線となっており現在は新2000系6両編成で運転されています。全列車東村山折り返しとなっていますが、かつては競輪開催日に東村山から西武園へ直通する列車があり2000年代に入り東村山から新所沢・本川越方面へ直通する列車の設定がありましたが、これらの運転は中止となっています。これは東村山駅が現在高架化工事中で直通運転ができない状態であるためで、高架化が完成した暁にはこれら直通運転の再開はあるのではないかと思います。

 

開業130周年を迎えた川越鉄道・新宿線の東村山~本川越間と国分寺線。新宿線では本川越へ運転されている特急「小江戸」号については現在もニューレッドアロー10000系で運転されていますが、先日発表されたリリースによれば2026年度にライナータイプの車両に置き換えられ運行体系も変更することが明かされました。一方国分寺線においては、現在でもおなじみの黄色車両の新2000系で運転されておりますが、間もなく2025年5月頃より新型車8000系が導入されます。8000系は西武鉄道が進める省エネルギー車両の早期導入のため、小田急電鉄より8000形を譲受して「サステナ車両」として国分寺線で運転を始めます。また先述しましたとおり、新宿線と国分寺線が接続する東村山駅は現在高架化工事中で本年2025年6月頃に新宿線の下り線が高架に切り替わるとのことで、すべての線路の切り替えは2027年度を予定しているとのことです。

 

今から130年前に川越に初めて開通した鉄道、その後西武鉄道の路線となって130周年の節目を迎え、さらに時代が変わろうとしています。

2024.10.12

1555.【西武】西武秩父線開通55周年記念乗車券

山に囲まれた秩父を目指した路線、本年2024年で開通から55周年の佳節を迎えます。

 

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 名称   :西武秩父線開通55周年記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2024年10月12日
 値段   :2,000円
 購入箇所:西武秩父駅
 シリアルNo.:00203
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本年2024年で開通から55周年を迎えた路線は、西武秩父線になります。池袋線の吾野から西武秩父を結ぶ路線になります。

 

埼玉県の北西部にある秩父は、秩父盆地の中心に位置し物資の集積地として、また勇壮な山車で知られる夜祭が行われる秩父神社の門前町として栄えたところになります。しかし周囲を山に囲まれ、東京から秩父へは西武秩父線の開通までは上野から高崎線で熊谷で、または池袋から東武東上線で寄居でそれぞれ秩父鉄道に乗り換え約3時間の旅であり、秩父から見ても東京ははるか遠くの世界でありました。今から55年前の1969年、西武秩父線が開通。山間に橋を架け正丸峠をトンネルで突き抜け、池袋から秩父が最短83分で結ばれることになりました。

 

開業55周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。磁気カードタイプの西武全線フリーきっぷで連続2日間有効の乗車券が、今から55年前の西武秩父線開業時の祝賀列車出発式や西武秩父駅前での祝賀パレード等の様子をあしらった台紙にセットされたものになります。西武秩父線の吾野・横瀬・西武秩父の各駅で発売されました。この記念きっぷからは、55年前の秩父地方の変革となった西武秩父線開通、出発式の日は秋の晴天であったようで、その当時の秩父の人々の大きな喜びと期待が感じられます。

この記念乗車券や台紙にある西武秩父線開業出発式に臨んでいる車両は、西武秩父線開業と同時に運行を開始した特急車両5000系で「レッドアロー」と呼ばれました。5000系レッドアローは1995年で西武での運行は終了しましたが、先頭車1両が保存され横瀬にある車両基地で保管されています。本日2024年10月12日は西武秩父線開業55周年を記念したイベントが横瀬駅・西武秩父駅で開催され、横瀬では西武秩父線開業時にデビューし横瀬に保存されているレッドアロー5000系や101系通勤車、E851形電気機関車などが展示されました。例年この時期に横瀬で開催されるイベントではありますが、昨今の情勢から横瀬会場の車両展示は事前申し込み制であり、西武秩父までこの記念乗車券を入手した行き帰りで車窓からイベントの様子を眺めたにとどまりました。

 

