1526.【北総】北総1期線開業45周年 千葉ニュータウン中央駅開業40周年 記念硬券セット
千葉ニュータウンへのアクセス路線である北総線、それぞれ佳節を迎えました。
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名称 :北総1期線開業45周年 千葉ニュータウン中央駅開業40周年 記念硬券セット
発行社局:北総鉄道
発売日 :2024年3月9日
値段 :1,000円
購入箇所:新柴又駅
シリアルNo.:0012
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北総鉄道においては、本年2024年3月で第1期線の開業から45周年、そして小室~千葉ニュータウン中央間の開業から40周年という佳節を迎えます。
千葉ニュータウンへのアクセスとして開業した北総線、当時は北総開発鉄道により開業した第1期線は新京成線北初富から小室間で1979年3月9日に開通し、北初富からは新京成線に乗り入れ松戸~小室間の直通運転を行いました。この時点で新鎌ヶ谷駅は開業していませんでした。それから5年後の1984年3月19日、当時都市部等において住宅団地の整備を行っていた法人住宅都市整備公団により小室~千葉ニュータウン中央間が開通、この時は北総開発鉄道が住宅都市整備公団線に直通運転を開始する形で千葉ニュータウン中央まで延伸しました。
その後は1991年に北総2期線となる京成高砂~新鎌ヶ谷間が開通し、1992年には新京成線に新鎌ヶ谷駅が開業したことから、北総と新京成の直通運転は中止となり北初富~新鎌ヶ谷間の新京成・北総連絡線は廃止となりました。1995年に千葉ニュータウン中央から印西牧の原へ延伸、2000年に印旛日本医大まで延伸となり、北総線としては全線開通となりました。
北総1期線開業45周年と千葉ニュータウン駅開業40周年の佳節を迎えて発売されました記念きっぷになります。今回佳節を迎える西白井・白井・小室・千葉ニュータウン中央の硬券入場券と北総1期線開業時の北総車両であった7000形をあしらった白井からのD型硬券による片道乗車券がそれぞれ開業時の様子などをあしらった台紙にセットされています。またこの記念きっぷには「谷田」駅の赤線入り硬券入場券もセットされています。谷田駅は小室~千葉ニュータウン中央間に予定されていた駅になりますが、千葉ニュータウン整備計画の変更などにより未開業となっている幻の駅となっています。谷田駅の入場券は模擬券となります。
佳節を迎えた北総線、第1期線開業時に当時の北総開発鉄道が導入した7000形は2007年に退役、千葉ニュータウン中央延伸時に住宅都市整備公団が導入した2000形(のちに北総9000形になる)は2017年に退役しており、この当時の車両は今となっては思い出になりました。
今となっては成田空港へのアクセススートとして京成スカイライナーが高速で走行する区間、開業からそれだけの年月が流れました。