秩父地方に大きな影響を与えた西武秩父線、今日では3代目となる特急車両「Laview」が秩父へいざないます。開業から55周年を迎えました。

2024.06.11

1541.【西武】清瀬駅開業100周年記念乗車券

東京都の北西部、清瀬市にある西武池袋線の清瀬駅は本日で開業100周年を迎えました。

 

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 名称   :清瀬駅開業100周年記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2024年6月11日
 値段   :1,500円
 購入箇所:清瀬駅
 シリアルNo.:1638

 備考   :キーホルダー付属
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記念きっぷの構成

 

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西武池袋線の清瀬駅は本日2024年6月11日で、開業から100周年を迎えました。開業100周年を迎えるにあたり、清瀬市が中心となり西武鉄道が協賛する形で各種イベントが開催されました。西武関連では、池袋線で運行されている新2000系1編成に清瀬駅開業100周年記念列車として前頭部を昭和20年代頃の外装である黄色と茶色のツートン色、側面に清瀬駅100周年のロゴや写真、清瀬市のキャラクターなどでラッピングした車両が運転されています。また2024年6月11日当日には清瀬駅において記念式典が開催され、合せて清瀬駅の発車メロディーが清瀬市出身の歌手中森明菜さんのヒット曲に変更されています。さらには清瀬駅と同時に開業100周年を迎えた椎名町・中村橋・ひばりヶ丘を合わせた4駅をめぐる改札狭ラリーも開催されました。そして100周年記念の一環として、西武鉄道においてこのような記念乗車券が発売されました。

記念乗車券は、歴代の清瀬駅舎などの写真をあしらった台紙に、清瀬駅に停車している赤電時代の701系をあしらった磁気カードタイプの西武全線(高麗~西武秩父間及び多摩川線を除く なお高麗駅では乗降可能)1日乗車券 と、初代駅舎をあしらったD型硬券乗車券がセットされています。また、この記念乗車券にはオリジナルのキーホルダーが付属します。

 

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付属したキーホルダー

 

付属したキーホルダーは、清瀬駅の駅名標をあしらったもので、現行の駅ナンバーが記載されているデザインとその裏面はおそらく昭和中期ごろの紺色地のものになります。

 

開業100周年を迎えた清瀬駅、1924年6月11日に開業しました。開業時は松林を切り開いた場所で、それこそ武蔵野の原風景の中に開業した駅であったようです。その後清瀬駅周辺は療養所が開設されたことから見舞い客や関係者の利用が増えたとともに、開発が進みました。開業時は清瀬村でありましたが1954年に町に昇格、1970年に市制が敷かれ現在の清瀬市となり人口約7万6千人の緑豊かな都市に発展しました。その発展の中心にあったのが清瀬駅であり、駅とともに発展してきました。

 

開業100周年の佳節を迎えた西武池袋線の清瀬駅になります。

2023.03.21

1499.【西武】西武鉄道創立110周年記念トレイン運行記念乗車券

西武鉄道は昨年2022年で、前身となる武蔵野鉄道創立から110周年を迎えました。110周年の記念トレインが、現在池袋線系統で2023年1月より運行を行っております。このほどその記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :西武鉄道創立110周年記念トレイン運行記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2023年3月21日
 値段   :1,000円
 購入箇所:石神井公園駅
 シリアルNo.:2555
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西武鉄道創立110周年記念トレインは、池袋線で運転されている新2000系8両編成の2069Fに、武蔵野鉄道時代の1928年に登場したデハ5560形をモデルカラーとして外装を茶色に変更しました。現状では茶色に塗装変更したのみですが、2023年3月26日には武蔵丘車両基地にてこの編成の両先頭車にデハ5560形と同様の装飾を行い、そのお披露目のツアーが開催されるとのことです。

 

110周年記念トレインのモデルカラーになったデハ5560形は1928年に登場した車両で、外観は当時としては幅1mの大型下降窓に車内はクロスシートであったとのことで、翌1929年に飯能から吾野へ延伸に向けて観光電車という位置づけであったとのことです。現在吾野に停車し飯能~西武秩父で主に運転されている4000系のご先祖といえる車両なのかもしれません。デハ5560形は1959年まで活躍しました。戦時中は座席は撤去されその後ロングシート化され晩年は3ドア車体に改造されたとのことです。

 

110周年記念トレイン運転を記念して、記念乗車券が発売されました。表紙はデハ5560形のイラストイメージをあしらい、内側には110周年トレインになった新2000系2069Fをあしらい、それぞれの車両の写真・イラストをあしらったD型硬券とA型硬券の乗車券合せて4枚がセットされています。池袋線の主要駅で発売されました。

 

創立110周年の佳節を迎えた西武鉄道、その記念列車として茶色になった新2000系2069F、注目を集めています。

2023.03.18

1498.【相鉄・東急・東京メトロ・東京都交・埼玉高速・東武・西武】7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券

相鉄・東急新横浜線が開業し、東急と相鉄がつながり相互直通運転を開始しました。

 

相鉄と相互直通運転を行う東急新横浜線は、日吉から先東横線に入り渋谷及び目黒線に入り目黒に向かいます。そしてこれら路線ですが、東横線は渋谷から先は東京メトロ副都心線に直通し途中の小竹向原からは西武有楽町線経由で西武池袋線へ直通し、終点の和光市からは東武東上線へ直通しています。目黒線については目黒から先は東京メトロ南北線と都営三田線と直通運転を行っており、東京メトロ南北線については終点の赤羽岩淵から埼玉高速鉄道へ直通運転を行っています。東横線からは日吉で分岐、目黒線は日吉から延伸する形で開業した東急新横浜線、この路線の開通で相鉄を含め神奈川県から東京都を通り埼玉県にまで、7社局にまたがる広域ネットワークが出現しました。

 

今回の相鉄・東急新横浜線開業に合わせて、関係する7社局合同企画としてこの7社でそれぞれ記念乗車券が発売されました。

 

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7社局で発売された「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

関係する7社局で発売された記念乗車券、各社局主要駅でそれぞれ自社分が発売されましたが、開業した2023年3月18日に新横浜駅北口東広場にて開催された相鉄・東急新横浜線開業記念イベント会場内に設けられた特設販売所にて、7社局セットとしても発売されました。そこで、今回は前日に販売会場前にあったインターネットカフェに泊まり当日朝4:00より並びました。この場所では先の記事で公開しました「相鉄・東急新横浜線開業記念 一日乗車券セット」も発売されたこともあり、自分が並び始めた時点ですでに100人以上が並んでいました。寒い雨が降っていたこともあり、発売開始時刻が当初7:00であったところ1時間繰り上げ6:00頃から発売を開始し、早い時間で完売となりました。それだけ苦労して入手したこれら記念乗車券、各社それぞれを見てみましょう。

 

 

相鉄発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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今回各社で発売されました記念乗車券は、直通運転に使用される車両を台紙とD型硬券乗車券4枚(東京メトロ発売分を除く)をあしらったという内容になります。

 

まず相鉄発行分は、東急直通用にデビューした21000系をメインにあしらいました。相鉄では東急直通用に2018年に10両編成の20000系を登場させました。相鉄の新塗装「YOKOHAMA NAVE BLUE」をまとい相鉄のアイデンティティを表現したこの車両は、2019年の鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。2021年には同形態で8両編成の21000系が登場しました。20000系は東横線方面・21000系は目黒線方面へ直通します。

相鉄車両ですが、20000系は東横線から東京メトロ副都心線和光市まで乗り入れますが、その先の東武東上線や西武線方面へは乗り入れません。21000系については、東京メトロ南北線経由で埼玉高速鉄道の終点浦和美園、都営三田線方面へは終点の西高島平まで乗り入れます。

 

 

東急発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東急電鉄
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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東急発行分では、2019年に目黒線用に登場した3020系をメインにあしらわれました。3020系については8両編成になりましたが準備等が間に合わなかったこともあり新横浜線開業時点では相鉄乗り入れには対応しておらず新横浜までの運転となっていますが、そう遠くないうちに相鉄線に乗り入れると思われます。一方で相鉄線へは目黒線からは3000系と5080系がいずれも新横浜線開業までに中間車を増結の上8両編成化され直通し、東横線からは10両編成の5050系4000番代が直通します。相鉄へは海老名や湘南台はもとより運用上の都合等で相鉄の横浜駅にも乗り入れる運用が3000系・5080系・5050系ともあるようです。

 

 

東京メトロ発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東京地下鉄
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,200円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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東京メトロ発行分は、磁気カードタイプの東京メトロ24時間券の大人用2枚がセットされています。南北線用9000系と2021年にデビューし昨年2022年に鉄道友の会ローレル賞を受賞した副都心線用17000系があしらわれました。東京メトロ車両については、南北線用9000系が6両編成のまま新横浜まで入ります。副都心線用車両については10000系・17000系とも新横浜線に入る運用はありません。また東京メトロ車両は、南北線・副都心線どちらの車両も相鉄線には入りません。

 

 

東京都交通局発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東京都交通局
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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東京都交発行分では、2022年に三田線にデビューした新型車両6500形をあしらいました。三田線では6300形以来22年ぶりの新型車両で8両編成で登場し、6300形初期車を置き換えました。記念乗車券には6500形とともに6300形もあしらわれています。6300形は6両編成のままになっています。都営車については6300形・6500形とも新横浜までは入りますが相鉄線には入りません。

 

 

埼玉高速鉄道発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:埼玉高速鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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埼玉高速鉄道発行分では、2001年の開業時から運転されている2000系をあしらいました。埼玉高速2000系は6両編成のままになっています。埼玉高速車も新横浜までは入りますが相鉄線には入りません。

埼玉高速鉄道は「埼玉スタジアム線」という愛称があり、終点浦和美園にはサッカーJリーグの「浦和レッズ」ホームスタジアムである埼玉スタジアム2002があります。新横浜には「横浜Fマリノス」がホームスタジアムとする日産スタジアムがあります。埼玉高速から新横浜方面へは昼間は毎時1本ほどの運行の様ですが、首都圏の2大サッカースタジアムを結び、途中には「川崎フロンターレ」がホームスタジアムとする川崎等々力陸上競技場(最寄駅:新丸子駅・武蔵小杉駅)もあり、サッカー観戦にも便利なネットワークが誕生しました。

 

 

東武発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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東武発行分では、東上線で地下鉄乗り入れ用として運転されている50070型をあしらいました。東武車が新横浜に入る運用・相鉄線に直通する運用はありませんが、毎時1本ほど相鉄線から東急線・東京メトロ副都心線経由で東武東上線へ直通する列車が設定されており、この列車は東急車により運転しているようです。実際に相鉄海老名から新横浜線方面の初列車は東急5050系による東武東上線小川町行きであったとのことです。(相鉄線内特急・東急線・東京メトロ副都心線内急行・東武東上線内快速急行)

東武東上線では、新横浜線開業に合わせてダイヤ改正が行われ、快速が廃止となり、快速急行が朝霞台停車とする一方で志木を通過とし川越以北は各駅停車となり、急行停車駅に朝霞、準急停車駅に上板橋を追加するなど大幅な変更が行われました。

 

 

西武発行「相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券」

 

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 名称   :7社局合同企画 相鉄・東急新横浜線開業 広域ネットワーク拡大記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2023年3月18日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新横浜駅イベント会場
 シリアルNo.:0618
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西武発行分では、2017年にデビューした40000系をあしらいました。東横線にも乗り入れ、土休日ダイヤでは「Sトレイン」として東横線から西武池袋線・秩父線へ座席指定列車としても運転されている車両です。記念乗車券については40000系とともに、従来から東横線にも乗り入れている6000系もあしらわれています。今回の新横浜線開業に際しては、西武線方面から新横浜方面及び相鉄線へ直通する列車は設定されておりません。このため西武車が新横浜へ入る運用・相鉄線に入る運用はありません。

 

 

ここまで7社局発売分をそれぞれ公開しましたが、新横浜イベント会場で7社局セットを購入した方には、オリジナルポストカードがプレゼントされました。

 

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プレゼントされたポストカード

 

ポストカードは、7社局の車両が一堂に会した絵柄になっています。

 

こうして待望であった、東急・相鉄新横浜線が開業しました。近年これだけ広範囲にネットワークを拡大する新路線の開業はなかっただけに、大いに注目された新路線になりました。これだけの会社線が絡むだけに、今後トラブル発生時の影響も広範囲となることが予想されますが、一方で新横浜界隈がアクセス向上により注目を集めることになるかと思います。

 

 

待望されていた路線、これからの発展に期待したいと思います。

2022.07.07

1451.【西武】多摩川線全線開通100周年記念乗車券

JR中央線の武蔵境から是政を結ぶ西武多摩川線は、本年で全線開通から100周年を迎えました。

 

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 名称   :多摩川線全線開通100周年記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2022年7月7日
 値段   :各180円
 購入箇所:武蔵境駅・是政駅
 シリアルNo.:0341(武蔵境駅発行分)

          :0423(是政駅発行分)
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西武多摩川線は1917年に境(現:武蔵境)~北多磨(現:白糸台)間が多摩鉄道により開業し、それから5年後の1922年6月20日に是政まで全線開通しました。多摩川で採取された砂利輸送を目的とした路線でした。1927年に現在の西武新宿線を開業させた(旧)西武鉄道に合併され多摩線となり、(旧)西武鉄道は1945年に現在の西武池袋線を開通させた武蔵野鉄道に合併され西武農業鉄道となって翌1946年に西武鉄道と社名を変更、線名もこの間で変遷がありましたが、1955年に現在の線名である多摩川線となり現在に至っています。

 

全線開通100周年を記念しまして、このような記念乗車券が発売されました。武蔵境駅と是政駅でそれぞれの古い時代の駅施設等の写真をあしらったD型硬券による180円区間の乗車券になっています。

 

その歴史的経緯から、この路線は他の西武線には接続していない孤立路線となっており、旧型車が後年まで闊歩していたという印象がありました。現在では全列車新101系4両編成によるワンマン運転で終日12分ヘッドで運転されています。新101系も本線ではすでに姿を消して久しく、多摩川線の他狭山線の区間運転でその姿を見るのみとなりました。またその外装は旧型車の外装であった赤電塗装や新101系登場時の黄色とグレーのツートン塗装、伊豆箱根鉄道に譲渡された車両の外装・近江鉄道に譲渡された車両の外装など色とりどりの外装になっています。本日多摩川線に乗車しましたところ、多摩川線全4編成は赤電塗装2編成と101系登場時のツートン色2編成が配備となっていました。また途中の多磨駅は単線化の上橋上駅舎に改築され、多摩川線列車においては平日はデイタイム時間帯・土休日では終日自転車を車内に持ち込めるサイクルトレインの運転も行われています。

 

全線開通から100周年を迎えた西武多摩川線になります。

2022.06.25

1450.【西武】6000系デビュー30周年記念乗車券

西武鉄道から都心への道を拓いた車両、デビューから30周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :6000系デビュー30周年記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2022年6月25日
 値段   :1,000円
 購入箇所:練馬駅
 シリアルNo.:2092
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デビューから30周年を迎えた西武鉄道の車両は6000系になります。1992年6月にデビューしました。この車両は西武初のステンレス車体を採用しブルーのラインが入り、電装品はVVVFインバータ制御を採用したという車両になります。それまでの黄色という西武の電車のイメージを一変させたこの車両は、この当時建設が進められていた地下鉄有楽町線へ直通する目的で導入されました。まずは池袋線でそして新宿線でも運用されました。デビューから2年後の1994年12月、長い年月をかけて建設が進められていた西武有楽町線新桜台~練馬間が開通し、この時から地下鉄有楽町線新木場へ直通運転を開始しました。ただ、この時は練馬駅は高架化工事中であったことから地下鉄直通列車は練馬折り返しで運転されました。練馬から先池袋線へ直通運転を開始したのはそれから4年後の1998年3月になります。池袋線への直通運転開始に備えて増備された車両からは車体はアルミ製となりグレーで塗装されました。

西武池袋線から地下鉄有楽町線への直通車として運用された6000系、その後2008年に転機が訪れます。地下鉄副都心線が開通し西武池袋線からも直通運転を行うことになり、副都心線はホームドアが完備されたワンマン運転を行うことから6000系は対応改造が行われました。この時初期の2編成は以降の編成と仕様が異なる部分があったことから副都心線対応改造は行わず、この2編成は新宿線に転属しました。その他の6000系については副都心線対応改造が行われ前面は白になり、行先表示器がフルカラーLEDになるなどの変更が行われ、副都心線渋谷へ直通運転を開始しました。副都心線はその後2012年に東急東横線と直通運転を開始し、西武6000系についても東急東横線に乗り入れ横浜高速鉄道みなとみらい線の終点元町・中華街まで直通運転を行っています。

 

そして本年2022年でデビューから30周年の佳節を迎え、記念乗車券が発売されました。記念乗車券はまず2022年6月4日に武蔵丘車両研修場で開催された「西武電車フェスタ」会場内で限定版の記念乗車券が発売され、本日2022年6月25日より通常版の記念乗車券が西武主要駅で発売されました。弊ブログでは入手できた通常版を公開しております。6000系の写真をあしらったD型硬券乗車券3枚が6000系活躍のシーンなどをあしらった台紙にセットされています。

 

デビューから30周年を迎えた西武6000系、弊ブログにおきましては30年前のデビュー時に発売されましたアイテムを公開しております。30周年を迎え新宿線で運用されている2編成はデビュー時からの銀色前面を堅持していますが、池袋線で運用されている6000系については副都心線対応改造に合わせて白色前面になっています。池袋線で地下鉄直通列車や自社線内の列車で、新宿線でも主に急行等で運転されている西武6000系、デビューから30年という年月が流れました。

2021.03.29

1385.【西武】さよなら10000系レッドアロークラシック記念乗車券

西武において、イベントなどでおなじみであった車両、引退を迎えます。

 

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 名称   :さよなら10000系レッドアロークラシック記念乗車券

 発行社局:西武鉄道

 発売日  :2021年3月27日(先行発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:本川越駅
 シリアルNo.:0469
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このほど西武鉄道において引退を迎えることになった車両は、10000系に1編成存在している「レッドアロークラシック」になります。ニューレッドアローとして1993年に登場した10000系の10105編成に、初代特急レッドアロー5000系の外装を施し「レッドアロークラシック」として2011年11月から運転を開始しました。以降池袋線系統で通常運行された他、各種イベントでの展示や臨時列車として運転され注目を集めました。その後池袋線系統では後継となる001系「Laview」が導入されたことから、新宿線系統に転属し「小江戸」号として運転されてきましたが、 車両の老朽化もあり2021年4月で引退を迎えることになりました。

 

10000系レッドアロークラシック引退を記念して発売されましたアイテムになります。この記念乗車券は引退1か月前の2021年3月27日に先行発売として新宿線小江戸号の終着駅となる本川越駅で発売され、2021年3月29日より一般発売として池袋、所沢、西武新宿で発売を開始しました。自分は先行発売で本川越に向かいまして入手しました。記念きっぷの内容はレッドアロークラシックのロゴと活躍のシーンをあしらったD型硬券乗車券3枚が台紙にセットされています。

 

西武鉄道の特急列車として活躍した10000系「ニューレッドアロー」、後継となる001系「Laview」の登場で池袋線系統からは撤退し、新宿線系統の「小江戸」号で運転されています。2020年からの新型コロナウイルス感染症の流行で利用が落ち込んでいるようで、新宿線系統の「小江戸」号については一時期土休日は全列車運休となったことがありました。それ以前からも「小江戸」号の利用はラッシュ時間帯の着席需要はあるもののそれ以外の時間帯では利用が低迷しているという実情があるようです。「レッドアロークラシック」編成は間もなく引退を迎えますが、その後も残る10000系「ニューレッドアロー」については、新宿線系統の「小江戸」号の動向も含めて気になるところではないかと思います。

2021.03.13

1373.【西武】ありがとう「西武遊園地駅」「遊園地西駅」 よろしく「多摩湖駅」「西武園ゆうえんち駅」記念乗車券

2021年3月13日は全国的にダイヤ改正が行われました。これにあわせて西武鉄道において、2駅で駅名変更が行われました。

 

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 名称   :ありがとう「西武遊園地駅」「遊園地西駅」

        よろしく「多摩湖駅」「西武園ゆうえんち駅」記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2021年3月13日
 値段   :1,000円
 購入箇所:国分寺駅
 シリアルNo.:3527
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2021年3月のダイヤ改正にあわせて駅名変更が実施された西武鉄道の駅は、多摩湖線・山口線の「西武遊園地」駅と、山口線の「遊園地西」駅になります。

現在リニューアル中の西武園ゆうえんち、リニューアル後はメインゲートの最寄駅となることから山口線の「遊園地西」駅を西武園ゆうえんちの最寄駅であることを示すため「西武園ゆうえんち」駅に変更、これに合わせて多摩湖線の終点であり山口線との乗換駅であった「西武遊園地」駅が、駅の所在地及び駅周辺にある名所から「多摩湖」駅と変更しました。今回で「多摩湖」に変更された駅はこれまで何度か駅名変更が行われ、過去1951年9月から1979年3月までの間「多摩湖」と称していたことがあり、42年ぶりに復活した駅名となります。

 

駅名変更に合わせて発売されました記念乗車券になります。多摩湖駅、西武園ゆうえんち駅の他、国分寺駅、萩山駅でも発売され自分は国分寺駅で入手しました。駅名変更になった旧駅名からのA型硬券乗車券と、山口線「レオライナー」8500系をあしらった新駅名からのD型硬券乗車券が新旧駅名看板をあしらった台紙にセットされています。また、この記念乗車券には駅名変更前後の路線図のステッカーが付属しました。

 

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付属した路線図ステッカー

 

西武園ゆうえんちのリニューアルに伴い駅名変更が実施された両駅、42年ぶりに復活した駅名となる「多摩湖」駅、ここまでやってくる多摩湖線、4両編成ワンマン運転が行われていますが、つい先日この路線から新101系が撤退し、本線系統から4両編成に短縮され転用されてきた9000系に置き換えられ、更に始発駅の国分寺駅にはホームドアが設置されました。

 

西武園ゆうえんちのリニューアルに合わせて変わりつつある多摩湖界隈、その一環となる駅名変更になりました。

2020.11.04

1352.【西武】Laview ブルーリボン賞受賞記念乗車券

2020年、栄えある鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した西武001系「Laview」、その記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :Laview ブルーリボン賞受賞記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2020年10月16日(先行オンライン発売)
 値段   :3,000円(送料別)
 購入箇所:「きっぷと鉄こもの」(Web販売)
 シリアルNo.:00072
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2020年の鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した西武の新型特急車両001系「Laview」、その独特なデザインなどが評価されました。西武鉄道におけるブルーリボン賞受賞は今から50年前の1970年に初代特急車両である5000系「レッドアロー」が受賞して以来2度目となります。

Laviewのブルーリボン賞受賞を記念して発売された西武の全線1日乗車券2枚セットになります。Laviewとともに、初代特急車5000系レッドアローもあしらわれています。

 

この記念乗車券は通信販売サイトである、記念きっぷと鉄道雑貨のウェブマルシェ「きっぷと鉄こもの」にて申し込み、本日届きました。乗車券などの印刷を行っている山口証券印刷が開設したサイトで、この記念乗車券が取扱い商品第1号となりました。

なお、このオンラインサイトで購入した際は、特典として特製のノートが付属しました。

 

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記念きっぷと鉄道雑貨のウェブマルシェ「きっぷと鉄こもの」にて購入した際に付属したノート

 

昨年登場した「Laview」、ブルーリボン賞受賞という勲章を得ました。西武鉄道では、ブルーリボン賞受賞を記念して各種イベントやキャンペーンが行われました。その一環として発売されました記念乗車券になります。その独特なスタイリングで、これからの活躍が期待されます。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。